「悪い時期」の過ごし方(最新版)
それにしても今年は、長年の夢が叶う事が多かった。
フェスでのバンドもそうだし、「手塚治虫イベント」では念願の舞台役者をやれたし、次は「愛まどんな」さんと一緒に絵画展をやる。
古い友人きたがわ翔と番組も始められたし、素晴らしいボイスコミックも出来た。
相変わらず結果が出ない仕事もあるものの、自分の人生の中でもかなり「幸運な時期」に入った感じがしてる。
こういう時期もあるけど、その逆に「何をやってもダメな時期」ってのも長かった。
昔、瀬戸内寂聴さんが「不幸は群れをなしてやってくるけど、幸運も群れをなして訪れる」みたいな事を言っていたけど、人生はそういうものらしい。
【冬の過ごし方】
何度か書いたけど、最近また色々考えが更新したので、そんな「人生の冬の時期」をどう過ごすかって話を書こうと思う。
「何をやってもダメな時期」はいつか終わる。
ほとんどの場合「本当に酷い時期」ってのはいつか終わる。
100億円の宝くじに当たったり、アラブの石油王が結婚を申し込んできたりする事はないけど、とにかく「最悪な季節」は終わりが来るのだ。
「あの時死ななくて良かった」なんて思う「幸せな日」は案外来る。
焦って「もう一生報われないんだ」なんて思ってしまうと苦しくなって「冬」を乗り切れなくなるのだ。
何度も「冬の季節」を越えてわかった事がいくつかある。
【冬を越えるコツ】
これはいくつもあるので、今回は2つ紹介します。
そこから先は、放送やメルマガで時々やりますね。
・夏のつもりで生きない
人生には「夏の時期」もある。
何もかもうまくいっていた時代。自分は若くて、お金もあって、異性にモテていた、なんて過去がある人は、その後が大変だ。
実家が大金持ちだったり、高校の全国大会とかで優勝したり、学校で1番の美女に告白されたり。一発ギャグが全国的に流行したりするのも「人生の夏」だろう。
でもそんなものは必ず終わりが来る。
そして人は「過去の自分」と「今の自分」を比較して、勝手に落ち込む。
そもそも「幸運」は「運」であって、自分の力ではない。
もちろん多少の努力なんかはしただろうけど、そんなのみんなやっているのだ。
自分の努力で切り開くことができる「範囲」ってのもある。
でも「容姿」や「出身地」や「親」なんかは自分では選べない。
まさに「運」が支配する世界に僕らは住んでいる。
「運のいい人」を見て妬む必要もない。
どんな人にも「冬が来る事」は決まっているからだ。
冬が来たら覚悟を決めて「冬ごもり」をするしかない。
これは「時代」もそうで、歴史上何度も「冬の時代」はあって、それは個人の力では変えられないものなのだ。
なので、大事なのは「夏のつもりで生きない」という事だ。
夏は薄着で寒くないし、スイカも食べられる。
それを冬にもやろうとするから面倒な事になる。
冬に薄着でいるのは光熱費もかかるし、スイカは高い。それなら厚着を楽しんで、みかんを食べてればいいのだ。
それは「終わりのない穴」なのか
いつか抜ける「トンネル」なのか
それもまた「運」が決めるのだけれど、とりあえず生きてなければわからない。
「春が来るまで生き延びる」
どうせ生きると決めたなら「ご機嫌」でいく。
これが「ヤンサンマナー」だ。
そしてほとんどの闇は「無限の穴」ではなく「いつか抜けるトンネル」なのだ。
・「間」をとる
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