フ~ム、今朝の「朝日新聞」
TPP参加表明「評価する」71% 朝日新聞世論調査
http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201303170178.html
は、ナンジャラホイですね。
回答が、というよりも最初のリード文が思想洗脳被曝でしょ。
国益・国民益を「確保」出来るかで世論二分!
参加賛成は半数に留まる!
食品の安全基準低下に不安7割!
ってのが実は今回の「結果」ですからね。
なのに、参加表明「評価」71%のみを大書き。
ったく、ロールシャッハテストそのものです。
「食品の安全基準が下がる不安を」 感じる71% 感じない22%
オオッ、TPP参加表明「評価する」71%と、ここでもロールシャッハ!
中国の冷凍餃子はNo・NO・NOOOと唱和していた皆様は怒りを忘れちゃいけませんよ(爆)。
「外国産の安い農産物がたくさん入ってくるのは」
よいことだ36% よくないことだ48%
まっ、既にバナナもパイナップルも遺伝子組換え種子で入ってきている訳ですからね。
レタスだのキャベツだの中国産野菜はノーサンキューと言ってる方も食べている訳で、(詰まりは僕も!)この点に関してはあまり大きな事は言えませんね(涙)。
ともあれ、ロールシャッハな壊国世論調査の全文を再録ね。
TPP参加表明「評価する」71% 朝日新聞世論調査
http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201303170178.html朝日新聞社が16、17日に実施した全国定例世論調査(電話)によると、環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加を安倍晋三首相が表明したことについて、「評価する」が71%に上り、「評価しない」の18%を大きく上回った。
TPPそのものへの参加は賛成53%、反対23%。参加反対層でも首相の交渉参加表明は「評価する」という人が32%いた。
ただ、日本の農業や健康保険制度を守るという発言通りに安倍首相が交渉を進めることができるかと尋ねると、「できる」39%、「できない」40%で見方は割れた。首相の交渉参加表明を「評価する」層でも、31%は「発言通りに交渉できない」と見ている。
TPP参加による日本経済への影響は「とてもよい」7%、「ややよい」58%で「よい」が計65%。一方「やや悪い」20%、「とても悪い」7%だった。
しかし、「仮にTPPで農業が自由化されたとしたら」として聞いた質問では、「日本の農業にとって悪い面が大きい」の56%が「よい面が大きい」の24%を上回った。農林漁業者層では大半が「悪い面が大きい」と回答。地域別にみると、特に北海道で「悪い面が大きい」と答えた人が多めだった。
農業の自由化で外国産の安い農産物がたくさん入ってくることについては、「よいこと」36%、「よくないこと」48%。TPPに参加することで食品の安全基準が下がる不安を「感じる」が71%、「感じない」が22%だった。
安倍内閣の支持率は前回2月調査の62%からやや上がり、過去最高の65%、不支持率は17%だった。
有効回答1553人、回答率58%だった。
ところでところで、小生の言説を丹念に追い掛けて下さっている奇特で有り難き皆々様は御記憶かも知れませんが、
ジャーン、今から1年4ヶ月前の2011年11月15日に「朝日新聞」が掲載した世論調査の結果も再録しておかないとね。
「TPPをめぐるアメリカなどとの交渉で、日本の交渉力にどの程度期待できると思いますか」
大いに期待できる 1%
ある程度期待できる24%
あまり期待できない56%
まったく期待できない17%
2011年11月15日 朝日新聞
詰まり詰まり、真珠湾を攻撃しても確実に勝利出来ると「思い込んでいた」国民は、「クイズ100人に聞きました」ではタッタ1人!
運が良ければ勝てる、かもが24人。
ですから、4人に3人は「敗戦だよぉ」と悟っていたのですね。
その後、現状追認ペンタゴンの「政官業学報」の思想洗脳が行き届いて、冒頭に掲げた数字に変化する訳ですが、でも、個別の話で質問すると、ロールシャッハですからね。
ホント、日本は偏差値坊やの成れの果てな「政官業学報」の御仁よりも、全国津々浦々で真っ当に働き・学び・暮らす「地頭」を持ち合わせた善男善女の方が余程、勘性に優れているのですね。
はてさて、「毎日新聞」も同様の世調を掲載しています。
本社世論調査:TPP交渉63%支持 安倍内閣支持70%
http://mainichi.jp/select/news/20130318k0000m010093000c.html
毎日新聞は16、17両日、全国世論調査を実施した。安倍晋三首相が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加を正式表明したことについて「支持する」との回答は63%で、「支持しない」の27%を大きく上回った。安倍首相の経済政策により、景気回復が「期待できる」と答えた人は65%に上り、「期待できない」は30%にとどまった。安倍内閣の支持率は70%に達し、2月の前回調査から7ポイント上昇。「支持しない」は5ポイント低下し、14%だった。
TPP交渉参加の支持は30代以上の世代で6割前後に及び、不支持を上回った。一方、20代では不支持が50%を占め、支持の47%と逆転。市場開放で雇用機会が奪われることに警戒感もうかがえる。地域別にみると、北海道の不支持は53%に上り、支持40%より高い。
この結果で注目すべきは、「TPP交渉参加の支持は30代以上の世代で6割前後に及び、不支持を上回った。一方、20代では不支持が50%を占め、支持の47%と逆転」って箇所ですね。
「市場開放で雇用機会が奪われることに警戒感もうかがえる」なあんて、取って付けたネガティヴな分析をしていますがw、もっと深く考えていますよね、意外にも20代は。
少なくとも僕は、そう「期待」しています。
内閣支持率等の部分はURLをクリックして頂くとして、以下の調査結果も一人ひとりが覚えておくべきですね。
原発の安全規制の権限を持つ原子力規制委員会は7月に新安全基準を施行する。安全基準が満たされても、再稼働を「認めるべきではない」との回答は52%を占め、「認めるべきだ」(42%)を上回っており、根強い原発不信が浮き彫りになった。
さてさてさてさて、昨日17日も「ゲリラ生ヤッシー放送」Part2の最後で少しお話ししましたが、
http://www.nicovideo.jp/watch/1363485945
以下の「世調」こそ「他力本願」に乗じた
(おっと、この単語=他力本願を用いると以前は決まって西本願寺から照会文書=ある種の抗議&訂正?が届いたものですが、この点は本日18日のゲリラ生ヤッシー放送で詳説しますね)マッチポンプ誘導型ですね(苦笑)
だってね、「がん検診を受けやすい環境を整備し、受診率を高めたい」って厚生労働省の予算獲得の方便じゃないですか。
「政府はがん早期発見に力を」67%
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130316/k10013246681000.html
3月16日 17時46分
内閣府が行ったがん対策に関する世論調査で、政府に力を入れてほしいこととして70%近い人ががんの早期発見を挙げ、厚生労働省は、がん検診を受けやすい環境を整備し、受診率を高めたいとしています。
内閣府はことし1月、全国の20歳以上の男女3000人を対象に、がん対策に関する世論調査を行い、およそ63%に当たる1883人が回答しました。
それによりますと、政府にがん対策で力を入れてほしいこととして最も多かったのが▽がんの早期発見で67%、次いで▽がん医療に関わる医療機関の整備が54%、▽がんによって就労が困難になった際の相談・支援体制の整備が50%、などとなっています。その一方で、がん検診の受診率が20%から30%程度にとどまっていることについて、多くの人ががん検診を受けないのはなぜだと思うかと尋ねたところ、▽検診を受ける時間がないからが47%、▽がんと分かるのが怖いからが36%、▽費用がかかり、経済的にも負担になるからが35%、などとなっており、若い世代ほど「検診を受ける時間がない」と答えた人の割合が高くなっています。
厚生労働省は「がん治療には早期発見が有効であり、検診を受けやすい環境の整備や、がんと分かったときの心のケアを充実させる対策を進め、受診率の向上を図りたい」としています。
そもそも、
「政府に力を入れてほしいこと」が「早期発見67%」って、それは自分で行う事でしょ(笑)。
その一方で検診受診率が20~30%に留まってるんですから、まさしく他力本願!
自分の身体は自分で守るの!
僕なんて膀胱腫瘍=膀胱全摘除術・回腸新膀胱造設術、人口股関節=人口股関節全置換術、網膜剥離、そして今回の正中頸嚢胞と入院人生のように思われていますが(苦笑)、それもこれも血液検査や尿検査、検便、内視鏡等々を小まめに自ら行っているからですよ。
とまれ、早期発見・早期治療が肝!
乳がんだってマンモグラフィさえ受診していればダイジョウビ、と思い込んでしまうのが☓☓なのであって、パートナーとの愛の時間に、あれ、少しシコリがあるんじゃない?と触診で異変を感じたら直ぐに診療、というのが望ましき基本な訳です。
子宮頸がんワクチンもマンモグラフィも、それさえ行っておけばダイジョウビ神話は、ダムさえ造れば洪水は起きない神話と同じで、これぞ非科学的な「科学を信じて・技術を疑わず」ですね。
小まめな検査と小まめな触診。これに尽きます。
その意味では、「科学を用いて・技術を超える」の心智に至ってないが為に迷走しているのが、以下の件。
「放射能に占領された領土」の「フクイチ」30km県内に最終処分場を設置する以外に選択肢はないでしょうに。
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130317ddlk09040051000c.html
東日本大震災:福島第1原発事故 最終処分場見直し 環境省、初の有識者会議 矢板市長らも傍聴 /栃木
毎日新聞 2013年03月17日 地方版
東京電力福島第1原発事故で発生した高濃度の放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場問題で、環境省は16日夜、候補地の選定手順などについて話し合う初の有識者会議を東京都内で開いた。矢板市の候補地を見直して新たに選定するために国が約束した手続きの一環で、見直し作業の第一歩となる。【岩壁峻】
処分場を巡っては、井上信治副環境相が2月25日、一度候補地に選定した矢板、茨城県高萩市を見直し、新たに選定することを発表した。その際、専門家による評価や地元との意思疎通が不足していたとの反省から、有識者会議と、指定廃棄物の発生県の市町村長会議を開催する方針を示していた。
同会議の委員は、廃棄物や環境、工学などの分野の専門家8人で構成。井上副環境相も出席した。この日、座長には田中勝・鳥取環境大サステイナビリティ研究所長を互選。各県の指定廃棄物の発生・保管状況や処分場の安全性、候補地選定を巡るこれまでの経緯を確認し、意見交換と論点整理をした。
矢板市から、遠藤忠市長や候補地の白紙撤回を求め活動していた「市民同盟会」の小野崎俊行会長(63)らも傍聴した。遠藤市長は「期待していたほどの内容ではなかった。処分場の構造などに質問が集中し、かえって不安感を持った。今後の有識者の識見に期待したい」と話した。
次回は4月22日の予定。また、同5日には市町長会議が開かれる。
「期待していたほどの内容ではなかった。処分場の構造などに質問が集中し、かえって不安感を持った。今後の有識者の識見に期待したい」
という矢板市長の発言は象徴的です。
即ち、アルゴリズム=algorithmな手順や手段といった演算手続きの規則ではダメだ、という真理を物語っている点に於いて。
この記事の下部には幾つかの関連記事URLも張り付いていますから、暇に任せて御覧になると、改めて、アルゴリズムな議論では「脱除染」も「新しい街」も実現し得ないと妙に得心するでしょう(涙)。
煮ても焼いても流しても半永久的に消え去らない、無色・透明・無臭で人間の五官が察知し得ない厄介な存在「放射能」に占領された領土が「フクイチ」周辺30km圏内だと基本認識し得るか否か、これは地頭というかセンスの問題ですね。
で、悲しい哉、その意味に於いて、「今後の有識者の識見に期待」は出来ないのですが。
従来の知識と経験の持ち主の演繹法は、「古い方程式」の中で袋小路に入っていってしまうだけですから。
目指すべき社会を提示し、そこに向けて現状から如何にブレークスルーするか、の帰納法こそ「新しい方程式」だと繰り返し申し上げている理由です。
最後に柔ネタを
「ケロリン」の広告入り湯桶会社が資金ショートで経営破綻
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130318/biz13031814230004-n1.htm
2013.3.18 14:21
「ケロリン」の広告入り湯桶を販売している有限会社、睦和商事(東京都文京区)が2度目の資金ショートを起こし、経営破綻したことが18日わかった。
信用調査の東京商工リサーチによると、睦和商事の負債総額は現在調査中という。有限会社としての設立は昭和41年8月、資本金は300万円。ピーク時の平成9年6月期には年商約1億3000万円をあげていたが、銭湯の減少により、営業不振に。24年6月期年商は約4200万円に落ち込み、今年1月末までに事業を停止していた。先週14日に再度の資金ショートが起きた。
なお、この湯桶で有名な「ケロリン」は、「内外薬品」という医薬品メーカーが販売する頭痛、生理痛などに効く鎮痛薬のブランド。主力の粉薬だけでなく、錠剤形式も発売されている。内外薬品は当初、置き薬としてケロリンを販売していたため、銭湯でPRをしませんかという睦和商事に委託する形で、昭和38年から湯桶の展開が始まったという。
ケロリン桶は、コミック、アニメ、映画と大ヒットした「テルマエ・ロマエ」でも、重要な小道具として劇中で使われている。
ウ~ム、倒産して初めて知った「ケロリン桶」の由来ですね。
ケロリンがバッファリンのライバルだったのも初めて知りました。
で、内外薬品のケロリンファン倶楽部もURLを。
http://www.naigai-ph.co.jp/special/kerorin/
続いての本日最後に紹介する記事はニャカニャカ読ませます。
ロックフェラーセンターを2200億円で三菱地所が購入した1989年頃を懐かしく思い出しました。
「キャリアと結婚だけじゃいや」を惹句に掲げて、前年6月にマガジンハウスから「Hanako」が創刊され、僕も「サースティ」と題して短編掌編を2年間連載していました。そういう時代ですね。「ゲリラ生ヤッシー放送」本日号
http://ch.nicovideo.jp/yassy/video
で往時を詳述しています。
[CNET Japan] サムスンがNYのド真ん中で「GALAXY S IV」を発表した意味
はてさて、先週14日(木)に正中頸嚢胞の除去術を受けましたが、
術後の経過は極めて順調で、明日19日には退院の予定。
無料生放送「あとは自分で考えなさい。」も予定通り祝日20日(水)16時~
お届けします。
タイムシフト予約は
http://live.nicovideo.jp/watch/lv130280471
ではでは。
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