コンプライアンスなんてクソ食らえ!連休明けの脳髄にお届け生放送「あとは自分で考えなさい。」連動ブロマガ「だから、言わんこっちゃない!」5月7日号!
というわけで、 #おしえてヤッシー がお届けする田中康夫チャンネル!
http://live.nicovideo.jp/watch/lv177809891
先ずは本日発売「週刊SPA!」連載「その『物語』、の物語。」
http://www.nippon-dream.com/?p=11860
http://www.nippon-dream.com/wp-content/uploads/SPA1361.pdf
「麦とろ定食が絶品。路線バス旅で訪れる、城南の台所的存在」と題して目黒通り沿いの大黒屋を御紹介。
加えて、都バスの東43、上46。東急バスの渋33、東98にも言及。
実は“バスヲタク”だったヤッシー&W嬢ね。
で、「ソトコト」連載の浅田彰氏との「憂国呆談」は、こちらから。
http://www.nippon-dream.com/?p=11850
そして、前回も移民問題で御紹介した「VERDAD」連載の「田中康夫の新ニッポン論」は「合計特殊出生率」と題してこちらから。
http://www.nippon-dream.com/?p=11829
今週10日(土)発売「文藝春秋」では、「ローマ教皇の容赦なき警告」と題して「保守とは何か」の特集に寄稿。同日午後には英訳と共に
http://www.nippon-dream.com/ にアップ予定ね。
で、本日は今朝方、Facebook http://www.facebook.com/yassy.tanaka.1
Twitter https://twitter.com/#!/loveyassy で御紹介した大阪市は阿倍野区に位置する文の里商店街のポスターから。
実は昨年も9月11日の生放送で御紹介しています。
で、その時の「朝日新聞」記事がこちら。
おもろいポスター見にきてや 大阪・文の里商店街
http://www.asahi.com/national/update/0908/OSK201309070146.html
大阪商工会議所が音頭を取って、電通関西支社のデザイナーやコピーライター60人がヴォランティアで作成した200種類のポスター。昨年末まで掲示されていた代物ね。以下のURLのポスター若しくは商店名をクリックするとジャンプ。
文の里商店街ポスター総選挙
http://www.osaka.cci.or.jp/nigiwai/postar/
文の里は、あべのハルカスなんぞが出現した天王寺駅&阿倍野駅から南東の方角。地下鉄谷町線の文の里、御堂筋線昭和町で下車。辻調理師専門学校から至近の商店街。阪神高速松原線は文の里出口。僕的には、あびこ筋よりも1本西側のあべの筋の松虫交差点よりも南、王子神社前の商店街に存在するインポーツマツヤが懐かしい場所ですね。
場所
https://www.google.com/maps/@34.6337725,135.5177048,17z
で、本日のFacebook。
全て御紹介していると日が暮れてしまうので、番組ではプリントを掲出しながら、「市場万能主義=私益資本主義」が破滅に向かって暴走する昨今、まさに「日本を、取り戻す。」が「日本を、取り壊す。」に変質しつつある中、電通の若手クリエーターがニャカニャカ鋭い智性・勘性・温性で作成の作品を一緒に鑑賞しましょう。
Facebookでの僕の投稿をシェアした方が、「商店街のこてこてポスター。すぐれている、わけじゃないけどいい味わいや人間味が伝わる。ローカリズム、地元愛、愛郷心。そーゆーのをなくして(シャッター商店街にしちゃって)おいて、愛国心とかいうのはどうなのか。」と指摘していたのは慧眼ですね。
こんなサイトも。
キャッチコピーがキレッキレ! 大阪「文の里商店街」のポスターが傑作ぞろいだとネットで話題に
予想の斜め上を行くクオリティ。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1405/07/news055.html
で、ウ~ム、残念なのは文の里商店街のHP
http://fuminosato.web.fc2.com/map.html
1974年=昭和49年3月1日に大店法=大規模小売店舗法=大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律が施行され
大店立地法=大規模小売店舗立地法が2000年6月に立法化された後も、商店街が衰退していくのに抗うには、個々店の気概と勇気に「期待」するしかないんですね(涙)。
ところでフランスでは。
フランスのアップルストア7店舗が営業停止に ―深夜労働を問題視
http://ggsoku.com/2013/03/apple-store-fr-work-late/
フランスで18時以降の業務メールを禁じる協定が成立
http://ggsoku.com/cul-on/france-federation-limit-overtime-mailing/
で、「讀賣新聞」が飛ばしているTPP。羊頭狗肉が豚頭狗肉に!まっ、大店法と一緒だね。
豚肉関税、「50円」に大幅下げへ…日米TPP
2014年05月03日 09時20分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140502-OYT1T50203.html
日米両政府による環太平洋経済連携協定(TPP)交渉を巡る実質合意の全容が分かった。
焦点となっていた豚肉は、安い輸入豚肉ほど関税率が高くなる差額関税制度は維持するが、最も安い価格帯の輸入豚肉にかかる関税を15年程度かけて1キロ当たり482円から50円に段階的に引き下げる。牛肉関税は10年程度かけて現在の38・5%から9%に引き下げる。日本が聖域と位置づけてきた牛・豚肉やコメなど農産品の「重要5項目」の関税はすべて残った。複数の政府筋が2日、明らかにした。
4月23~25日のオバマ米大統領来日に合わせ、甘利TPP相と米通商代表部(USTR)のフロマン代表による協議などで一致した。
日米両政府は、大統領来日時に発表した共同声明で、TPPを巡る日米協議に関し、「重要な課題について前進する道筋を特定した」との表現にとどめ、合意内容は明らかにしていない。しかし、農産品5項目すべてと自動車の主要な論点について、日米が合意していたことが裏付けられた。
内閣府副大臣がTPP再交渉否定
【ワシントン共同】内閣府の西村康稔副大臣は2日、米首都ワシントンで記者会見し、環太平洋連携協定(TPP)交渉が妥結した際に米議会の反対で批准できなくなったとしても「日本は再交渉に応じられない」との立場を表明した。
5/3 09:11
TPP関連で、こちらも。
不正「有機」が横行、JAS違反 指導182件、非公表
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014042001001571.html
混合診療の拡大 皆保険の維持が前提だ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014043002000126.html
グワンバレ!NHKだね(爆)いや、マジに。
東日本大震災の震災関連死 3000人超える
5月6日 15時51分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140506/k10014245501000.html
東日本大震災と原発事故による避難生活で、体調が悪化するなどして亡くなったいわゆる「震災関連死」について、NHKがことし3月末時点でまとめたところ、10の都県で3000人を超え、福島県では津波など震災の直接の影響で亡くなった人の数を上回っています。NHKがことし3月末時点の震災関連死についてそれぞれの自治体を取材してまとめたところ、▽福島県が1691人、▽宮城県が889人、▽岩手県が441人、▽茨城県が41人、▽千葉県が4人、▽神奈川県と長野県がそれぞれ3人、▽山形県が2人、▽東京都と埼玉県がそれぞれ1人で、合わせて少なくとも3076人に上っています。復興庁のまとめによりますと、去年の同じ時期には2688人で、この1年間で388人増えました。
自治体別では、▽福島県南相馬市が447人と最も多く、次いで、▽福島県浪江町が320人、▽仙台市が258人、▽宮城県石巻市が253人、▽福島県富岡町が237人などとなっています。
全体の半数以上を占める福島県では、津波や地震など震災の直接の影響で死亡した人の数を88人上回り、長期化する避難生活の深刻さが浮き彫りになっています。
「日経」もグワンバレ!だね。
福島第1の凍土壁、6月着工は不透明 規制委が安全性疑問視
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO70793950W4A500C1TJM000/
核燃再考 変貌30年(中)薄れた関心 反対派、敗れて衰退
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201405/20140506_23010.html
ここで、ウクライナの件も扱いましょう。IWJの岩上安身氏の受け売りですが(汗)。
ドイツZDF風刺 最新の医学的発見を知らないのか?「放射能の影響はニコニコしている人には来ません。しかし、クヨクヨしている人には来ます!これは動物実験でわかっています」http://p.tl/a1U8 笑われてます。
https://www.youtube.com/watch?v=tQ0_J3jSWDU&feature=youtube_gdata_player
脱原発集会で怒声「100回もやらせるな」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140502-1294732.html
東電・イズ・バーニング
https://www.youtube.com/watch?v=HvSqJ-ieNXY&feature=youtu.be
東電1400億円黒字のカラクリ 社員「これでボーナスを…」
http://dot.asahi.com/aera/2013111200020.html
ラヴリーな毎日新聞(爆)
漫画「美味しんぼ」:原発取材後の鼻血の描写で物議
http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000e040156000c.html
漫画「美味しんぼ」:原発取材後の鼻血の描写で物議http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000e040156000c.html … 毎日新聞がこの問題を朝刊で報じたのはタイムリーでした。野口准教授、安斎名誉教授が述べているように、「美味んぼ」の記述は不正確であり、偏見などにつながる恐れがあります。
原発取材後に原因不明の鼻血描写 人気漫画「美味しんぼ」に批判相次ぐ
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140429/dst14042920290008-n1.htm
Twitterコメント君
『美味しんぼ』の鼻血が叩かれて、絶対に東電を批判しない『いちえふ』が賞賛される不合理。少なくとも、「反原発」なら『いちえふ』が東電の仕込みであることくらい見抜こうぜ。
むしろこの程度の描写で「風評被害を助長するのか!」と言う人々こそ語るに落ちたというべきでは(@∀@)
w竜田一人なる謎の人物w
(耕論)廃炉の現実 山名元さん、佐藤暁さん、竜田一人さん
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11109881.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11109881
再稼働し「職人」絶やすな 漫画家・竜田一人さん
東京電力福島第一原発、通称「いちえふ(1F)」での作業の実態を描いた漫画「いちえふ」を昨秋から雑誌で連載中です。2012年6~12月に自ら1Fの現場で働いた体験を、ありのままに描いています。
もともと福島県には何の縁もありません。「3・11」の後、被災地のために何かできないかと仕事を探していたところ、1Fで作業員を募集しているのを知り、好奇心とちょっぴりの義侠(ぎきょう)心から行こうと決めました。
放射線の不安ですか? 自分なりに情報を集め、身体への影響も現状なら心配ないと納得して行ったので、特になかったですね。現場には随所に線量の掲示板があるし、高線量の場所にいくと線量計がピーピー鳴る。それらをもとにきちんと把握して作業すれば、むやみに恐れる必要はないと感じました。
防護服での作業はきついし、放射線以外にも様々な危険がある過酷な職場ですが、技術者や作業員のおっさんはみな、カッコよかった。溶接や配管の熟練の技。重機を遠隔操作しての見事ながれき処理。プロの仕事って感じで、あこがれました。
ただ、40年かかると言われる廃炉完了まで、こうした「原発職人」を確保し続けられるかと考えると、不安です。最大の障壁は被曝(ひばく)線量の制限でしょう。
1Fで働く人の多くは、年間20ミリシーベルトの放射線を浴びると、もう現場には行けない。私が半年で1Fを出ざるをえなくなったのも、そのためです。
1年ごとにリセットされるので、年度が替わるとまた働けますが、実働時間はかなり限られる。職人たちの技術を生かしきれないうえ、後継者を育成する時間も足りません。1Fの中だけで技術者や作業員の技量を維持するのは、無理なんです。
いま日本の原発は全部止まっていますが、私は原発作業の技量と人員を確保するために、当面、安全な原発の再稼働は必要だと感じています。稼働する原発があれば、1Fで線量がいっぱいに近づいた技術者や作業員は線量が少ない他の原発で働いて食いつなげるし、若手を連れていって修業もさせられます。
原発事故後、一部のメディアや市民団体は放射線の危険をあおり、収束について悲観論を言い募りました。でも、どんな意見を持つ人であれ、日本に暮らす人はみな、廃炉に挑まないといけない事実は変わりません。脱原発の理念を振りかざすだけではなく、1Fの現実に向き合うべきだと思います。
顔を公表しないのは、連載を終えたら再び、現場で働きたいから。自分ができることは知れているし、廃炉を見届けられないかもしれない。それでも1Fにかかわり続けたい。若い人たちにも放射線を過剰に恐れず、福島の再生にかかわってほしいですね。
(聞き手 吉田貴文)
*
たつたかずと 65年生まれ。職を転々としながら漫画家としても活動。昨年、雑誌「モーニング」の新人賞で大賞を受賞。今月、「いちえふ~福島第一原子力発電所労働記」を出版。
集団的自衛権、発動要件見直しへ 日本以外に攻撃でもhttp://www.asahi.com/articles/ASG526DW8G52UTFK00Q.html?google_editors_picks=true
「我が国への急迫不正の侵害」の要件に、「我が国の存立が脅かされること」を付け加える。c.f. 専守防衛・個別的自衛権・集団的自衛権・先制攻撃権
「東京新聞」のインタヴュー3氏w
集団的自衛権を考える 作家・竹田恒泰氏
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/our_kenpo/list/CK2014050502000193.html
集団的自衛権を考える 「ペシャワール会」現地代表・中村哲さん
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/our_kenpo/list/CK2014050302000174.html
集団的自衛権を考える 元大リーグ投手・長谷川滋利氏
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/our_kenpo/list/CK2014050402000185.html
日米安保第5条は日本を守ってくれるのか?オバマ発言に安堵してはいけない
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40570
憲法を考える 9条と怪人二十面相
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014050302000117.html?ref=rank
憲法12条は警告する 「権利守るため努力必要」学生ら400人デモ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014050402000112.html?ref=rank
憲法記念日:改憲ムードの中、都内各地で集会
http://mainichi.jp/select/news/20140504k0000m040046000c.html
憲法:自治体尻込み イベントの後援見直し相次ぐ
http://mainichi.jp/select/news/20140504k0000m040047000c2.html
憲法は政治ではない。
憲法を考える 戦死と向き合う覚悟は
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014050202000162.html
戦争を知ろうともせず、机上で勇ましい夢を語る政治家が憲法解釈をもてあそぶ。空疎なシビリアンコントロールが取り返しのつかない事態を招こうとしています。
憲法のゆくえ 震災・くらし(上)国民主権、強く意識を/俳優・菅原文太さん
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201405/20140502_11010.html
【エンタがビタミン♪】NHK『ラストデイズ 忌野清志郎×太田光』に反響。「もう1回見たい、大好きな2人!」
http://japan.techinsight.jp/2014/05/kiyosiro-ohtahikari-lastdays20140502.html
ブルネイがイスラム刑法施行、手足切断や石打ちも
http://www.cnn.co.jp/world/35047378.html?google_editors_picks=true
ブルネイ、同性愛に「石打ちの死刑」 大使館前で抗議
http://tanakaryusaku.jp/2014/05/0009231
インド選挙の「ウーマニフェスト」 女性の権利が争点に
http://www.cnn.co.jp/world/35046928.html?google_editors_picks=true
EU、日本に「人権条項」要求=侵害なら経済連携協定停止
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014050500353
女子生徒の集団拉致、「ボコ・ハラム」が犯行声明 ナイジェリア
http://www.afpbb.com/articles/-/3014210/13635980
オピニオン】南アを超えたナイジェリア―資源だけでない成長の原動力
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304126604579512462977743586.html?google_editors_picks=true
男女逆転…メスがオスに交尾器挿入する昆虫発見
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140504-OYT1T50001.html
オバマ米大統領が自虐ジョーク連発 恒例の記者夕食会
http://www.cnn.co.jp/usa/35047471-2.html
蔓延する「パクツイ」「コピペ」背景は?
ツイッター上には、他人の文章を丸写ししたパクリツイート(パクツイ)があふれ、論文のコピペ(切り張り)も問題化している。お手軽な盗作行為が蔓延(まんえん)する背景事情を探った。
■「評価されたい」手軽に実現
ツイッターで1万人超のフォロワーを持つ男子大学生(18)は、高校時代からパクツイに手を染めてきた。ツイッターには発言者を明示して転載するリツイート機能もあるが、それは使わない。人気の出そうな投稿を見つけては、あたかも自分の発言のようにつぶやくのだという。
「フォロワーが増え、たくさんリツイートされると優越感が得られる。受験勉強のいい憂さ晴らしだった。最初は罪悪感もあったけど、みんなやってるし、徐々にマヒしていった」
ボタン一つでパクツイできるスマートフォン用のアプリを使い、1日平均300回、多い時には700回パクツイしたこともある。
パクツイ常習者の別の男性(21)は「ずっとニートで、リアルな友達はまったくいない。パクツイは寂しさを埋めるための暇つぶし」と打ち明けた。
パクツイ問題に詳しいライターのセブ山さん(30)は「パクツイをする人たちは『評価されたい』という承認欲求が強い。若い人には、ネット上のものは『フリー素材』という意識もあるのでは」と指摘する。
大阪市立大大学院の増田聡准教授(メディア論)は世間でのコピペの横行を逆手にとるように、数年前から学生に「完全なパクリレポートを作成せよ」という課題を出している。書籍や新聞、ネットなど10以上の出典から一字一句変えずに切り張りし、かつ意味の通る内容に仕上げなければならないため、実は難易度が高い。
増田准教授は「オリジナリティーは、外的制約との対峙(たいじ)の中で初めて立ち現れる。自分の意見は世間に散らばった言葉からできているのだと、身をもって知ってもらいたい」と語る。
そもそも、オリジナリティーが重視されるようになったのは近代以降の話だ。近松門左衛門はライバルと互いに脚本を利用し合いながら切磋琢磨(せっさたくま)し、狩野派の絵師の間では、独創より模倣が奨励された。思想家・林達夫は「剽窃(ひょうせつ)は大きくいえば人類社会の共通的現象」「明治大正文化なるものはほとんど西欧からの剽窃文化」と論じた。
オリジナリティーとは、出典が分からないほど複雑に引用された、優れた「盗作」ともいえないか。――というこの一文も、2000年3月25日付朝日新聞夕刊からのコピペである。
ではなぜ、パクリやコピペがこれほど物議をかもすのか。
『〈盗作〉の文学史』の著者、栗原裕一郎さん(48)は「ネットの普及でコピペが技術的に容易になった。ネットの衆人環視と集合知で盗作が発覚しやすくなり、糾弾が盛んになったことも大きい」と指摘する。
小保方晴子氏の博士論文コピペ疑惑も、ネットの検証を通じて浮上した。盗作問題が炎上する背景には、パクリのカジュアル化とネット世論の相互関係がある。
剽窃を防ぐ手立てとして、論文のコピペ検出ソフトの開発など技術面での取り組みが進む一方、教育の重要性を訴える声もある。
国際日本文化研究センターの山田奨治教授(情報学)は「コピペは何も考えずに他者の情報をうのみにする行為。中学生ぐらいから、情報を批判的に分析するリテラシー教育をしていくことが大切だ」と語る。
パクツイをするユーザーの間には、元投稿を「お気に入り」登録するという最低限のマナーがある。パクリがカジュアル化した時代の、カジュアルな倫理の萌芽(ほうが)。この芽が、創作に対する真の敬意へと育つことはあるのだろうか。(神庭亮介)
電子メールなんて時代遅れ、次のトレンドは香りの送受信http://www.cnn.co.jp/tech/35046314.html
LINE利用は10代7割、20代8割 全体でも倍増http://www.asahi.com/articles/ASG533SVFG53ULFA004.html?google_editors_picks=true
コラム:「悪い賃上げ」が招く株価と景気の失速リスク=丸山俊氏
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DH24F20140501?sp=true
コラム:第三の矢は「はり治療」、期待の鎮静化が急務=佐々木融氏
http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPKBN0DG0NY20140430?sp=true