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ざかさん のコメント

朝生をもう一度見返して見ましたが、改めて竹田恒泰は、口数の多さと相手の話を一方的に遮ることで煙に巻くやり方でしたね。
それでも冒頭でお仲間(?)であるはずの八木秀次が特措法への違和感をはっきりと示したことで機先を制されたこともあり、
前回よりはまだ大人しくなってた方かもしれません。

小林先生も、竹田に対する苛立ちもあったでしょうけれども、捲し立てる竹田を制して意見を発しようとして、
声が大きくなっていたところもあったのかも・・・?

弁が立って頭の回転も速そうな三浦瑠璃さんの活躍もめざましかったですが、
萩谷麻衣子さんの前回からの圧倒的な知識の吸収率と活躍はやはり素晴らしかったと思いました。

逆に、杉田水脈のような竹田のコピー、渡部昇一その他の男系派の主張のコピーでは、
息切れするのも早かったですね。

今回の男系派に限ったことではないでしょうけれども、
思考停止状態で蛸壺化した論にいつまでもしがみつくこと、
他者の意見のコピーだけで自分自身の芯が全くないこと、
相手側の気持ちを全く理解していないこと、
ここに陥って、そこから抜け出せないままの人はダメだなと改めて思いました。

勿論、自分自身への内省も込めてそう思いました。

天皇陛下の退位に関する問題・・・だけではないですが、今の皇室を取り巻くことを考える時に、
それを思う自分自身のことと引き付けて考えると、
いろんなことを孕んでいる深い、深い問題だと改めて思います。
No.45
99ヶ月前
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第195号 2016.10.4発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…9月30日深夜、「激論!象徴天皇と日本の未来」をテーマに行われた『朝まで生テレビ!』に出演した。今回は向かい側に「Y染色体カルト」のツートップ、八木秀次と竹田恒泰がそろい踏みである。どうなることかと思ったが、相変わらず竹田が天皇陛下の生前退位を一代限りの特措法で簡単に解決などと乱暴な主張を繰り返すのに対して、冒頭で八木が特措法にはっきり反対したので驚いた。「特措法では裏口入学と裏口即位になる」ということまで認めたのだ。そして今回の「朝ナマ」で特に活躍したのは、先月に引き続き登場した弁護士の萩谷麻衣子さんと、国際政治学者の三浦瑠麗さんである。今回はこの女性二人の発言を中心に、議論をまとめておこう。 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…少女売春の当事者たちが企画・主催する「わたしたちは『買われた』展」という企画展がある。援助交際や、JKビジネス(JK=女子高生)などで「売春」した体験を持つ女子中高生たちが、自らの体験や胸に抱える思いを表現する展示会である。展示作品からは、「売春」の背景に想像を絶する貧困状態・劣悪な家庭環境等があることが伺える。ところが、この企画展は多大なバッシングを受けたようだ。その主張の多くは「自己責任論」である。確実に格差社会が拡大している現代日本の現実を直視せよ! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!漫画を描く上での鉄則ってある?秋祭りの季節、好きな露天は?ベッキーの活動復帰をどう思う?ぼくの中学校の社会の先生がサヨク!どうしたら良い?中学生の頃どんなマンガを読んでいた?プロ野球の優勝チームのビールかけは批判されるべき?ゴジラシリーズで好きな作品は何?私のクラスの皆は「おはよう」の挨拶がとても小さい!なぜ朝は元気がないの?皇太子さまとの禁断の夢…これは何を表している?好きなおにぎりの具は何?一番好きな季節は?先生はやはり「少し危険な香り」がするの?〈9歳少女の主張〉告白やプロポーズは男がすべき!女の人が待たないと、男は勇気を出さないようになる!…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第190回「女性の活躍で圧勝した『朝ナマ』の議論」 2. しゃべらせてクリ!・第153回「スーパー幼児・伝達ちゃんのご用事配達ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第16回「わたしたちは『買われた』展のこと」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第190回「女性の活躍で圧勝した『朝ナマ』の議論」  9月30日深夜、「激論!象徴天皇と日本の未来」をテーマに行われた『朝まで生テレビ!』に出演した。  先月に引き続き2か月連続の天皇をめぐる討論になるが、今回は向かい側に「Y染色体カルト」のツートップ、八木秀次と竹田恒泰がそろい踏みである。  どうなることかと思ったが、相変わらず竹田が天皇陛下の生前退位を一代限りの特措法で「一発でバシッと解決」などと乱暴な主張を繰り返すのに対して、冒頭で八木が特措法にはっきり反対したので驚いた。  八木はさすがに憲法学者の矜持は残っていたのか、「特措法では裏口入学と裏口即位になる」ということまで認めたので、竹田はすっかり機先を制せられた形となり、議論が進んでいった。  今回の「朝ナマ」で特に活躍したのは、先月に引き続き登場した弁護士の萩谷麻衣子さんと、国際政治学者の三浦瑠麗さんである。今回はこの女性二人の発言を中心に、議論をまとめておこう。  萩谷氏は、皇室典範の改正をせずに、特措法で譲位を実現してしまった場合に生じる問題点を列挙した。  まず皇室典範第8条には 「皇嗣たる皇子を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫を皇太孫という」 という規定しかなく、 皇太子殿下が即位した場合には、秋篠宮殿下は「皇太子」にも「皇太弟」でもなく、単に「秋篠宮家の当主」という扱いにしかならない。    そうなると、第11条2項に 「親王(皇太子及び皇太孫を除く。)、内親王、王及び女王は、前項の場合の外、やむを得ない特別の事由があるときは、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる」 とあり、 秋篠宮殿下も悠仁さまもこの対象となるから、皇室を離れることが可能となってしまう。     さらには皇室経済法の内廷費の問題がある。皇室典範を変えなければ秋篠宮家に「内廷費」は出ない。  これらの点について、皇室典範に付則をつけて皇太子を皇太弟に読み替えるというようなやり方では済まず、 皇室関連法の整合性を取るには皇太子の定義そのものを皇室典範で変えなければ駄目だと説明した。    萩谷麻衣子さん、まったく凄い!  秋篠宮殿下を「皇太弟」にするなら、典範改正しかなく、特に「内廷費」の問題は大きく、現在、皇太子一家が住む「東宮御所」には秋篠宮家とは比較にならない額の「内廷費」が出ている。  典範改正をしないまま、秋篠宮殿下を「皇太弟」と見做し、皇太弟としての公務をお願いしておきながら、今のまま「皇族費」でやり繰りして頂くなど、秋篠宮殿下に対しても失礼である。  さらに、皇太子殿下が即位して天皇になり、愛子さまが皇太子になれないとなると、東宮に勤めていた膨大な職員が首になってしまうのだが、果たしてそんなことが出来るのか?  愛子さまが皇太子殿下になれば、東宮職が今まで通り必要になるわけだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!