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年末読者企画実行委員さん のコメント

【平成28年度ライジング版流行語大賞 名言部門ノミネート 105語】

《 上半期 1月~6月》
◆わしの愛読者も、倫理や人格は無視で、才能だけに惚れてほしいものだ
◆朝は創造力の羊水
◆荒馬をどう乗りこなすか
◆父祖の名誉を踏みにじる人間が、いま戦うことができるのか
◆国会児戯堂
◆日本人はもっと強者のふるまいをしなければならない
◆人類の究極の幸福は、子供が笑顔で暮らせること
◆偽善者ホイホイ
◆おもて媚び
◆日本人は集団性が強くて、空気で動く
◆やっぱり、いつの世も未練がましいのは男のほうやん
◆子孫に責任を持とう!
◆アマチュアリズムを忘れないプロであり続けることの難しさ
◆大衆を庶民に戻すのが漫画家の役割りだと思っている
◆女の現実を知ったうえで、幻想をあえて持たなきゃ
◆「熱量」がある人と話すと「熱量」だけが伝わる
◆感性のデオドラント化
◆想像力を働かせて弱者の現実に思いを巡らせることが本当の優しさ
◆テロをする人はキレイ好き
◆潔癖王国
◆父権的な立場にある者は、泣く暇などない
◆「ゴー宣道場」のあの旗から堀辺氏の似顔絵が消えることはないだろう
◆真の馬鹿は世の中をつまらなくする
◆知の富裕層
◆すべてをフラットにするネットは、やはり文化を衰えさせます
◆女は生命の根源と繋がっている
◆たかが理性
◆不謹慎狩り
◆意固地なプライド
◆空白だから気味が悪く、空白だから同情できない
◆私情のガス抜き
◆ダンディズムが分からない女も増えてしまったものだ
◆連合生理軍
◆デッサン力があることと、絵が上手いことは違う
◆《ヘイト》が他人の同意を得ることによって市民権を得たように感じてしまう
◆孤独を貫け
◆分限
◆女は「きれい」なものが好きで、「美しい」ものが分からない
◆(ごーまん過ぎたか?)
◆同胞の女性を守れない日本の男たち
◆作品を創造するということは、自分自身への挑戦でしかない
◆民主主義という病い
◆公民主義
◆創造の源泉は快楽である
◆わしは自分の周囲を快楽で満たしたい
◆毒を食らう知的好奇心は健在か?
◆男性にとって結婚は「贅沢品」
◆下見て暮らせ
◆地方ゴー宣道場
◆殺気だけは失ってはならない
◆ストーカーにはならないというのが男のプライド
◆羊の集団自殺
◆庶民は「実感」で生きている。大衆は「情報」で生きている
◆民衆は「なめていい権力者」だと思ったら情け容赦ない
◆愚民トピア
◆日本の標準を語るのが公論
◆九州ゴー宣道場
◆男は男になれ!女は男を助けろ!
◆自分のレベルでしか、他人を判断できない
◆恥をかき、頭をかいて、汗をかき、文章をかく
◆「奴隷の平和」を愛する者は支持できない
◆こんなクソな選挙に乗ってしまってたまるか!

《 下半期 7月~12月 》
◆後悔の真の意味を知るだろう
◆別れを切り出す側の人間は主体性の塊になっている
◆自分に主体性がない人は他人の主体性も理解できない
◆こういう子が希望を持てる社会にしたいもんだねえ
◆エディプスコンプレックスを克服してないガキ
◆偏頗心のない人間なんかいない
◆わしは今後、民主主義の最大の敵となりたい
◆弱者に対してほとんど暴力に近い
◆暗黙の聖断下る
◆100年後の国民に侮蔑されぬための戦い
◆資本主義は一人ひとりを砂粒の「個人」にすることを要請する
◆おそるべき天皇
◆未来の日本人の精神の支柱
◆自分が誰かに信頼される存在なら、誰かに話して伝えてほしい
◆国民主権病
◆男前の女が増えてきた
◆見えない貧困
◆「常識」が崩壊したら、カルトも信仰してしまう
◆言論や主張は「誰が言うのか」が重要
◆作家と経営者のバランス
◆障害者は感動的な人ではない
◆どんなコワモテでもバカはバカ
◆名人芸のバカジジイ転がし
◆天皇陛下(権威)と安倍政権(権力)の戦争
◆障害者は健常者に堂々と甘えていいと思っている
◆夜より朝の方が希望を感じるぞ
◆信頼される人間、言葉が重い人間になろうよ
◆裏口退位・裏口即位
◆天皇は国民の奴隷になってしまう
◆自分の母親の顔を思い浮かべて言ってみろ!
◆たまたまできている現状維持
◆『君の名は。』は脱オタクのパトリオティズムの映画
◆人間は対自存在、一生を通じて変化し続ける
◆名誉男性・準男性
◆自分の考えを通せるのは、社会に出て「現場」を取ってからです
◆しっかりアホと言って差別してやるしかない
◆常識に裏打ちされた「庶民」の声を聞くのが「保守」
◆自称癖
◆「面白い」の一言がわしを支えています
◆手に入ったもののありがたさはすぐわすれてしまうものだ
◆警察はストーカーのストーカーになるべき
◆叛逆総理
◆国民にとって最も幸福になる道を模索している
No.214
98ヶ月前
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第202号 2016.11.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…昨日(11月21日)トランプは公約通り就任初日にTPP(環太平洋連携協定)を離脱すると明言した。TPPは米国が批准しなければ絶対に発効しないので、これでTPPもご破算である。すっかり恥さらしな結果となったのは安倍晋三首相であるが、もしTPPが発効していたらどういうことになっていたのか、検証しておくことは今後のためにも重要である。日本の政治家や官僚が、どこまで国を売ろうとするのか、こいつらがいかに警戒しなければならない人間であるかは、知っておかなければならない! ※小説「わたくしの人たち」…自称“美魔女”の西川麻央に誘われ“凄い友達”が集う食事会に参加することに。そこは、互いが互いに持ち上げ合い、自己顕示欲と承認願望と損得勘定に満ちた禍々しい空間だった…!そこで見た、女の狡猾なポジショニングと、計算し尽くされたセルフプロデュースとは!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!運動不足解消に社交ダンスはどう?ゴーマニズム宣言は公平中立?正直、最近の「笑ってはいけない」はマンネリでは?脚本・宮藤官九郎で「オリンピック」を描くという2019年の大河ドラマ、期待できる?妹ばかり「可愛い」というお父さんを怒って!先生にとって思い出の泣ける漫画は?「ドラえもん」の主人公は誰?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第199回「危うかったTPP協定の正体」 2. しゃべらせてクリ!・第160回「天高くツノ伸びる秋ぶぁ~い!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭の小説「わたくしの人たち」・第7話「女のポジショニングとセルフプロデュース」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第199回「危うかったTPP協定の正体」  先週号では、来年発足するトランプ米政権がTPPを完全に葬り去ることができるか、それとも「言うだけ番長」に終わるかという疑問を呈したが、答えはたちまち出た。   昨日(11月21日)トランプは動画メッセージを発表、公約通り就任初日にTPP(環太平洋連携協定)を離脱すると明言した。  TPPは署名12か国の合計GDPの85%以上となる、6か国以上が批准しなければ発効しない。署名国GDPの60%を占める米国が批准しなければ絶対に発効しないので、これでTPPもご破算である。  すっかり恥さらしな結果となったのは安倍晋三首相である。  そもそもまだ就任もしていない次期大統領に会いに行くこと自体が異例で、それも当選からわずか1週間後という超スピードですっ飛んで行ったのは、異常と言ってもいいほどだ。  安倍は会見で「トランプ次期大統領」ではなく「トランプ大統領」と連呼している。現大統領のオバマにも失礼だし、外交上も相当非常識なのだが、そんなことにも気づかないほど舞い上がっていたのだ。  非公式会談だったためその内容は明らかにされていないが、 安倍は「自由貿易の重要さ」を説き、TPPを離脱しないよう説得したらしい。  そして笑顔で握手を交わしておべっかを使いまくり、「トランプ氏は信頼できるリーダーだ」とまで言ったのだが、その「信頼」はたった3日で裏切られたわけだ。  結局、安倍は自己宣伝の上手いトランプに利用されただけだった。トランプに対してまだ先進国のリーダー達が、やや距離を置いて様子見をしている中で、日本の首相がわざわざやってきて「トランプ氏は信頼できるリーダーだ」と発言したのは、かなりの効果があっただろう。  その一方で、今回安倍がトランプから引き出したものは何ひとつなかったのだ。安倍とトランプでは、ほとんど子供と大人ほどの違いに見える。   安倍はトランプとの会談後、ペルーのリマで開幕したAPEC(アジア太平洋経済協力会議)でも「自由貿易の重要性」を熱弁しまくった。  その努力もひとまず水泡に帰することとなったのだが、もしTPPが発効していたらどういうことになっていたのか、検証しておくことは今後のためにも重要である。  日本の政治家や官僚が、どこまで国を売ろうとするのか、こいつらがいかに警戒しなければならない人間であるかは、知っておかなければならない。  TPPに先行するケースとして参考になるのは、米国、カナダ、メキシコの3カ国間で1994年に発効した NAFTA(北米自由貿易協定) だ。  メキシコの主食はトウモロコシ粉のパン・トルティーヤで、メキシコのトウモロコシは日本のコメのようなものである。   メキシコ国内では 「NAFTAに参加すればトルティーヤが安くなる」 と宣伝され、当初、国民の多くはこれに賛成していた。  NAFTAの発効により、アメリカからの輸入トウモロコシが激増、さらにトルティーヤを加工・販売するアメリカ資本の食品企業が入ってきて、確かに一時的にトルティーヤは安くなった。   だが、地域に密着していた従来の中小のトルティーヤの店はことごとく潰れ、メキシコのトウモロコシ農家は壊滅した。   そうなるとトルティーヤの値段は釣り上げられ、ついにはNAFTA発効前の8倍にまでなったという。   米国は食糧を「武器」とみなしており、国内の農業に補助金をつけて大増産させ、安価で大量輸出して相手国の農業を壊滅させ、生殺与奪の権を奪うという戦略を繰り広げているのだ。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!