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四君子さん のコメント

 少し暇が出来たので、練習も兼ねて書きます。

 本日(12/19)の東京新聞の特集で、
 北海道の路線の半分(十路線十三区間)が維持困難とあり、
 かつて高倉健の映画、「鉄道員」の舞台になった根室線の幌舞駅などが
 今年の颱風10号の影響で廃線の危機に瀕している、とのっていました。

 私は圏央道・外環道なども完成した方がよいとも思うのですが、
 高齢者運転の危険性をも危懼します。
 同日の東京新聞には、地方では車は必需品であるため、
 免許返納にかたむきがちな識者の声に、抗議する記事も見受けられました
 (無断で取り上げてしまい、すみません)。
 長時間バスに乗る不便さも、身にしみて分かるのです(故あって、ただで乗れるので)。
 NHK特集の島根県の過疎問題の番組などを見ても感じるように、
 もっと鉄道などを充実・高速化させて、
 田舎からでも都市部に通えるようにすればよいのでは、と思います。
 勿論、パーク・アンド・ライドも必要でしょう。
 札沼線など、さらに遠距離から、
 電化・高速化・通勤路線化すれば良いのではないかと思うのですが
(北陸新幹線・北海道新幹線などよりも、よほど値打ちがあるように思えます)。

 今度、山陰地方の三江線というのも廃線になるらしいのですが、
 何とか止める手立てはないものでしょうか(それこそ第三セクター化してでも)。
 鹿島鉄道とか、日立電鉄とかも、復元できぬものか、とも
 (地下路線にでもして、新鉾田駅・日立駅に乗り換え可能にすれば良かったのでは)。
 かりに山手線や御堂筋線がなくなったら、どうなることでしょうか。

 戦前・戦中の鉄道建設には、朝鮮人労働者などが従事していたと耳にしたことがあり、
(川端康成のショート・ショートにも、そういう描写がありました)
 廃線にする、ということは、その人たちの汗と涙を記憶から消し去ることでもある、と。

 ちなみに、新幹線を建造するなら、在来線の第三セクター化はしない方がよいと思います。
 (オリムピックのことでも言えるのですが)、今ある物を生かせないで、
 新しいものを作るのは、お金の無駄遣いではないでしょうか。
 まるで新しい玩具を欲しがる子供のようです。
 東海道新幹線は、東海道本線が過密状態になったから新設されたわけです
(+弾丸列車計画の復活+昭和30年代の東京五輪)。
 少なくとも、リニアモーターカーは不要でしょう。
 中部地方だったら、中津川線計画を復活した方が良いように思えます。
 かりに敷設するのだったら、東海道新幹線を一旦休止して、
 同じ場所に再敷設するのが、一番安上がりなのではないのでしょうか。

 こんなことを書いてますが、
 経済上の事情で、旅行などにはいけない状態です。
 留萌線の廃線関連についても、ニュースで見ただけです。
 現地にも赴かず、
 あまり説得力のないことを書いてすみません。
No.184
97ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第204号 2016.12.13発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※豪華2本立て!「ゴーマニズム宣言」…◆12月7日、「Y染色体」信奉者・八木秀次と2時間半にわたる、決して交わることのない激論をしてきた。その前半は天皇陛下の生前退位、後半は女性・女系天皇についての議論となり、「SAPIO」の2月号と3月号に掲載される予定である。しかしあれだけの議論を限られた紙面でまとめるのはかなり無理がありそうだし、後半部分が読者の目に触れるのは相当先のことになってしまう。そこで「ライジング」限定で、対談の重要な一部を先行公開!果たして八木氏は、「皇族になっても良い」という旧宮家系国民男子の実在を証明できたのか? ◆TPPの恐ろしさは我々の生活のあらゆる分野に及ぶ。国有事業や、地方自治体による公営事業の分野は非常に幅広く、採算がとれなくとも我々の生活に密着しているものが多いため、自由化・民営化に適さないものが多い。しかし恐るべきことに日本政府は、全ての国有事業・公営事業の自由化・民営化を自ら容認しているのである!! ※小説「わたくしの人たち」…新シリーズ開始!わたしは薄井沙智子。1年前に離婚、3歳の娘を連れてアパート暮らしをはじめた32歳、ウェブデザイナー。フリーランスでホームページ制作の下請け、ぎりぎりまで無理をしながらなんとかやりくりしていたものの、元夫のつきまといに悩まされたり、仕事がどんどん苛酷になったりして、子育てとの両立がままならなくなり、ダウンしてしまった。生活保護を申請しようと市役所の相談窓口へ行ってみたけれど…。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!安倍首相が真珠湾を慰霊訪問する件をどう思う?お風呂に入浴剤は入れる?映画『この世界の片隅に』は観た?朴大統領が弾劾訴追、日韓合意はどうなる?手塚治虫の作品では何が好き?好きな女性に対して性欲がわかないのはヘン?結婚した女性に「赤ちゃんまだ?」と聞くのはマズイ?先生はコンテからみっちり描く派?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第202回「いると言い張るカルト信者と会った」 2. しゃべらせてクリ!・第162回「至福のひととき!ひざまくらぽみみかきぶぁ~い!の巻〈中編〉」 3. 泉美木蘭の小説「わたくしの人たち」・第8話「支援、お探しですか?〈その1〉」 4. ゴーマニズム宣言・第203回「TPP協定の正体(3)」 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 読者から寄せられた感想・ご要望など 8. 編集後記 第202回「いると言い張るカルト信者と会った」  12月7日、八木秀次と2時間半にわたる、決して交わることのない激論をしてきた。  その前半は天皇陛下の生前退位、後半は女性・女系天皇についての議論となり、これは「SAPIO」の2月号と3月号に掲載される予定である。  しかしあれだけの議論を限られた紙面でまとめるのはかなり無理がありそうだし、後半部分が読者の目に触れるのは相当先のことになってしまう。わしは対談して気になったこと、感じたことはすぐ表明しておきたいと思ってしまうので、実にもどかしい。  以前、対談して思ったことをすぐブログに書いたら、香山リカが「まだ発表されていない対談について発言するのはルール違反だ!」とか言って噛みついてきたことがある。そんなルールが本当にあるのかどうかも知らんが、この「ライジング」なら読者も限定されているから書いてもいいだろう。読者諸君は「SAPIO」が発売されたら、これがどういう記事にまとめられたか確認してみるといい。  八木はあくまでも「Y染色体」を信奉しており、旧宮家子孫の男系男子国民を皇族にすれば、男系男子限定による皇統維持は可能だと言い張った。  そこでわしは、そもそも皇族になってもいいという旧宮家系国民男子が実在するのかと問い質した。  すると八木は、戦後に皇籍離脱した11宮家のうち4家が存続していると言う。竹田恒泰のように、「11宮家」が今もあるかのようなウソを平気で言うよりはまだマシだが、これでは話にならない。   旧宮家系の男系男子は、確かにどこかにはいる。だがそれだけではダメで、その中に皇族になってもいいという者がいなければならないのだ。   宇宙人は、必ずどこかにはいる。宇宙には無限の星があるのだから。しかし宇宙人が地球に来ていると言われたら、わしは信じない。いるなら見せてみろと言うしかない。  それと全く同じことで、皇族になる旧宮家系国民男子がいるのなら、記者会見して見せろとわしは八木に迫った。  すると八木は、「できない」と言うのだ。  八木は、記者会見なんかしたらその人をバッシングするだろうとわしに言った。  バカ言っちゃいけない。わしにその人物の素性を調べる時間なんかあるわけがなく、バッシングなんかやれるはずがない。だが、わしがやらなくても週刊文春がやるだろう。マスコミは必ずその人物の素性を徹底的に洗うはずだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!