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三味線弾きさん のコメント

Vol.244の配信、ありがとうございました!
わーお!「『戦争論』の意義を再確認する連載」が超絶楽しみです!!戦争論の標本的誤読例が出るたびに「価値の錯乱」や宮台真司氏の「感情の劣化」を思い出します。
『戦争論』で強烈に心に残っているのは、「南の島に雪が降る」の話、特攻隊の教官の話、相撲大会の話、など感情・情緒を描いた章です。これらは日本人の共同体の普遍性「個と公」と直結しているからだと思います。相撲大会の話は、負け戦にも義はあること、誰もが原体験に近づけて公を考えられることを学びました。
歴史的な事実などの表面的な「情報」は、本来学者の仕事で、新たな史料が発見されれば解釈も変わるだろうし、「情報」に溺れる素人ほど、知性劣化しやすいと思ってます。もちろん、『戦争論』には驚きの事実もたくさんあって、超勉強になりましたv(^^;)。
もうずいぶん前から、どんなバカでも(ヒマ人ほど)簡単に仕入れることができ、ド素人の分際で手っ取り早く偉そうに振る舞えてしまう、そんな「情報」の価値低下が言われて久しいはずです。
しかし、いまだそんな腐った視点で『戦争論』を誤読し、幼稚な承認欲求のために無自覚にバカを晒し、平然とデマを拡散するチンカス素人を使って、名誉毀損に荷担する出版社があるのが不思議でなりません。出版不況もなんか納得です(´・ω・`)。そんな公害垂れ流し出版社は、公害の汚染源こそ「排除」しなければなりません!ヽ(`Д´#)ノ

冬が来る前にカワイイもくれん先生の『トンデモ見聞録』、「争点は『安倍晋三』!」に大賛成です。争点は、主犯指名=安倍晋三を逃がすな!絶対に許すな!!のみで構いません。
昨年度、下関の仕事でモメてたとき、地元業者に「安倍昭恵にでも来てもらって解決してもらえ(笑)」と皮肉っていましたが、下関ですら安倍昭恵を取り囲む話が出ているのですね(≧▽≦;
元々は本人(犯人)たちが説明責任の義務を放棄し、証人喚問も参考人招致も拒否するのだから、活動家が常識的かどうかは別にしても「常識」の海に(オモシを付けて)沈められて当然の流れです。海外ならソッコーで射殺されても不思議ではないほどの権力の私物化なので、コイツらこそ、どんな犯罪者でも人権が保障される日本国憲法に感謝しなきゃ(笑)
ヤジを恐れてコソコソ逃げ回る安倍晋三(←こんなショボい犯罪者に応援してほしい候補者なんか、実際おるんかな^^?)、マスコミから逃げ回り事務所からは犯人隠匿される安倍昭恵。現代社会に生きていて、こんな分かりやすい古典的悪党を見ることになるとは思いもしませんでした。
No.123
87ヶ月前
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第244号 2017.10.17発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…来年で『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』の出版から20年になる。20年も経つと、もう若い世代で読んでいる人は相当少なくなっているだろうし、読んだ人も、その記憶はかなり薄れているだろう。そんな状況に乗じて、「『戦争論』がネトウヨを生んだ!」というデマの流布にいそしむ悪質なライターもいるようだ。当時、なぜ『戦争論』を描いたのか?主テーマは何だったのか?ネトウヨは『戦争論』の何を読んだのか?? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…各社の衆院選中盤情勢調査によると、立憲民主党の勢いが増して40議席台確保の見通しだが、「自公で300議席超す勢い」「自民党単独で300議席」という予測もある。しかし毎日新聞の世論調査によると、安倍首相の続投について「よいとは思わない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回っている。安倍首相に対する国民の不信感は根深い。争点は、やはり、≪安倍首相のままで良いのか?≫≪安倍首相による権力の私物化を許すのか?≫であるべきだ! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!無効票は政治への意見表明になる?無関心な民衆を選挙に行かせる方法は?北朝鮮と日米の交戦があった場合に、拉致被害者が人質にされる可能性は?『葉隠』に対してどんな感想を持ってる?才能と性欲は比例するもの?信じていた「おまじない」ってある?ジビエって好き?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第249回「『戦争論』再考」 2. しゃべらせてクリ!・第202回「秋深し、おでん味わう季節ぶぁい!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第53回「争点は『安倍晋三』! 権力の私物化を許すな!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第249回「『戦争論』再考」  来年で『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』の出版から20年になるらしい。トッキーが言っていた。  20年も経つと、もう若い世代で読んでいる人は相当少なくなっているだろうし、読んだ人も、その記憶はかなり薄れているだろう。  そんな状況に乗じて、「『戦争論』がネトウヨを生んだ!」というデマの流布にいそしむ悪質なライターもいるようで、トッキーに袋叩きにあっている。  トッキーから「ロックオン」された獲物は気の毒だ。絶対に逃げられないし、油汗かいて静まり返るしかない。最後は毒牙にかかって狂い死ぬのがオチだ。  来年は20周年を機に、『戦争論』の意義を再確認する連載を某雑誌でやることになった。面白いことになろう。  わしの子供時代、寺の住職をしていたわしの祖父や、そこに集まって来る祖父の戦友たちは誰も、俺たちは戦争に行って悪いことをしたなどとは言っていなかった。  ただ、死んでしまった戦友たちのことは心のどこかに澱のように残しつつ、生き残った戦友同士が集まって、あの時は大変だったなあ、こんなこともあったなあと笑いながら話していて、そんな様子をわしは幼少時に見ていたのだ。  当時は、祖父の戦友で俳優の加東大介氏が書いた『南の島に雪が降る』が大ヒットして、ブームになっていた。  戦争末期、ニューギニア・マノクワリで、補給も絶えて戦闘どころか生きるのがやっとという状況の中、加東氏が率い、祖父がその一員を務めていた演劇部隊の芝居が、兵隊たちの唯一の生きる支えとなっていた。 『南の島に雪が降る』はその体験記で、加東氏自らの主演で映画化され、舞台にもなり、舞台中継をテレビで放映していたので、わしはそれを何度も見た記憶がある。    舞台に冬の情景が作られ、一面の銀世界に雪が降り、それを見た東北の兵隊たちがみんな泣いているシーンは、テレビで見てものすごく感激した覚えがある。それで後に『戦争論』で描いたその場面は、当時感じたインパクトをそのまま再現したようなものになった。  トッキーによると、小説ではもっと淡白らしいが、わしの印象が強烈だったので、漫画の方がインパクトが強いらしい。  わしはそんな祖父たちを子供の頃に見て、思い入れを持って育ってきた。ところがそれにもかかわらず、中学・高校に進んだ頃にはマスコミが旧日本軍の「加害」だの「暴虐」だのを責め立てる論調一色になっていたものだから、つい流されてしまい、うちの祖父も悪いことをしたのかな、中国人を斬り殺してきたんだろうかとも思っていた。  そしてさらに時間が経つと、あの時は若かったなあ、祖父たちは戦争で悪いことをしたなんて何も言っていなかったのに、疑って済まなかったなあという気持ちが湧いてきた。  90年代に入ると、戦時中の日本人を単に悪人にしてしまう「自虐史観」は極みに達した。従軍慰安婦問題は、祖父虐待に等しいと感じた。  わしはそんな当時の風潮に対し、大して戦略的に重要でもない南の島に送られて、補給も途絶え、月に一度の芝居見物を楽しみにしながら、無残に餓死してしまった人だっている若者もいたのに、彼らを無視して、日本兵はすべて悪とするのはおかしいと感じた。それで『戦争論』を描こうと決意したのだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!