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希蝶さん のコメント

 長くなりましたので、分けます。

 国内に、外国の軍隊の駐留地がある、というのは、誰が考えても異常です。
 米軍機が落ちて、母子がなくなったという事件も、リアルタイムで報道を聞いていますし(知り合いで、空が光った、と言っていた人がいました)。
 その町にも、原爆投下計画もあったそうで。
 また名前を出して、申しわけないのですが、堀辺師範のおっしゃられていたように、基地のない日本にどうしたらできるのだろうか、と思います。

 それと、自分にとってのバイブルは、どちらかというと、「脱正義論」の方です。
 世の中には知らなかったではすまされないこと、知らなければいけないことがある、ということを、身にしみて感じさせられました。
 これは、「戦争論」を情報としか見られない、という話にもつながっていると思います。
 かつて家族から、「貴方の正義感は幼い正義感だ」とも言われてもいましたから。
 P'78のあのカットで、どれだけ先生がかなしく感じられたのか、と勝手な感想を抱いてしまいました。

 「南の島に雪が降る」は「新ゴー宣」第3巻にものっております。
 こちらの方がカラーで、ぐっときます。
 つくりものの雪で、東北地方の故鄕を思い出して、というところが好きです。

 長くなってしまい、もくれんさんの方を記すのが難しくなりましたが、
 やはり安倍って、孔子、もとい公私混同しています。
 (ついでですが、先の投稿であげたのは、「論語」里仁篇からです。そこには、「士、道に志して、悪衣悪食を恥づる者は未だともに議するに足らざるなり」という言葉もあります。また勝手な忖度をしますが、「民主主義という病い」は、このことも踏まえて執筆されたものでしょうか?
 この選挙がすんだら、「禊ぎがすんだ」、とか「大言壮語」して、また横暴、専横を働くのでしょうか。
 インターネットに安倍昭恵の、夫の支持者向けのコメントなんてものがありましたけれども、あれを読んで、立派だ、妻の鑑だ、とかいう感想を抱く人も現れるのでしょうか。
 先の投稿で、もう少し補足しないといけないことで、「不倫」云々で、扉をしめたら不倫か、というところは、詩織さん事件のことも踏まえています。

 あと、書き忘れていましたが、皇后陛下誕生日、おめでとうございます。
 「上皇后」と呼ばれなければならないことが、非常に気の毒です。
 はやく天皇陛下ののぞみがかなって、典範が改正されて、女性宮家、双系継承が可能になって欲しいです。

 以上、非常に長くなりましたが、とりあえず、まだ選挙に行ってない人は、選挙へ行って欲しいです。
 興味のない人に無理矢理行かせて、安倍などに入れられるのも良くない、と思うけれども。
 私は、期日前投票で、すませてきました。
 勿論、小選挙区、比例代表区ともに、「立憲民主党」で。

 本日の生放送、楽しみにしております。
 「祝い酒」でありますように。

 先生が投票されて、恥づかしい思いをされたということですが、安倍と小沢 さんだって、ニアミスしてるのだから、OKです。
No.168
86ヶ月前
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第244号 2017.10.17発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…来年で『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』の出版から20年になる。20年も経つと、もう若い世代で読んでいる人は相当少なくなっているだろうし、読んだ人も、その記憶はかなり薄れているだろう。そんな状況に乗じて、「『戦争論』がネトウヨを生んだ!」というデマの流布にいそしむ悪質なライターもいるようだ。当時、なぜ『戦争論』を描いたのか?主テーマは何だったのか?ネトウヨは『戦争論』の何を読んだのか?? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…各社の衆院選中盤情勢調査によると、立憲民主党の勢いが増して40議席台確保の見通しだが、「自公で300議席超す勢い」「自民党単独で300議席」という予測もある。しかし毎日新聞の世論調査によると、安倍首相の続投について「よいとは思わない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回っている。安倍首相に対する国民の不信感は根深い。争点は、やはり、≪安倍首相のままで良いのか?≫≪安倍首相による権力の私物化を許すのか?≫であるべきだ! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!無効票は政治への意見表明になる?無関心な民衆を選挙に行かせる方法は?北朝鮮と日米の交戦があった場合に、拉致被害者が人質にされる可能性は?『葉隠』に対してどんな感想を持ってる?才能と性欲は比例するもの?信じていた「おまじない」ってある?ジビエって好き?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第249回「『戦争論』再考」 2. しゃべらせてクリ!・第202回「秋深し、おでん味わう季節ぶぁい!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第53回「争点は『安倍晋三』! 権力の私物化を許すな!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第249回「『戦争論』再考」  来年で『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』の出版から20年になるらしい。トッキーが言っていた。  20年も経つと、もう若い世代で読んでいる人は相当少なくなっているだろうし、読んだ人も、その記憶はかなり薄れているだろう。  そんな状況に乗じて、「『戦争論』がネトウヨを生んだ!」というデマの流布にいそしむ悪質なライターもいるようで、トッキーに袋叩きにあっている。  トッキーから「ロックオン」された獲物は気の毒だ。絶対に逃げられないし、油汗かいて静まり返るしかない。最後は毒牙にかかって狂い死ぬのがオチだ。  来年は20周年を機に、『戦争論』の意義を再確認する連載を某雑誌でやることになった。面白いことになろう。  わしの子供時代、寺の住職をしていたわしの祖父や、そこに集まって来る祖父の戦友たちは誰も、俺たちは戦争に行って悪いことをしたなどとは言っていなかった。  ただ、死んでしまった戦友たちのことは心のどこかに澱のように残しつつ、生き残った戦友同士が集まって、あの時は大変だったなあ、こんなこともあったなあと笑いながら話していて、そんな様子をわしは幼少時に見ていたのだ。  当時は、祖父の戦友で俳優の加東大介氏が書いた『南の島に雪が降る』が大ヒットして、ブームになっていた。  戦争末期、ニューギニア・マノクワリで、補給も絶えて戦闘どころか生きるのがやっとという状況の中、加東氏が率い、祖父がその一員を務めていた演劇部隊の芝居が、兵隊たちの唯一の生きる支えとなっていた。 『南の島に雪が降る』はその体験記で、加東氏自らの主演で映画化され、舞台にもなり、舞台中継をテレビで放映していたので、わしはそれを何度も見た記憶がある。    舞台に冬の情景が作られ、一面の銀世界に雪が降り、それを見た東北の兵隊たちがみんな泣いているシーンは、テレビで見てものすごく感激した覚えがある。それで後に『戦争論』で描いたその場面は、当時感じたインパクトをそのまま再現したようなものになった。  トッキーによると、小説ではもっと淡白らしいが、わしの印象が強烈だったので、漫画の方がインパクトが強いらしい。  わしはそんな祖父たちを子供の頃に見て、思い入れを持って育ってきた。ところがそれにもかかわらず、中学・高校に進んだ頃にはマスコミが旧日本軍の「加害」だの「暴虐」だのを責め立てる論調一色になっていたものだから、つい流されてしまい、うちの祖父も悪いことをしたのかな、中国人を斬り殺してきたんだろうかとも思っていた。  そしてさらに時間が経つと、あの時は若かったなあ、祖父たちは戦争で悪いことをしたなんて何も言っていなかったのに、疑って済まなかったなあという気持ちが湧いてきた。  90年代に入ると、戦時中の日本人を単に悪人にしてしまう「自虐史観」は極みに達した。従軍慰安婦問題は、祖父虐待に等しいと感じた。  わしはそんな当時の風潮に対し、大して戦略的に重要でもない南の島に送られて、補給も途絶え、月に一度の芝居見物を楽しみにしながら、無残に餓死してしまった人だっている若者もいたのに、彼らを無視して、日本兵はすべて悪とするのはおかしいと感じた。それで『戦争論』を描こうと決意したのだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!