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希蝶さん のコメント

名言部門次点
◆グローバリズムなんて呪いだよ! (Vol213 トンデモ見聞録 2/22)

 上記の憲法の話とかなり関係がありますが、世の中に国際的に共通して通じる法規はあるやうでゐて、実は存在しないのでは、と思ひます(侵掠しない、とか、、核兵器をなくす、とかいふ、人類全体の命題に相当するものは別にして)。これは外来文化を受容しない、といふことではなくて、むしろ外来語や風俗の影響は大きく受けるのだけれども、その摂取の過程で、別の、その国にあったものへと作りかへられてゆくのだ、といふことだらうと思ひます。自分の言葉で表現できないと、そのものの本質を理解できないのと同様に。
 とむづかしく記してみましたが、地球共通語や共通文化ができる、といふことは、その言語や文化に征服されるといふことにほかならないと思ひます。度量衡を統一する、といふのとは明らかに違ふ、と思ひます(尺貫法も、併用して使はれてゐれば良い、とは思ひますが。事実、英米人は未だにヤード・ポンド法を用ゐてゐる)。

◆日本人から文学的な表現を理解するセンスが失われた (Vol.237 トンデモ見聞録 8/22)

 これも、グローバリズムの弊害かもしれないです。

◆本を読まなければ確実に感情が劣化する (Vol216 ゴー宣 3/14)
◆学問は本人の動機だけの問題だ(Vol.225 ゴー宣 5/23)

 自分が本を読んでゐて、さうかんじるし、本を読んだりするのは、さういふ動機なのだから、至極もっとも、としか言へないです。大学の時にスティーヴィー・ワンダーの歌を聴いて、それからモータウンとか、ソウル・ミュージックとか、デトロイトの歴史とかに興味を持ちました。先に一部述べましたが、高木彬光氏の書をよんで、ダンケルクの撤退とか、高島嘉右衛門、出口和仁三郎などのことも調べました。今川氏真が信長の前で蹴鞠をした、といふ短篇もあります。

◆やっと熟睡できそうだ (ブログ よしりん 9/7)

 ほんたうに、お疲れ様でした。山尾志桜里議員当選のことも含めて、良かったです。

◆ずっと若者は馬鹿なのです (Vol.229 Q&A 6/27)
◆気違いじみた突進力でやってみた方が人生は面白い (Vol.244 Q&A 10/18)

 つまり、おろかだからこそ、世の中をかへるパワーがある、といふことにもつながるのでは、と思ひます。だからといって、政治はまへはらさんのやうなおもひつきや、首相の「新しい」判断ですすめてはいけない、と思ふのですが。

◆総理大臣は天皇の臣下に使う言葉  (Vol.246 Q&A 11/8)
 つまり、フランスとかも、「大臣」であってはならないわけで、合衆国みたいに「長官」ぢゃないとまづいわけです(国王がゐた伝統にのっとってゐるのでせうか?)

◆もともと漫画は、悪い影響を与えるようなことを描くものなのだ。 (Vol.229 ゴー宣 6/27)

 だから、「漫」画なんでせう。しかし、決して無意味なものではない筈です。

◆第三の妙案を考えればよい  (Vol.242 ゴー宣 10/4)

 これは「アウフヘーベン」といふことで、一見対立してゐる二つ以上の事柄の中から、発展し、応用化された別の発想が生まれることもあるのだ、といふ先生の意見に贊同いたします。

 今回の名言は、とても良いものが多かったです。


珍言部門

1.免許を生前移譲 (Vol.209 Q&A 1/25)
 これは、本当に他人事ではないです。うちの親も、視力が悪くなったといって、車を姪に生前譲与しました(要は、自分は運動音痴なので、寶のもちぐされになるから)。
 だから、バスも必要ですが、鉄道はもっと必要です。お年寄りの人に、BLTとか長時間乘って、仙台とかゆけ、といふのですか。JRがやらぬのなら、三陸鉄道がやればよろしいのに。

2.でんでん(云々) (ブログ よしりん 1/25)
 これはまじに笑ひました。傑作。焦点となるのは、言葉の言ひ間違へは誰にでもあることで、バンカーで転ぶのだって、同じです。それをした人が、何をこころざし、どういふ人であるのか、といふことなのですが、自分も人のことは言へぬのかもしれません。

3.「NHKが当確を出さないとダメです」 (祝い酒!開票速報SP! 10/22)
 高森先生の実直な人柄が現れてゐる、名言だと思ひます。何だか、ストロベリー・ナイトの証拠固めの名人の刑事(昔、カクレンジャーで貴公子ジュニア(餓者髑髏)をやった人)を思ひだしました。

 ノミネートに入ってゐませんが、淑女畫報で、笹さんが安倍のセリフで
4「ジューシー」
と言ったのを揶揄したのも、ノミネートしてほしいです。(今更おそいか))

次点
◆薄井沙智子 (Vol211 わたくしの人たち 2/8)
 一言。私は、このなまへをみると、「おじゃる丸」のうすいさちよを思ひ出してしまひます(まへにも記しましたが)。この連載も、はやく復活してほしいです。

◆逆襲のギャア (Vol211 わたくしの人たち 2/8)
 ガンダムファンが聞いてもわらへる。をかしい。

◆籠池のおっちゃん、頑張れー!
  ( 生放送 3/22)
 これも、単純に面白いです。

 といふことで、とても疲れました。後はなんとか配信のはうで、途中で意識朦朧・昏倒しかけた「道場」ヴィデオを全部見るだけです。

No.140
77ヶ月前
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第250号 2017.12.12発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…政府は8日の閣議で、天皇陛下の退位日を平成31年(2019)4月30日と定める政令を正式決定した。そんな中、「週刊新潮(12月14日号)」に、『「安倍官邸」に御恨み骨髄「天皇陛下」』という、過激ともいえる表現をつけたタイトルの記事が載った。「御恨み骨髄」との表現は、記事に登場する侍従職関係者の話に由来している。〈皇室会議は茶番!〉〈女性宮家も泡と消えた!!〉と書かれた記事から読み取れる、天皇陛下の御真意とは? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…安倍首相の太鼓持ち・小川榮太郎氏による著書「徹底検証 『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」。先週も一部を紹介したが、安倍首相による国家システムの私物化を、なんとかして擁護しようとトンチの数々をひねり出したこの安倍LOVEあふれる“作品”には、呆れるしかない屁理屈の数々が綴られている。いち早くインチキに気付く目を養っておこう! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!「女、子供」という言い方は男尊女卑?「女優・男優」ではなく「俳優」と言うのはポリコレ?「男女関係は当人同士の問題」と言うとき、親や子供も含まれる?生活保護バッシングに加担している人の真意とは?印象に残っている男優は誰?「出オチ」という言葉で何を連想する?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第256回「陛下御恨み骨髄」 2. しゃべらせてクリ!・第208回「カメたちがんばれ!ぽっくん体重増量中!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第60回「ポスト・トゥルース政治のバイブル“モリカケ逃れ”トンデモ本2」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第256回「陛下御恨み骨髄」  政府は8日の閣議で、天皇陛下の退位日を平成31年(2019)4月30日と定める政令を正式決定した。  12月1日の皇室会議の結果を踏まえて、という体にはしているが、 公表された「議事概要」にも、皇室会議で具体的に誰が何を発言したか、政府案に対する異論は出たのかといった点は一切記載されていない。  安倍政権は当初、皇室会議の開催自体に頑強に抵抗していたが、それが通らないとなると、皇室会議を「ブラックボックス」にして、骨抜きにしてしまったのだ。   会議にはメンバーではない菅官房長官が出席して、本来会議を取りまとめる事務方トップである宮内庁長官が座るべき位置に陣取った。 メンバー以外の人物が陪席すること自体は禁じられていないが、会議の輪に入るのは完全なルール違反である。  会議では、出席者全員が一通り意見を述べた後、安倍と菅が別室に退席し、戻って来ると 採決も取らず、政府案通りに決定すると通告して終えてしまった という。皇族2名と立法・司法のトップも集まった皇室会議を完全にコケにして、会議の体もなさない状態にして強引に決めてしまったのだ。  そして政府は新天皇即位の5月1日を休日にすることで、この年のゴールデンウィークを「10連休」にする方針だという。   天皇陛下のご意思であることが明らかである「3月31日退位」を無視して1か月遅らせた理由には、「10連休」を作って国民のウケを取ることがあったようだ。  これだけでも、ここまで天皇陛下を蔑ろにした話はないのだが、まだ他にも1か月遅らせた理由が推測されている。「選挙対策」だ。多くの人が指摘しているが、例えば女性セブン12月21日号では政治ジャーナリストがこう語っている。 「新時代の幕開けからわずか3か月ほど後の’19年夏には、参院選が控えています。もし、その年初頭の通常国会で安倍首相が悲願とする憲法改正案が提出されれば、改正への国民投票は参院選とのダブル投票になる。  安倍首相は、退位を1か月遅らせることで、国民的なイベントの高揚感を世間に残したまま選挙に臨もうとしたのではないでしょうか」  安倍晋三は、天皇陛下を自分に都合よく利用すること以外、一切考えていないのだ。  そんな中、週刊新潮12月14日号に、 『「安倍官邸」に御恨み骨髄「天皇陛下」』 という、過激ともいえる表現をつけたタイトルの記事が載った。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!