第250号 2017.12.12発行
「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…政府は8日の閣議で、天皇陛下の退位日を平成31年(2019)4月30日と定める政令を正式決定した。そんな中、「週刊新潮(12月14日号)」に、『「安倍官邸」に御恨み骨髄「天皇陛下」』という、過激ともいえる表現をつけたタイトルの記事が載った。「御恨み骨髄」との表現は、記事に登場する侍従職関係者の話に由来している。〈皇室会議は茶番!〉〈女性宮家も泡と消えた!!〉と書かれた記事から読み取れる、天皇陛下の御真意とは?
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…安倍首相の太鼓持ち・小川榮太郎氏による著書「徹底検証 『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」。先週も一部を紹介したが、安倍首相による国家システムの私物化を、なんとかして擁護しようとトンチの数々をひねり出したこの安倍LOVEあふれる“作品”には、呆れるしかない屁理屈の数々が綴られている。いち早くインチキに気付く目を養っておこう!
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!「女、子供」という言い方は男尊女卑?「女優・男優」ではなく「俳優」と言うのはポリコレ?「男女関係は当人同士の問題」と言うとき、親や子供も含まれる?生活保護バッシングに加担している人の真意とは?印象に残っている男優は誰?「出オチ」という言葉で何を連想する?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第256回「陛下御恨み骨髄」
2. しゃべらせてクリ!・第208回「カメたちがんばれ!ぽっくん体重増量中!の巻〈後編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第60回「ポスト・トゥルース政治のバイブル“モリカケ逃れ”トンデモ本2」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記
第256回「陛下御恨み骨髄」 政府は8日の閣議で、天皇陛下の退位日を平成31年(2019)4月30日と定める政令を正式決定した。
12月1日の皇室会議の結果を踏まえて、という体にはしているが、公表された「議事概要」にも、皇室会議で具体的に誰が何を発言したか、政府案に対する異論は出たのかといった点は一切記載されていない。
安倍政権は当初、皇室会議の開催自体に頑強に抵抗していたが、それが通らないとなると、皇室会議を「ブラックボックス」にして、骨抜きにしてしまったのだ。
会議にはメンバーではない菅官房長官が出席して、本来会議を取りまとめる事務方トップである宮内庁長官が座るべき位置に陣取った。メンバー以外の人物が陪席すること自体は禁じられていないが、会議の輪に入るのは完全なルール違反である。
会議では、出席者全員が一通り意見を述べた後、安倍と菅が別室に退席し、戻って来ると採決も取らず、政府案通りに決定すると通告して終えてしまったという。皇族2名と立法・司法のトップも集まった皇室会議を完全にコケにして、会議の体もなさない状態にして強引に決めてしまったのだ。
そして政府は新天皇即位の5月1日を休日にすることで、この年のゴールデンウィークを「10連休」にする方針だという。
天皇陛下のご意思であることが明らかである「3月31日退位」を無視して1か月遅らせた理由には、「10連休」を作って国民のウケを取ることがあったようだ。
これだけでも、ここまで天皇陛下を蔑ろにした話はないのだが、まだ他にも1か月遅らせた理由が推測されている。「選挙対策」だ。多くの人が指摘しているが、例えば女性セブン12月21日号では政治ジャーナリストがこう語っている。
「新時代の幕開けからわずか3か月ほど後の’19年夏には、参院選が控えています。もし、その年初頭の通常国会で安倍首相が悲願とする憲法改正案が提出されれば、改正への国民投票は参院選とのダブル投票になる。
安倍首相は、退位を1か月遅らせることで、国民的なイベントの高揚感を世間に残したまま選挙に臨もうとしたのではないでしょうか」
安倍晋三は、天皇陛下を自分に都合よく利用すること以外、一切考えていないのだ。
そんな中、週刊新潮12月14日号に、『「安倍官邸」に御恨み骨髄「天皇陛下」』という、過激ともいえる表現をつけたタイトルの記事が載った。
コメント
コメントを書く今号のライジングの感想です。
「ゴーマニズム宣言」第256回「陛下御恨み骨髄」
正直、4月30日と5月1日は出社できたら、と思ひました(今のところにゐられるか否かは分かりませんが)。
官房長官といふ人は、きっと回りの人を煙にまけるくらゐ、話し方や人の扱ひがうまいのでせう。だから、皇室会議参加者に何となく紛れ込み、をしみなく、指導権を奪ふことができるのかもしれません。
いづれにしても、人を莫迦にした話です。ただ、「会議」を開きました、といふ実績がほしいだけ。年少の幼児みたい(かういふいひかたも、ポリこれにひっかかるんでせうか?)。
トッキーさんがブログで述べてゐる話もさもありなむ、と思ひました。論語、郷党篇の「鞠躬如(きくきゅうじょ)」云々の下りを安倍は読んで、勉強しなほしてほしいと願ひます(ロボコップ3のあのシーンだけは良かった。日本を莫迦にした映画だけれども。※ただし、貧民の描写には胸に迫るものがあった)
形から這入るのも重要ですが、形に縛られるだけでは駄目で(以前あげた、菊池寬の短篇がよい例)、知らず知らずのうちに形だけになってしまふこともあるのだ、といふことに警戒しないといけないのでは、と思ひました。
「トンデモ見聞録」第60回「ポスト・トゥルース政治のバイブル“モリカケ逃れ”トンデモ本2」
競争といふと、このところ騷がれてゐるリニアの受注の問題を思ひうかべますが、企業間のスクープ合戦にも、利点があるのかな、と思ひました。
ちなみに、あのニュースに隠れて目立たなくなりましたが、「羽沢横浜国大駅」の通る神奈川東部方面線は、実はJRのはうから相鉄に直通の話があり、それに東急が(危機感を覚えたのでせうか)後から便乗して、新横浜駅を経由する連絡線を建設する、といった経緯だった筈です(ただし、計画そのものは、かなり前からあり、そこでは、鎌倉時代の畠山重忠臨終の地である鶴ヶ峰といふ駅に接続する予定でした。知人の母親が、うちのはうを通れば良い、とよくこぼしてゐました)
さう考へると、決して競争は激化・過剩になりさへしなければ、決して悪いものではなく、、むしろ切磋琢磨して、良い相乗効果を生み出すともいへるのでせう。この加計学園の場合も、アニメなどのTV番組でも。PCゲームなども。
しかし、それを上層部の意向で短縮させられたNHKのかたがたは、非常に無念だったらうとお察しいたします。松本清張さんのミステリーにでもありさうな話ですね。
本当に、NHKと朝日が手を組んで、安倍を倒さう、といふのなら、薩長同盟みたいで、非常に感動的でもあるのですが。
とはいへ、告白しますが、私もその、「をがは」なんちゃらを完全に笑へないのは、有本香氏について、同じことを思ってしまったからです。彼女がすべての黒幕で、日本会議とやらと組んで、先生がたへの妨碍工作をしてゐる、といふまるで中二病者のやうな妄想をいだいてしまひました。
ツイッターで恥をかかされたことや、チベットのことなどを根に持って。
多分、鷹野三四あたりとイメージがダブってゐるのでせう。こんな程度です。個人の考へることなんて。
だから、このまへの騷動の時も、真っ先に、これは「道場」の方がターゲットで、山尾さんのはうはおまけではないとしても、かなり効果のある行きがけの駄賃だと感じたのです。
なぼ、シャーロック・ホームズもので、「彼」といへば、モリアーティー教授です。
くだらない話で、すみませんでした。でも、なんとか間に合ひました。
リニアなんてつくらないで、被災地の復興や、廃線の復活・指定解除・地域にあった新線建設をして貰ひたいものです。未成線の建設も。
「直虎」、無事完結して良かったです。最後は何だか萬千代のはうが主人公になってしまひましたが。
それでは、次号を期待します。
トンデモ見聞録
前回に引き続き声を出して笑ってしまいました!
おさらいからの~~
小川のボケに、もくれんさんの怒濤のツッコミ!!
R-1狙えるんじゃないでしょうか?
(*≧∀≦*)
しかしコレを大の大人が大真面目に書いているのですよね…
(^_^;)そしてソレが10万部売れてるって…
AbemaTVのNEWS RAP JAPANでラッパー達が小林先生と安藤優子の事をラップにしてましたね、
安藤優子に先生ぜっこーもんと言えば?と余計なアドバイスをしてました、政治家やタレントの不倫がどうのこうのってマスメディアって本当に好きですねー
【平成29年度 ライジング版 今年の出来事の発表】
今年の小林よしのりライジング
及びゴー宣道場ブログの中で、
読者のみなさんが、最も印象に残った出来事を、
「ライジング版 今年の出来事」
として発表いたします。
『今年の出来事』は、
読者の投票により選出しました。
投票者数 53名 ・ 有効投票数 360票。
それでは発表します!!
☆ 第1位 【10月14日:小林よしのり、新宿にて立憲民主党の応援演説(東京大作戦)】 31票
《選考者のコメント》
●まさにロックンロール!大好きなにミュージシャン差し置いて選挙演説を聞くなんて初体験です。
●こんなに面白い応援演説は初めて見ました。
●現代の日本でこんな光景を見ることができるなんて考えられなかった・・・・・私は動画で見ましたが、本当にヒトラーを彷彿させるようなすごい演説でした。
●選挙演説であれほどの熱狂を見たことは無く、世の中のムーブメントを感じました。
●衝撃的でした!人・人・人の波!
●熱かった! 見ていて、燃え上がりました!
●うん、凄かった。
●流れは変えられる!
●この演説の舞台を作るべく立憲民主党のボランティアをしました。先生に最高の舞台で演説して欲しかったので。たくさん集まってくれて嬉しかったです。
●動画で見て、これもまた衝撃と感動だった。よしりん先生、職業間違ってませんかねw?
●家で生中継を見ながら、行かなかったことを後悔しました。
●後世、「独裁者誕生に繋がる歴史的瞬間で有った!」と記述される気がして、一票。
●ネットでリアルタイムで視聴しました。以来何度繰り返し動画を見たことか。言葉とその勢い!。広場を埋め尽くす人々の向こうにはものすごい数の国民がいるのだ。
●小林先生が選挙の応援演説をした事が、ただただ驚き。立憲民主党の快進撃に、おおいに貢献したと思いました。
●この演説はすごかった
●演説するよしりん先生と取り囲む群衆、すごい光景でした。また見てみたい…。
●こんなに演説のうまい漫画家さん、他にいない…。
●動画でも現地の熱気、よしりんの迫力が伝わって、めちゃめちゃしびれました!
●歴史に残る先生ぴゃんの面目躍如!
●こんなに面白い演説は初めて観たから。
●産経もある意味大絶賛!
●新宿での演説、凄かったし興奮しました!
●最高に熱かったです。
●選挙演説を面白いなんて思ったのは初めてです。翌日の高槻での応援演説も実況中継で拝見しましたが、聴衆の熱気が伝わってきて、手応えもすごいと感じました。
●あの大きなうねりを現場で体感できて良かったです。
●伝説の演説だと後世に語り継がれるのではないでしょうか?生で観たわけじゃないのに、それでも血湧き肉踊る強烈な体験をしました。
☆ 第2位 【10月22日:生放送「祝い酒!開票速報SP!」、小林、高森、笹、泉美師範が集う。山尾志桜里が当選し、深夜に祝杯をあげる!】 23票
《選考者のコメント》
●見させていただきました。本当に良かったです。
●本当に良かった!!おめでとうございます!!
●絶望が希望に変わった瞬間。選挙で初めて泣きました!
●こんなに真剣に開票速報見た事無かったです。ネット生放送を何時間も見ながら、お酒飲んだのも初めて。楽しかったです。
●飲みながら、生放送を見てましたが当選が決まった瞬間こんなに選挙で興奮した事はないです、ハイボールを飲みながら見ていたのでかなり酔っ払っていましたが当選が決まった瞬間小躍りしました。
●合間を見ながらコンビニに走って酒や食料を買いこんだりして、喜怒哀楽を楽しませてもらいました。
●こちらも、山崎のミニチュア・ボトル美味かった。
●こんなに選挙速報をみたことはなかったし、自分の選挙区外の候補者の当落を気にしたこともありませんでした。本当に当選したことは感謝の念に堪えません。
●もう本当に、よかったよかった♪
●こんなにハラハラする、また楽しい開票速報は初めてでした。生放送を見ながら師範方と一緒に一喜一憂できてうれしかったです。
●こんなに選挙の結果を必死で追ったのは初めてです。
●5時間でしたか、生まれて初めて緊張感のこもった選挙速報を経験しました。ゴー宣道場から、これに参加出来て良かったです!高森先生は冷静でした。さすが皇室文化学者です。
●深夜までやきもきしてました。NHKで当確が出たとき、嬉しくて、「NHK出たよ」とコメントしました。
●超長時間の放送でしたが、目を離せず見ていました。山尾議員、当選して本当に良かった。
●笹先生と同じく、これほどまでに選挙速報に熱くなったのは、生涯通じて初めてでした。
●最後までヤキモキさせられました。接戦が日をまたいで続いて、やっと山尾氏の当確が出た時は号泣してしまいました。
●PCの前で一喜一憂の大興奮でした。
●本当に良かったと思ったので。当選しなかったら日本から出ていこうかと。
●これほど開票速報を固唾をのんで見守ったことはありませんでした。山尾議員が当選して良かったです。視聴者コメントで倉持師範が大量発生した流れも面白かったです。
●師範方とともに一喜一憂!ハラハラドキドキ楽しい時間でした。NHK厳しい~( ´∀` )山尾さんが当選して本当に良かった。
●当選して本当によかった!一人の議員の当選にこんなにハラハラすることは今までなかったです。
●このぐらい国民全体が本来真剣に議員を選ばなければいけないのだと思いました。
☆ 第3位 【11月13日:小林よしのり、「狂気に走る週刊文春」ブログ掲載開始、週刊文春に宣戦布告。全面戦争に突入し、大反響を呼ぶ。】 19票
《選考者のコメント》
●宣戦布告、かっこよかったです。文春は異常です。
●ゲス雑誌のゲス取材に対して先手を取って敢然とネタバラシをしちゃうよしりん!その手があったか、と感心しました。
●「地獄を見せてやる!」の一言にめっちゃしびれた。これからどんな戦い方をするのか楽しみだし、いつも学ばせてもらってます。
●ただただワクワクし、面白かったです。
●週刊文春は凝りもせずにしつこく山尾議員と倉持氏をつけ狙っているようですが、畜生道に堕ちたゲス共は撥ね退けて、山尾議員と倉持氏の今後の獅子奮迅の活躍に期待しています。
●よしりん先生を敵に回して、文春、勝てないだろう。よしりん先生の戦い方、戦争のやり方が、流石、今までの経験と数々のシミュレーションにより、百戦錬磨という感じがして非常に勉強になった。
●関西道場の時、張り込み、付け回し、週刊文春が何をしてたか、そしてそれをどんな演出で書いていたか。余りの下らなさに唖然、というより気の毒になっちゃいました。
●元々文春は信用できないと思っていたのが、ベッキーの頃から凄いな文春と思うようになり、今また元の印象に戻りましたね。
●私怨で暴走するジャーナリズムの狂気を垣間見させてもらいました。
●他に追いかけるべき問題はあるだろうに、何やっとんじゃ、文春!
●「編集長は腹を切れぇ?!」で、一票。
●大恥をかいた文春、ザマミロです。
●しょーもない文春記事とは比べられないほど、読みごたえのある面白いブログでした。
●第三の権力の使命を捨てた無慚機な大勢力に、真っ向から挑んで、降した先生ぴゃんの機知機転は、桶狭間に匹敵する大勝利!
●ワイドショーや週刊誌、いまは集団の愚かな欲求を満たすよう逆回転をしていますが、それが正回転し始めたとき、彼らは常識の大海に沈められる恐怖で、怯えて暮らすようになるでしょう。
●権力批判を忘れた週刊誌の歪さを露呈させてくれたと思います。
(4位以下も続きます)
☆ 第4位 【4月25日:小林よしのり、衆院法務委員会にて「共謀罪」について参考人招致される】 18票
《選考者のコメント》
●国会に先生が呼ばれるなんて!新聞にも大きく取り上げられて、今年の大ニュースでした。
●確実に世の中を動かした伝説の参考人招致だったと思います。 関係がないと思ってた庶民もよしりん先生の言葉に衝撃を覚え、負け犬だったメディアが息を吹き返した瞬間を目撃しました。
●これで一気に世間の空気、流れが変わった。
●小林師範の演説は響く!
●自身の体験からくる説得力のあるお話しで、何度も頷きました。
●素晴らしい説得力、誰もが聴き入った。
●お話がむっちゃわかりやすかったです。
●テレビでもたくさん報道されて、夜のニュースをはしごして見ました。
●これを実現させた山尾志桜里議員の胆力を尊敬いたします。
●この縁で、高山先生が関西ゴー宣道場にいらっしゃることになるとは・・・。
●高山教授がよしりん先生に小声で話しかけていたという暴露話は面白かったです(笑)
●よしりん先生が共謀罪の危険性を庶民にもわかりやすい言葉で届けたところへ、自民党が強行採決したのが許せない。それだけ後ろ暗いのだということが丸わかり。
●先生ぴゃんの提言を無視した官邸、与党は許されません。道理よりも数の専制が証明されました。
●山尾議員に招かれたよしりん先生の頭脳が、国会児戯堂で大炸裂!!幼稚園児にもよく分かる、お手本になる意見表明でした!!理屈よりも体験・実感に根ざすことの大切さを学びました。
☆ 第5位 【9月7日:週刊文春に、山尾志桜里議員、倉持麟太郎氏の不倫スキャンダル記事が掲載される】 17票
《選考者のコメント》
●やはり、今年は、この出来事は、外せないと思います。
●今年一番びっくりした出来事です。
●私自身も色々と揺さぶられました。
●その時ゴー宣に衝撃走る!
●本当に、世の中は何が起こるか分からない、とつくづく思ひました
●やっぱこれですね。文春はむかつきますが この後の劇的な出来事の始まりということで一票。
●このことそのものより、その後の師範方の対応に深い感動と衝撃を覚えました
●ゴー宣道場始まって以来の大ピンチながら、よしりんの的確な暴露により文春を貶めたのが痛快!
●結果として、「立憲民主党」を産みだす功績となった!
●山尾議員や師範方は本当に大変だったと思いますが、八つ墓村を相手にせず、憲法議論の最前線を行く山尾議員、ゴー宣道場を来年も応援します!
●安倍自民党の圧勝と立憲民主党の台頭の政治状況。この状況に至った原因は数あれど、一つのターニングポイントだったのではないかと思う。
●「なってこった!」とうろたえた後の、小林先生の「証拠写真はあったのか!?」の言葉に救われました。
●大激震の出来事でした。文春が発売される前から不安でしたが、写真を見る限りでは、お二人から「お忍び感」は微塵も感じられませんでしたがねぇ。
●不倫スキャンダルは、正直「羨ましい」と思ったので…。
●あくまでも疑惑ですからね。
●一読者としても、見離せない一連の事件でした。10月の道場は開催されるのか?!せっかく面白そうなテーマなのに!!と固唾をのんで見守っていましたが、よしりん先生のご決断に感動しました!10月の道場の倉持師範の冒頭の講演に非常に感動しました。
☆ 第6位 【8月6日:第65回ゴー宣道場「9条に自衛隊って本気か!?」ゲストに枝野幸男議員と井上達夫氏。】 16票
《選考者のコメント》
●枝野幸男の株を上げた一件。井上達夫との議論を逃げずに受けて立ち、猛攻をしのぎきった手腕の見事さは、井上氏の最後の握手にも現れている。
●舌鋒鋭い井上達夫先生と、一歩も引かない枝野幸男議員との応酬はスリリングでした。
●ネットを通しての画面越しからも、道場内の熱気が伝わってくるようでした。
●凄く刺激的な道場でした!
●ここで枝野氏の実力がはっきりとわかりました。本物の政治家の力を感じました。
●後の立憲民主党結党への第一歩?!
●枝野議員も井上先生もすごかったし、いよいよこのテーマが大詰めに向かっている。
●枝野議員と井上達夫氏の魂のぶつかり合いのような議論!!す、すごかった…忘れられません。
●本物の議論の、楽しさ,苦しさ,厳しさ,...等々、これで分かった気がします。「リアリズムの力量」を実感しました。
●井上先生の暴れっぷりを生で拝見させていただきました。よしりん師範が必死でなだめようとされていたのが、失礼ながらおかしかったです。またそれに怯まず応戦する枝野議員の胆力に感嘆しました。
●初の東京道場でしたので緊張していました。実際に見る井上氏の激しさはかなりのものでしたし、それに答える枝野氏の誠実さを感じました。
●会場で生の議論を聞きました。白熱した議論というのはこういうことを言うのか!?と非常に興奮しました! 勉強になったという感想以上に、とっても楽しかった♪
●ゴー宣道場の歴史に残る、壮絶な、議論という殴り合いを目に致しました。
●妥協を許さない法哲学者・井上達夫の猛攻を、民進党代表戦を控えた時期というハンデを抱えながらも一歩も退かない政治家・枝野幸男。最後に二人は笑顔で握手しているのを見て「これが公論なんだ」と思いました。
☆ 第7位 【11月12日:第3回関西ゴー宣道場開催。「権力と共謀して何がオモロイねん?」ゲストに高山佳奈子教授。サプライズゲストで山尾志桜里議員が登場。】 16票
《選考者のコメント》
●山尾氏の登場で泣きました!
●間近に見る山尾議員はさらに素敵で輝いていました。
●初めて見た山尾氏に感激!本当にここまでよく頑張ってこられたなと思いました。
●山尾志桜里議員が来られ大感激、高山佳奈子教授も魅力ある方でした。
●山尾議員がサプライズのゲストで登場した時の明るいどよめき。胸いっぱいになりました、よし、行くぞーッと。
●高山先生のユニークでキュートなお人柄にほっこりしました。お話も分かり易かったです。山尾さんも喉が心配でしたがお元気そうなお姿を見ること が出来て嬉しかったです。
●権力や集団と共謀する者が続々と大量増殖される中、個々に問いかけられたプロの自覚・矜恃の大切さを感じずにはおれませんでした。
●帰ってから「えらい現場にいたもんやな」という実感が強くなりました。同月に京都に国宝展を見に行きましたが、この道場もある意味国宝展でした。
●ここで起こった出来事は忘れられません。ただし、道場の外では権力と共謀しないと幸せになれないって感じている人って多いんじゃないかな?って思いました。
●私初参加の道場です。良いことのない世の中で次回も楽しみにしております。
●今年も開催に感謝です。生の道場はやっぱりたまりません、嬉しいサプライズも最高でした!
●初めて設営隊させて頂きました♪
●初めて設営隊として関わらせていただき、個人的にも特に思い入れのある回となりました。山尾議員をお見かけした時は涙が出ました。
●とにかく山尾議員の参加はサプライズでした。山尾議員・倉持先生のやることが定まり吹っ切れた感じもGood。自分自身、関東から関西に移って2年目。道場への参加も難しくなると思ってましたが、関西でもこんなに盛り上がれるとは…。
●会場に広がる熱気と笑い声、参加者の豊かな反応と質問のレベルの高さ。関西はええとこだっせ♪
☆ 第8位 【1月31日:FLASHで【よしりん辻説法】連載スタート】 14票
《選考者のコメント》
●辻説法の楽しい雰囲気が大好きです。いつも楽しみにしています。
●FLASHを買うようになりました!ポップで可愛く面白くて深い辻説法。りか坊さんの『はみだし辻説法』も楽しく読んでいます☆
●チェックして掲載号だけ届けて下さる親しい本屋さん;。辻説法の部分を切り取って綴じています。だいぶ厚くなってきた。
●よしりん漫画が「FLASH」に連載されるとは、意外でした。
●いつも楽しみにしています!
●よしりん先生の新しい漫画が読めるのは嬉しい♪
●ゴー宣とギャグのいいとこ取りな辻説法、可愛い3人の掛け合いがいつも楽しいです♪
●新連載って嬉しいですね。とにかく笑えて面白いです♪毎回楽しみにしてます
●「ゴー宣」以外の新連載だったのだから。編集のかた(りか坊さん)もしっかりとされたかたのやうなので、興味深く購読してゐます。
●とんと御無沙汰だった写真週刊誌を買うようになりました。特に今でも「わしの映画論」の影響大です。
●当初はちょっと恥ずかしくて立ち読みですませてしまったこと懺悔しますw 今では全然平気で買います。エロもグラビアもそれなりに面白いですね。
●辻説法は面白くて深いです。ゴー宣と違って「ちょっと読んでみて」と人に言いやすいです。
●硬派な大東亜論。軟派な(でも深い)辻説法。 同時期にタイプの異なる作品を読めてうれしいです。
●大好きな作品です。面白くて、為になって、りか坊とよしりん先生が真ん丸で♪
☆ 第9位 【9月8日:小林よしのり、「山尾志桜里氏も、倉持麟太郎氏も、我々は守る」と宣言】 13票
《選考者のコメント》
●何といっても今年の後半は、山尾志桜里議員の受難と、それにも負けない大活躍が印象に残りました。
●心強い言葉でした。涙が出ました。
●道場師範方が、公心と道義の有る高志の集まりと証明された瞬間です!
●先生たちの覚悟と表明が宣言されて感動しました。
●最も大切なものを守る。それを感じて、実行できる。それが人生。
●かっこええ(*´▽`*)
●良かった、本当に良かった、と涙がこぼれました。
●不倫疑惑第一報の衝撃とその後の狂騒は大震災級でした。しかしこのときの師範方のご決断が、混迷した今の政治状況に一条の光を差し込む結果となりました。本当にありがとうございました。
●激動の日々でしたが、よしりん先生の力強い言葉に、読者の間に活気が戻ったのがわかりました。この日は安心してよく眠れたのを覚えています。
●戦っている渦中にある時、或いは理不尽な目に合っている時、これほど有難く、心強く、力の沸いてくる言葉は無いと思います。最高にカッコ良く、改めて尊敬致しました。
☆ 第10位 【2月27日:【天皇論 平成29年】発売】 12票
《選考者のコメント》
●あの「天皇論」がバージョンアップして発売されたとは、革命的だった。
●やはりゴー宣ファンとしては書籍の発売は嬉しいです。
●もっともっと多くの人に読んでほしいです。
●「天皇論」は、維子様の話などが追加されて、より名著になったと感じてをります。
●読み終えて、雅子様のお話しでは衝撃を受け知らなかったことを深く恥じました。
●ここに描かれている内容を出来るだけ多くの人に広めたいです。特に、雅子さまの章を。
●雅子様の章に涙しました。雅子様が雅子様が幸せだったと言ってくださるように努めなければいけません。
●雅子妃の章で、週刊誌その他に惑わされた過去の己を恥ました。
●本当に怒りと反省と感動で溢れました。
●尊皇心も陛下への尊敬の念も微塵もない逆賊共め!!
●最後の言葉が胸に刺さります。
●「我々国民は天皇を戴く資格があるのだろうか?」
☆ 第12位 【1月8日:小林よしのり、倉持師範の紹介で山尾志桜里議員と話し合う。山尾志桜里議員、大酒飲みだったことが判明!】 10票
《選考者のコメント》
●この時はこれほど重要な展開になるとは思っていませんでした。
●よしりん先生と山尾議員のファーストコンタクト!ここから始まったんですね?
●ゴー宣道場と山尾議員の共闘第一歩。
●歴史的な、運命的な出会い、だったのではないでしょうか。
●運命の出会いに感謝です!!
●偶然でなく、必然だったのですね。
●やはりよしりん先生と山尾議員のまるで神がかり的な出会いが一番の出来事だと思いました。
●運命的邂逅となった日。
●山尾議員、大酒呑みなんだ。是非、ご一緒したいわと真面目に思った事から。
●山尾議員に親近感がw
☆ 第13位 【6月3日:トッキー、自民党・柴山昌彦議員に「旧宮家系男子二桁いる」の根拠を示すよう、追求を始める】 10票
《選考者のコメント》
●半年経ってもゼロ回答。師範代お疲れ様です。無理のない程度で来年もよろしくお願いします。
●柴山議員の誠意のまったくない態度にあきれるばかりです。
●選択肢は「イエス」か「ノー」。こんな簡単な質問から逃げ続けてはや半年。
●柴山、逃げてばかりですね
●「粘着的逃げ回り」の終わる日は来るのか?ヒント・来ない。
●何の根拠もないこと、もうバレバレですが。旧宮家復活なんて寝言を言っている保守の劣化ぶりを公開し、周知させるためにも、追及の手を緩めてはいけませんね。
●その後のことも含めて、男系派のヒレツさや浅はかさを体現してるのが柴山議員だなと思います。
●トッキ―さんが突っ込んでくださるおかげで、こんな人が国会議員なのかと呆然とします。
●粘り強く戦うということの基本と見本が、まさに、ここに凝縮されていると存じます。
☆ 第14位 【3月28日:泉美木蘭、ライジングVol.218にて「森友学園疑獄年表」を発表】 & 【5月23日:泉美木蘭、ライジングVol.225にて「加計学園疑獄年表」を発表】 9票
《選考者のコメント》
●もくれん探偵事務所の驚くべき探偵能力・思考能力、その底力を見せつけられました!!
●もくれんさんの調査力、地道に作り上げる作業に感服しますし、本当にありがたいです。
●『年表』って作るの大変そう。
●物凄く解かり易かったです。
●もくれん師匠の捜査力の高さにますます磨きがかかってきた。
●こんな政権を応援しちゃってどーするの。
☆ 第15位 【9月19日:みなぼん編集長、小林よしのりライジングのコメント欄が荒れたことを受け「読者の感想コーナー」の一時休止を宣言する。】 9票
《選考者のコメント》
●高校2年生の女の子から「大学生になったらライジングを購読します」とメッセージをくれたことがあります。コール&レスポンスという素敵な文化を、未来のライジング読者に引き渡せないのは無念です。
●ライジング読者の一人して、大変申し訳なく思います。
●これは悲しい出来事でした。復活を望みます。
●あれほど荒れればしょうがないと思います
●残念なことです。
●ただただ申し訳ありませんでした。
●前々から心配していたのですが、ある意味英断だと思いました。今までありがとうございます
●波風が立つと、承認欲求に飢えたキモアラシな本性が一挙に表出する。そんなのがリアルな人間の本性だと思うと、ライジング読者も同レベルの閾値だったかと思うと、情けないやら恥ずかしいやら悔しいやら、...様々な感情が複雑に交錯します。
☆ 第16位(同率) 【2月12日:山尾志桜里、ゴー宣道場の打ち上げでワイン2本を勝手に頼んで、勝手に開けてしまう!】 8票
《選考者のコメント》
●ガチンコです!
●生放送で、何度もそのことを仰る小林先生の方が、面白かったですw
●よしりん先生の前で、なんて「豪快な女性」だと思いました。
●豪快なキャラが垣間見え、もしや一人で2本飲み干したか?
●抜群に優秀なだけでなく、豪快で明るくて庶民的な政治家。国民側が育てるという気概を持たなくてどーする!
●ここで初めて生の山尾さんを見る事ができました。信頼できる議員さんがいた!と頼もしく思いました。
●山尾氏の初めてのゲスト。この時は、山尾氏が道場に深く関わっていくことになるとは思いませんでした。
☆ 第16位(同率) 【6月29日:生放送のタイトル募集開始。新タイトルは、謎の中国人さん考案の「よしりん・もくれんのオドレら正気か?」に決定する!】 & 【7月5日:新タイトル「よしりん・もくれんのオドレら正気か?」の第1回生放送】8票
《選考者のコメント》
●生放送のタイトルのインパクトは流石でした。謎の中国人さんのセンスが光りますね。
●謎の中国人さんの、命名は威力が有ります。権力が、国民に対峙するもので有る普遍性から「オドレラ正気か!?」は、これからも変わらない普遍性有る命名と思います。
●「よしりん・もくれんのオドレら正気か?」は、実は即頭に浮かんだとですよ。でもヒネらなきゃ!って考えたらボツになった。 心から悔しい!と思ったので・・・・。
●ゲヘヘ、選ばれて嬉しいでゲス。
●グヘヘ、エフェクトやフォントがカッコ良いのでゲス。
以上をもちまして、
平成29年度ライジング版【流行語大賞】&【今年の出来事】の結果発表を終わります!
今年は過去最多の人が投票に参加されました♪
投票内容や投票理由には、
人それぞれの思いが詰まっていて、
大変興味深かったです☆
さて、小林よしのり先生と泉美木蘭さんは、
12月21日(木)21時からの生放送にて、
ライジング版・流行語大賞&今年の出来事のランキングを振り返りながら、2017年を総括されます!!
今年最後のコール&レスポンス。
楽しみです o(^o^)o
この投稿をもちまして、年末企画「もくれん探偵ミッドナイトスクープ!」への投稿受付を締め切らせていただきます。
ご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました!!