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希蝶さん のコメント

>>103
>>105
>>106
 少し勇み足だったかもしれないです。
 でも、言わせてください。

 おわかりかと思ひますが、憲法改正・女性宮家設立が承詔必謹の課題であり、極めて緊急の問題だとしたら、責任のある、公的立場の人だったら、どう思ふか、といふことです。 つまり、ボランティア活動みたいなものを想記すれば分かると思ひます。この場合、さらにより責任が重い話だらうと思ひますが。

 また鉄道ネタか、と思はれるかもhせんが、地方のローカル線を守り、後世に伝へることもまた、そんなものだと思ふのです。そもそも、人の乗らない列車に無理矢理乗ってくださいと依頼し、お金儲けをすることが果たして、まったうなことなのでせうか?
 道路もさうですが、公共交通機関はいざと言ふときのための移動手段として、存在するものです。本来、儲けてゐる道路部門のはうが、鉄路部門を補塡・救済する位でないといけないでせう。時代とともにうつりかはるといふ特色はありますが、だとしても、先人が汗水たらしてきづきあげたものを、雲消霧散させて、無下にしてしまったよいものか。そして、鉄道は線路によって動くものなのだから、その土台を消失させてしまって良いものではないと思ふのです(だから、私はマグレブ式リニアは鉄道だとは思ってゐません。まだLGTやAGT〔新交通システム〕や、新幹線のはうが鉄道の範疇にはひると思ひます)。

 憲法もまたしかりで、立憲主義によって、国民の権利を保障し、国家から守るといふ土台を押さへ、日本の風土にあったものを、といふ基本をはづすことのないやうにすれば、時代と現状にあったものに改正するのは至極当然だらうと思ひます。

 問題は、(公的には)漫画家であるよしりん先生が、毎月シンポジウムを開いて、広く有識人の意見をきいたり、一般の人の質問に答へたり、また広く思想を発信してゆくことが、果たしておほやけなのか、といふことですが、誰しも漫画に親しんでゐるわけではないし、またそのための職掌も果たされてゐるし、共謀罪の話にもなりますが、意見を発する人間にある日突然なってしまふことがある、といふ点で、解決される問題です。
 問題は、仕事によって収入を得るといふ基本とつりあはないことでせうが、ならば家事はどうなるのでせうか。
 私たちの仕事は、法人のトップがゐて、お客(消費者)が代価をしはらふから成り立つものもあるわけで、先述したやうに、おほやけのものは、本来さうではあってはいけないから、このやうな自家撞着(じかどうちゃく)が生ずるのだと思ひます。特に、これは施政者への批判でもあるから、国からの保障は絶対に受け取れない。

 中には、清河八郞みたいに、幕府を騙して浪士隊をつくるといふ作戦もありますが、それでは公私混同になってしまふと、荒尾精は井上のお金を拒絶したのだらうと、想像します。
 それに、クオレ物語の、イタリア人の少年の話をご存じのかたがゐたら、そのことも思ひだしてみてください。

 自分だったら、多分だますはうを考へるかもしれないですね。軍資金はいる、と思ふかもしれないから。
 憲法改正・双系統相続は一刻もはやく実現して欲しいです。直系継承は、日本に限らず、どこの国でも原則だと思ひます。そして、どこまでを皇族とか王族とかいふのか、といふことも。
 日本みたいに、「親王」とか「王」、「内親王」とか「女王」とかいふ称号があるのは、非常にわかりやすいです。徳川氏も当主(将軍・御三家の藩主、御三卿の当主)と世子(あととり)しか徳川を名のれず、兄弟はみな「松平」だったのだから。

 個人的には、とりあへずは、資格をとりたいです。仕事に役立つやうに。

 また物知りをしますが、非常にピンチな状態を「累卵の危機」といふさうです。何となく想像はつくと思ひます。コロンブスみたいです。
 「轍鮒(てっぷ)の急」とも(わだちの下の水溜りにはまったふなは、まづは池や川などの水の多いところに戻らないと死んでしまふ)。
 必要なものは、しっかりとした土台と、水分です。
 紙のことはあまり考へてなかったけれども、ものを書いたり、本を読んだりするのは、まだ必要ではないか、と。PCや携帯画面でみられるものは、切り取られた事象や現実でしかないと思ひます。以上です。
No.112
83ヶ月前
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第253号 2018.1.9発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…元旦の「朝生」によしもとの芸人・ウーマンラッシュアワーの村本が登場し「侵略されたら白旗挙げて降参する」「尖閣は中国に取られてもいい」などと放言しまくり、たちまちネットで炎上した。「公(国民を救う)」のために「私(エゴイズム)」を超える主体が「個」(覚悟ある個人)ということであり、これこそが『戦争論』のテーマだったが、サヨクもネトウヨも読解力がなかった。日本人はいつになったら「個」を確立できるのだろうか? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…「独自言語を開発して会話を始めたロボット、フェイスブックが処分」…刺激的な見出しで報じるこのサイトは「SPUTNIK(スプートニク)」。ここはロシアの政府系通信社が運営している報道機関だが、ロシア寄りの記事や、他国の大統領選プロパガンダだけでなく、これまでさまざまなデマやでっち上げ記事を発信・拡散してきた。私たちの生活に巧妙に侵入するフェイクニュースの恐ろしさとは? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!登美丘高校ダンス部は好き?タレントのフィフィをどう思う?テレビ番組で一緒に出ていた西田亮介氏の意見をどう感じた?「敵ながら天晴れ」と言える言論人は?ダウンタウン浜田のブラックフェイス問題をどう見てる?人として不道徳だけれど、表現者としては類い稀な才能を持つ人物はどう評価するべき?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第259回「個と公、覚悟なき私人主義」 2. しゃべらせてクリ!・第211回「ぽっくん画伯の名作自画像、完成ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第63回「フェイクニュース事件簿1~ロシアの通信社“スプートニク”」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第259回「個と公、覚悟なき私人主義」  わしがウーマンラッシュアワーの村本という芸人を最初に見たのはテレビの「すべらない話」だったが、自分のツイッターの炎上話をしていて、さっぱり面白くなかった。  トッキーから聞いた話によると、その番組では必ず話の最後に押される「すべらない話・認定印」が村本の話の一つにはついに押されず、番組史上初の「すべった話」として語り草になったらしい。  そんなわけで、お笑い芸人としてはぱっとしない印象だったのだが、いつの間にか「朝まで生テレビ」に出てきたものだから驚いた。 「よしもと」の芸人が最近、ワイドショーのコメンテーターに次々出てくるが、多分、人数をかかえすぎて、芸人の活躍の場を開拓しているのだろうと、わしは推測する。それにしても天下国家を論じる論客の分野までもお笑い芸人が出てくるのはどうなんだろう?安易すぎないか?  その「朝生」での発言がまたつまらないもので、自分の弟が自衛官で、弟に戦争に行ってほしくないから戦争反対なんていう論調なのだ。  村本はやたらと自分の弟が自衛官であるということをひけらかし、利用するのだが、まずそれがおかしい。  自衛官は入隊時に宣誓文に署名をしなければならない。その宣誓文は、この言葉で結ばれている。 「事に臨んでは 危険を顧みず、身をもつて 責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います」  これは要するに、戦争に行って死ぬことも辞さないという意味だ。公務員は全員服務の宣誓をしなければならないのだが、命がけの仕事というイメージのある警察官や消防官の服務の宣誓でも、 「危険を顧みず、身をもつて」 とまでの文言はない。  ウーマン村本の弟は服務の宣誓をして自衛官になっている。自ら、国防のために命を懸ける覚悟をしているのである。  自衛隊の本来任務は国防であって、災害救助ではない。 国を守るためなら、人を殺すことも、殺されることもあるのが自衛隊という職業である。   それが嫌だったら、村本が直接弟を説得して、自衛隊を辞めさせればいいだけのことで、それが筋というものだ。   自衛官の弟が人を殺すのも死ぬのもイヤだとテレビで発言する兄貴は、単に弟の覚悟と職業を公然と侮辱しているだけではないか!  今年の元旦の朝生にも村本が登場し、 「侵略されたら白旗挙げて降参する」「尖閣は中国に取られてもいい」「敵を殺さないと自分が殺される状況に置かれたら、自分が殺される」 などと放言しまくり、たちまちネットで炎上した。  こんな幼稚な議論に付き合わなきゃならない井上達夫氏が気の毒だ。井上氏のかつての生徒たちでも、これほど幼稚な者はいなかっただろう。  村本という人間は、あれだけ人に嫌われる顔と、嫌われる性格をしているくせに、どういうつもりか、「人から善人に見られたい」と願っているようで、臆面もなくエセ・ヒューマニズムの言葉を吐くのだ。   だが、侵略されても戦わずに白旗を挙げたら、国がなくなってしまい、国民は奴隷になってしまう。チベットやウイグルの民のように、思想の自由も、言論の自由も何もかも奪われてしまうのだ。  言論の自由がなくなってしまったら、漫才もできないということをわかっているのだろうか?   村本は現在の日本では、漫才で政治的な言論が封じられていると思っているのかもしれないが、それはあくまでも自主規制であって、やろうと思えばやれるのだ。  中国に侵略されたらそれどころじゃない。言論の規制に逆らったら投獄され、拷問される。生命の保障だってありはしない。  そんなことにも考えが至らない村本は、何もわかっていない赤ん坊みたいなものだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!