• このエントリーをはてなブックマークに追加

皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信ありがとうございます!
お疲れ様です。

「ゴー宣」読みました。
今号の「ゴー宣」と、無料ブログの「麻生大臣を見直した」を読んで、
自分自身も、デタラメな安倍政権が兎に角嫌だ!という意識でニュースをずっと見ていて、
思考が凝り固まってしまっていた、「弱者のルサンチマン」を理解したつもりで全然理解出来ていなかった、と思い直しました。
セクハラを理由に官僚バッシングに与する潮流に、流されそうになっていたと、恥ずかしいです。

小林先生にQ&Aコーナーの質問を送った時に「何かこの流れはおかしいな・・・」と自分なりに考えてはいたのですが、
まだそれでも甘かったです。

伊藤詩織さんの時と、今回の時との大きな違いこそが、本質なのかなと、改めて考えました。
「脱正義論」と「新・堕落論」を、もう一度読み返したいです。

セクハラが起きるシステム自体を、内部から変えて行く、会社を辞めてフリーランスとなって外部から変えて行く・・・
いや、フリーランスにならずとも、別の会社に入るというのもありますが、別の会社・別の組織でも、同じようなシステムはありますから、
内部から変えて行く、ということになりますが、
口で言うのは容易くとも、実際にそれをやってのけるのは相当に大変なことだと思います。
しかし、変えようと思うのなら、他に道は無いこともまた事実ですね。

そして、自らが腐敗したシステムに甘んじて堕落しながら、国や政治家や官僚には厳しくあたる、というのも欺瞞です。

左翼になるのも右翼になるのも簡単ですが、保守になろうとすることが如何に困難なことかということも考えました。
和製リベラル・自称リベラルになるのも簡単ですが、真のリベラルになることも難しい、ということと同じかな、と。

冷水を頭からぶっかけられたような思いで、自分の未熟さを改めて思った次第ですが、
セクハラ・ヒステリーで加熱する風潮はこのまま加速して行ってしまうのでしょうか。
舛添前都知事の時の報道を、ふと思い起こしてしまいます。


「トンデモ見聞録」読みました。
「事実=ファクト」を見失ってしまう罠について改めて考えました。
多角的に見て行くことが大事、というのは「保守」のバランス感覚にも通じる話だと思いました。
つい、大量な情報をかいつまんで読んでいたり、
兎に角、不快な情報には耳を塞ぐ、という構えになってしまうことの危うさを考えました。
判断を誤って、自分自身に「刃」が向けられる怖さもありますが、
それでも、思考停止して摩滅してしまうことを思うと、
勇気を振り絞って思考を続けていくしかないなと。

人のパンツに火がついている様を嗤っている、自分のパンツに火がついていた、なんてこともありますからね。


追伸:Q&A回答ありがとうございます。
原田知世は今でも透明感があるというのは、やっぱり女優さんって凄いんだなあ、と思ったりしました。
八千草薫さんもお年を召しても透明感がありますもんね。
私は女優としての原田知世さんも好きですが、歌手としての原田知世さんも好きです。
「雨のプラネタリウム」は名曲だなあと改めて思います。振り付けもカッコいいですし。

あと、ニコニコの対応は酷いですね。言葉狩りするな!
No.19
73ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第267号 2018.4.24発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」… 福田財務事務次官のセクハラ問題、マスコミや一般人の多くが、「普通の人間は組織に依存せざるを得ず、個人では戦えない」「だから社員を会社が守るべきだ」と主張し、セクハラを理由に官僚バッシングに精を出している。官僚のトップは叩きやすいが、テレビ局や新聞社は叩きにくいらしい。セクハラ根絶のために欺瞞を粉砕せよ! ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…フェイクが蔓延している昨今だが、今年、日本では初めてファクトチェック専門の団体である「FIJ」が設立され、ファクトチェックが本格始動した。一方、米国では「ポリティファクト」という団体が11年前から活動しており、大統領、ホワイトハウス、議員、立候補者、ロビイストや関係団体などの発言について検証を行っている。ファクトチェックの実態とは? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!新ドラマを見る決め手は何?女性差別問題、欧米とは違う日本なりの解決法とは?よしりんファンだった父がネトウヨ化してしまった理由は?立憲主義的憲法改正と日米地位協定、どちらを先に改正すべき?男にとって仕事と商売は別?「透明感」って一体なんなの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第274回「セクハラとジャーナリストの覚悟」 2. しゃべらせてクリ!・第225回「ぽっくん落ち込み中! 愛の言葉をクリ~!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第78回「ファクトチェックとはなにか 米国編」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第274回「セクハラとジャーナリストの覚悟」 『脱正義論』で薬害エイズ運動に嵌った学生たちに向かって、わしは将来、会社・組織に入っても、組織自体が悪を遂行している場合は、個人として戦い、腐敗した組織を変えよと演説した。  それができぬのなら官僚バッシングをするなと言った。  ところがわしの読者のみならず、マスコミや一般人の多くが、「普通の人間は組織に依存せざるを得ず、個人では戦えない」「だから社員を会社が守るべきだ」と主張し、セクハラを理由に官僚バッシングに精を出している。  官僚のトップは叩きやすいが、テレビ局や新聞社は叩きにくいらしい。  セクハラをなくすには、セクハラが起こるシステム自体を変えるしかない。  それはむしろマスコミの側に責任があって、なぜ美人で才媛の女性記者が、官僚に深夜、電話一本で呼び出されて、酒を飲まねばならなかったのか、1年半に何度も二人きりで会食せねばならなかったのか、そこに人々の関心が向かないように、マスコミは財務事務次官にすべての「悪」を背負わせようとしている。  悪いのはセクハラ発言をする「男」であり、「男一般」が女に性欲を感じなければよい、感じても封印する完全な紳士であればいい、品行方正な聖人になればいいと、教育しようとしている。 「記者を男にすればいい」と言えば、女性差別だと言い、女性だって深夜でも権力者の元に駆けつけて情報をとりたいのだと主張する。  権力者がなぜ電話で女性記者を呼び出すのかと言えば、まちがいなく「下心」があるからであり、たまたま情報を漏らしたくなったからではない。情報を漏らしたいだけなら男性記者と会えばいい。  女性記者は権力者の「下心」を百も承知でパジャマを着替えて駆けつけるのである。  女性記者が「ジャーナリスト」ならば当然のことだし、あえて危険を顧みず、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の覚悟で飛び込んでいくのである。  テレビ朝日やマスコミは、女性記者の役割りはそういうものだと割り切っている。くノ一のように女性記者は権力者の懐に飛び込んで、特ダネを取るのである。プロのジャーナリストはそういうもので、セクハラに遭わないように会社が守ってくれるものではない。  それは大人の世界の常識のはずだが、マスコミもコメンテーターも、女性記者には「覚悟」は要らない。会社が守り、権力者がセクハラをしなければいいだけだとウルトラ欺瞞を主張している。  戦場ジャーナリストには「覚悟」は要らない、スポンサーが守ってくれて、兵士やゲリラが銃撃しなければいいだけだと、そんな途方もない馬鹿を主張できるのか?  わしの『新堕落論』を読んだ者なら、「弱者のルサンチマン」について少しは理解したはずだろうが、やっぱり読解できていないのがほとんどなのだろう。  強者の傲慢さを見たら、自分と同じ弱者の位置まで引きずりおろすことしか考えていない。それを繰り返せば、社会には品行方正な小市民しかいなくなってしまうのだが。  Me too運動を「国の将来のために」賛成したわしにも、バランス感覚が働く。それが「保守」の真髄だからだ。  わしは、例え小児性愛者で、養女を性的虐待していたウディ・アレンでも、映画作りを止めろとは言わない。  天才や秀才エリートの中には、品行方正ではない者が多いだろうが、わしは作品や仕事の能力を評価するのである。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!