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ライスバーガーさん のコメント

1人だけタイムスリップしたように遅れた話してて申し訳ありませんが、
セクハラの件の話を続けます。トロいのは自覚してます。
少し羅列させていただきます。

1、テレ朝の女性記者は、結局どうしたら良かったのか? 

https://yoshinori-kobayashi.com/15625/

取材対象である財務事務次官に、そんなに気を使わないと
いけないのでしょうかねぇ?
絶対に機嫌を損ねちゃいけないと。

やはり、安倍政権のせいなんでしょうかねぇ?
忖度。放送法圧力。上層部との会食。番組や放送への上からの圧力。

大事な仕事の話してメシ食い終わった後、
LINEで連絡とって、飲みの席へ行くと。
取材というか、まるで接待だなぁ。

「セクハラやめてください」と、面と向かって言った事が
一度でもあったのだろうか?
それすら言えない、そこまで機嫌をとらなきゃいけない関係性なのか?
録音機を置けない関係?

会社が「今後の取材でセクハラ発言を止めて頂きたい」と書を提出する
というのも、できなかったんでしょう。
女性の上司に行っても、結局採り上げてもらえなかったわけですから。

「文書で正式な抗議を相手に出す」という、アドバイスを
誰かしてくれる人が居ればよかったのに、とは自分も思います。


2、『たしかに『抱きしめたい』とか言いますけど、口先だけで、本気で
触ったり口説いたりする気はないですから。安心して会える人です。地位
を利用して女性記者に関係を迫ったというような話も聞いたことがありま
せん。』
この福田氏と飲んだ事のある女性の発言(日刊ゲンダイからみたいですが」
)、これを100%信用していいのか、分かりません。
この女性が財務省内の人で身内だったり部下だから口説かなかったのかも
しれないし、年齢がわりと上で、口説くようなタイプじゃなかったのかも
しれないし、たまたまこの女性が福田氏の事を深く知らないだけかも、
とか、いろいろ勘ぐってしまいます。自分は、情報の洪水にのまれて、
判断できなくなっているのでしょうか? 

本当に言葉のセクハラだけだったのか?
それ以上に進展しそうな感じはなかったのか?
この女性記者以外で、言葉以上のセクハラを受けた人はいなかったのか?
言葉以上を受けた人が居ないなら、居ないと言ってほしい。
居たなら、居たと出て来てほしい。百歩譲って匿名でもいいから。


3、この女性記者に関する疑問も多々ある。

セクハラが嫌なタイプの女性はいるだろう。下ネタが全く言えない空気を
出すタイプの女性は居る。特に若い人は。
なら、なぜ異動を申し出なかったのか?
福田氏が嫌で、異動を申し出た記者も前に居るらしいのに。

自分は最初の記事が載った号を買っていないが、
なぜ記事では福田氏だけを責めて、自社や自分の上司を責めなかったのか
?責めたらクビになると思ったのか?
クビになるのは嫌なのか。
新潮にリークして、ここまで大ごとになると思っていなかったのか?
なぜ新潮にリークしたのか?
朝日系列の他の所は無理だったのか。
新潮はその女性記者が自社も責めたけどそれは書かずに、
福田氏だけを悪く書いたのだろうか? 


4、今の今までその女性記者は出て来ない。
ネット上で出ている名前も、堀田喬とかいう記者が名前を出したのが
キッカケで出たようだが、本当に彼女なのか?
なぜ彼女は出て来ない?

ハニートラップとか言われるのが嫌なのか。
安倍応援団のネトサポから、陰謀論のように、在日だの反日だの
言われるのが嫌なのか。命を狙われるような事があるのだろうか?
しかしもうネット上で名前を出されている彼女がこの女性じゃなかったら、
彼女はもうすでに可哀想な状況に置かれていると思うが。

この女性記者は伊藤詩織氏を尊敬していて、
自分も訴え出るべきと思ったらしい。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/05100557/?all=1 

伊藤氏は身の危険を感じて、海外に住むようにしたらしい。


5、彼女が伊藤詩織氏のように名乗り出たら、
どのようになるというんだろうか?
どのような「セカンドレイプ」(そもそもレイプじゃないけど)になるの
か、誰か教えてほしい。
もうネットではネトウヨに書かれ放題書かれている気がするけど。
伊藤氏みたいに、命の危険とか、感じるようになるんだろうか?


6、彼女が訴え出なかったら、どうなっていたのか?

誰かが泣いていたのだろうか?
でも、彼が辞めた今でも、他に名乗り出る人は居ない。
そもそも、最初の彼女が名乗り出ていないからか?
彼が居なくなっても名乗り出られない程、安倍政権の圧力が強くあるのか

それとも、財務省との取材に対する「信頼関係」を壊せないのか?


7、会社は今後どうすべきなのか?

これはテレ朝に限った話ではない。どこの報道機関・出版社などでも、
取材先と記者の間でセクハラ事件が起きないように考え、対策を練るべき
なのだ。
すべての会社であるはずだし、そもそも社内でもあるんだろう。
風通しを良くするにはどうしたらいいのか?

そもそも、女性を容姿で採用している感覚が強いと思う。
日本には容姿が良くなくても、アナウンス力や機転が利いて面白い、
司会ができる女性アナウンサーなど、居ない。
ベテランになった女性キャスターは居るが、基本美人だ。
女性はただ単なる補助の「お花」なのか?


8、よしりん先生は、この女性記者を責め、そして福田氏を
「有能な官僚」、麻生氏を「大雑把な喋り方は麻生太郎の個性であって、
そのくらい一般庶民なら分かってるんじゃないか?」と擁護している。
正直言って、やはりココが、当初ゴックンと素直に飲み込めない人が多い
んじゃないか、多かったんじゃないかと思う。

自分は女性じゃないから本当のところは分かってないのだが、
女性で下ネタが本当にダメな人は居る。
そういう人からしたら、天才的に下ネタを繰り出してくる福田氏のような
人は、ホントにウンザリする、のかもしれない(推測)。

そもそもの被害者は彼女である。
どうしても彼女が弱者に見えている。世の中では。マスコミ報道で。

そこに彼女を責めるよしりんの言動は、やはり最初は
「彼女をそんな責めていいの?」という感覚を、どうしても持ってしまっ
たと思う。少なくとも自分は。

しかし結果、福田氏を辞任に追い込んだのだから、
これからは彼女を責めていいのだと、思えるようになりました。

麻生氏はたしかにおかしな事は言っていない。
しかし、言葉が雑というのは、政治家にとって致命傷な気もしますが…。
もっと言葉を足してほしい。何個も、いくつも。

テレ朝はセクハラ対策をどうするのか?
マスコミの先頭に立って、改革を先導してほしいと思う。
こういう事態になってしまった以上。 


ただただ指が動くままに、羅列させていただきました。
よしりん先生に怒られるのが恐いですが。(^^;)
まだ論点あると思いますが、思い付いたら、追加します。
No.50
75ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(号外 2018.6.12発行) 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第280回「水着審査をなくすミス・アメリカ」 2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第84回「芸術家と偏執性~ハンス・ベルメール編」 第280回「水着審査をなくすミス・アメリカ」  ミス・アメリカが水着審査を止めるそうだ。  その上、イブニングガウンの審査も止めるそうだ。  これを聞いて、瞬間的に 「馬鹿馬鹿しい。そんなものを誰が見るか!」 と思わない男がいるのだろうか?  イデオロギーとしてのフェミニズムに嵌った偽善者ならば、おのれの性的欲求を押し隠して、 「水着審査はセクハラだ―――!」 と叫ぶのかもしれない。  人間の煩悩を断ち切った禅僧のような男なら、 「水着は見たくありませぬ」 と無表情で言えるのかもしれない。  わしはセクハラは嫌いだし、やることもない。イデオロギー抜きでわしは「フェミニスト」だと自認しているし、その手前で「紳士的でありたい」と思っている男ではある。   だが一生、性欲を葬れそうにない煩悩まみれの男でもあるから、「水着審査をなくす」という「設計主義的」な流れには、不快感100%になるのである。    ミス・アメリカは1921年に第1回大会が開かれた、米国を代表するミスコンテストであり、世界で初めて水着審査を導入したミスコンともいわれる。  その主催団体、ミス・アメリカ機構が5日、公式サイトやSNSで、水着審査を廃止することを発表した。  同機構の理事長で、自身も1989年のミス・アメリカ優勝者であるグレッチェン・カールソンはTVのニュース番組で、 「ミス・アメリカはもはや美人コンテストではありません。(単なる)コンテストです。今後は出場者を容姿で審査しません。えぇ、大きな決断ですよ」 と語り、今後の審査基準は 「社会に影響をもたらす取り組みについて自分の言葉で何を語るか」 だと表明した。  水着審査の代わりに、出場者には情熱や知性、ミス・アメリカの役割に対する考えについて審査員からの質問に答えてもらい、判断材料とするらしい。  頭がおかしい!  単なるコンテストって、何のコンテストなんだ?  とにかく立派な人を選ぶ、ただし容姿だけは決して判断材料にしないというのか?  だったら、頭巾でもかぶって顔を隠せ!  いや、それではまだ体形がわかるから、いっそのこと全員にブルカを着せろ!  社会貢献について語る内容を審査基準にするって、それは「弁論コンクール」じゃないか。  だったらもう、ミス・アメリカはブルカを着せた「青年の主張」にしてしまえ!  もう24年前の話になるが、堺市の女性団体が 「ミスコンは女性差別の集大成」 だと言い出し、各地のミスコンが次々に中止に追い込まれたことがある。  わしはこれを「SPA!」の『ゴーマニズム宣言』で、以下のように徹底批判した。  わしは「美」も才能だと思っている。美人は天才なのだ。  人は努力に関係なく、生まれつきのものを与えられる場合がある。  絵を描く才能、曲を作る才能、速く走る才能、知識を吸収する才能、笑わせる才能、肉体で戦う才能、美しさで人の目を楽しませる才能。  これらのどれもこれもがまず才能ありき! それから努力で磨きをかけていくものである。  頭のいいやつはちゃんと受験という学力コンテストを受けて世の中に認められていくが、「東大の入試は頭脳差別の集大成だ!」…と言って抗議するやつはいない。 (ミスコン反対論者が、人を外見で判断するな、「大切なのは人柄よ」と主張しているが、)何が「大切なのは人柄よ」だ!  モーツァルトに向かって「大切なのは人柄よ」なんて言って曲を認めないというのか? 音楽家にとって大切なのは曲の質だ! 美人にとって大切なのは顔とプロポーション。人柄など関係ない!  最近ではおそるおそるやってるミスコンなんか「うちでは教養とか礼儀、性格も見てます」なんてバカなこと言っとるが…  それだともう人間コンテストになって、総合的に質の良い人間と質の悪い人間に分けるという、おそるべき差別を犯してしまうぞ!  美だけ! あくまで美だけで競うから良いのだ。  この資本主義の中で人はいろんなものを消費されて生きてゆく。  漫画を描く才能を…球を蹴る才能を…ブスであること、ブ男であることを消費されるやつまでおる。  なんで「美」だけは消費させてはいかんとのたまう?  差別だ! 美の才能だけはこの世で認めんという才能差別だ!  人は誰しも己に与えられた天賦の才能を利用していく権利があるはずだ。  これは人権侵害である!  美は才能。美人は天才。顔とプロポーションを品評するミスコンは女性差別ではない!  いま見ても、完璧な論理だ。  当時、「この見解にきちんと理屈で返答してくれ」とミスコン反対論者を挑発したのだが、これにきちんと返答してきたものは今に至るも皆無である。そして、ミスコンバッシングの嵐も、なし崩し的に消えていった。   ところが24年経ったら、ミス・アメリカが美人コンテストを止め、今後は外見で判断しない「人間コンテスト」にするという、冗談みたいな事態が出現してしまったのである。  さすが「禁酒法」まで生んだお国柄は、21世紀に入っても変わらないものなのだなあと言いたいところだが、何でもかんでも「アメリカについて行け」がお国柄みたいになっている日本は大丈夫なのか? と思ってしまう。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!