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くりんぐさん のコメント

こんばんは、ライジング配信ありがとうございますvv

東京医大の場合受験料が6万円です。医学部受験のためにかかる予備校費用や受験料が男女平等にかかることを考えると、東京医大の女子や多浪男子への減点は許されるものではありません。
女子合格者を限定したいのならば、事実を公表して女子の受験料を減額したり、不合格の場合一部返金するのが筋でしょう。寄付金もたくさん欲しい受験料もたくさん欲しいという東京医大の銭ゲバ根性のせいでお金も努力も台無しにされた側からすればたまったものではありません。

現在日本は人口減少社会まっしぐらです。女性や性的少数者を恫喝すれば少子化は解決すると思い込んでる輩が今現在政治を牛耳ってることを考えると、今後も減る一方でしょう。外科を志望する男子学生も減ってくる可能性も考えると、今後女性外科医の存在は必要不可欠だと思います。
宇宙飛行士の向井千秋さんは、前職が外科医でした。一般受験で慶應の医学部に入学され、大学時代は練習のハードなスキー部で活躍されていました。外科医を務めるうえで申し分ない体力の持ち主だったと思われます。女性でも運動部出身者だと男性に引けを取らない体力の持ち主もいますし、男性でも体力がない方もいます。
病気には女性・男性特有のものもありますが、多くの病気・怪我は性別を問いません。女性患者さんの場合同性の医師のほうが話しやすいという方もいらっしゃるでしょうし、男性医師による女性患者へのセクハラ問題もあります。一度セクハラ被害に遭えば男性そのものに恐怖を抱いてしまうことを考えると、どの科であっても女性医師の存在は必要不可欠だと思います。

冤罪による死刑は絶対避けなくてはなりません。ですが、仮釈放無しの終身刑や懲役百ウン年といった刑罰が日本で普及していない中で死刑を廃止することには反対です。
人生そのものを踏みにじられた被害者とその家族からすれば、犯人がのうのうと生きていることそのものが苦痛でしかありません。
今現在でさえ、被害者や被害者家族への補償はとても満足のいくものではありません。加害者が無職であれば民事訴訟を起こしてもただ裁判費用がかかるだけ。被害者が家計の大部分を支えていた場合、経済面でも家族は苦しむことになります。
被害者や遺族を本質的に救う方法、それは被害者が生き還って人生をまた始められるようにすることしか私には思いつきません。ですがそれは不可能であることが明白な以上、せめて犯人に死刑が下ることで、もう二度と犯人がこの世に戻ってくることはない、愛する人が奪われた悲劇がくりかえされることはないと、せめてそのことだけでも安らぎを得てほしいのです。

法や警察・刑務所に守られる加害者当人と違い、逃げ場のない加害者家族は世間からの中傷や白い目に苦しむことになります。
個人情報をネットでさらされ、職を追われ、婚約を破棄され、自ら命を断つまで加害者家族は追い込まれるのです。実際秋葉原事件の犯人の弟は自殺しています。東野圭吾さんの「手紙」の主人公のように犯人と縁を切ったり、伊藤詩織さんのように日本を出てやっとまともな生活を送れるのです。死刑が執行されたとき、どれだけホッとしたでしょう。
そう思うと、死刑がなくならないでほしいと思うのです。
No.123
76ヶ月前
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第280号 2018.8.14発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…東京医大の入試問題、最初は「女子一律減点」というフレーズだけを見て、「そんなことがあっていいの?」という気持ちになった。しかし報道内容や、現場の女医の意見、自分の知る医療の世界のことを合わせて考えていくうち、これを単に「女性差別」と叫んで、大学を糾弾してさえいれば解決するわけがないだろうと思うようになった。女医の現実と女性差別、どう考えれば良いだろうか? ※「ゴーマニズム宣言」…オウム真理教事件の死刑囚13人全員の執行が終了したことについて、東京新聞8月8日夕刊に、作家の辺見庸がものすごい長文を書いている。ただひたすら情緒的なだけで一切「論」がない、イカレた文章なのだ。辺見は徹底して加害者にのみ同情し、驚いたことに被害者については一切触れようともしない。なぜリベラル知識人は加害者のみに同情するのか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!眞子さま御婚約延期についてどう分析している?ピンクレディとキャンディーズ、どっちが好きだった?人間は反省を口に出すと敗北感に支配されてしまうのでは?みたままつりに何故かかなりの数の中国人が来ていた!?最近はどんな音楽を聞いている?中華料理の中で特に何が好き?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第92回「女医の現実と女性差別」 2. ゴーマニズム宣言・第288回「リベラルは加害者のみに同情する。」 3. しゃべらせてクリ!・第237回「灼熱の夏休み! お散歩も命がけぶぁい!の巻〈後編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第92回「女医の現実と女性差別」  私が通っている眼科は、パルテノン神殿風の豪華な柱を玄関に構えた“白亜の豪邸”のようなクリニックで、主治医は峰不二子みたいな女医だ。  いつも胸部のラインが非常によくわかるセクシーなワンピースに、白衣を羽織り、シャネルのネックレスとイヤリングを光らせ、ばっちりお化粧をした茶髪のロングヘアの先生が、薄暗~い診察室のなか、ふたりきりで、瞳を覗き込みながら丹念に診察してくれる。  待合室はおじさんだらけ!  2時間待ちは当たり前、しかも受付終了の17時きっかりに正面自動ドアのスイッチが切られてしまうので、ほんの数分遅れて来院したおじさんが、ドアの外にへばりついて「お願いしますぅ!」と懇願しては冷たく追い返されるのを何度も目撃した。  そりゃ、医者は日々忙しいだろうし、技術の向上にもたゆまぬ努力が必要に違いないのだろうけれど、外科や救命外来のような超激務続きに比べれば、眼科というのは、女性の開業医としてはかなり条件の良い診療科目なんだろうというイメージがある。 *** ■東京医大の入試は女性差別か?  東京医大の入試問題、最初は「女子一律減点」というフレーズだけを見て、「そんなことがあっていいの?」という気持ちになったし、自分が子供の頃に言われていた 「女の子は、勉強はほどほどでいい」という30年前の言葉 を思い出したりもして、そんな古臭い価値観がいまだに存在していたのかとも思った。  けれども、報道内容や、現場の女医の意見、自分の知る医療の世界のことを合わせて考えていくうち、これを単に「女性差別」と叫んで、大学を糾弾してさえいれば解決するわけがないだろうと思うようになった。  入試の手法としては確かに大きな問題があるものの、東京医大の元幹部がTBSの取材に語ったコメントは重要だと思う。 「体力的にきつく、女性は外科医にならないし、僻地医療に行きたがらない。入試を普通にやると女性が多くなってしまう。単なる性差別の問題ではなく、日本の医学の将来に関わる問題だ」(TBS news)  医療の世界には、セクシーな眼科医もいれば、男女限らず激務の上に待遇がつり合わないとずっと言われている救命救急医もいるし、長時間におよぶ手術の上、患者の急変に備えて夜間休日も即応する外科医もいれば、「Dr.コトー」のように、離島や僻地で何十年も過疎集落の高齢者たちのために尽くす医者もいる。  それぞれ向き不向きや、体力・体格の問題、使命感に突き動かされてすべてを投げ打って身を捧げる人もいれば、自分の人生を考えたいと思う人だっている。  このぐらいのことは私にでもわかるし、また、厚生労働省の調査を見てみると、診療科目によって医師の男女比が出てしまうというのは、やはり現実のようだ。 ■診療科目に男女比は存在する  これは日本国内の病院および診療所における診療科目別の比率を調査したものだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!