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皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信お疲れ様です!
ありがとうございます。

「トンデモ見聞録」読みました。

スウェーデンの「高福祉国家」という一面だけが見られがちということが改めてよく分かりました。
「高福祉」ということは、すなわち「高負担」ということになり、
国民の税負担率なども日本よりは高くなる、ということは、
データを詳細に見る前から想像がつくことではありますが、
それ以外のスウェーデンの国情や、負の側面は、
泉美先生の今回の記事を読むことで、初めて知ったことも多かったです。

スウェーデンは王制がまだ存在していて、立憲君主国家であるということは、
日本とも多少近いところはあるのかなと思いきや、
国家の成り立ちや現在を少し見ていくだけでも、かなり違いますね。

しかし、もしも日本が同じようなシステムを導入してしまったら、酷い事になるだろうということは、
記事を読んで痛切に感じました。
見習ってもいいところは、女性議員の比率くらいでしょうかね。

日本でも男女平等「イデオロギー」が、今後、全体主義化してしまう危険性もあります。
その兆候を感じてしまう時もあります。
国家が個人個人に加入、という意味では、憲法に家族像や道徳を盛り込もうとしている与党の方にも、
同じような危険性を感じるところがあります。

IKEAの家具みたいな「自分で工具を用意して自分で組み立てろ!」みたいなのは、
自分としては「面倒くさくて嫌だなあ」という私心で敬遠していたところはあったのですが、
スウェーデンの国情・実情を知った上で思うと、そうか、それでか・・・みたいな、
何となく腑に落ちるところはありますね。

読者で(読者以外の(ゴー宣やトンデモ見聞録に関しては)いっちょ噛みっぽい人っぽい人もそうですが)、医療関係の仕事に就いておられる方々で、
今の日本における医師側、看護師側から見た問題点や苦労を主張なさっておられる方もいるようですが、
自分自身は、専門的な知識も何もない素人なので、そこら辺に関しては、ただただ「ご苦労様です」と言うしかないのですが、
だからと言って、もしも日本が北欧のような医療システムに変える、とかなってしまったら、いやちょっと待てよ!となります。
泉美先生の無料の方のブログで、ドイツの心臓センターで働いておられる日本人の研究職の女性の発言が紹介されていましたが、
まさに小林先生や泉美先生が仰りたいことは、ここだなと改めて思いました。
学者や知識人の言葉が金科玉条のものでないのと同じで、
いくら現場で研鑽を積んでいる医師だからと言って、その言葉は金科玉条のものではないのだと改めて思います。
その発言を聞いて判断するのにも、ケースバイケースの対応とバランス感覚が必要ということですね。


「ゴー宣」読みました。

このブログよりも前に、若者が「共産党を「保守」と思い、自民党を「リベラル」だと思っている」ということを始めて耳にした時、
自分は「?」となってしまいましたが、
今回の記事を読んで、なるほどと合点がいきました。
現状維持・守旧派を「保守」と思っていたとは・・・。

しかし、「変革」を求めている、という点でいけば、今の若者も、20年前、30年前、40年前、50年前の若者も変わりませんね。
「変われば「良くなる」」と思っているところも。

自分も若い頃、20代そこそこの頃はバカだったと思います。
今賢くなったとまでは思っていませんが、
当時のバカだった自分が恥ずかしい、という感覚はあります。

小泉政権と安倍政権は、改めてよく似ていますね。ポピュリズムなところとか、グローバリズム万歳なところとか。
フリーランスの弱肉強食の世界で生き残っていけるのはほんの一握り、確かにそう思います。
この辺も「個性が大事!」という風潮から繋がっていそうです。
一人一人が誰でも当たり前に持っている「個別性」と「個性」とは全然違います。
「個性」=「才能」と言っていいかもしれません。
才覚溢れる突出した人物は、全体の中のほんの一握り、というのは、いつの時代も同じだと思います。
平凡な人が無理してそう生きようとしたって、絶対無理が来ます。
「肉屋を支持する豚」とは、改めて「言い得て妙」だなと思います。
「自分だって剛力彩芽とつきあえるかのように思っているくらいのバカなのだ。」は痛烈ですが、笑ってしまいました。

いつの時代も若者はバカ、紀元前400年前のギリシャの頃から若者はバカ、確かにそうです。
大東亜戦争を戦い抜いた、或いはそこで散って行った若者たちは、「公」を行動で体現してみせたのですから、
そこに「私」丸出しのバカがどうやっても太刀打ちできる筈がありません。
幕末や明治の志士達もそうですね。


追伸:Q&Aたくさん答えて戴いてありがとうございます。
原爆投下日に登校する習慣が出来たのはいつ頃からか、気になるので、自分なりに調べてみようかなと思います。
少なくとも小林先生の時代にはまだ無かったということですね。
他の方々の質問では、がんTさんとM.Oさんとライスバーガーさんの質問が個人的に気になりました。
しゃべクリは、自分以外の方々みなさん面白かったですが、
monmonさんの投稿が特にツボでした。
No.40
75ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第285号 2018.9.18発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…日本の医療の仕組みや国民性を異常に自虐し、海外の仕組みを無条件に賛美する「海外出羽の守」がよく持ち上げる国に高福祉国家として有名なスウェーデンがある。スウェーデンは国家理念として「男女平等・人権尊重・個人尊重」を掲げており、この3本柱は社会制度に色濃く反映されている。果たして高福祉国家を成り立たせている背景には何があるのだろうか? ※「ゴーマニズム宣言」…今は、若者の自民党支持率が高くなっている。なんと今の若者は「共産党が保守、自民党政権がリベラル」と思っているのだ。ただここで若者がイメージしている「保守」とは、単なる「現状維持」「守旧派」といったものだ。そもそも若者というものは、いつの時代も常に変化を求めているものであり、何も変えないという態度は、単に年寄臭いと思って魅力を感じないものである。若者から支持されないことを嘆き、彼らに迎合してやる必要などない!大人が負うべき真の責任とは? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!子供と接する時に緊張を感じることはある?小中学生の頃にエロスを感じてときめいた芸能人は?人任せにできないことと、逆に人に任せないと安心できないことは?運動会の日に家で寝ていたパパを怒って!速見コーチの処分=無期限資格停止をどう思う?女子マラソンの魅力とは?海賊サイトのブロッキングをどう考える?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第97回「男女平等イデオロギー国家・スウェーデン」 2. ゴーマニズム宣言・第293回「若者に媚びを売るな!」 3. しゃべらせてクリ!・第242回「ぽっくん、貝になりましゅたの巻〈前編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第97回「男女平等イデオロギー国家・スウェーデン」  日本の医療の仕組みや国民性を異常に自虐し、海外の仕組みを無条件に賛美する 「海外出羽の守」 がよく持ち上げる国に 高福祉国家として有名なスウェーデン がある。  スウェーデンは立憲君主制の王国で、日本の約1.2倍の国土に、人口は東京都とほぼ同じ約1000万人。首都ストックホルムは札幌と似た気候で、11月から3月まではマイナス気温。冬の日照時間は1日6時間ほどしかないという厳しさだ。  日本には、この10年ほどで家具の『IKEA』や、ファスト・ファッションの『H&M』などが進出してきた。日本ともアメリカとも違う独特のセンスに、なんとなく憧れを感じる人も多いかもしれない。   ■高福祉・高負担の福祉国家  スウェーデンは、 「『海外では女医が多い』の疑問」 で紹介した通り、医者になかなかたどり着けないが高福祉の国家だ。  18歳以下は医療費無料、18歳以上でも1年間に支払う医療費は上限が約1万2000円まで。大学・大学院まで教育費無料、児童手当、育児休暇時の給与補償、無料託児所、地方自治体による高齢者の在宅ケアなど充実している。  ただし、税金はべらぼうに高い。所得税は、収入に関係なく 地方税が約30% 。さらに年収390万円以上になると 国税も20%~25% 。プラス 社会保険料として給与の7%を個人負担 、28%を企業が負担。日々の生活では、 消費税が25%(軽減税率が導入されているが、食料品でも12%) という具合だ。  憧れの高福祉を享受するには、それ相応の負担をしなければならない。 ■専業主婦を否定する男女平等イデオロギー国家   スウェーデンは国家理念として 「男女平等・人権尊重・個人尊重」 を掲げている。 この3本柱は スウェーデン・バリュー と呼ばれ、国民に共有されており、社会制度に色濃く反映されている。スウェーデン国民はすべて平等で、等しく福祉と社会保障が提供され、絶対に差別されてはならない。  しかし、スウェーデンも王国発祥の時点からこのような国家理念を掲げていたわけではない。 もともとは「父親が外で働き、母親が家を守る」という夫婦分業の成立した《伝統的な家族》が一般的だったが、 1930年代から政権をとってきた社会民主党が、戦後、その理念である「男女平等」「女性の家庭からの解放」を急激に促進させた のだ。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!