• このエントリーをはてなブックマークに追加

hiroさん のコメント

「手塚治虫」を持ち出した時点でもうええか、と思い、
「バカ」だけじゃなく「卑怯」ということを書いてなかったな、と思ってましたが、
「ウソの体験談」を出した時点でそれも明白になったので必要なくなった。
はい、私の中では終わり。チャンチャン。と思っていたのですが、
立憲民主党の姿勢は流石にシャレになりません。
この政党、立憲的会見への態度を見るまでもないと感じてきました。

以下の意見を、「立憲パートナーズ事務局」へ送付しました。
連投、長文になりますが、ことがことだけにお許しください。

【ネットを徘徊する怪物「差別的デマ」は、いま誰を餌食にしているのか】
という記事を貴党が公式ツイッターで拡散され、さらには福山幹事長がリツイートされていることに衝撃を受け、意見を送らせていただきます。

 まず人情の部分から述べさせていただきますと、
この記事の中で、小林よしのり氏が批判されていますが、
私は小林氏の影響で立憲パートナーズに加入させていただいていますし、
選挙前にもわずかばかりの献金もさせていただきました。
小林氏は枝野代表や辻本議員、山尾議員などの応援をされ、その影響や功績は決して小さくなかったはずです。
小林氏の応援なくして山尾議員の当選も、例えば山尾議員が追及した「技能実習生の失踪についてのデータ誤り」を政府が認めることもなかったと言っても過言ではないと思います。
そのような小林氏の主張に反論があるならば、自らの意見として根拠を示した上でその主張を公開するか、直接伝えて議論や中心人物が対談するといったことが筋であると考えます。
小林氏側よりツイートの取り消しと、これをツイートすると判断した経緯に関する説明を求められているはずですので、是非ともご回答していただきたいと思います。

 続いて内容についてですが、公式ツイッターであげられた以上、記事の正当性、または小林氏の主張の誤りなどを示されるのが本来だと思います。
記事の筆者と小林氏側のやり取りは「ゴー宣道場」HPで、小林氏にこの件の対応を任されています「トッキー」氏のブログに書かれていますので是非お読みください。
その要点を書かせていただきますと、
記事には
特に「アイヌ民族は存在しない」という持論については、学術的な根拠を何ら示さないばかりか、「殖産の時代、アイヌ民族は自らを『アイヌ』と自称していなかったから」という屁理屈を展開し続けた。
とありますが、
「『アイヌ』は自称じゃないからアイヌ民族はいない」と言ったとされた根拠を問われたところ、
「『アイヌ』は自称じゃない」という研究者の意見を紹介した作品を提示してきました。 「だからアイヌ民族はいない」と言ったのではないわけです。
要するに小林氏の論理が否定できていないばかりか、自らが「特に」とあげた部分すら示せない、つまりはデマであったわけです。
また、「アイヌ民族はいる」とする根拠として挙げたのが、故「手塚治虫」氏の「シュマリ」という漫画でした。
ここまでくると言うまでもないと思いますが、フィクションの設定に出てくるからと言ってその内容が事実であるという証明にはなり得ません。
大河ドラマでも歴史事実と違うことをあえて描いていることがあるように。
どうやら筆者は「アイヌ民族」なるものをフィクション世界のファンタジーの中で妄信されているようです。
もちろん「『アイヌ』の子孫(我々はアイヌ系などと呼んでいます)はいる」ということと、「アイヌ民族は存在する」ということは全然違います。

 最後に私のお願いについて書かせていただきます。
まずはツイッターの削除、そして「真偽の定かでない記事についてツイートしまいました。関係方々にはご迷惑を」など書かれたものを公開する、ということです。
本来ならば筆者の記事の真偽、小林氏の主張の真偽からアイヌ民族の存在の真偽に至るまで民族の定義やらその他の根拠を示して貴党の主張されることを述べられるべきです。
しかし、たいへん失礼ながらそのようなことを聞きましてもまともな返答は期待できません。小林氏批判の意図はなかったとしても、少なくともアイヌ擁護としてこのようなデマ記事を批判対象ではなく取り上げた時点で、まともな根拠は持ち合わせていないことは明らかだからです。
貴党の立場から「アイヌはいない」という立場に立つといったことが難しいということは理解しています。
人権を掲げることはけっこうですが、デマを拡散しても良いということにはなりません。
貴党はもしや「愚民を印象で操作しよう」などと考えられているのではないでしょうか?
枝野代表が「何も考えずに安倍改憲案には×を」などとラジオで発言されているとも聞きましたので、安倍政権と同様の体質を感じております。
これが貴党の掲げられた「まっとうな政治」でしょうか?
このような体質ですと貴党の支持者もどんどん離れていくでしょうし、この国の政治に期待できるものはなくなってしまいます。
猛省と改善につきまして、切に望みます。

 長々と書かせていただきましたが、このぐらいの文書は読み解いてください。

No.88
72ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第293号 2018.11.27発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…1950年代、ドイツが戦後復興のために受け入れた大勢の外国人労働者=ガストアルバイター。彼らは当初、「労働契約満了後には母国に帰る人々」と認識されており、あくまでも短期の出稼ぎ労働者とみなされていた。就労期限が過ぎたら帰国する外国人労働者たち…「入管法改正案」の議論における現日本政府の説明と同じである。果たして「ガストアルバイター」の結末とは? ※「ゴーマニズム宣言」…今月14日にシンガポールで安倍とプーチンが日露首脳会談を行い、平和条約交渉を加速させることで合意した。しかし安倍は「東京宣言」ではなく「56年宣言」を基本とすることでプーチンと合意してしまったのだ。これは、北方領土交渉の重大な、そして最悪の方針転換を意味する。日本政府、いや国民は、本当にこのまま北方領土を諦めてしまって良いのか!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第106回「移民政策の行く末、ドイツの『ガストアルバイター』に学べ」 2. ゴーマニズム宣言・第302回「北方領土交渉の敗北」 3. しゃべらせてクリ!・第250回「カメ乗り世界一の妙技を見てクリクリ~!の巻〈前編〉」 4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 5. 編集後記 第106回「移民政策の行く末、ドイツの『ガストアルバイター』に学べ」  ドイツは、 全人口の約14%にあたる1200万人が移民 という超移民大国だ。2015年のヨーロッパにおける難民・移民危機では、メルケル首相が移民受け入れを主導し、約110万人を受け入れた。  しかしその年末、大事件が起きた。2015年12月31日から翌1月1日にかけて、ケルンの駅前広場に集まった新年を祝う群衆のなかで、外国人男性らによる集団レイプ事件が発生したのだ。判明しているだけで1000人以上の女性が大勢の男性らに取り囲まれ、その場で強姦・強盗の被害に遭った。被害者は10代~20代の女性たち、容疑者の多くは北アフリカやアラブ諸国からの難民希望者や不法移民だった。  ドイツでも特に西側のケルンは、治安が良く安全と言われていたが、この事件によってドイツ社会は震撼。以降、反移民デモが続発し、極右政党の支持が勢いを増した。結果、メルケル首相は地方選挙で連敗し、与党党首と首相の座を「今期限りで退任」と表明するに至った。 ■ドイツの教訓「ガストアルバイター」  2015年の移民危機以前から、 ドイツはもともと「移民受け入れに失敗した国」という教訓を持つ国 だった。失敗の原因は、1950年代、戦後復興のために南欧から受け入れられてきた外国人労働者たちの存在だ。  多くの肉体労働者が必要だった西ドイツは、送り出し国へドイツ人医師を出向かせ、現地の男女の身体検査・能力検査を行い、「合格」と判断した者に就労を許可していった。裸の労働者たちが並んで身体検査を受ける古い映像が残っているが、さながら「奴隷市場」である。  イタリア、スペイン、ギリシャなどから多くの労働者が西ドイツを訪れたが、それでも人手が不足すると、大勢のトルコ人が国境を渡った。  当時のドイツ政府は 「就労期限が過ぎたら帰国させる便利な低賃金労働力者で目下の人手不足が補える」 と考え、送り出す側の国は 「ドイツで外貨を稼ぎつつ、最新技術を母国に移転できる」 と考えていた。そして外国人労働者たちは 「短期間で高収入を得られる」 と考え、ドイツ国民たちは 「きつい・汚い・危険な肉体労働を外国人にやってもらえる」 と考えていた。   ドイツの経済発展が見えていた時代、それぞれの “目先の期待” が一致していたのだ。  彼ら外国人労働者は、 「ガストアルバイター」 と呼ばれた。「ガスト」はドイツ語で「客(ゲスト)」という意味だ。 当初は「労働契約満了後には母国に帰る人々」と認識されており、あくまでも短期の出稼ぎ労働者とみなされていた。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!