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カレーせんべいさん のコメント

【ノミネート選外のうち一部を公開 243語】
門下生11名の多数決の結果、ギリギリのところでノミネート選外になった名言・珍言の数々!

※ここからも投票可能です♪♪♪

◆非暴力主義で国民を地獄に道連れするわけにはいかない
◆ウーマン村本は知的誠実さがまるでない
◆わしは行き過ぎた平等主義は嫌いだ
◆大衆の「嫉妬」というのは凄まじいもんだな
◆共産党はあくまでも現憲法の「文字」を守る立場
◆そもそも日本に「原理主義」はない!
◆みんなでわしのブログを支えよう
◆わしが人を批判するときは、あくまでも現時点での評価だ
◆わしは杓子定規な良識を振り回す愚は犯さない
◆円熟したらダメで、もっと毒牙の毒を増やさねばならない
◆プロは風邪ひかない
◆陣営バカ
◆不当に差別されている女を助けるのは男の仕事だ
◆こんな恥ずかしいことは、公の場で言うことではない
◆「公(国民を救う)」のために「私(エゴイズム)」を超える主体が「個」(覚悟ある個人)覚悟を持つ者が個人である。
◆フェイクニュースが、人々を既存メディアから分断させていくのだ
◆自分の中の凶暴性を失くしたらだめだと、いつも自戒しています
◆村本って名前が全然頭に入って来ん!
◆わしが権力より強い個人になるしかないなと思う
◆国家の存続に責任を持たない感覚
◆行間の全てを文字で埋め尽くさないと分からないバカが多い
◆アクセス数至上主義
◆非モテこじらせ系
◆議論のための議論、理屈のための理屈は無意味
◆主体性を失ったその末路が、侵略戦争行きなんてイヤ!
◆安倍向け安倍
◆男尊女卑は「保守」ではなく、単なる「野蛮」なだけ
◆ここまでソクラテスを侮辱した人が他にいただろうか!?
◆憲法改正は主権を取り戻して、民主主義を完全に機能させるため
◆国家の安全を自らが担えるのなら、アメリカの内政干渉をはねつけられる
◆お米は絶対善じゃい!
◆ますます恋愛はエゴになった感があります
◆抽象論が理解できない人間は感情が劣化する
◆子供を騙すのは大人の男として屈辱としか思えない
◆「朝日新聞=悪」を叫びすぎ
◆赤ちゃんにハイハイを教えるところから始めるしかない
◆9条護憲派は、よっぽど侵略戦争が好きなのだろう
◆ニート保守
◆感情の劣化も教養の断絶から起こっている
◆「世間」や「社交」の中に「個」を埋没させるから人は「堕落」する
◆この本を読む人は、強者への第一歩を踏み出しているのである!
◆ブログで軽く悪い冗談を書くのも、自主規制しなければならなくなった
◆上から目線の書き方が、もはや痛々しい
◆家族がいるなら知らない方がいい。家族のいない女には教えてあげたい。
◆コンドームは今度産むために今は産まない薬だよ
◆そーですね、男はバカです、はい。
◆土俵に上がりたくない卑怯者。土俵を作りたくない弱虫。
◆敷居は低いぞゴー宣道場!
◆言論の賞に権力者が祝辞を寄せることを異常だとも思わず、むしろ喜んでいるという感覚が完全に狂っている
◆言論をやっている以上は、誰が相手だろうと、男女を問わず厳しく批判しなければならないことがある
◆言論を武器として使用したい
◆わしが戦ったのは「世間」だ!
◆現憲法の聖書化
◆「わしが誠実なのはな――」なんて答えられるかよ。
◆ちゃっちゃか、ちゃっちゃか主義
◆プラクティカル
◆保身主義
◆権力保身主義者
◆正義感も、良心も、未来に対する責任感も、自分の仕事に対する矜持も、一切持ち合わせていない
◆わしが目指すのは「侵略戦争」を封じる憲法改正だ
◆ニヒリズムと悟りは違う
◆「創造」はニヒリズムから生まれてこない
◆徐々に信頼を回復する道へ踏み出そう
◆スキャンダラスな議論の場に参加しろ!
◆人生は真面目に正義を追及する感覚と、ケ・セラ・セラが混合していていいんだ。
◆昭恵よりは籠池の方が信用できるに決まってる!
◆官僚を政治家の下僕にしてしまったことの歪み
◆まだ燃え盛ることを予感させる卑猥さがある
◆パンダミトン
◆関東、関西、九州に垣根はない。
◆未だに根に持っているのだから精神的に欠陥があるのだろう
◆いちごパスタ
◆『おぼっちゃまくん』の色紙はわしが買いたい。
◆高森氏の弄り芸
◆1億総ゴーマン時代
◆こんな状態が前例になってはいけないし、なるべきではない
◆私のこのかしこまりを返せーーー!!
◆記憶の限りではオナラしてない
◆悪の自覚
◆瞬間風速で大衆化した者たち
◆安倍政権は「縁故主義」の政権
◆ショートケーキも飲み物だということを、このお店は教えてくれました
◆こんな見え透いた悪事がまかり通る国であっていいのか?
◆社会に許容度がどんどんなくなる恐ろしさを感じる
◆物わかりの悪い女性
◆パワハラはテレビ局、セクハラは事務次官
◆わしも馬鹿だから人ごとじゃない
◆憎男性
◆強者の傲慢さを見たら、自分と同じ弱者の位置まで引きずりおろすことしか考えていない
◆生贄にされた者は気の毒だ
◆個のない人を優しく慰撫するような、呪いの言葉
◆それじゃ、なくせるセクハラもなくなりませんって!
◆道徳教育が、ひとつの価値観を押し付けるものになってしまっているのだ
◆不道徳を理由に、能力や才能を潰すことは国家の損失である
◆村長の気分でほくほくして眺めている。
◆現場を生きる庶民の共同体
◆予備知識がない人に、解説するのがわしの役目です
◆可愛いという褒め言葉は、ブスとの比較で言う言葉だから、笹さん以外の全ての女性をブスと言ったに等しく、大セクハラじゃないか?
◆セクハラ糾弾全体主義
◆ロ、ロダン・・・!
◆明治維新までキンタマがタマタマ大きかったタマモノにされちゃ、タマったもんじゃない
◆さておくなよ!!
◆シンメトリーで睾丸の小さい男と、シンメトリーでなく睾丸が大きい男では、どっちがモテるんだ?
◆人って、つまらないことで自由を破壊してしまう
◆男というのはこうも自分に都合のよい思考回路を持っているのか
◆MMK(モテてモテて困る)
◆あきらめた世界に降る雪は、誰の味方でもないから美しかったのだと思う
◆自己憐憫ほどつまらない世界はなかった
◆そのくらいの自由は認められる国家でありたいものです
◆黙秘権を行使します
◆表現の自由を委縮させることに何のためらいも感じていない
◆被害体験をわざわざ増幅して、弱者の呪詛で発言する
◆目的は手段を正当化しない
◆コミュニケーション障害のための会話レッスンですか?
◆飲み屋はつぶれるし、出会いもつぶれる。会話の妙味もつぶれる。
◆霊とはレンズについた水滴や汚れによく似た形をしているらしい
◆近年のオカルト界は、ネトウヨ思想と相当に親和性が高いようだ
◆騒ぐだけ騒いでおいて反証が出てきたらダンマリ
◆嘘を抱きしめて生きていくがいい
◆レイプされたからといって、その女性を穢れたもののように見るのは馬鹿である
◆あたしの初仕事、週刊SPA!の袋とじかよお……。
◆過剰なフェミニズムは左翼イデオロギーであり、文化を死滅させる
◆左翼・フェミニズムは文化を滅ぼす。
◆カウント4.99まではやらしい気分にならない
◆わしに出来ないくらいカッコいいことをカッコイイと言うんだと思う
◆恋愛は狂うものだからな
◆批評はいいけど、クレームは無視!
◆わしは自分のエゴで、自分の妻や恋人には若作りして欲しい
◆創造力を減退させる社会はうんざり
◆ …もう何も言うまい(笑)
◆「私を見て!私はここにいる!私は個性ある人間よ!」と、誰もが言い過ぎる
◆なんであれが逮捕されないのか?
◆公論と合コンの区別
◆「庶民」は生活感覚に基づく常識にしっかり根を張った者である
◆「マスコミ」「マスメディア」は、本質的に「大衆」を作り上げてしまう危険性を持っている
◆自分とは感覚の違う人とも話せる共同体があるかどうか
◆便利さと効率の良さがめんどくさくてたまらない
◆読めない・考えられない人に合わせた世界
◆うんちくと教養は違う
◆タオルケットは昭和です!
◆タオルケット&昆虫採集で熱中症になるか、クーラー&デパート購入でクーラー病になるか?
◆人間の尊厳を見せろ!!
◆命を懸けて人生という大博打を打ってるのに、カジノでたかがカネをかけて何が面白いんだ?
◆人はどうせ分かり合えないという諦念もある
◆「結婚は?」「最近してない」
◆メンツや意固地を貫くようなら「公論」の妨げにしかならない
◆二枚舌になっても構わない
◆ドルガバが「保守」、エルトン・ジョンが「リベラル」である
◆結婚も出産もしたい者がすればいい
◆いい加減に大人になれ、辺見庸73歳!
◆眞子様の純愛が実ればいいと思います
◆天皇陛下以外にも尊敬できる人がいたようだ
◆勝手に案山子を立てて、石を投げる手法は止めなさい
◆本を読むためだけの人生のためなら、もう一度生まれ変わってもいいかな
◆明日にも交通事故や災害で障害者になる可能性はありますからね
◆夏にクーラーなしで授業するなんて、今や拷問でしょう
◆ギャグやユーモアが分からない人が増えている
◆悪を背負うか否かは個人の判断
◆プロとして円熟しないと、没頭する自分と、冷徹に見る自分は、完成しません
◆博多きりたんぽ・博多石狩鍋
◆憧れの他国のようになりたいならば、培ってきたお国柄や価値観までを変える必要がある
◆外交と政治ショーは違う
◆男女平等なんかこき捨てて女性を守ること
◆人情で成り立ってるシステムを、合理性だけのシステムに変えろと、男女平等主義者は言ってます
◆体操競技には体罰が必要ではないか?
◆左のウイングを地球の果ての果てまで伸ばした、その端っこにいるような極左
◆男女平等イデオロギーを注入した国家、そんなにうらやましいだろうか?
◆若者なんて、いつの時代だってバカなのだ
◆「何でも反対、保守の野党」
◆ヘルニア日記
◆わしは「コネ」よりも「真実」を選ぶ
◆発言どころか、発音すらしないという様子だった
◆ウルトラアンチ
◆たおやかな女性たちの悪の側面
◆あらゆる表現には自己満足の罠があり、権威主義で売れてしまう罠もある
◆「コンテンツ」は「商品」であって、「文化」ではない。
◆「コンテンツ」という言葉がはびこっていることも、「感性の劣化」の一例だと言える。
◆カメレオン古谷経衡
◆「ゴー宣道場」自体が、ひとつの文化のジャンルになってきたのかもしれない
◆正直者・古谷ツネヒラ
◆やっぱり女って馬鹿だな
◆額だけじゃなくて懐も広い!
◆記事に向かって全力で心のハリセンを叩き込んだ
◆偏狭で画一的な男性観
◆豪華船で世界一周なんて、監獄に入るようなものだ
◆自転車で日本一周する人になりすますというのは本当に頭がいい男だな。
◆皇位継承者が途絶えて、天皇がいなくなる日本のことも考えておかねばならないと、最近思い始めている。
◆今に見てろよ、職人魂を見せてやる!
◆わしは自らの表現の自由を命を張って守ります
◆旭日旗は堂々と掲げるべし
◆これ以上書いていくと、ヘイトスピーチになってしまう
◆あんな韓国の態度を見れば、うんざりして当然だ
◆ケンカのインフレーションを飽きずにやるのは疲れそうです
◆個人的な欲求不満を社会のせいにする女
◆門下生たちが公論を核にして交流を楽しもうとしているのは微笑ましい
◆たかが制度
◆「公」のための議論が大事で、「私」の意固地を守る必要など要らない
◆自分の考えがどんどん変わっていくほどの真実を期待しています
◆私情・私怨の沼のヌシ
◆理解されてたまるか、という跳ねっかえりも大事にしておきたい
◆納得しないまま、ただ発言を禁じるというのは危ない
◆代理出産は「気持ち悪い」を超えて「恐ろしい」と思う
◆中傷してるつもりのアンチ
◆「ゴー宣道場」は道徳の場でもなければ、修行僧の場でもない。
◆精力絶倫魔のわし
◆批判とヘイトと差別の区別くらいつけなさい
◆理念の部分で批判をすることと、個人に対して罵倒することは全く違う
◆わしは優秀な女の下で働いても、全然かまわん
◆世の中には男に大事にされた女と、男に大事にされなかった女と、二種類いるんじゃないかと思う
◆国家観を国民と共に、創り上げる機会
◆国会議員は「当選」だけが目的
◆潔癖主義と善人ヅラ
◆ジャーナリストは戦場に行くなとでも言うのか?
◆国家は自国のパスポートを持っている国民を助ける義務がある
◆「ゴー宣道場」は女性活躍の時代を迎えている
◆グラデーションの部分が理解できない読者
◆安倍シンパと護憲派にこそ「反日」のレッテルがふさわしい
◆大人の公論祭り
◆馬鹿の度合いが成層圏を突き抜けていて、さっさと宇宙に漂えと言いたいほどの馬鹿だ!
◆無知は罪である。ネトウヨは馬鹿である。これは公式なり。
◆弱者の人権バブルが表現を圧縮する
◆物わかりのいい大人を演じるな
◆『大東亜論』で司馬史観を潰したかった
◆よく笑う女性は本当に素敵だよね
◆ネトウヨもネトサヨも、わしを恐れる
◆ジャーナリストは、知る権利の代表者である
◆対面して話す健全な共同体が壊れ、ネットの中が共同体になっている人が多すぎる
◆わしは女性に包容力を求めるタイプで、わし自身は子供です
◆毒を吐くなという者は、わしの理解者ではありません
◆一番大事なことは、誰が正しい論理を真っ先に言うかである
◆イリュージョニスト手法
◆根拠のない「デマ」や「ウソ」を勢いよく飛ばしておいて逃げ出したのが杉田水脈議員
◆人権を守る主体は神でもなければ、自然でもない
◆移民政策より、少子化対策が先
◆真のじーさんの楽しみ
◆傷ついたぶりっ子はやめろ
◆パイオニアがいるって悔しいよなあ
◆自分は公を背負っているか、それを問え
◆弱さに居直っている
◆国際法秩序を破壊しようとする無法者との戦い
◆もう誰かのせいにする時期など、とっくに過ぎている
◆ムラ社会の拡声器
◆民意放置国家
No.42
65ヶ月前
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第294号 2018.12.4発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…2025年の大阪万国博覧会(万博、EXPO)が決まってしまった。「高度経済成長の夢よもう一度」というノスタルジーでお祭りをリピートしようとする「ノスタル爺」のバカさ加減には辟易する。70年大阪万博の建築物で現存しているのは岡本太郎の「太陽の塔」だけで、今となっては70年万博=太陽の塔というイメージになっている。しかし岡本はこの「太陽の塔」を“反・万博”の象徴として建てたのだ。「人類の進歩と調和」というテーマに対する岡本太郎の応えとは? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…深夜のラテンクラブは、完全な多国籍状態になることがある。観光でやってきたメキシコとコロンビアの若者たち、飲食店経営のペルー人、IT技術者のトルコ人、フラれてヤケ酒の日本人の若者etc... さて、“多国籍状態”って、一体どんなことが起きるのか。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!『相棒』のシャブ山シャブ子をどう見た?消費税増税は絶対に実施すべき?病院に行く時はどんな気持ちでいる?ゴーンに対する日本の捜査はアンフェアでは?外国人による土地購入問題をどう思う?新たな闘いを始める前、勝算はどれくらいあると思っていた?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第303回「大阪万博はスカスカのリピート経済でしかない」 2. しゃべらせてクリ!・第251回「カメ乗り世界一の妙技を見てクリクリ~!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第107回「多国籍って、難しい!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第303回「大阪万博はスカスカのリピート経済でしかない」  2025年の大阪万国博覧会(万博、EXPO)が決まってしまった。  2020年の東京オリンピックが終わればお祭り馬鹿騒ぎから解放されると思っていたのに、それがさらに5年続くのかと思うと、本当にうんざりだ。それで次は札幌で二度目のオリンピック開催を目指す動きが加速するのだろう。 「高度経済成長の夢よもう一度」というノスタルジーでお祭りをリピートしようとする「ノスタル爺」のバカバカしさは、「FLASH(11月27日号)の『よしりん辻説法』でも描いた。  二度目の大阪万博に湧きたっている者など、年寄りばっかりだ。中には70年万博の時に子供だった、わしより年下の者もいるが、ガキの頃のおぼろな記憶だけでノスタルジーに嵌っているのだから、わしより脳が老いているのではないか?  若者にしてみれば、オリンピックならまだわかるけれども、「万博って、何?」って感じだろう。  そもそも70年大阪の後も、日本で万博は75年沖縄海洋博、85年つくば博、90年花の万博、2005年愛・地球博と行われている。「大阪で55年ぶりの万博!」とか騒いでいるが、大阪では90年に「花博」をやっている。だから注意して聞くと、「大阪で55年ぶりの大規模な万博」と言っていたりする。  万博とは「国際博覧会条約」に基づいて行われる博覧会で、5年に1度開かれる大規模な「登録博」(旧名称は「一般博」)と、比較的小規模な「認定博」(旧名称は「特別博」)に分類される。  70年万博は「一般博(大規模)」、90年花博は「特別博(小規模)」で、2025年万博は「登録博(大規模)」だから、大阪で「大規模な」万博は「55年ぶり」だというのだ。   しかし、2005年の愛知万博は「登録博(大規模)」だったから、「大阪では55年ぶり」といっても、「日本では20年ぶり」である。  自分でも説明しながらよくわからなくなってきたが、要するに、2025年大阪万博の何がめでたいのか、さっぱりわからない。   結局は70年万博を知っている世代が、ノスタルジーで当時を過剰に美化して、再び大阪万博さえやれば、ありもしない美化された過去が現代に出現するものと妄信しているだけなのだ。 当時を知らない若い世代にとってみれば、何が何だかわからなくて当たり前である。   70年大阪万博の時わしは高校生の修学旅行で会場にも行ったが、わしの記憶に残っているのは岡本太郎の「太陽の塔」だけだ。  そして、70年大阪万博の建築物で現存しているのも太陽の塔だけで、今となっては70年万博=太陽の塔というイメージになっている。   だが、岡本太郎は太陽の塔を「反・万博」の象徴として建てたのだ。  そのいきさつは、岡本敏子著『岡本太郎に乾杯』(新潮文庫)に詳しい。  そもそも、岡本は万博に何の興味も持っていなかった。  70年万博はアジア初の万博で、1965年に開催が決定して日本万国博覧会協会が発足したものの、全く未経験の巨大プロジェクトで、開催のためのノウハウも何もなく、手探り状態のスタートだった。  そんな中、東京都庁舎や東京オリンピックの代々木競技場第一・第二体育館などの実績を持つ建築家の丹下健三は早くから会場計画の中心となり、素人集団の万博協会をリードしていた。  丹下と岡本は盟友といえる間柄だったが、それでも岡本は万博についてはひとごととして傍観していたという。  ところがそんな岡本に、万博テーマ館のプロデューサー就任の依頼が来る。その際、万博協会事務総長の新井真一が言った言葉がすごい。 「先生以外には誰もほかに考えていません。70年3月15日からと会期も決定し、間もなく世界中に参加招請状を発送します。その中心となるテーマ館です。  いま10億の予算があります。この予算を全部お渡しして、お任せしますから、どのようにお使い下さっても、口は出しません。もし絵を一枚描いて、これがテーマだよとおっしゃれば、それでも結構です」  真剣にそう言うので、さすがの岡本太郎も唖然としたという。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!