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hiroさん のコメント

香山リカ、少し分かった気がします。

「結局、小林氏の主張は『差別する自由を奪うな』というこの一点に尽きるのですよね」

というのは、
「小林よしのり」=「差別者」、
というレッテルを貼り、それを前提に、
「小林よしのりの表現」=「差別表現」、
「小林よしのりの表現の自由」=「差別する自由」、
というような脳の構造だと思われます。

もちろんそのように言うためには「小林よしのりの表現=差別表現」であることを説明しなくてはいけませんがそんなことはしません。

なお、香山リカが手塚治虫氏のことまで念頭に置いたとは思いませんが、その理屈から言えば手塚治虫の漫画も差別表現だから訂正された、というようなことになります。
自分たちに都合が悪い、気に入らないから修正させたのですが。

このような人は自分の非となる(と分かる)部分はスルーし、相手に非がある(と思う)部分だけを言ってきます。

「自分が『小林よしのりは大学を出ていない』という『完全な事実誤認』を出した」ということについては謝罪もしないし認めないし見ない、ということなのでしょう。

結局はその部分も相手に非はなく自分に合理性もないのですが。
「自分の髪型、それは重大な事実誤認」とはどこかで聞いたようなセリフですが、
これもほっといたら気に入って何回も使うと思いますよ。

ちなみに、国会でも山尾議員が「まずファクトの部分から」と相手が明らかにおかしいと分かる(はずの)部分を出した上で自分の論理を展開する手法をとられていましたが、そのときの首相もその「ファクト」の部分についてはスルーです。
右も左も同じのようですが、そもそもそのときの首相は言われている内容を理解できなかったようです。
まあそれはバカだから。

話は戻って「大学を出ていないと言った」ことを謝罪しない、ということを最大限善意に解釈しても、「アイヌ差別の問題の前では(私が言った)事実誤認など些末な問題で謝罪の必要はない。謝罪することで差別の撲滅という大義が後退するではないか」というようなことだと思います。
もちろん相手に対しては失礼極まりなく、本来それでは済まないのですが、相手に直接問いただしてもそこまでの回答も望めません。
ああそうです、それはバカだから。
反応が返ってきたとしても想定外のバカな回答で、もう少しましな言い訳はできなかったのかとがっかりしたりします。

だれか香山リカの精神鑑定をして、できれば本人に伝えてくれる精神科医とかはいないものでしょうかねえ。

No.41
70ヶ月前
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第301号 2019.1.29発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…秋篠宮家の長女・眞子さまとのご結婚が延期になっている小室圭さんが、報道されている金銭問題についてコメントを発表された。しかし翌日からの週刊誌やワイドショーは、ほぼ全てが小室さんの母の元婚約者「金返せ男」の言い分を一方的に流し、小室さんバッシングに拍車をかけてきたのだから、本当に呆れる。本来「女性宮家創設」を願うわしとしては、眞子さまには当面皇室に残っていただき、皇室典範の改正が実現した後に、皇室に入ってもいいという男と結婚していただいて、女性宮家創設という流れになってくれたら嬉しいという思いは、わしの本音としては、あることはある。けれども、そんなことは絶対に言えない。それを言ったら、男系派の連中と一緒になってしまうのである。願うことはただ一つ!眞子さまが一人の女性として幸せになられることのみだ! ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…人生で12回目の引っ越しで6年ぶりに新宿区に戻ってきた。転居手続きのために訪れた区役所、そこは相当に多国籍な国の人々が溢れかえっていた。新宿区の国籍別統計を見ると、中国、韓国に次いでネパールが第3位の人口となっているが、この数年で訪日ネパール人が増加している理由とは?さらに日本語学校の現状から見る、外国人受け入れの実態とは? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!子供の頃をお寺で過ごした先生は長時間の正座も平気?なぜ小室圭さんのお母さんの元婚約者は批判されないの?「電動ハブラシ」は使ってる?厚労省の毎月勤労統計で不正が発覚、なぜマスコミはアベノミクスの失敗を報道しない?大坂なおみ選手を巡る日清CM騒動をどう見てる?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第310回「制度のために眞子さまを駒として扱えない」 2. しゃべらせてクリ!・第258回「ぽっくん、真剣、本気、全力の居眠り中ぶぁ~い!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第112回「新宿レポート:なぜこんなにネパール人が多い?」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第310回「制度のために眞子さまを駒として扱えない」  秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚が延期になっていることについて、わしは「FLASH(2月5日号)」の『よしりん辻説法』で、 「眞子さまがかわいそう…」 と嘆き、週刊誌が何を書こうが、大衆がどう言おうが、そして、たとえ秋篠宮殿下が難色を示そうが、 「眞子さまと小室圭くんを結婚させてほしい!」 と訴えた。  これが、原稿を描いたのは数週間前なのに、発売と同じ日に小室さんのコメントが公表されて、あまりにもタイムリーなものになったので驚いてしまった。  ところがその翌日からの週刊誌やワイドショーは、そのほぼ全てが小室さんの母の元婚約者「金返せ男」の言い分を一方的に流し、小室さんバッシングに拍車をかけてきたのだから、本当に呆れてしまった。  結婚を約束した女性と、その子供のために使ったお金を、別れたからといって 「あれは貸したものだ、返せ!」 なんて言い出す奴は、どっからどう見てもサイテー男としか言いようがないのに、なぜそんなのをみんなで応援するのだ? どう考えても、感覚が狂っている。  しかも小室さん母子は実名・顔出しなのに、「金返せ男」は匿名・顔出しNGで言いたい放題なのだから、卑怯にも程があるというものである。 「週刊文春(1月31日号)」のトップ記事は、 『小室圭の乱「眞子さま洗脳」』 というおどろおどろしいタイトルを大々的に掲げていた。  ところがその記事の中身は、「金返せ男」の言い分の他は、匿名の「宮内庁関係者」が語る小室さんへの誹謗と、秋篠宮殿下も不信感を持たれているようだとする憶測ばかりで、確証のある事実は何も書かれていない。  タイトルにデカデカと掲げられている「眞子さま洗脳」に至っては、匿名の「宮内庁関係者」が言った 「眞子さまはまるで“洗脳”されている状態と言えます」 という、このたった一言だけを基にしているのだから、これでは「羊頭狗肉」にすらならない。詐欺にも等しい完全な看板倒れである。  そもそも根拠が、誰だかわからない、実在するのかどうかもわからない「関係者」の話にすぎないのだが、その言においてすら、あくまでも個人の論評にすぎず、しかも「まるで〝洗脳〟」という「比喩表現」に留まっているのである。  それをタイトルで「眞子さま洗脳」として「事実」扱いにしているのだから、こんなのを書いた奴、出版した奴には、もう死んでもジャーナリズムを名乗ってほしくはない。  こんなことが許されるのなら、誰ともわからない何者かが「まるで○○だ」と言いさえすれば、どんなことだって「事実」扱いにして週刊誌のトップ記事のタイトルにすることができて、それを新聞広告や電車の吊り広告に載せて宣伝しまくることも可能じゃないか。  これじゃまるで極悪犯罪集団だ。そして「まるで極悪犯罪集団」と言えるのなら、「週刊文春は極悪犯罪集団」と事実扱いにして言いまくってもいいということになるわけだ。   週刊文春に載る匿名の「宮内庁関係者」の証言がいかにインチキかということは、25年前の皇后陛下バッシング記事を見れば明白である。  あの時文春は、皇后陛下のことをワガママ放題、贅沢三昧で天皇陛下にも制御できない「女帝」として書きまくり、皇后陛下を失声症に追い込み、右翼に銃弾を撃ち込まれてようやくバッシングをやめたのだ。  その時の記事の全てが事実無根であったことは、今や完全に明白になっているのだが、文春はそれを一切総括も反省もしないままに、似たようなことを繰り返している。  文春は、小室家バッシングなら右翼に銃弾撃ち込まれることもないと、調子に乗っているのかもしれないが。   本来、わしの主張は「女性宮家創設」であり、眞子さまには、ご結婚後も宮家の当主として皇室に残っていただきたいというのが、わしの望みである。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!