• このエントリーをはてなブックマークに追加

早雲さん のコメント

配信、ありがとうございます。
何度も、内容と違うコメントを書くので申し訳ないです。

今日のニュースで、昭恵夫人に証人喚問に出るべきというトピックがあったので見てみました。
しかし、「補助金詐欺事件」とは何だろうと思いました。
詐欺事件だったなら、普通に解りやすく詐欺事件にすればいい。

籠池氏は補助金適正化法違反であったが、大阪地検がとんでもない暴挙に出て、勝手に詐欺罪で捕まえたものです。
元検察の記事では、籠池氏は全額返済していた為、補助金適正化法違反ですら起訴が難しいと言われていたものです。

その後、籠池氏夫妻にあからさまな報復を加えられ、今の日本の気候の厳しさで暖房無し、窓無し、一日の運動時間は計30分と勾留とは到底思えない事をされています。
僕の感覚で言うと、これは安倍が指示して、大阪地検と大阪地裁が一緒になって行った私的な拷問行為です。
初公判すらまだなのに、既にとんでもない刑罰を受けているという。非人道行為にも程がある。

298日間も長く勾留する必要など、どこにあったというのか。しかも、親子関係であっても接見が許されず。
勾留中に、家を転売にかけられたりととんでもない野蛮な行為です。

籠池氏は国策勾留だと言っているが、違う気がする。勾留は法的な意味を持つ言葉です。
法的な説明がつくなら解るが、未だに納得のいく説明がない。これは監禁と言った方が正しいと思っています。

こんな非人道行為を行えば、監禁及び拷問罪で逮捕されるのが普通です。
大阪地検特捜部は、よく今も仕事ができるものだと蔑む事しかできません。
それとも自民党議員の様に、「いつまで言う気だ」と疑問を持つ国民に言うつもりなのか。

更に言うなら、公文書偽造問題において、全く納得いかないがとにかく佐川財務相が犯人となりました。
ところが、大阪地検特捜部は重大な犯罪行為を行った者を立件〔逮捕〕しないという、前代未聞の狂いっぷりを繰り返すばかりです。

今では、籠池氏への見方が完全に変わりました。過酷な長期勾留後も、堂々と「昭恵夫人は証人喚問に出るべき」と言えるのだから。
もはや問題は、補助金適正化法違反の籠池氏より、監禁、拷問を行い、マンデラルールを公然と破った大阪地検の方がはるかに罪は重いと見ています。
No.110
71ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第302号 2019.2.5発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…わしは「運動」が大嫌いである。ここでいう「運動」とは、「体育・スポーツ」の「運動」ではなく、「社会運動」とか「市民運動」とかのことである。ところがわしは、どういうわけだかすぐ運動に関わってしまう。どうやら、そういう体質を持っているようだ。大学在学中は学生運動に少し関わりかけ、漫画家になった後も薬害エイズ訴訟の支援運動、「新しい歴史教科書をつくる会」の運動等々に関わってきた。いま主催している「ゴー宣道場」との違いは何なのか?なぜ「運動」が大嫌いなのか?歴史に見る「運動」の危険性とは?運動のなれの果ての狂気を直視せよ! ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…レンタル大手のTSUTAYAや、ファミリーマート、吉野家、ドトールコーヒーなどをはじめとする全国の飲食店やドラッグストア、ネットサービスなどで使われているポイントカード「Tカード」が、警察からの要請に応じて、裁判所の令状なしに、膨大な量の会員情報が詰まったカードのデータを提供していたことが発覚した。この件について運営元は「応じるのは法令違反ではない」としているが、果たして本当に大した問題ではないのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!カルロス・ゴーンの勾留期間が長引いている原因は?若者の失敗は厳しく罰するか、優しく諭すかどちらが適当?亡き父親が夢枕に立つことはある?色鉛筆やクレヨンの「肌色」という表記が使われなくなっている件をどう思う?小室圭氏の留学先での特別待遇は皇室利用では?NGT48山口さんの件で吉田豪氏が「よしりんはネット情報に踊らされすぎ」と言ってるけどどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第311回「運動のなれの果ての狂気」 2. しゃべらせてクリ!・第259回「御坊家雪まつり! 巨大雪茶ルマを見に来んしゃい!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第113回「ポイントカードは内心の監視・検閲につながっている」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第311回「運動のなれの果ての狂気」  わしは「運動」が大嫌いである。  ここでいう「運動」とは、「体育・スポーツ」の「運動」ではない。 『広辞苑』でいえば4番目の意味で、 「目的を達するために活動すること」 。つまり 「社会運動」 とか 「市民運動」 とかのことである。  わしは特に、ある政治的主張を掲げて、なんらかの団体行動によって圧力をかける行為を「運動」と認識している。  右派の運動だろうと、左派の運動だろうと、わしはこれには常に警戒感を抱いている。  ところがわしは、どういうわけだかすぐ運動に関わってしまう。どうやら、そういう体質を持っているようだ。  大学の時は、学生運動に関わりかけた。  きっかけは学費値上げ反対運動だった。友達に貧乏で服が買えずに、いつもジャージで過ごしている奴がいたものだから、このうえ学費が上がったらそいつがかわいそうだと思ったのだ。  そもそも、どんどん学費値上げをして、新しい校舎を建てたりする必要があるのかと素朴に思ったし、当時は文部省が「期待される人間像」なんてものを提唱していて、我々を権力が資本家にとって都合のいい人間に改造しようとしているのかと、反発を覚えてもいた。  デモに参加するとブラックリストに載せられて、就職に不利になってしまうので、みんなタオルとヘルメットで顔を隠していた。ところがわしはそんなダサいことをすることが嫌で、普段の恰好のまま加わっていたから、デモの中で目立ってしまって違和感ありすぎだった。  だが実は「学費値上げ反対」は、別の運動に引っ張り込むための入り口で、デモをしていると、他にどんどん違うシュプレヒコールが上がってくる。そして、次は佐世保に原子力潜水艦が入港するから、反対運動をしようとか誘われるようになった。   わしはそのうち、何なんだ、これは? という感覚になってきた。漫画家になる前に本を読むため大学に来たのに、なんでデモなんかやっているのだと思い、 「個の確立が先だ」 と運動から手を引いた。そして読書と漫画制作に没頭し、雑誌に投稿を続けて、漫画家になったのである。  薬害エイズ訴訟の支援運動は、原告の少年たちが仕事場にやって来て頼まれてしまったから、かわいそうになって、これは「情」の問題だということで始めた。  けれどもこのとき運動に加わった学生たちは、自分はこれで完全に正義の側にいると信じ、正義に酔いしれ、それがなくなったら、自分のアイデンティティが揺らぐというくらいの感覚にまでなってしまった。  その有様を見て、わしはもうこれはあかんと思い、国の謝罪を勝ち取り、裁判の和解が確実になったことを見極めた上で、これで運動は終りだ、「日常に戻れ!」と唱えた。  そうしたら猛反発を受けたので、徹底して運動というものを総括しておかねばダメだと、『脱正義論』を描くことになったのだった。  ところがそんなことがあったのに、わしはその直後に「新しい歴史教科書をつくる会」の運動に参加した。  これは西尾幹二に誘われたのだが、その時は『ゴー宣』で慰安婦問題について描いていたので、なんでこんなに自虐史観で自分の国を貶めることに血道を上げているんだという怒りが、まずわしの中にあった。  わしの祖父はそんな悪人じゃなかったし、戦争に行って大変な苦労をしたのに、なぜその世代が、まるで犯罪者だったかのように蔑まれなきゃいけないのかという憤りが出発点で、これもまた、祖父の世代に対する「情」の問題である。  それで、完全に分断されてしまった祖父の世代と孫の世代を繋いで、 「死者の民主主義」 を達成しようと、歴史教科書運動に参加したのである。  ただし、この時には薬害エイズ運動の教訓があるから、読者を運動自体に参加させることはせず、常に 「よき観客になれ!」 と釘を刺しながらやっていた。  歴史教科書については、主に「採択」に関して運動が必要となった。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!