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早雲さん のコメント

配信、ありがとうございます。
ゴーン氏の釈放が決まった時、以前ゴーン氏の息子が「体重が10キロ位落ちていた」と言って随分経過していたので、一体どれだけ痩せてしまったか見たかったが、作業服に帽子、マスクで外見が全く分からない様にしている。

まさか、ゴーン氏本人が作業服に帽子、マスク姿で保釈されたいなど言うはずがない。
また、ゴーン氏にとって見れば、弱り切った姿を報道陣の前に出て来れるのはどう考えても有利になれたはず。
横から見た感じでは、白髪が目立った感じがしました。今のゴーン氏の外見を撮られて、海外メディアが海外に報道されたらマズいと思ったのではと思っています。

少し考えれば解るが、108日間も勾留されたら精神的に弱ってくるし病み始める。
それをまともな取り調べで通用してしまったら、人質司法〔自白強要〕がまともになってしまう。
そもそも東京地検の言う証拠隠滅の可能性とは何なのか。
どこまでが可能性になり、可能性でなくなるのか。その明確な基準がこっちからでは全く分からないので説明がほしい。

籠池氏夫妻の件も含めると、人質司法は2回目となる。
そうなると、日本政府がマンデラ・ルール〔被拘禁者処遇最低基準規則〕を支持しているというのに説明が付かない。
ここもしっかり説明をしてほしい。

日本の司法制度は戦前からの規定がこうだった、と言ってもそれが良い結果を生んだのか?と疑問を呈すしかない。
日本の司法制度は良くしていくべきではないのか。
もし人質司法を行っている時に、精神苦から倒れ込んだり、死んでしまったりしたらどう責任を取るのか問いたい。

これはブログですが、
「民主主義国家では人を非公開な環境で裁く事を禁止されています。同様に、被告人には黙秘権もあれば弁護士を立てて争う権利も与えられている」
「被告人はあくまでも被疑者であって、罪を犯した「疑い」をかけられているに過ぎない」

「被疑者が証拠を隠滅しない為に留置するのであれば、被疑者が自由を奪われている間に検察官や税務感が自らに有利な証拠をねつ造しない保障はどこに与えられているのでしょうか」
自分は、三つ目に出した物の方が説得力を感じました。

自分が最初にこの問題はおかしいと感じたのは、ゴーン氏の不正、不正、不正と情報が一方的だった事です。
逆に、人質司法の恐れというニュースが殆ど無かった事で、ゴーン氏の方に信憑性が持てました。
言うまでもないですが、自分は特に籠池氏夫妻やゴーン氏が好きではありません。
ただ、過酷な扱いから来る哀れみや、そこまで酷い事はやっていないだろうという考えだけです。
No.42
62ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第306号 2019.3.5発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…左翼言論人に通底している病、それは「学歴主義」「権威主義」である!自分を「学者」、しかも「権威」だとまで思い込んでいて、権威である以上、自分の意見には間違いがなく、批判されるのは自分の意見が間違っているからではなく、世の中に「とにかく権威を叩きたい」という風潮があるせいだと、完全に信じているのだ。真の権威と形骸化した権威の違いもわからない、さらには「権威」と「権威主義」の区別すらつかない、幼稚で単純な「権威主義者」の恐るべき本性!! ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…京都造形芸術大学の東京キャンパスで社会人向け公開講座を受けた女性が、ゲスト講師をつとめた画家の会田誠氏らが紹介した作品によって「環境型セクハラ」に遭い精神的苦痛を受けたとして、 大学に対して慰謝料等約300万円の支払いを求めて提訴した。問題となった作品はどんな物なのか?誰も傷つかない表現などあるのか?そもそも芸術家に品行方正や道徳を求めるべきなのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!ハリウッド版『君の名は』をどう思う?大好きな人との別れ…どうやって立ち直れば良い?ジェネレーションギャップを感じることはある?拉致問題はどうすれば解決できる?「譲位」と「退位」、どちらが適切?韓国と国交断絶というのはだめなの?トヨタの「女性ドライバー、やっぱりクルマの運転は苦手?」ツイッター炎上事件をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第315回「権威主義批判を批判する権威主義者」 2. しゃべらせてクリ!・第263回「誰にも平等!ぽっくんのバラマキ政策ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第117回「そもそも、芸術って危険です!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第315回「権威主義批判を批判する権威主義者」  今回も自称社会学者・倉橋耕平について分析するが、こんな小物を相手にする必要はないと思うかもしれない。  だがこんな小物の精神状態がどうなっているのかを研究すると、意外なことが浮かび上がってくるもので、香山リカとの共通の病気が見えてきたりするのである。   それは「権威主義」である。 「小林よしのりは大学に行ってないから、学問に憎悪を持っている」という香山リカの発言に通じる「学歴主義」「権威主義」の病が、左翼言論人に通底しているという事実が発覚してくる。これが面白いのだ。 「権威主義の否定」は、『ゴーマニズム宣言』の原点であり、重要なテーマである。  権威の一切ない漫画家が、自らの直感と常識を頼りに「ごーまんかます」というところからスタートしたのが『ゴー宣』である。だからこそ、わしはいまも名刺の肩書には「漫画家」としか書かないし、その名刺も特に求められない限り、自分から渡すことはない。  しかし、世間的には名刺の肩書に「評論家」とか書いた方が通りは良いらしいし、世の中には「哲学者」なんて肩書を名刺に書いている人もいれば、よくわからん団体の役職をずらっと並べている人もいる。  そういう、もっともらしい肩書さえつければ信用が置けると考え、その人物の発言内容を疑おうともしない日本人の権威主義に対して、真っ向から戦いを挑んで始めたのが『ゴー宣』なのだ。  ところが、そんなわしに対して「権威主義で何が悪い!」とばかりに噛みついてきた奴がいる。それが、先週批判した自称社会学者の倉橋耕平だ。  倉橋は、ジャーナリスト・安田浩一との対談本『歪む社会 歴史修正主義の台頭と虚妄の愛国に抗う』の中で、こんなことを言っている。ちょっと長めの引用になるので、短く切ってツッコミを入れていこう。 「つくる会」界隈の話に出てくるのが、「学級民主主義」です。小林よしのりはいまでも使っています。ようするに、学校で教えられる理想主義的で「お花畑」な政治観をこの言葉で批判しています。 「学級民主主義」は本質を突いた言葉だと思いますよ。  武力の後ろ盾もなしに話し合いで解決しようなんていう、「理想主義的で『お花畑』な政治観」が、現実の国際政治で通用するわけがないのであって、これは全く正当な批判です。  学校カルチャーにおいて戦後主流とされていた知識だとか権威だとかに対する逆張りとか反抗とか抵抗という思想が、小林らの思想の中心にあります。  はあ? 学校で教えていようが、戦後の「主流」だろうが、間違っているから間違っていると言っているだけで、単に知識や権威に「逆張り」とか「反抗」をしようなんて、そんなくだらない思想はありませんって。  すなわち、教育における権威と規範に満ちた物言いは、実践的なレベルでもちいることができるようなものではなく、無用である。教育者の言っていることなど、そもそも地に足のついていないものだ。そういった小林の判断が透けて見えます。 「教育者の言っていることなど」なんて、全ての教育者を十把一絡げにするような、杜撰なことは言いませんよ。教育の場の「お花畑」な感覚は批判しても、だからといって、教育者の言うこと全部を否定するような、乱暴なことは言ってません。勝手に人の判断が「透けて見え」たことにしないでくれ。  現在の風潮で言うと、学者というものを権威として見なしていて、権威を叩くという名目で学者の説や議論を叩く人がいます。まあ、その権威は学者でも日教組でも左翼でもよいのでしょうけれど。  これではっきりした。  要するに倉橋は、小林よしのりは「権威」を叩くことだけが目的で、「権威」に対する「逆張り」がしたいだけで、「権威」と名のつくものだったら何でも攻撃しているだけだと思っているのだ!  この認識は対談相手の安田浩一も完全に共有していて、こう言っている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!