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叢叡世さん のコメント

今回の裁判の件ですが、弁護士達は判決文も読まずに判断するのは危険と言っています。

このまとめの中で弁護士達が呟いていますが右より左より関係なく刑事事件に対する判決への反応に対して懸念を示しているようです。
https://togetter.com/li/1328386

立憲民主党から立候補する予定の亀石倫子弁護士も今回の件で懸念を示しているそうです。

かめいし倫子の名前で呟く:
「性犯罪の無罪判決に対する世間の反応がひどい。
MeTooとか、性暴力をなくすとか、女性がもっと自由にとか、もちろん大事ですよ。
だけどそのことと、刑事裁判において無罪が下される事態の別の意味の深刻さを混同したら、ものごとの本質を見誤る。」
https://twitter.com/michikokameishi/status/1108390856405336064

この呟きに対してのリプからの引用リプ
「性犯罪の無罪判決報道で分かることは判決の一部分だけ。正しく論評するためには、判決全文と証拠の吟味が必要不可欠だが、それをすると被害者に対するセカンドレイプの問題が起こる。
どうしたらいいんだろう……」

かめいし倫子:
「少なくとも、判決言い渡し後速やかに判決全文を公開するべきだと思います。」
https://twitter.com/michikokameishi/status/1108394344296284160

どうやら判決文の全文は公開されてはいなくてマスコミの報道が先行されていたように感じます。

なぜ無罪になったのか、裁判の経過を記した判決文を見ないと分かりませんね。
あらゆる素材を吟味して判決を下すということを何ヶ月もかけてやる訳ですから、当然地方裁判所ですから裁判員裁判だった筈です。
裁判員裁判って庶民感覚を取り入れるために始まった筈だと思います。
その結果、性犯罪に関しては量刑が重くなったそうです。
裁判も裁判員制度を導入することで変わることもありますが、裁判員達も法律の素人ということで無茶苦茶な判断を下すこともあるそうです。

私は正直庶民感覚というものを信じていません。
庶民は存在しなくて承認欲求丸出しのツイッター民しかいない筈でしょう。
行き着く先は魔女裁判だと思います。
パール判事だって道義的責任とかを排除して戦犯と呼ばれた人達に対して被告人全員無罪とした筈です。
疑わしきは罰せずであり推定無罪です。

ただ、司法の限界は常にあるかと思います。
多分毎回そうなのでしょう。
判例で決着させるという慣習も続いているのでしょう。

しかし今回は地裁です。
検察側は控訴するでしょう。

裁判官が気に入らないから弾劾せよというのも危険な兆候だと感じます。
裁判員ではないですが、少し前に弁護士達に大量の懲戒請求を送りつけたことで業務を妨害させて弁護士達から訴えられた事件がありましたよね。
余命なんとかという煽動者に煽られたネット老人達が弁護士達にそれを送った事件です。
「余命」は朝鮮を利すると言われるような弁護士を追放せよと多くの老人達を煽りました。
結局弁護士達に逆に訴え返されて和解金を支払うことになりました。

私としては感情も動機づける上では重要ですが、感情のままで判断するというのも藪蛇かと存じ上げます。
No.30
69ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第307号 2019.3.19発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…政府は、東京五輪、大阪万博を目標に掲げ、「外国人観光客向け」にどんどん「キャッシュレス化」を進めるという。キャッシュレス推進論者たちによると、どうやら日本は世界でもかなりキャッシュレス決済の「遅れている」国らしい。しかし海外でキャッシュレス化が急速に進んだことには、それぞれの国柄や国民性が大きく影響していたのだ。日本はこのまま「キャッシュレス化」を進めても大丈夫なのだろうか? ※「ゴーマニズム宣言」…裁判というものは、裁判官が変われば180度判決が変わることだってあるというのを、わしは身をもって体験している。裁判とは結局は裁判官次第というところがあるのだ。しかし、本当に裁判官って大丈夫なのか? 信頼できるのか? 良識はあるのか?思わずそう疑いたくなるような事態が、最近続いて起きている。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!米朝会談が決裂したことをどう見てる?立憲民主党に共産党のスパイが入り込んでいる可能性は?ベネズエラの状況をどう思う?ドラマ「3年A組」の最終回がネットで炎上!?地球最後の日、何を食べたい?いじめは犯罪として、学校に警察の介入を認めるべきでは?いつの間にか円の価値は下がっていた?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第119回「キャッシュレス化と国民性」 2. ゴーマニズム宣言・第317回「裁判官は大丈夫か?」 3. しゃべらせてクリ!・第264回「誰にも平等!ぽっくんのバラマキ政策ぶぁ~い!の巻〈後編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第119回「キャッシュレス化と国民性」  1月の引越しにともなう出費が、今月のクレジットカードの請求額を跳ね上げている。「頭が痛い」という比喩を超えて、もう皮膚が痛い。払えない金額を使ったわけではないが、借金の返済に長期間苦労しすぎた私は、一定額以上の請求を見ると不安とともに変な体内物質が分泌されて皮下組織をつんつん攻撃するという、強迫観念的な節約神経痛症を患っているのだ。(ほんまやで)  クレジットカードは「借金の積み重ね」と考えるから、使うたび気が重い。なるべく現金で払いたい。現金がすき。現金だーいすき♡ 「デビットカードなら即引き落としだから借金にならないよ」と冷静な顔で言われても、やっぱり現金。財布と相談して、現金という存在を確認しながら、すっきり支払いたい。そして、その消費の実感を節約につなげたいのだ。  ……そりゃ本音を言えば、小銭は煩わしいし、財布がぱんぱんになるし、カードは便利だ。要はカードでさっと済ませて、なんの心配もせずにいられる心の余裕を持ちたいだけでもあるのだけど。  そんな節約神経痛症の私の胸に最近引っかかっているのは 「キャッシュレス化」の推進 だ。 政府は、東京五輪、大阪万博を目標に掲げ、「外国人観光客向け」にどんどん「キャッシュレス化」を進めるという。2027年までには、民間のクレジットカード、デビットカード、電子マネーなどによる決済を4割程度にまで増やすそうだ。 キャッシュレス推進論者たちによると、どうやら 日本は世界でもかなりキャッシュレス決済の「遅れている」国 らしい。 ■キャッシュレス決済比率(2016年算出)■ 韓国 …… 96.4% イギリス …… 68.7% 中国 …… 60.0% アメリカ …… 46.0% 日本 …… 19.8% ドイツ …… 15.6% 野村総合研究所 「キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識」より  推進論者の意見をまとめると、「世界の潮流はキャッシュレス化」で、「仮想通貨の技術」などが進み、世界はいまや現金なしでの生活が当たり前になりつつある国や地域が増加しており、 「日本を訪れた外国人観光客は、現金主義に不便を感じている」 と言う。  また、キャッシュレスに関してたびたび取り上げられる米国の経済学者ケネス・S・ロゴフの著書『現金の呪い 紙幣をいつ廃止するか』によれば、現金はマネーロンダリングなど地下経済の決済手段として暗躍するものだから、特に高額紙幣については廃止すべきなのだそうだ。えー? と思うが、シンガポールでは約83万円相当にもなる「1万シンガポールドル紙幣」があり、すでに発行中止になったらしい。EUでも約62500円相当の「500ユーロ紙幣」が今年1月から回収されている。「高額の闇取引など、犯罪の対価として使われやすい」というのがその理由で、別名「ビンラディン紙幣」とまで呼ばれていたようだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!