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皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信お疲れ様です!
ありがとうございます。

「トンデモ見聞録」読みました。

名古屋地裁の裁判官の解釈の異様さと、検察官の調書のお粗末さに、唖然としてしまいました。
被害者の少女があまりにも気の毒過ぎます。
加害者の父親も、その妻である母親も滅茶苦茶過ぎます。

こんな異常な判決はあってはならないと思います。
こんなクソみたいな判例が出てしまうことで、同じような被害に苦しんでいる人達が、
泣き寝入りしてしまうようになってしまうことがあるとしたら、
もうこの世は滅茶苦茶です。

「法を守る」って何なんでしょうか。
法律の文面を杓子定規に守ることじゃないと思います。

社会が混乱し、無秩序・無法の状態になったら、
殺人も強盗もレイプも何でもやり放題の荒廃した世界になってしまいますが、
そうならない為に、国は外に向かっては軍隊を、国内に向けては警察を使って「秩序」を守ります。
そして、秩序を守る為に必要なものの一つが法律ですが、
では法律家としての職業においての「公」とは何なのか、
検察官としての職業においての「公」とは何なのか、

こういう酷い判決が出たことに憤っている真っ当な法律家もいると思うので、
そういう真っ当な法律家には頑張って欲しいですし、
こんな無茶苦茶な判決を出してしまう法律家や、
杜撰な調書を作る検察官は、プロとして恥じるべきだし、
責任を取るべきだと思います。


「ゴー宣」読みました。

私は丸山穂高という議員が今までどういう実績を上げて来たのかは知らないのですが、
酒癖の悪さで失点を重ねていても、
彼に本当に自主独立、政治家としての外交の覚悟があって、
「北方領土は、戦争しないと取り返せない」と発言し、
それで批判された後も、毅然と信念を持って返答出来ていたとしたら、
「この人、酒癖は悪いけど大した政治家じゃないか」となっていたかもしれないですね。

しかし、結局は「自分自身の意見ではない」「まるで自分の意見のように発言したのは非常に不適切だった」などと釈明して、
党利しか考えていない政治家や、兎に角「戦争反対」さえ言っときゃ何とかなると思っている連中に屈してしまっただけでなく、
ロシアからも今後ますます日本が舐められる要因を作ってしまった、ということに憤懣やるかたない思いです。
なんだ、じゃあ酒の勢いでイキッちゃっただけじゃん・・・ってなりますね。

今の日本の現実として、米国の属国状態であること、自衛隊が軍隊未満の中途半端な組織であること、
そんな中で、現在も武力にモノを言わせてクリミアを侵攻したりして、
70年前に日本から火事場泥棒的に北方領土を不法占拠した時のソ連と何ら変わらないロシアに対して、
日本が出来ることは何か?
現状で何もないのならば、それをどう変えていかなければならないのか?

丸山穂高は、占守島の戦いのことを知っているのでしょうか?
真岡郵便電信局事件のことを知っているのでしょうか?
戦いに散っていった日本兵や、自決した電話交換手達は、
現代のネトウヨに「日本スゴイ!」と自己満足させる為なんかに死んだのでは決してありません。
「兎に角、戦争は嫌だ」と言う平和主義者も、いざ現代の日本が実際に侵略を受けた場合、
領土を侵攻された場合、その時もひたすら侵略者に譲歩するだけなのか?
「イマジン」を歌ってりゃ何とかなるのか?
「戦争を知らない子供たち」を歌ってりゃ何とかなるのか?
反戦平和イデオロギーを強化していけば、世界から戦争はなくなるのか?
そもそも武力衝突にまでならなくとも、
外交で北方領土を取り返そうとする時に、
ロシアのような国を相手に、生半可な覚悟じゃとても無理でしょう。

ネトウヨも左翼も、70年間米国に飼い慣らされて、すっかり骨抜きされて、呑気になってしまっています。
そしてそれは、自分もまた、そうだなということです。
「自分だけは日本が米国の属国状態であることを知ったから、属国民じゃない!」とはならないです。
まずそのことを認めて、それから初めていかなければ、何も変わりません。
覚悟のない口だけ番長は、怜悧なルサンチマンに飲み込まれて、現状を悪化させるばかりです。

Q&Aコーナーは、匿名希望なのにどう見てもカレーさんな方の質問と、よしりん先生の回答に笑っちゃいました。
あと、尻毛屋さんの質問の中で、維新の会が女性宮家の創設を検討とありましたが、
立憲民主党の方は、海江田万里が男系カルト学者の百地章を呼んで勉強会みたいなのをやってたらしいですね。
維新の会の方の「検討」も、中身が分かるまでは何とも言えず、中途半端なものな気が凄くしてきますが、
立憲民主党は女性宮家・女性天皇にいつまで経っても全く言及しないどころか
トチ狂っているとしか思えなくなってきて失望しています。
立憲民主党の全員が全員とは思いたくないですが。
生前退位の時に活躍した野田佳彦氏や山尾志桜里氏のような気概がある議員はもういないのか・・・?

しゃべクリは、希蝶さんMVP受賞二回目おめでたまきん!
No.37
67ヶ月前
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第315号 2019.5.21発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…名古屋地裁岡崎支部で、実父による19歳の娘に対する準強制性交罪が問われた事件について、今年3月26日に無罪判決が下った。「同意がなかった」ことは認められたにも拘わらず、「抗拒不能」に当たるとは認められず準強制性交罪としては無罪となったのだ。常識的に考えれば到底理解できず、問題のありすぎる判決だ。判決文の全文を入手・熟読したので、なぜこのような判決になったのか徹底解説する。 ※「ゴーマニズム宣言」…衆院議員・丸山穂高の「戦争をしないとどうしようもなくないか」「(戦争をしないと)取り返せない」発言が大炎上となっている。もちろん酔っ払って元島民に言うことではないし、丸山がどうしようもなくアホであることは間違いない。しかし当然ながら酒乱による人格の不安定さの問題と、「北方領土は戦争をしないと取り返せない」という発言の是非は、別に考えなければならない問題である。丸山の発言よりも、むしろそれに対するヒステリックな反響の方がよほど国益を損ねているのである! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!天皇即位の際の「恩赦」についてどう考える?日本の少子高齢&人口減少と世界規模の人口爆発、どちらがあるべき姿?最近は着物を着る機会はある?カーナビを使えないタクシー運転手をどう思う?運動会の競技でやってみたかった競技は?池袋暴走死傷事故の加害者に対して批判が過熱している状況をどう見る?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第127回「娘を犯す父親の無罪判決は、新たなブラックボックスを生む!」 2. ゴーマニズム宣言・第325回「丸山穂高の放言の反響は国益を損ねる」 3. しゃべらせてクリ!・第272回「へむ~ん… 立たされ坊主はつらかぶぁ~い!の巻〈後編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第127回「娘を犯す父親の無罪判決は、新たなブラックボックスを生む!」  名古屋地裁岡崎支部で、実父による19歳の娘に対する準強制性交罪が問われた事件について、今年3月26日に無罪判決が下った。先日、この判決文の全文を入手することができたので、時間をかけて読んだが、やはり問題のありすぎる判決だと思う。    被害を受けたAさんは、かねてから暴力や性的虐待を行う父親と、抵抗できない精神状態で同居してきた上、性行為を強要され続けてきたことを訴えた。父親からの性行為の強要は中学2年生からはじまったが、この裁判では、19歳の時、休日中の父親の会社事務所へ連れ込まれての性交と、ラブホテルに連れこまれての性交の2回についてが公訴され、 「同意がなかった」ことは認められたが、「抗拒不能」に当たるとは認められず、準強制性交罪としては無罪となった。 ■Aさんの生い立ち  判決文には、Aさんが受けた仕打ちの一部が綴られているが、あまりに残酷で気の毒すぎるものだ。要約して時系列を組み立てなおしつつ、綴ってみる。  Aさんは、父親と母親、そして3人の弟と暮らしていた。父親は、平成22年から事件発覚時まで、生活保護を受給しているという家庭だった。  Aさんが小学生の頃から、父親は、勉強が理解できないことを理由に、Aさんを殴ったり蹴ったりしており、母親は、暴行があまりにひどい時に口頭で止める程度で、ほとんどは黙って傍観したり、時には父親に加勢するなどしていたという。この時点で完全なる児童虐待であり、父親から度重なる虐待を受けた末、真冬に冷水を浴びせられて亡くなった栗原心愛ちゃんの家庭を思い起こさせる。  Aさんは、中学2年生の頃から、父親に性行為を強要されるようになる。信頼できない母親には相談できず、性行為は高校を卒業するまで週に1~2回、専門学校入学後は週に3~4回となった。父親が迫ってくると抵抗したが、行為が頻繁になるにつれ、その抵抗の程度は弱まっていったという。  高校3年生になると、両親には相談せず、4年生大学の推薦入試を受けて合格したが、必要な費用全額を納めることができなかったため、進学は断念。そこで、進学に反対する両親と話し合って、 「入学金や授業料の費用については、いったん父親が支払い、Aがその費用と生活費を合わせた金額を返済する」 という条件で専門学校に進学した。   Aさんは、父親の性的虐待から逃れるため、一人暮らしを考えていた という。その将来のためにもなんとか進学して勉強しなければならないと考えたのだろう。  当時、Aさんの毎月のアルバイト代は8万円で、父親は月額8万円を返済せよと要求。Aさんの希望で返済額は4万円となったが、専門学校に通いながら18歳の少女がアルバイトして稼ぐとなると、大変な苦労だ。しかも、そのカネの返済相手である父親からは、週に3~4回も性行為を強要され続けるのだ。地獄の苦しみである。  この頃、Aさんは初めて弟らに父親からの性的虐待を相談。一時期は、弟らが一緒に寝ることで守ってくれて、行為は止んだ。しかし、一緒に寝るのをやめると、また父親がAさんの寝室に入り込む。抵抗すると、父親はAさんのこめかみの辺りを数回拳で殴り、大きなあざができるほど太ももやふくらはぎを蹴った上に、背中を踏みつけるという暴行をはたらいた。  暴行のあと、父親はAさんの耳元で 「金をとるだけとって何もしないじゃないか」 などと言ったという。学費の見返りにレイプをさせろと娘に強要したのだ!  これだけでもはらわたが煮えくり返るが、さらに父親は、この件について、 娘のAさんのほうから、進学費用の援助を求める見返りに性行為を誘ってきたのだ という旨のとんでもない供述をしている。読むに堪えない捏造セリフが述べられており、散々蹂躙してきた娘を、裁判所でもまだ貶め、セカンドレイプに及んだのである!  もちろんこんなデタラメは、「矛盾」「不自然・不合理」と断罪され、「到底信用することはできない」と退けられているが、とても許せるものではない! ■Aさんは弟らを守るため地獄を背負った  Aさんは、専門学校に入ってからは、数人の友人らに父親の件を相談するようになっていた。その際、ある友人が警察に相談するよう勧めたが、Aさんはこう答えたという。 「(父親が)逮捕されると弟らが犯罪者の息子になってしまい、弟らが生活できなくなってしまうことが心配だ」  なんとAさんは、絶望的な両親が支配する家庭のなかで、3人の弟を守る姉として、ずっと父親の仕打ちを一人で背負おうとしていたのだ!  生活保護を受給する家庭でもあり、4人もの子供がいて、ずっと生活の厳しさを感じながら育っただろうし、進学にあたって父親からの無茶な要求を飲んだのも、 「弟たちの生活もあるから」 という気持ちがはたらいたのだろうと想像されて、胸が痛む。    その後、Aさんは専門学校に通学しなくなり、友人に、性行為が続いていること、ひどい暴力を受けたこと、児童相談所に相談しようと調べたが予約制だったことなどを打ち明けている。  またある友人は、Aさんが父親の送迎で出かけようとしていることを知り、父親の申出を断らないAさんの態度をたしなめているが、これも、弟らのことが頭にあったAさんならば、 「ここまで我慢してきたのだから、私が我慢すれば……」 という錘を引きずらされていたのだろうと想像できる。ましてや、母親までが暴力に加担するような家庭だ。思春期の14歳から5年間に渡って性行為を強要されて、すでに虚無の精神状態に陥っていたのではないかともすぐ想像がつく。  Aさんをたしなめた友人の気持ちは、もちろんAさんを思ってのものに違いないが、健全な環境で育つことのできなかったAさんにとっては、友人に打ち明けるまでが精一杯で、あとは泥のような現実の闇をさまよい歩くしかなかったのだ。  友人にたしなめられた翌日、Aさんは父親の車でホテルへ連れ込まれる。そしてとうとう耐え兼ねて市役所へ赴き、学費の相談とあわせて父親について相談、ようやく長年に渡る性的虐待を公的機関に打ち明けることができた。 ■なぜ有罪にならない?  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!