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皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信ありがとうございます!
お疲れ様です。

「ゴー宣」読みました。

「大東亜論」最終章、まだ購入しておりませんが(書店に並ぶのはたぶん明日以降?)、今週中に購入したいと思っております。
そして、閔妃暗殺のくだりは、恥ずかしながら歴史でもちゃんと学んだ覚えがなく、
今回のライジングのゴー宣で初めて知ることが出来ました。
大東亜論の方でも、閔妃のキャラが憎々しげに描かれていた印象がありましたが、
こういう流れになっていたのですね。

現在の中国の中国共産党が、かつての支那の絶対的支配者の皇帝の位置にあるというのは、
これまでのゴー宣シリーズでも学ばせて戴いたことですが、
朝鮮も、似たような流れを汲んでいたのですね。
韓国の方は、北朝鮮とは違い、独裁国家ではありませんが、
それでも日本を悪く言わないと国内で白眼視されるような状況があるでしょうし、
韓国の大統領も、次の大統領に代わる度に投獄されたり不遇な目に遭うことを繰り返していますから、
近代的な民主主義国家とは程遠いのかもしれませんね。

それは、同じく「ムラ社会」を未だに引き摺り続けている日本も、
現在の韓国のことを笑えない状況というのが、また情けないことですが。

そして、国を挙げての「閔妃は「国母」だの、「安重根は英雄」だの、教育で刷り込もうとしているところが、
また、韓国の前近代的なところでもありますね。

それにしても、明治時代に日本が踏んできた「悪手」が現在の日本にまで悪影響を及ぼし続けているというのは、
GHQの影響ならばアメリカという大国の影響と言えるところもありますが、
何ともやるせない思いです。
いや、ペリーの来航から始まっていると考えれば、
アメリカが日本に及ぼした影響は明治以前の幕末期から始まっていたとも言えますが。

大久保利通のように、保身と権力に阿る人物は、昔からいたのかもしれません。
しかしそんな大久保のような人物が、日本が近代化に舵を切らなければ生き残れなかった時代の明治に、
存在してしまって、しかも権力の中枢にいたということが不幸ですね。
さらに、使節団で何の成果も挙げれなかった大久保が、
権謀術数に関しては物凄く長けていたということも、また不幸です。

大河ドラマ「西郷どん」では、たぶん、大久保利通の子孫も見ているだろうし、番組に協力もしているだろうから、
大久保利通のことを、例え史実であっても悪くは描けないということがあったのでしょうね。
だからなのか、江華島事件のことも描かなかったし(これは韓国への配慮の自主規制?)、
西郷に刺客まで送って挑発を続けていた筈の大久保と、西郷が、
最期まで奇妙な友情で繋がっていたかのような妙な描かれ方になったのでしょうね。

そして現代でも、アメリカもロシアも中国も、大国はみんな「力が全て」です。
それを隠そうともしません。丸出しです。
日本はずっと甘ちゃんのポチのままです。ヘコヘコしているだけでは、
アメリカ大統領が意図していないような武力衝突に巻き込まれたとしても、
今のアメリカの子分状態の身では、翻弄され無茶苦茶になる図しか思い浮かびません。

そんな大国のアメリカ、世界の警察ヅラをしてきたアメリカでさえ、
もう限界があちこちから見えているのに、
アメリカの覇道にくっついていたら安泰なんていう未来がある訳がありません。
せめて、日米同盟を対等に結べるようにならなければならないと思います。


「トンデモ見聞録」読みました。

「抗拒不能」と言う言葉を、恥ずかしながらこの年齢(50歳)にして初めて知りましたが、
前号の名古屋地裁岡崎支部のような異常な判決と、今回紹介して戴いた真っ当な判決・凡例とを比べると、
いかに名古屋地裁での判決が異常であったかが、より浮き彫りになりますね。

この辺りには、裁判官自身の、ただ法律の文面を杓子定規に守るだけの頭コチコチ無能裁判官なのか、
実際の人間の心理というものを深慮して、常識に則った判断が出来る裁判官なのか、
そこが問われてくるのかなと思いました。

普段の自身の女性に対する接し方なども、無意識のうちに反映されてしまっているのではないでしょうか。
あるいは、六法全書としか向き合っていなくて、自分だけが可愛くて、人を人として見ていないところが、
表れてしまっているのかな、とも思ってしまいます。

ドラマの話で恐縮ですが、「白い巨塔」の主人公、財前五郎は、自らが助からない病に侵されて初めて、
自分がこれまで執刀してきた患者達が、どんな思いでいたのか、医師に対する思い、信頼、不安はどんなだったか、
それを身を持って知ることになります。

裁判官が、自分が原告として訴えられて初めて気付くこととかを考えると、それはレアなケースだろうと思いますし、
レイプされたり性被害に遭う女性の気持ちに身を持って気付くことが、
男性の裁判官に真の意味で出来るかどうか・・・いや、世の中には「名誉男性」なんていう女性もいるのですし、
女性でも某弁護士のように、自らが刑法改正の審議委員に関わったというその「立場」を守ることが最重要になって、
結果としてレイプされた女性に対して無碍な仕打ちとも取れない言動をしてしまう人が出て来たりしてしまいます。

伊藤詩織さんの事件でY氏の弁護をしている弁護士も、Y氏も、
自らの保身に必死になるあまり、どんどん世間の常識から乖離していっていることに、
自分では気付かなくなってしまうのでしょうね。

ベタな言い方になってしまいますが、相手を思いやれる気持ちって大事です。
自分可愛さだけに囚われると、相手側の痛みに鈍感になってしまうことって、あると思います。

追伸:Q&Aありがとうございます。

九州での「じっくりよしりん会」、来年開催とのこと、何とお礼を申し上げてよいのやら・・・ありがとうございます!
休みなくハードスケジュールの毎日の小林先生・よしりん企画の皆様に、
貴重な一日を九州の門下生の為に使ってくださることを、ただただ感謝申し上げます。
福岡で美味くて安い店、九州設営隊一同、そして全国の設営隊の御意見も参考にしつつ、ありがとう
dai隊長を筆頭に楽しく考えていきたいと思います。

そして、海江田万里氏は、一応両方から意見を聞いた体裁を取っているだけじゃないか?という御回答、確かにそうかもしれません。
自分は一度憤って海江田万里氏のツイッターに異議を申し立ててしまいました。
勇み足だったかもしれません。
ただ、海江田氏や、意見を聞いた立民党員の方々は、百地章氏の意見には流されないで欲しいなと思います。

他にも、「のぼせもん」「ごりょんさん」のことや、ミックジャガーのことなど、いろいろ答えて戴いてありがとうございます。
私以外の方々の質問と回答では、ゆきポンさん、マックンさん、タンク野郎さん、anamochiさん、はえちゃんさんの質問と回答が印象に残りました。
一番笑ったのは、がんTさんの質問に対する小林先生の回答です。
瞬殺されるキングコングが見てみたいです(笑)。
めっちゃ爽快だろうなあ。戦争論2の冒頭みたいな気持ちになるかも。

しゃべクリは、anamochiさんの締めが見事でした!
No.44
67ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第316号 2019.5.28発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…『大東亜論 最終章 朝鮮半島動乱す!』が、本日発売となった。掲載誌「SAPIO」の事情により未完の最終巻となってしまったが、この『大東亜論』シリーズを読めば、現在の日韓問題の根本がわかる!現在に至るまでの日本の針路を誤らせた諸悪の根源とは!?「力の外交」に警鐘を鳴らす『大東亜論』は、現在の国際情勢を考える上でも大きなヒントとなる! ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…一般的な常識から見ると不可解な判決が続いているレイプ・強制わいせつ裁判。裁判では(1)同意があったかどうか(2)被害者が抗拒不能だったかどうか(3)同意がないこと、抗拒不能状態であることを加害者が理解しており、それに乗じて行為に及んだかどうか、この3点を争うのが基本となっているようだ。特に難しいのが「抗拒不能」の解釈である。そこで、過去の判例をさまざま比較してみたところ、裁判官によって解釈が大きく異なることがわかった。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!見た目から性別がわかりにくい人に性別を尋ねるのはダメなこと?西洋の王(王室)と日本の天皇(皇室)の違いとは?母親に対する愚痴メールを彼女に送るつもりが、間違えて母に送信してしまった…!!作家・津原泰水氏と幻冬舎の騒動、本を売るのは出版社の仕事で作家に責任はない?父親になる自分に何かアドバイスをください!庶民感覚からかけ離れた裁判官が多い現状を見ると、裁判員制度もアリでは?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第326回「『大東亜論』からイラン危機まで」 2. しゃべらせてクリ!・第273回「怪しか人ぶぁい、あんた、だ霊? ぽっくんに、なんか妖怪!?の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第128回「レイプ裁判判例を読む~抗拒不能とはなにか?」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第326回「『大東亜論』からイラン危機まで」 『大東亜論 最終章 朝鮮半島動乱す!』 (以下『最終章』)が、本日発売となった。  シリーズ4冊目、ブックデザインは同じシリーズとは思えないくらい毎回変わったが、最後にしてこれが一番決まったように思う。  中味も、こんなに濃厚で熱量のある漫画って今どきあるだろうかと、我ながら呆れる程の出来上がりになっている。    物語はいよいよ日本を離れ、アジアを駆け巡った内田良平ら若き志士たちの血沸き肉躍る冒険活劇に突入しようというところだったのだが、掲載誌「SAPIO」の事情により未完の最終巻となってしまったのは、実に残念である。  連載が続いていれば、描きたいことはまだまだあった。 『最終章』のあとがきにも書いたが、もともとの構想では日清戦争の講和の際に、日本が対シナ政策で決定的に誤った道を歩んでしまったことを描き、そしてそれを全力で止めようとして果たせなかった荒尾精の苦悩とその死を描いて「第四章」を閉じる予定だった。  そして続く「第五章」で、最初の大きな物語として描きたかったのが、 「閔妃暗殺」 だ。   明治28年(1895)10月8日未明、李氏朝鮮の王妃・閔妃が暗殺された。  暗殺の首謀者は、頭山満の盟友だった朝鮮公使・ 三浦悟楼 。実行グループの中には、来島恒喜の最期を見届けた玄洋社員・ 月成光 もいた。  閔妃暗殺事件に関しては、自虐史観には賛成しないという人にも、これだけは弁護できないという意見が多い。  だが、『最終章』の中でも伏線的に描いているように、閔妃こそが東アジアの動乱の元凶だったのである。   朝鮮の王朝を、日本の皇室と重ねて考えてはいけない。朝鮮王朝には全く「公」がなかった。それは、現在の北朝鮮の「金王朝」を見ればわかる。   当時の王朝もあれと同じで、全くの独裁によって富を一族で独占し、民衆はひたすら搾取され、塗炭の苦しみにあえいでいたのだ。  だからこそ、王朝打倒を目指して 「東学党の乱」 も起きたわけで、皇室が人民を搾取したこともなく、皇室打倒を目指す民衆の武装蜂起も起こったことがない日本とは全く違うということは、常識にしておかなければならない。   腐敗しきった朝鮮の王朝を糾すには、クーデターを起こすしかない。そのために 金玉均 も 「甲申事変」 を起こした わけだが、これは閔妃らを立てたまま、腐敗した政府要人だけを排除して改革しようとしたために、閔妃の裏切りに遭って失敗してしまった。   閔妃は金玉均殺害を切望し続け、そして金玉均は8年間の亡命生活の末、暗殺者の手にかかって命を落とした。  その後、閔妃一族の横暴はいよいよ甚だしくなり、これを憂慮した朝鮮人の有志たちが閔妃暗殺計画を立てた。そしてこれに、 朝鮮人だけではとても実行は難しいと見て、日本人が加わったのである。   もし現在、北朝鮮人民が金正恩暗殺計画を立て、他の国の人間が協力して実行したら、これをそんなに非難できるだろうか? それと同じことである。  現在の韓国では閔妃を「明成皇后」という諡(おくりな)で呼び、「国殉后」(国に殉じた皇后)として「国母」の扱いをしており、 しかも暗殺者に朝鮮人がいたことは完全に隠して、日本人の悪行として教えている。 毎度おなじみ、韓国の歴史捏造である。  一方、当時は日本にとっても閔妃を生かしておくことは、直接自らの危機になるという認識があった。   日本は朝鮮を清の支配から切り離すために日清戦争を行ったのだが、閔妃は露・独・仏の三国干渉に屈した日本を侮り、ロシアに迎合するようになってしまった。 そして、このままでは日清戦争の成果が無になるどころか、朝鮮半島がロシアのものになり、さらに日本までがロシアの危機にさらされるという状況になってしまった。  そこで閔妃一人を犠牲にすれば、日本とロシアが戦争になることを防げるという判断があったのである。   ただしこれは完全に裏目に出て、閔妃の死により朝鮮はロシア迎合の姿勢を一層強めてしまい、結局は日露戦争に至ってしまったのだが。  さて、それでは日本は、いつどうすれば朝鮮と良好な関係を築けたのだろうか? 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!