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くりんぐさん のコメント

こんにちは。ライジング配信ありがとうございますvv

吉本興業最悪ですね。政権にはべっとりべったりかつ、所属芸人にギャラをけちりまくる吉本興業が闇営業せざるを得なかった芸人たちを罰することがおかしいです。ヤクザな生き方を批判するのなら、カタギの仕事だけで生きていけるようにするのが先でしょう。
「芸人になりたいなら吉本だけは絶対ダメ!!」です。

「反社会勢力の人間を見抜けないわけがない」と偉そうにバッシングしている人たちのほとんどは、結局他人事で、いざ自分が同じような場面に遭遇した場合、反社会勢力の人間と一般人の見分けがつけないでしょう。
まっとうに生きている自分が、反社会勢力の人間と関わるなんて絶対あり得ない。自分は騙されない、自分だけは絶対に大丈夫だと信じているのです。
この闇営業の話で思い出したのが、相棒シーズン11の「ゴールデンボーイ」です。この話では世界チャンピオン候補のボクサーが自分を育ててくれたジムの経営を助けるために、自分を支援してくれている地元の先輩に紹介されたボクシング好きだという実業家に金を借りたら、その実業家が実は反社会勢力関係者で、「経済的な事業を営む人はみんな実業家」それをばらされたくなかったらわざと負けるよう脅迫された話がありました。
実際、親しい間柄にある人から紹介された人を反社会勢力関係者だと疑えるほうが難しいでしょう。
詐欺師は詐欺師の顔して近づいてきません。私がかつて遭った詐欺も、「悩んでる芸能人の支えになってほしい」というマネージャーを騙る人物のメールでやってきました。
誰だって騙されるんです、犯罪は人を選びませんからね!

人を貶めたいなら簡単です。反社会勢力関係者と仕組んで、仲がよさそうにしてる写真撮って週刊誌に売ればいいんですから。
マスコミは美味しいネタの提供者であれば、反社会勢力と取引しても許される。運悪く営業先が反社会勢力関係者だった芸人たちを「反社会勢力と取引してる」とバッシングして聖人ぶれる、ある意味美味しいお仕事ですね。
No.65
66ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(号外 2019.7.9発行) 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第332回「芸人の闇営業や、哀れ」 2. 泉美木蘭の小説「正しい宗教のつくりかた」・第2回「真実を広めたい」 第332回「芸人の闇営業や、哀れ」  芸人の「闇営業」問題には、可哀そうで気の毒でたまらない思いがする。  あれを謹慎処分にするなんてことは、しちゃいけない。しかも無期限だなんて、あんまりだ。  そもそも芸人の間では、事務所を通さない営業は「直(じか)営業」とか、内職をひっくり返して「ショクナイ」とかいって、普通に行われていたことだという。  なにしろ吉本興業の若手芸人って、事務所を通した仕事では本当に食えないのだ。  吉本興業には6000人の所属芸人がいるが、お笑いで食えているのはほんの一握り。  現在、吉本の芸人になりたい者はまず吉本が運営する吉本総合芸能学院(NSC)に入るが、NSCを卒業しても吉本芸人として身分が保証されるわけではない。  NSC東京校の場合、卒業生は劇場でネタバトルランキングを行い、客の投票でギャラがアップしていくシステムとなっている。    ギャラが出るのは上位190組で、それ以下はノーギャラ。しかもギャラが出るといっても、最底辺のランクでは1ステージ500円だという。  1日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で証言した元芸人の場合、1ステージ500円で、しかもトリオだったから1人がもらえるのはわずか167円。横浜の自宅から渋谷の劇場まで行っていたから、交通費が往復1100円かかり、一度ステージに立つごとに933円の赤字だったという。  そのうえ吉本には所属芸人が山ほどいるので、ライブは1カ月1回、60秒しかチャンスがない。そこで勝てば3分とか、月3回とか出られるようになり、吉本社内から注目され、仕事やオーディションの声がかかるようになるが、それまでが過酷だという。  しかもそこを乗り越えたとしても、若手芸人は月10~15本のライブをこなしても月収2万円程度で、とても食っていけるわけがなく、飲食店アルバイトなどで生活費を稼ぐしかないという。  ところがこの話が放送されたら、現役の芸人がツイッターに「そういう『ぬるい』情報を流すのはどうかと思う」「俺ならもっと厳しい現実を言える」と書いたというから、実際にはどこまで暗黒が広がっているのか想像もつかない。  テレビ等のギャラの、芸人と所属事務所の配分は通常「5:5」か「6:4」で、良心的な事務所だと「7:3」という場合もあるが、吉本の若手はなんと「1:9」だという。  実際、ある程度売れている若手でも、同じ程度の芸歴の人の同じ程度の仕事のギャラを比べたら、吉本よりも他事務所の方が何倍も高いということなどザラだそうだ。  それを「ケチモト」とか、「ピンハネじゃなく『ピンクレ』だ」(ピン=1割をかすめ取るのではなく、1割しかくれない)とか言ってネタにもしていたのだが、もうさすがに笑い事では済まなくなっている。  わしにも新人漫画家だった時代はあるから、そういう話を聞くと身につまされる思いがする。  わしは幸いにもデビューしてすぐ「週刊少年ジャンプ」で連載が決まったものの、その時は大学を出たてで全くお金がなかった。原稿料は作品が雑誌に載ってから1カ月くらい経たないと入らないので、生活費も底をついて、ついにはバイトをしながらじゃないと描けないという状態になってしまった。  そんな時に編集者から「次のコンテをなぜまだ送ってこないのか」と催促の電話が来たので、素直に「バイト先を探していたもので」と言ったら編集者がびっくりして、連載も始まっているのにバイトなんかやられちゃ困る、専属契約にして契約金を払うから描き続けてくれということになり、それで原稿料とは別に50万円が入ってきて、安心して執筆に専念できるようになったのである。  わしはその時の50万円がそれまで見たこともない巨額の大金に思えて、仰天したものだ。昭和50年(1975)のことで、当時の大学初任給が平均89300円だったというから、給料約5カ月半分。現在の価値に換算すると90万5000円くらいに相当するらしいが。  専属契約金は2年目以降、100万円、150万円と上がっていった。  その代わり専属契約だから集英社以外の出版社では一切描けず、それが後々には嫌でたまらなくなってきた。連載が終わっても他社の雑誌に移ってすぐ次の連載を起こすということはできず、集英社の雑誌からお声がかかるのをじっと待っていなければならないのだ。  それで、わしはもう勝手にどこででも描きたいと思って専属契約を打ち切り、少年画報社の「週刊少年キング」で連載を始めたのだった。  吉本興業は最低限の生活保証もせず、あれほど酷いギャラしか払わないのに、それで若手芸人はどうやって食っていけばいいんだ?  バイトで生活するにしても、芸人はいつ仕事が入るか分からないから、拘束時間が決まっている普通のバイトはなかなか出来ない。  そうなると若手芸人が直営業をやるのも無理はない。拘束はないし、基本的にギャラは高い。新人でも相場は最低3万円、運がよければ、テレビのギャラならM-1優勝芸人クラスに相当する10万円以上になる。しかもそれが事務所を経由しない「取っ払い」でもらえるとなれば、それは手を出して当然というものである。  そもそも吉本興業には契約書すらないのだ。契約を交わしていないのなら、事務所と関係なくどこでどんな仕事をやっていても、法的に何の問題もないはずではないか。  いまでは食えない芸人の窮状もある程度知られているから、今回の「闇営業」に関しては、売れていない芸人に対する風当たりはそれほど強くはなく、もっぱら売れている雨上がり決死隊の宮迫博之と、ロンドンブーツ1号2号の田村亮が矢面に立たされている。  ただしこれにも事情があるようで、闇営業の仲介をしていたカラテカの入江慎也は人の懐に入って恩を売るのがものすごく上手いらしく、明石家さんまでさえ「俺、入江には世話になっているから、入江に頼まれたら俺も絶対に行っていた」と、参加した芸人たちに同情を示していた。  そう考えれば、行かなくても食えるのに後輩のために闇営業に行って、特に激しく叩かれて仕事を失った宮迫と亮も、かなり気の毒という気がしてくる。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!