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M.Oさん のコメント

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M.O
今週も配信ありがとうございます。
カジノの実態、大変参考になりました。
テーマパークに勤める人間としては、ディズニーランドの例えは大変に分かりやすかったです。
私の勤務先においては、駅からパークまでの道すがらには色々とお店が並んでいるのですが、そこも含めて一つのパッケージになっていて、少し離れればガラーーーンとしています。
「ここだけでお金を落としていってね」というなかなかの露骨なメッセージ(しかもパークには500mlペットボトル以外の飲食物持ち込み禁止)。
地元の経済活性化には繋がらず、外資へカネが流れていくだけ、というのは見え見えですね。
なので、サンズが大阪参入見送りを表明した時は「ざまーみろ」と思いました。
大阪参入を検討している事業者も、かつての7社から3社に減少したそうです。
ちなみに横浜の林市長が突如カジノ受け入れに賛成したのは、市長がかつて菅義偉に選挙協力をしてもらった経緯があるため、菅からの指示には逆らえないのだ、と『週刊文春』で報じられていました。
港湾労働者を仕切る「ハマのドン」がカジノ反対を表明し、菅は「ハマのドン」には頭が上がらないのだそうですが、どうなるのでしょうね。
強引に誘致したとしても、「負の遺産」になる可能性もあり、「増税・五輪後・万博後」の不景気との合わせ技でエラいことになるのでは、と空恐ろしく感じます。
政権交代で方針が変わることはあるのでしょうか。

以下、余談です。
先日、関西ローカルのラジオ番組を聴いていて、驚いたことがありました。
ケンドーコバヤシがメインを務めるAMラジオならではのユルくてエロい番組なのですが、その中でケンコバが「最近身体を鍛え始めたのは何故なのか?」という質問について語っていました。
思い立ったきっかけは、トランプが在日米軍を引き上げる可能性について言及したことだそうです。
つまり、自分で自分の身を守らなければならない、と。
仮に敵兵が上陸して攻めてきたとして、相手は戦闘のプロだから我々民間人が太刀打ちできるはずはないけれど、傍にいる女性を逃がすために敵の足止めをすることぐらいはできるのではないか、と。
さすがコバさん漢やなあ、と思うわけですが、その時に一緒に出演していたAV女優・紗倉まなの一言にのけぞりました。
「自主防衛しなきゃいけませんもんね」
何と「自主防衛」という言葉が、AV女優の口からさらっと自然に出た!
断っておきますが、AV女優は知識が少ないといった偏見を抱いているわけではなく、下に見ているわけでもありません。
ましてや紗倉まなは小説を何作も書いているので、読書好きであるとも考えられます。
でも、この手の番組にAV女優として出演している時は、そっち系モードに入っているということがありうるので、コバさんの話に対応して即座に「自主防衛」に言及するというのはなかなか出来ることではないのでは、と思いました。
紗倉まな、頭の中に結構な知識が詰め込まれており、かなり頭の回転が速い方なのではないか、いやぶっちゃけ、『ゴー宣』読者じゃねーか!? 思いました。
なにしろ、メディアはなかなか「自主防衛」なんて言葉を使わないのですから。
よし、紗倉まなのDVD買おう! 小説も買おう! 全力で応援しよう! と心に決めました(蛇足)。
あ、コバさんも、「俗」を絶妙なセンスで笑いに変えることができる天才として、吉本の中では大好きな芸人です。
No.19
62ヶ月前
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第330号 2019.9.24発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…今月20日、神奈川県横浜市議会は「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)」の誘致準備費用2億6000万円を盛り込んだ補正予算案を成立させた。安倍首相はカジノを「経済成長の目玉」と絶賛し、横浜市長も地域経済の発展を謳ったが、カジノの収益は「誰かがバクチで負けたカネ」である。それが本当に経済繁栄をもたらすのだろうか?外資系カジノ屋に媚びへつらっているのに?ラスベガス、マカオ、シンガポール…実際にカジノでは何が起きているのか? ※「ゴーマニズム宣言」…戦後最悪といわれる日韓関係が一切改善の兆しを見せない中、朝日新聞や東京新聞など左翼メディアは、この事態は一方的に日本が悪く、韓国には一切の非はないとする「韓国無謬論」の信者と化し、韓国を批判する言論を封殺しようと躍起になっている。今回はその手口を分析していこう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!若い世代で「おしん」の再ブームが起きていることをどう見てる?時代が変わっても「面白い」と思うギャグを生み出すには何が必要?職があり家族がいるような真っ当な人たちが、サヨクやネトウヨになってしまうのは何故?安倍首相は良き改憲のための議論などしてくれるの?「ひ弱」を脱する、脱させる為にはどうすればいい?おぼっちゃまくんはなぜ角がはえているの?最終回を迎えた『凪のお暇』はどうだった?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第141回「カジノでなにが起きるのか?」 2. ゴーマニズム宣言・第342回「朝日新聞、今度は韓国無謬論かね?」 3. しゃべらせてクリ!・第287回「止めてクリるな!ぽっくんはひとり旅を行くぶぁい!の巻【前編】」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第141回「カジノでなにが起きるのか?」  今月20日、神奈川県横浜市議会は「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)」の誘致準備費用2億6000万円を盛り込んだ補正予算案を成立させた。カジノに反対する横浜市民は多く、パブリックコメントに寄せられたのも9割が反対意見だったというが、一切無視して2020年代開業へと突き進むようだ。  挙手しているカジノ企業は、主に外資系だ。トランプ大統領のスポンサーでもある米カジノ最大手ラスベガス・サンズは、今年6月の段階では大阪湾・夢洲への進出計画を言及し、「東京と横浜はチャンスなし」などと言っていたが、8月になると一転。大阪への入札を見送って「東京と横浜に注力」と真逆の発表を行った。    参入を狙うライバル企業は多く、牽制球を投げたり、契約を有利に運ぶためのブラフにかけたりしているのかもしれないが、「東京と横浜は、住民理解と行政対応が整わない」と言ってみたり、「大阪はインフラ面が整わない」と言ってみたり、要求も甚だしい。  おかげで各自治体は、すっかり舶来のカジノ屋にあやつられ、 「なんとかカジノ様にお越しいただきてぇ!」 とばかりに目の色変えて立ち回っているというありさまである。 ■カジノ企業は最高権力者のスポンサー  米サンズはトランプ大統領のスポンサーと書いたが、 2018年10月11日の朝日新聞デジタル によれば、安倍首相は、2017年2月に訪米してトランプ大統領の別荘でキスアスしていた時に、どうやらサンズへの日本での事業許可を検討しろと要求されていたらしい。  参入を狙って根回ししているのは外資系だけではない。  日本でも、セガサミー、ユニバーサルエンターテインメントなど、海外でカジノを展開したり、カジノ向け決済サービスを牛耳っている企業が何社もある。特にパチンコ・パチスロ機メーカーでもあるセガサミーは熱心だ。  日本でのカジノ解禁をにらんで、2017年に韓国の現地法人と組み、仁川国際空港の近くにカジノを開業。韓国は、日本の4分の1ほどの国土に17か所ものカジノが存在するという“カジノ先進国”でもある。ここに日本人スタッフを送り込み、ノウハウを蓄積しようというらしい。  日本でのカジノ推進議論は1999年頃からはじまり、2012年の政権交代を経て2013年に突如沸騰、2013年12月に「IR推進法」が提出されてブイブイ風が吹きはじめ、2016年12月の臨時国会で成立。このさなか、絶妙のタイミングで、こんな出来事があった。  2013年9月、ホテルオークラ東京で開催されたある披露宴である。   新郎は経産省若手キャリア官僚の鈴木隼人氏、新婦はセガサミー・里見治会長の令嬢。この宴の席には、現職総理である安倍晋三を筆頭に、小泉純一郎、森喜朗など元首相が並び、菅義偉官房長官ほか閣僚が勢ぞろいしたという。  セガサミー・里見氏は資産1113億円とされる大富豪で、安倍とは第一次政権時代から親しく、下野した際も「物心両面で面倒を見た」と言われる“超極太スポンサー”だ。安倍政権が、披露宴直後の通常国会会期末ギリギリにカジノ実施法案を成立させたのは、トランプ大統領へのキスのほか、日本のギャンブル王へのご祝儀でもあったのではないか?   ちなみに、新郎の鈴木隼人氏は、披露宴翌年の衆院選で自民党・東京ブロック比例代表で出馬して当選。名簿順位は25位だったが、その上の24人は小選挙区で立った候補者で、事実上の名簿1位、当確候補だった。 ■カジノ施設は地場産業から消費を吸い上げる  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!