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皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信ありがとうございます。
お疲れ様です。

「ゴー宣」読みました。


国連のサミットでCO2削減を訴える少女のニュースを聞いた時、
「脱正義論」のことを連想して違和感を抱いていました。
「民主主義という病い」のことも頭をよぎりました。

なので、少女の訴えに賛同するような意見には違和感を抱いていたのですが、
今回のゴー宣を読んで、その時に感じていた違和感について、
ああ、やっぱり「ヘン」だと思っていた自分の感覚は正しかったと思い、
さらに、その先のことまで楽しみながら思想を深めることが出来ました。

彼女はアスペルガー症候群という持病があるとのことですが、
彼女を持ち上げる運動家や左翼・サヨクよりも、
先生の論考の方がよっぽど彼女のことを思いやっていると感じました。
両親が環境運動の活動家ということですが、
両親が運動家であることが、彼女の病に悪影響を与えてしまっていることが、
何ともやるせないですね。

「地球温暖化」についての論考は、自分はここまでは考えてみたことがなかったので、
勉強になりました。
「地球が温暖化している」「CO2が温室効果を持つ」この二つは事実ですが、
「CO2の増加が温暖化の原因であるという因果関係は実証されていない」・・・・なるほどと思いましtあ。
氷河やシロクマの話など、「へえ~!」と思うことでしたし、
環境活動の運動家になるところまではいかないまでも。
なんとなく「地球温暖化」に関するプロパガンダに薄甘く影響されてしまっていたところはあるかもしれません。

私は「脱原発論」などを読んで、原発は無くすべきだという考えになりましたし、
今も同じ考えですが、
産経新聞に載っていた記事の紹介も、広瀬隆氏の主張についても、
今回のゴー宣での紹介を読んで、ニュートラルに受け止めて考えました。
その上で、説得力を感じました。
「CO2温暖化説」が「原発推進派」がデッチ上げた説だったというのも、
なるほどなと思いました。

「地球は温暖期と寒冷期を繰り返している」というのは、なんとなくぼんやりと雑学的に覚えていましたが、
「CO2に関係なく」そうだった、というのは詳しく知りませんでしたし、
縄文時代が今よりも温暖だった、というのは「へえ~!」と思いました。

歴史学においても、資料検証が重要だということを、
小林先生が伊藤隆氏から学んだことを通じて、ゴー宣読者の自分も学びましたが、
科学に関しても、実証が重要ですね。
私は、文系なので理数系は大の苦手でしたが、そんな自分にもよく分かります。

IPCCの広告塔にされてしまっている少女のことを思うのならば、
彼女を運動家ではなく、普通の日常が送れるようにしてあげることだと思いました。
それでも彼女が本気で地球温暖化について考えたいというのなら、
科学者を目指すとか、現場のプロフェッショナルになってやればいいことです。
運動家の広告塔なんか、残酷な言い方ですが、飽きられれば、利用価値が無くなってしまえば、
ポイッと見捨てられてしまいます。
運動に身を捧げて、自分が何も成し遂げられぬまま、気が付いたら年だけを取っている、
これほど残酷なことはありません。
次から次へ、また別の社会問題を見つけて、その運動に身を捧げていく、
そんな人生、虚し過ぎます。
彼女を持ち上げているバカな大人も、頭から水被って目を覚ますべきでしょう。


「新しい宗教のつくり方」を読みました。

佑子が本来持っていた筈の庶民的な常識感覚が揺らいで、
思考停止に陥って、カルトに嵌って行く様が怖いけど、
小説として読むと、それが面白くもあって、不思議な感じです。

「今の自分がイヤだ!」って、
誰もがそんな風に思っちゃう時があるし、
カルトやらセミナーやらがつけ込むスキですよね。

しかし、片守秋成・・・ナイスなネーミングですね。
高森先生はこの小説を読んで笑ってくださっているのだろうか・・・^^;


追伸:Q&Aありがとうございます。
「政治家を育てるつもりも必要」確かに仰る通りです。
明らかにヘンなのは票を入れないとか、
法に触れるようなことをやってれば、罰を受けて貰う、それしかないですね。
他の方々の質問と先生の回答、どれも為になりましたが、
りなちゃんへの回答と完壁主義者さんへの回答は、
それぞれ硬軟分かれますが、特に「よしりん節」を感じました
あと、がんTさんと南青山D.Jさんの質問と先生の回答を読んで、
ギャグやユーモアやパロディが分かるって大事だなと思いました。
小林先生は、アンチエイジングという言葉は嫌いだと思いますが、
脳のアンチエイジングにはギャグを読んだり考えたりって大事だなと思いました。
柔軟に考えられるようにありたいですね。

しゃべクリは完壁主義者さん、MVPおめでたまきん!
No.52
63ヶ月前
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第331号 2019.10.1発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…9月23日、国連の温暖化対策サミットでスウェーデンの16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリが各国代表を前に演説を行い、経済成長を優先して温暖化対策の取り組みに消極的だった「大人たち」への怒りをぶつけ、涙ながらにCO2(二酸化炭素)削減を訴えた。現在マスコミはグレタを大絶賛して英雄扱いしているが、グレタを持ち上げている大人たちは本当に責任を持てるのだろうか?地球温暖化の原因はCO2(二酸化炭素)なのか? ※泉美木蘭の小説「正しい宗教のつくり方」…清田政宗に背中を押されながら溶田研究会の大学生メンバーが集まる「溶田インカレ勉強会」の議論に毎月参加している鶴見佑子。間違った認識を容赦なく糾弾する主張の強い学生が多く、ただただ標的にならないよう、小さくなっているだけで精一杯だった。しかし小さい頃から引っ込み思案で、自分の意見を持たない子供だった私が今、溶田研究会と出会い幸せを感じている…!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!大人は何故たばこを吸う人がいるの?自分には病気に対する偏見があるのでしょうか?なぜ保守を自称しながら左翼に引っ張られてしまう言論人がいるの?「2000万円の蓄えが必要」という金融庁の報告書を撤回はあり?貴ノ富士の暴行&自主引退勧告をどう見る?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第343回「地球温暖化の原因はCO2(二酸化炭素)か?」 2. しゃべらせてクリ!・第288回「止めてクリるな!ぽっくんはひとり旅を行くぶぁい!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭の小説「正しい宗教のつくり方」・第4回「私はなにがしたいのか?」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第343回「地球温暖化の原因はCO2(二酸化炭素)か?」  純粋まっすぐ少女が、国連に出てきて顔をゆがめて居丈高に大人たちを糾弾する演説をしている映像なんか見たら、まずその時点で少なくとも『ゴー宣』の読者ならば、直感的に警戒心が湧くのではないだろうか?  9月23日、国連の温暖化対策サミットでスウェーデンの16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリが各国代表を前に演説を行い、経済成長を優先して温暖化対策の取り組みに消極的だった「大人たち」への怒りをぶつけ、涙ながらにCO2(二酸化炭素)削減を訴えた。  グレタは昨年8月から毎週金曜日に学校をボイコットして「気候のための学校ストライキ」と書かれたプラカードを手に、国会議事堂の前で座り込みを始め、同様の行動をするようにと、SNSで世界中の若者に呼びかけた。  その活動は「#FridaysForFuture(未来のための金曜日)」と呼ばれて瞬く間に広がり、今年3月15日の金曜日に行われた「未来のための世界気候ストライキ」には、世界125カ国で100万人以上の学生が学校をさぼって参加した。  グレタはたった1人で始めた運動を1年足らずで世界規模に拡げたということで、ノーベル平和賞の候補にノミネートされ、TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれている。なおグレタは現在、学校を1年間休学して地球温暖化をアピールする活動に従事しているという。  国連温暖化対策サミットを前にした、9月20日金曜日の抗議行動は世界160カ国で行われ、参加した学生は400万人以上にも上った。  ニューヨーク市の公立学校は、デモ参加のための欠席を認める異例の対応を取り、このデモに参加したグレタは 「きょう学校や仕事を休んだとしても、気候変動対策のほうが大切です」 と訴えた。 「バカ言うな! 学校や仕事の方が大切だ! 日常に戻れ!」と言いたくなるが、『脱正義論』を読んだ者なら分かるだろう。  ところが、現在マスコミはグレタを大絶賛して英雄扱いしている。  ただ「若者」であることだけを武器にして、 「あなた方は私たちを裏切っています。しかし、若者たちはあなた方の裏切りに気付き始めています。未来の世代の目は、あなた方に向けられています。」 などと演説し、大人を糾弾するグレタに対して、特に左翼マスコミは惜しみない賛辞を贈るのだ。  朝日新聞は9月25日の社説でグレタの演説から 「若者はあなたたちの裏切りに気づき始めている。もし私たちを見捨てる道を選ぶなら、絶対に許さない」 の言葉を引き、 「こうした若者たちの怒りを重く受け止めねばならない」 と唱えた。  NHK「クローズアップ現代+」では9月26日の放送でグレタを特集し、キャスターの武田真一アナが 「グレタさんの言葉に、大人の一人として私も目を覚まさせられました」 なんて言っていた。  マスコミは、本当に責任持てるのか?  グレタは11歳の時に地球温暖化への不安から鬱になり、12歳で自らビーガン(完全菜食主義者。肉・魚だけでなく、卵・乳製品も一切摂らない)になり、同じく12歳の時から環境への負荷を抑えるためとして飛行機に乗ることをやめ、国連に出席する際にはCO2排出量ゼロのヨットで15日間かけて大西洋を横断して来た。  グレタの父はスヴァンテ・トゥーンベリという俳優兼作家・プロデューサー、母はマレーナ・エルンマンというオペラ歌手で、二人とも環境保護の活動家である。  両親はグレタと共に頻繁にメディアに登場、グレタがヨットでニューヨークに向かう際には父親が同伴。母親は 「娘は空気中のCO2を裸眼で見ることができる」 というイタい発言をしたことがある。  また、グレタは発達障害の一種である「アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム症)」を抱えている。これは「コミュニケーションや対人関係が苦手」「興味の偏りやこだわりの強さ」「感覚の偏りや動きのぎこちなさ」といった特徴がある障害だが、両親はグレタの発達障害や摂食障害などについても積極的に発言しているという。  両親がどこまで意図的にグレタを自分の活動に利用しようとしたのかはわからないが、グレタは両親が学校に行くようにと注意しているのに聞かないというし、ビーガンになることを両親にも強要したり、海外公演に行く機会の多い母親にも飛行機に乗らないよう要求したりもしているそうだから、むしろ両親の思惑をも超えた、過激な活動家になっているのかもしれない。  おそらく両親は、思い込んだら突っ走る性質を持つアスペルガー症候群を抱えた子供に幼少時から「地球温暖化の恐怖」を刷り込んでいたはずで、そのためにグレタは鬱になり、育ち盛りの時に自らビーガンを選んでしまい、そして環境活動家になってしまったのだろう。これは虐待の結果だと言っていい。  わしは地球温暖化よりも、この娘の将来の方がずっと心配だ。  ネット上では、グレタについて「胡散臭い」「どう見てもヤバい子供が周りの大人に利用されてる構図」「彼女に必要なのは学校に行く事と適切な治療だと思います」といった、実にごもっともな声があふれているが、マスメディアでは絶賛しか許されない状態になっている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!