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Iwana Mekkoさん のコメント

【流行語大賞】

①リベラル・ヒステリー
世界中で、自国優先主義から排外主義まで程度の差はあれど、反グローバリズムが渦巻いているのは、暇を持て余した富裕なエセリベラルの偽善が大暴れしてくれたお陰だと思ってます。日本のネトウヨ発生の原因の半分くらいはこれかなと。

②カワウソよしりん
キモかわいいんじゃなくて普通にかわいいです。

③たった400万円くらいくれてやるぜ
このブログの言葉があったあたりから潮目が変わって、400万男もメディアに出てこれなくなったんじゃないですか?

④炎上したら議論のきっかけになるという論法は単なる無責任でしかない
凡人が「言葉は悪いが文脈で読めば重要な問題提起をするんだぞー!」なんて姿勢でポジションを築こうとする図は見飽きましたね。『オウム的!』は名著ですよ。

⑤飲むハンバーグだね!!!
飲むハンバーグというパワーワード。
⑥芸術家というのはすごく危険な存在だ
愛知トリアンナーレの騒動は右も左もいろんな示唆を残してくれましたね。

⑦体罰はしつけではない。暴力である。
小林先生は自身の体験や実感から体罰で育てられた部分があると認めつつも、その経験を絶対化させずに、体罰をバッサリ否定するに至りました。その辺のバランス感覚はなかなか真似できないんじゃないですかね。

⑧新音響システムプロジェクト
生放送は楽しませてもらってましたが、唯一の弱点は音声まわりだと感じてました。そこで専門家の方が自主的に動いて劇的に改善してくれました。とっても感謝してます♪

⑨「保守」の立場から、女性の価値をもっと上昇させたい
フェミニズムを経由しない女性の価値向上宣言。面白いです。観念から型にはめるのではなく庶民の実感から腑に落ちる男女公平の在り方をぜひ見ていきたいです。

➉ボーカル・マジョリティー
サイレントマジョリティやノイジーマイノリティは聞いたことあるけど、と思って調べてみたら造語なんですね。黙っているだけじゃない、でも大衆ヒステリーにもならない集団を規定した言葉を初めて聞いた気がします。良き観客からゆったりと探りつつ前に踏み込むボーカルマジョリティー。良い言葉だと思います。最初はこれだけに投票しようと思ってました。



【出来事】

1月5日:「SAPIO」不定期刊行に伴い、【大東亜論】未完の最終回が掲載される。
卑怯者の島みたいに最後まで描かせてくれる出版社ないかなあ・・・。金玉均の死後の執念が小林先生の口から「韓国を北朝鮮に吸収させるわけにはいかない!国際法をちゃんと守る国にしてあげなければならない!」という言葉を引き出していると考えると胸アツですね。

1月中旬:もくれん、12回目の引っ越し。不動産屋夜逃げで敷金返還されず。
実は木蘭さんの居住環境もうちょっと何とかならないかなあって勝手に心配してました。

2月7日:小林よしのり、伊藤詩織さんへのレイプ事件で逮捕を免れた男から、1年半前の『SAPIO』に描いた『ゴー宣』が名誉毀損と訴えられたと公表。
小林先生を訴える言論人はいつもこれですね。反論じゃなくて裁判で黙らせようって。オウムは暗殺のほうが先だったようですが。

2月24日:よしりん、チキンラーメンブーム。毎日食いたいとブログで公表。
食通の小林先生がインスタントラーメンを食べているという事実が私にとってある種の免罪符になってます。

4月7日:ゴー宣道場【日本経済は復活できるのか?】。ゲストに京都大学教授の藤井聡氏。
私の中にもこびりついていた緊縮財政に対する煮え切らない評価を、笑いとともに拭い去ってくれた回でした。

7月2日:週刊SPA!ゴーマニズム宣言第51章『ゴー宣道場はわしの作品』にて、ゴー宣道場門弟門下生達が多数登場する。
物ではない人間の集まりを、ある部分は自主性に任せつつ、ある部分は適切に舵をとって作り上げた常に一定の形を持たないを集合体を、自らの作品と呼べるのも作家の器量だと思いました。どこまで行くのか、どこまで出来るのか、見届けたいです。

9月26日:月刊WiLL11月号にて、SPA!で不掲載になったゴーマニズム宣言「「少女像は神聖不可侵じゃない」が掲載される。
表現の自由を守るにはこうするのだ!という実践ですね。偽善にや利権よって一番辛い思いをしている少女像。皮肉にもあの作品によって初めて彼女に爽やかな息吹が吹き込まれたような気がします。

10月24日:【新・おぼっちゃまくん2巻】発売。
傍観者の卑怯と偽善をよいしょしつつ抉り出す、読んでて痛い作品でした。さすが大人向けおぼっちゃまくん。でも子供のほうが読んでてダメージは少ないかも。

12月9日:『山尾志桜里・よしりんの時事シャウト!』の放送が開始。
山尾志桜里氏みたいな政治家とタイマンでニコ生を定期的にやるなんて単純にすごいと思います。山尾氏の語り口調はニヒリズムの欠片もないので、とても前向きな気分にさせてくれますね。

12月12日: 枝野幸男立憲民主党代表とのコクミンテキギロンレポート~枝野代表にとって憲法問題って何があるの?~
枝野幸男という人は信用できるのでしょうか?本当はわかってても党内の事情で仕方がないのかもしれないっていう見方もあるかもしれないけど、それはもう政治家としての能力に欠けているって事と同義ではないのでしょうか。倉持さんとの配信楽しみにしています。
No.132
61ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2019.12.10発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第352回「中村哲を従米ポチはどう見るか?」 2. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第149回「子どもの読解力を崩壊させているのはなにか?」 第352回「中村哲を従米ポチはどう見るか?」  いまの日本人で、わしが心から凄いと思えて、文句なく尊敬できる人など滅多にいない。  そんな数少ない人物だった、ペシャワール会現地代表の中村哲医師がアフガニスタンで何者かに襲撃され、死亡してしまった。  本当に残念で、惜しまれてならない。  中村氏は九大医学部を卒業後、国内の病院勤務を経て1980年代半ばからアフガニスタンに近いパキスタンのペシャワールで、ハンセン病治療を主に扱う医療奉仕活動を始めた。ペシャワール会は、そんな中村氏を支援するため1983年に福岡で設立されたNGOである。  その後、政治情勢からパキスタンでの活動が困難になった中村氏は、拠点をアフガニスタンに移し、ハンセン病だけではなくあらゆる病気を診療するようになる。ハンセン病を特別扱いするのは先進国の発想であり、マラリア、赤痢など「伝染病の巣窟」であるアフガニスタンで、そんなことはやってられなかったのだ。  そしてさらに中村氏は、アフガニスタンに伝染病が蔓延している原因から正さなければならないと、ついに医療活動を超えた支援に乗り出した。  自ら陣頭指揮をして井戸を掘り、さらにアフガン伝統のカレーズという地下水路も修復。すると赤痢などの感染症は激減したのだった。  ところが2000年ごろからアフガニスタンを大旱魃(かんばつ)が襲い、地下水も枯渇してきた。そこで次に中村氏は用水路を建設して川から水を引き、砂漠の土地を緑化する事業を始めた。  そしてやがて砂漠は緑に覆われ、パキスタンなどで「旱魃難民」となっていた人々が戻ってきて、再び農業をするまでになったのである。  わしは雑誌「わしズム」7号(2003年7月25日発行)で中村哲氏と対談したことがある。  当時はイラク戦争の真っ最中で、アフガニスタンの現状がイラクの今後を占うと言われており、米軍の攻撃でタリバン政権が崩壊した後のアフガニスタンの状況は安定していて、イラク戦争も同様に成功するだろうという予測がメディアにはあふれていた。  だがそのとき中村氏は、メディアのアフガン報道は嘘とインチキだらけで、アフガンの治安はここ20年で最悪だと断言したのだった。   (SAPIO 2003.8.20/9.3)  対談の中で、中村氏はこう語っている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!