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希蝶さん のコメント

 流行語・出来事大賞の投票をいたします。毎年のことですが、どちらも10に絞るのが難しかったです。

流行語:
1.社会には「ふざけた遊び」の場だって必要なのだ (1/15 よしりんブログ)
 今年のよしりん先生の言葉の中で、一番心に響きました。少し古いですが、平清盛の「遊びをせむとやうまれけむ 戯れせむとやうまれけむ」の精神です。

2.たった400万円くらいくれてやるぜ (1/23 よしりんブログ)
 眞子様・小室さん結婚問題で、借金がどうのこうのと、顔も見せずにぼやいている卑怯者を、これほど皮肉った言葉はない、と思います。

3.概念がなければ、そこに言葉は生まれない (2/7 ささブログ)
4.影がわからない人には、光も見えていない (2/12 トンデモ見聞録)
 笹さん、木蘭さんの言葉からも1つづつ選びました。

5.伝承と史実ははっきり区別しなければいけないのだ (5/14 ゴー宣)
 私は歴史研究が好きなので、念頭に置かないといけない言葉である、と思います。

6.あの犯人は、市中引き回しの上、火あぶりの刑にしてほしい (7/23 Q&A)
 京アニ事件は、今年最大の衝撃的事件でした。あの事件によって、どれだけ多くの日本の(アニメ)文化が失われたかと思うと、憤怒の念が未だにおさまりません。

7.合意のないセックスはレイプ (9/10 ゴー宣)
 出来事からは外しましたが、なにゆえ、よしりん先生の漫画で、こういう愚かなことを訴えるやからが、しばしば続出するのでしょうか?伊藤詩織さん事件の裁判で、何とかレイプ被害者女性の魂を少しでも救済して欲しいと望みます。

8.カジノの収益は「誰かがバクチで負けたカネ」だ (9/24 トンデモ見聞録)
 地元の話なので、あげないわけには行かないです。射倖心や一攫千金よりも、こつこつと地道にお金を稼ぐことが肝要です。市も、つまらないリゾート施設を作るよりも、もっと交通網を発展させて欲しいです。

9.あいち甘えんたーれ (10/1 よしりんブログ)
 言葉の響きが素晴らしいです。今回のあいちトリエンナーレの性格をよくあらわしている言葉だと思います。

10.「どうとでも解釈できる」という作りは、制作者の「逃げ」にしか見えない (11/12 ゴー宣)
 映画「ジョーカー」評の言葉ですが、日本国憲法の本質や現政権・野党の実態をも捉えている言葉だと、私は思います。

出来事:
1月5日:「SAPIO」不定期刊行に伴い、【大東亜論】未完の最終回が掲載される。
 本当に連載中断、残念です。いつの日か、続きを描かれることを希望、期待します。

2月17日:笹さん、初ヨガ。椎間板ヘルニアを克服して南方戦線への復帰を誓う。
 昨年12月の道場に参加した際に、たまたま笹さんが車から降りられるのを目撃し、いたいたしさを覚えました。全快、おめでとうございます。

4月30日:笹さん、年越しならぬ改元ソバを食べる。
 それに値するだけの出来事であり、そこには「道場」などにおけるよしりん先生たちの活動があったればこそ、と思います。

7月11日:編集長シュウさんによる、門下生が勝手に作ったゴー宣道場盛り上げマガジン「KATTENA」が始動。
 選択からは外しましたが、ラジおじさんのロゴ同様、門下生が自発的に「道場」のことを綴った雑誌として、非常に価値があると思います。九州道場で購入し、感動しました。

7月26日:よしりん、道を歩いていると偶然、漫画家・東村アキコさんに声をかけられる。
 スピリッツで、上杉謙信の漫画を読んでいるので、出来事の一つとしてあげさせていただきました

9月26日:月刊WiLL11月号にて、SPA!で不掲載になったゴーマニズム宣言「「少女像は神聖不可侵じゃない」が掲載される。
 「ゴー宣」の柔軟さがよく現れている出来事ではないのでしょうか。これを「ネトウヨ」への妥協みたいに取られる人たちは、それこそ時処位が分かっていないでしょう。

11月10日:第3回九州ゴー宣道場【九州は男尊女卑か?】が開催される。「大よしりん絵コンテ展」も開催される。
 九州道場に参加できて、本当に良かったです。絵コンテも大切にします。

11月25日:小林よしのり、「ゴー宣道場」における門弟制度を撤廃。参加者すべてを「門下生」とする。
 これほどの大事件はなかった、と私は思っています。そして、そうなって良かった、とも。

11月25日:小林よしのり、「戦うゴー宣道場」の理念をボーカル・マジョリティーと定義する。
 流行語ノミネートからは外しましたが、「ボーカル・マジョリティー」という言葉も至言、名言だと思います。声を発しない限り、思いは伝わらないと思います。死んだら永遠に何も言うことはできないです。

12月9日:第1回東海ゴー宣道場【正念場を迎える皇位の安定継承】ゲストに山尾志桜里議員。初の東海地方開催となる。
 関西・九州に次ぐ、地方ゴー宣道場開催の快挙を祝して、あげさせていただきます。

 ということで、投票が遅くなり、すみませんでした。
No.84
60ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2019.12.10発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第352回「中村哲を従米ポチはどう見るか?」 2. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第149回「子どもの読解力を崩壊させているのはなにか?」 第352回「中村哲を従米ポチはどう見るか?」  いまの日本人で、わしが心から凄いと思えて、文句なく尊敬できる人など滅多にいない。  そんな数少ない人物だった、ペシャワール会現地代表の中村哲医師がアフガニスタンで何者かに襲撃され、死亡してしまった。  本当に残念で、惜しまれてならない。  中村氏は九大医学部を卒業後、国内の病院勤務を経て1980年代半ばからアフガニスタンに近いパキスタンのペシャワールで、ハンセン病治療を主に扱う医療奉仕活動を始めた。ペシャワール会は、そんな中村氏を支援するため1983年に福岡で設立されたNGOである。  その後、政治情勢からパキスタンでの活動が困難になった中村氏は、拠点をアフガニスタンに移し、ハンセン病だけではなくあらゆる病気を診療するようになる。ハンセン病を特別扱いするのは先進国の発想であり、マラリア、赤痢など「伝染病の巣窟」であるアフガニスタンで、そんなことはやってられなかったのだ。  そしてさらに中村氏は、アフガニスタンに伝染病が蔓延している原因から正さなければならないと、ついに医療活動を超えた支援に乗り出した。  自ら陣頭指揮をして井戸を掘り、さらにアフガン伝統のカレーズという地下水路も修復。すると赤痢などの感染症は激減したのだった。  ところが2000年ごろからアフガニスタンを大旱魃(かんばつ)が襲い、地下水も枯渇してきた。そこで次に中村氏は用水路を建設して川から水を引き、砂漠の土地を緑化する事業を始めた。  そしてやがて砂漠は緑に覆われ、パキスタンなどで「旱魃難民」となっていた人々が戻ってきて、再び農業をするまでになったのである。  わしは雑誌「わしズム」7号(2003年7月25日発行)で中村哲氏と対談したことがある。  当時はイラク戦争の真っ最中で、アフガニスタンの現状がイラクの今後を占うと言われており、米軍の攻撃でタリバン政権が崩壊した後のアフガニスタンの状況は安定していて、イラク戦争も同様に成功するだろうという予測がメディアにはあふれていた。  だがそのとき中村氏は、メディアのアフガン報道は嘘とインチキだらけで、アフガンの治安はここ20年で最悪だと断言したのだった。   (SAPIO 2003.8.20/9.3)  対談の中で、中村氏はこう語っている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!