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つぼきちさん のコメント

最近まで、仕事に追われゴー宣ネット道場みる時間すら無い私でした。
流行語大賞みても何が何やら????それでも購読料はきちんと払ってってましたよ。

私は図書館の職員ですが、地域共同体を保存する側から、
地域共同体を維持するという活動にシフトしました。
例えば、新聞についてくる企業のチラシなんかもうちの図書館では保存していますが、
10年後には物価をしる貴重な歴史資料になります。今までの図書館は資料の保存
だけしていれば良かったわけですが、田舎の自治体は急激な人口減少で
財政破綻寸前です。
地域共同体を維持するために、地域の問題や課題に図書館が手を延ばしていく活動に
参画したのですが、予算も人員も足りず、悪戦苦闘しておりました。
今では、このままでは滅ぶ地域共同体を保守する手助けが図書館に求められています。

人口減少と異常気象で、うちの自治体の財政は最悪です。
定年で7~8人毎年退職していきますが、今年採用する新職員は2名程度。
7~8人分の仕事が、新人2名が背負うことになります。
機関委任事務は減らないし、自治体はブラック企業と化しています。
仕事が多いので時間外勤務が常態化、時間外勤務をしたくとも、金が無いからやるなとなり
ほとんどがサービス残業で、精神を病む職員や、アル中になる職員などが後を絶ちません。
図書館で深刻な問題が、安倍政権の非常勤職員の公人と私人に分けるという政策で、
非常勤も公人になれば、期末手当ことボーナスがでますが、私人に分けられればボーナスは
でません。しかもですよ。財政基盤の弱い自治体は、ボーナス出すために
非常勤の切り捨てを始めました。
図書館スタッフの非常勤さんも、公人になった方はいいのですが、
私人になったら、カウンター業務すらやれません。読書の秘密を守るという守秘義務にひっかかるからです。

日本の企業に成果主義が蔓延しましたが、企業ですら成果主義ではなく能力主義を選びました。
しかし、能力主義といっても、人間にでっかい差などありません。
小泉純一郎や安倍晋三の弱肉強食の論理によりどんどん日本は悪くなっているような気がします。
小泉の構造改革で競争社会の悲惨さをしっていた小林先生が大反対したという話しを読み
今にして得心している私です。

すいません。愚痴を兼ねた現場の報告です。
No.85
53ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2019.12.10発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第352回「中村哲を従米ポチはどう見るか?」 2. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第149回「子どもの読解力を崩壊させているのはなにか?」 第352回「中村哲を従米ポチはどう見るか?」  いまの日本人で、わしが心から凄いと思えて、文句なく尊敬できる人など滅多にいない。  そんな数少ない人物だった、ペシャワール会現地代表の中村哲医師がアフガニスタンで何者かに襲撃され、死亡してしまった。  本当に残念で、惜しまれてならない。  中村氏は九大医学部を卒業後、国内の病院勤務を経て1980年代半ばからアフガニスタンに近いパキスタンのペシャワールで、ハンセン病治療を主に扱う医療奉仕活動を始めた。ペシャワール会は、そんな中村氏を支援するため1983年に福岡で設立されたNGOである。  その後、政治情勢からパキスタンでの活動が困難になった中村氏は、拠点をアフガニスタンに移し、ハンセン病だけではなくあらゆる病気を診療するようになる。ハンセン病を特別扱いするのは先進国の発想であり、マラリア、赤痢など「伝染病の巣窟」であるアフガニスタンで、そんなことはやってられなかったのだ。  そしてさらに中村氏は、アフガニスタンに伝染病が蔓延している原因から正さなければならないと、ついに医療活動を超えた支援に乗り出した。  自ら陣頭指揮をして井戸を掘り、さらにアフガン伝統のカレーズという地下水路も修復。すると赤痢などの感染症は激減したのだった。  ところが2000年ごろからアフガニスタンを大旱魃(かんばつ)が襲い、地下水も枯渇してきた。そこで次に中村氏は用水路を建設して川から水を引き、砂漠の土地を緑化する事業を始めた。  そしてやがて砂漠は緑に覆われ、パキスタンなどで「旱魃難民」となっていた人々が戻ってきて、再び農業をするまでになったのである。  わしは雑誌「わしズム」7号(2003年7月25日発行)で中村哲氏と対談したことがある。  当時はイラク戦争の真っ最中で、アフガニスタンの現状がイラクの今後を占うと言われており、米軍の攻撃でタリバン政権が崩壊した後のアフガニスタンの状況は安定していて、イラク戦争も同様に成功するだろうという予測がメディアにはあふれていた。  だがそのとき中村氏は、メディアのアフガン報道は嘘とインチキだらけで、アフガンの治安はここ20年で最悪だと断言したのだった。   (SAPIO 2003.8.20/9.3)  対談の中で、中村氏はこう語っている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!