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チコリさん のコメント

>>111
とてもよくわかります。

ここからは、私の実感です。
何の根拠もなく、ただ私の感覚です。
愚かなことを書いているかもしれませんが、書かせてください。

私は、自粛期間中も、緊急事態宣言が出てからも、ずっと働き続けて来ました。
生活がかかっていたからです。
そうじゃなくても、休むわけにはいかない現場も多々あり、
ずっと通常通り働き続けていた人もたくさんいるわけです。

自粛警察に捕まるかもしれませんが、
私は高齢の母と同居しており、
母は家にずっと閉じこもってると、心身ともに母が鬱々としてくるので、
定期的に外出し、買い物ドライブ外食をして気分転換をして来ました。

科学的根拠はなかったけど、
コロナを恐れる気持ちが全くなかったことと、
たとえ死んでも、それならそれでいい、と思っていました。

実際、世間がコロナパニックに陥っても、
インフルエンザなら、必ず症状が出て休む人が出て、
その間、人がいないから代わりに出て、ということになりますが、

周囲では何も起こらず、感染してインフルみたいに苦しい症状が出て入院して、
そして中には亡くなる人もいて、ということが、みじかで起これば、
気をつけないといけない、と思いますが、

未知のウイルスだから当然ですが、海外の膨大な死亡者数に、
ただ怯えて過剰防衛しているとしか思えず、
実感がなかったので、私は、マスクだけして、普通の生活を続けるだけでした。

ずっと働き続けている人々は、
ずっと外出し続けているわけですから、
感染し、亡くなる確率が高くならなければおかしくないですか?
100パーセント感染していても、無症状なら問題ないんじゃないんですか?
それで感染が広まっても、日常生活に多大な影響がないなら、
ここでずっと言われているように、経済を回さなきゃいけないんじゃないですか?

尊い命を、という言葉が、空々しく聞こえます。

感染した公務員が、テレビで職場復帰が怖い、と言っていました。
入院隔離中の、異常な扱い、
感染者のゴミは、医療危険物みたいに特別な箱に入れられて、
掃除の業者や他人が部屋に入るときは、
今は入って来ないでください、と言われたりと、
復帰しても、
元コロナ患者というレッテルを貼られ、
今後の仕事に影響が出そうで復帰が怖い、と言っていました。

昨夜仕事が遅く、久しぶりに平日の20時ごろの電車に乗りましたが、
東京駅直結の電車でもあり、
座席はほぼ埋まっていて、ソーシャルなんちゃらどころではありませんでした。
座れなくて立ってる人が各車両数人、という感じで、
ああ、この感じ久しぶり、これでいいんだ、と思いました。
(もちろん、通常は平日のこの時間は満員です)
電車は、ソーシャルなんちゃらなんかできない。
劇場も他の施設も、普通に営業すればいい、怖い人は来なきゃいい、と、
なんだか無性に腹が立って帰宅。

ニュースをつけたら、北九州の感染の話。
心底、怒りがこみ上げてきました。
私が愚かなのかもしれないけど、それでいいと思っています。
母も、死ぬならその時は寿命だからそれでいい、といつもいっています。
甲子園児も、その結果、たとえ死んでも、大会に出たかった、と思う子もいるでしょう。

長くなり、申し訳ありませんでした。













No.114
52ヶ月前
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第358号 2020.5.26発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…わしは「個と公」をテーマに『戦争論』を描き、「公」の重要さ、「公共心」の大切さを訴えた。その主張は今も変わっていないが、ただし現在は、ここに大きな注意を加えておく必要がある。それは、「『公』は狂うことがある」ということだ。自粛して家にこもることが公共性であり、常識だとしている今の日本の「公」は、完全に狂っている。そして日本の「公」の発狂の度合いは、さらに激化しかねない状況になっているのだ! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…「医療崩壊の危機」「病床ひっ迫」と喧伝されてきた日々の中、コロナ対策に回していた病床は国内全病床のたった1.8%だったという。そしてあまりに偏ったやり方で、日本中の病院が大損失を被ることになったのだ。無意味なものに多額の税金をつぎ込んだ、この日本の新型コロナ対策で、医療機関にどんなことが起きたのかをまとめておこう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!なぜ日本政府は緊縮財政にこだわるの?ベーシックインカムの導入についてどう考える?プロレスラーの木村花選手が亡くなった件をどう思う?緊急事態宣言が出た後に沖縄旅行に行っていた芸能人は批判されるべき?黒川弘務検事長の賭けマージャン問題の裏には、特定野党とマスコミの癒着がある?「専門家には責任を取らせるべきではない、意見を採用した政治家に責任を取らせるべき」という主張をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第374回「公が狂うとき」 2. しゃべらせてクリ!・第315回「御坊家のソーシャル・ディスタンス晩餐ぶぁい!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第168回「いびつすぎるアフター・コロナの世界」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第374回「公が狂うとき」  わしは「個と公」をテーマに『戦争論』を描き、「公」の重要さ、「公共心」の大切さを訴えた。  その主張は今も変わっていないが、ただし現在は、ここに大きな注意を加えておく必要がある。  それは、 「『公』は狂うことがある」 ということだ。   今は日本中、「自粛」「STAY HOME」が「公」であり、たとえ緊急事態宣言が解除されても、新型コロナを恐れて決して気を緩めず、なるべく外出を控え、「ソーシャルディスタンス」を保つことこそが「公共心」のある行動であるということとされている。  政治家から、学者から、芸能人から、一般人まで、誰もがこぞって「家にいよう、大切な人のために」などと唱え、それこそが常識であるとまで信じ込んでいる。   だが、わしはそんなものは全く「公」だとは思っていない。 日本においてはインフルエンザよりもはるかに弱い新コロなんかを恐れて自粛して経済を止めてしまうのは愚の骨頂であり 、外出して消費して経済を回すことこそが「公」だとずっと主張している。  ところが今は、そういう行動はあたかも公共心に反することであるかのように、 「自粛警察」の取り締まり対象にされるような「公」が形成されてしまっているのである。  金沢市の市会議員が、新コロに感染・入院し、退院した後の自宅待機中にパチンコ屋に行ったとして、市民から糾弾された。  その市議は今月7日に退院し、医師から2週間の自宅待機を命じられていたが、その期間をあと2日残した19日に、休業要請の出ているパチンコ店に行ったという。  自粛警察の総本部であるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」は21日の放送で、女性リポーターが市議本人に電話取材して「吊し上げショー」を行った。  市議は若い頃からパチンコをたしなんでいるといい、その日は客としてではなく「視察」に行ったものの、店内がガラガラで大変厳しい状態になっているのを見て、たまたまポケットに5000円札が一枚あったので、せっかくだからと打ってしまったと、実に苦しい釈明をした。  女性リポーターは嵩にかかって「今後議員辞職する考えはないんでしょうか?」と質問し、市議はひたすら反省の弁を述べ続けた。  番組では何の疑いもなく、 新コロに感染していた者が自宅待機中にパチンコに行くなど言語道断であり、それを糾弾することが「公」に適うと信じている様子だったが、もしもその「公」が間違っていたらどうなるのか?   これがインフルエンザを発症した人だったら、治った後にパチンコ屋に行ったところで、誰も一切非難などしなかったはずだ。  それが新コロならこんな大騒ぎになるということは、 新コロ感染者はたとえ治っても、危険人物視されるという差別が存在しているのではないか?  医師からの自宅待機指示を破ったというが、PCR検査で2回連続陰性だったから退院しているはずで、その時点でもう治っているのに、 さらになお2週間も自宅待機せよという医師の指示は明らかにおかしい。  医師も医師としての判断ではなく、世間の差別感情におもねった指示を出したのではないだろうか?  もっとも今回の場合、それが「市議会議員」でなければ、単に新コロの元感染者がパチンコをしただけでは、こんな騒ぎにはならなかったはずだ。  ということは、 この騒ぎの本質は、「公務員」である市議が、県の自粛要請を無視して営業していたパチンコ店に行って、パチンコをしたことがいけないということだったのだろうか?   だが、そもそも「パチンコ屋は営業自粛せよ」という公の要請そのものがおかしかったらどうなるのか。公務員というものは、間違った公にも従う義務があるのだろうか?  今は自粛が「公」であって、自粛することこそが「公共心」のある行為であるという認識が、世間の大多数の感覚になってしまっている。   だがそれは後世になったら「間違った公」だったと評価されるかもしれないし、必ずそうなるとわしは確信している。  公務員ならば自粛に従わなければならないと無条件に思っていること自体、本当はおかしい。 公務員は「これは本当の公ではない、今の公は間違っている」と告発したっていいはずだ。   公務員が「集」に埋没せず、「個」が強ければ、国や自治体が決めたこの度の「公」は狂っていると主張することも可能だろう。  もっとも件の金沢市議のおっさんにそんなことはできないし、それを望むべくもない。そこまでの自覚もなく、ただパチンコがしたいという「私心」を抑えられなかっただけなのだろうから。 「公務員は、間違った公にも従うのか?」  これは本当に難しい問題である。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!