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希蝶さん のコメント

 本日のよしりん先生のブログ「2020.6.30 19:31日々の出来事 香港の自由は終わった」を読んで
 夕刊でもよみました。当然と言えば当然なのだけれども、予想はしていてもやはり何だか悲しいですね。ありきたりのことしか言えなくて、すみません。
 以前、私はアヘン戦争で香港はイギリスに不当に占領されていたところだから、中国本土に返って良かった、みたいに思っていましたが、その後、中国国内で言語が通じない、という事実を知るにつれ、果たして「中国」とは一つの国なのか、「支那」という一地域なのではないか、という疑念が湧いてきました。「新ゴー宣」第四巻でも、香港をたまごっちに例えて表現されていましたが、今日のことを想定されていたのでしょうか?七月十四日の「FLASH」が楽しみです。

 これを言っていいのかどうか分かりませんが、以前読んだ漫画にこんなのがありました。中国本土に対して、香港の住民が独立をかけて拳法で戦っている、とかいう筋のつまらない漫画があり、それは兄弟子を慕う少女の恋愛ものでもあるのだけれども、それを読んでから、香港は中国の一部なのかどうか、「疑惑の惑星」状態になりました。そのほかでは、「カードキャプターさくら」という漫画のアニメ映画で、路地裏で鳥が飛んでいる場面が幻想的だったとか、中国共産党の支配を免れるために香港を目指して亡命してきた移民が集中し、人口密度が「密」になったという話とかを耳にした程度で、勉強不足で、もうちょっと研究しないといけない、お恥づかしい次第です。それでも、あそこだけ別に独立国家にできないのかな、広東語が国語の国家が成立しないものかと感じるのです。
 しかし、こうなったら、もう中国政府の崩潰を望む位しかないのだろうか?それも、よしりん先生の著書だと、非常に危険がある、とりわけ日本に不法移民が殺到するという問題があるし。

 中国はヨーロッパのようにはできないものか、と。元々、春秋・戦国時代にはそのような状態だったし。それとも、そのうちに香港も、かつて自由を謳歌していた時代が夢幻になり、支配・管理されているのが当たり前になるのではないか、と。日本も、今回のコロナ騒動で、上からのお達しで管理されることに疑念を抱かぬようになってしまうのではないか、心配です。文系学部が衰退している、という話を聞くと、「華氏451度」のような世界になるのでは、と不安です。

 また下らないことを記しました。習近平を天皇陛下にあわせてはいけない、に賛同します。
No.152
51ヶ月前
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第362号 2020.6.23発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…新型コロナに関してさんざん恐怖を煽り、日本の社会・経済・文化に甚大な被害を及ぼしたテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」。無制限なPCR検査の拡大を主張したこともそうだが、さらに問題なのは「医療ではなく、社会政策のために隔離」というのがとんでもなく恐ろしい主張であることに、一切気づいていないところだ。仮にもリベラルを名乗る人間が「隔離」という恐ろしい言葉を、ハンセン病者の隔離の歴史を一切連想もせずに、全国放送のテレビで毎日軽々しく連呼し続けたことが全く信じられない。今一度、ハンセン病の歴史を振り返り、隔離政策の恐ろしさを学べ! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…延々とコロナの恐怖を煽り続け、この恐怖を解決するには「自粛と検査と隔離だ!」と主張しつづけてきた『羽鳥慎一モーニングショー』だが、このところ、コロナの女王・岡田晴恵教授の出演シーンは激減している。だが、番組ではこれまでの所業について振り返ったり、反省したりする様子はまだなく、あまりに白々しい偽善と自己愛が渦巻いているのだ。マッチポンプ商法『羽鳥慎一モーニングショー』を絶対に許してはならない!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!都知事選、小池圧勝は変えられない未来なの?これを機にベーシックインカムを制度化せよ、という意見をどう思う?一部分を注意されただけなのに、自分を全否定されたと感じる人が増えたのは何故?山尾志桜里議員はグローバリズム支持では?来年予定のオリンピックは開催すべき?中止すべき?日本女子大がトランスジェンダーの学生を受け入れる方針を決めたことをどう思う?なぜ安倍政権はイージス・アショアの計画を撤回したの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第378回「ハンセン病に学ぶ【隔離】の悪法」 2. しゃべらせてクリ!・第319回「御坊家の徹底健診!今日も健康に不安なしぶぁ~い!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第172回「偽善と自己愛のマッチポンプ商法『羽鳥慎一モーニングショー』」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第378回「ハンセン病に学ぶ【隔離】の悪法」  新型コロナに関してさんざん恐怖を煽り、日本の社会・経済・文化に甚大な被害を及ぼしたテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」は、今ごろになって批判逃れ、責任逃れに向かおうとし始めているが、それは決して許されない。  特にPCR検査をできる限り全国民まで拡大して実施し、新コロ感染者は無症状者も含めて全員隔離せよと主張し続けた罪は極めて重い。  番組では玉川徹や岡田晴恵や、その他日替わりで登場した医師や研究者が 「検査して隔離」「検査して隔離」 と3週近くにわたって毎日毎日繰り返し、番組のほぼ全部をそのプロパガンダに費やしたことも何度もあった。  それはまさに「PCR真理教」とでも言うしかない有様だったが、その影響力は絶大で、本庶佑や山中伸弥といったノーベル賞学者までがこれを支持し、全国の知事たちもこれに同調し、政府もことあるごとに「PCR検査の拡充」を言わなければならない状況となっていた。  実際には、無制限なPCR検査の拡大には反対する専門家も数多くいたが、羽鳥モーニングショーはそれを全て無視した。  そもそも日本の場合、まずCTスキャン検査をして、肺炎と診断された患者に対して、肺炎の原因を確定させて有効な治療をするためにPCR検査を行うという手順が定着しており、病気の症状もない人まで全員検査などしても、何の意味もないのだ。  しかも、たとえPCR検査で陰性だったとしても、それは検査した時点で感染していなかったことを示すにすぎず、検査の帰りに感染することだってありうる。  そのうえPCR検査の精度は70%で、3割はウイルスがあっても陰性が出る(偽陰性)のだから、これは全く予防医療の役には立たないのである。  玉川徹はこのような批判には一切反論ができず、あろうことか 「PCR検査は『医療』のためではなく、『社会政策』としてやるのだ!」 と言い出した。   どこに感染者がいるか知れず、いつ自分もうつされるかわからないという状態では、安心して経済を回すことができない。だから、できる限り全国民を対象に週に1回、もしくは2週に1回PCR検査して、徹底的に感染者をあぶり出し、残らず隔離して、感染者と非感染者を完全に分離し、感染者がただのひとりも存在しない社会をつくる。そうすれば、みんな安心して外に出てきて経済活動をすることができる。  だからこれは医療ではなく、安心して経済を動かすための社会政策としてやるべきことなのだ… と言うのだ。  狂っている。1億2千万の全国民を週1回検査するなんて、現実的にできるかどうか考えなくてもわかることを、本気で言っている時点でアウトだ。  だが、さらに問題なのは 「医療ではなく、社会政策のために隔離」 というのがとんでもなく恐ろしい主張であることに、一切気づいていないところだ。   医療上の必要がない隔離を「社会政策」のために行うって、一体何の法律に従えば、それができるというのか?  現行法では、感染症患者の隔離は 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法) に定められている。   強制入院(隔離)については第19条 で、一類感染症(エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱)の蔓延防止のために必要とされる場合、都道府県知事が指定医療機関への入院を 勧告 することができ、勧告に従わない時には、 強制的に入院 させることができるとなっている。  エボラ出血熱のような毒性の強い感染症の蔓延防止という医療目的でも、まずは 「勧告」 なのだ。   それなのにたかが新コロで、しかも医療ではなく 「社会政策」 のために隔離するなんてことに法的根拠があるわけがなく、それをやったら完全に憲法違反で、 刑法220条の逮捕・監禁罪 で、違法行為である。  そもそも仮にもリベラルを名乗る人間が「隔離」という恐ろしい言葉を、ハンセン病者の隔離の歴史を一切連想もせずに、全国放送のテレビで毎日軽々しく連呼し続けたことが全く信じられない。  感染症法は、明治30年(1897)制定の伝染病予防法に代わって平成10年(1998)に制定された法律だが、これには新たな感染症の出現などと共に、 平成8年(1996)に、それまでハンセン病者の隔離を合法化していた「らい予防法」が廃止された ことが大きく影響している。  だからこそ感染症法の前文には 「我が国においては、過去にハンセン病、後天性免疫不全症候群等の感染症の患者等に対するいわれのない差別や偏見が存在したという事実を重く受け止め、これを教訓として今後に生かすことが必要である」 と特に明記して、 「感染症の患者等の人権を尊重」 すると書かれている。  たとえ一類感染症患者でも、その隔離の際はまず「勧告」ということになっているのも、そのためである。  ハンセン病者隔離についてはVol.357「隔離という人権無視」でも少し触れた。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!