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magomeさん のコメント

>>49
>ハンセン病患者の隔離を推奨していたわけでもハンセン病患者を罪人扱いしていたわけでもない

そもそも小林先生ががいつ「羽鳥モーニングショーや玉川、岡田両氏がハンセン病患者の隔離を推奨してハンセン病患者を罪人扱いしていた」と述べたのですか?

小林先生は現在の新型コロナウイルス騒動における羽鳥モーニングショーや玉川、岡田両氏の報道が人権侵害に当たるとして、この報道姿勢が過去の失策を教訓にするならば、ハンセン病患者に対する人権侵害と類似していることから、ハンセン病患者の人権侵害を例に挙げて述べたのです。

>戦前戦中の人権意識も低くあらゆる差別がまかり通っていた時代のハンセン病者への徹底隔離を同一視

今回の配信記事でも述べられていますがハンセン病患者に対する人権侵害となる法律が改正されたのは平成8年(1996年)、ハンセン病患者に対する人権侵害を反省して新たに感染症法が制定されたのが平成10年(1998年)ですので戦前戦中どころか戦後半世紀以上たったつい最近のことです。近代医療にお病患者に対する治療法が開発、普及し始めたのが昭和20年代(戦後すぐ)であり、のちのハンセン病患者が起こした訴訟でも判決で「遅くけるハンセンとも昭和35年(1960年)以降で隔離政策は無効であった」と述べられていることから科学的、医学的根拠のないまったくの人権侵害であったことは誰が見ても明確です。

たとえ戦前戦中にできた人権を侵害する制作であってもそれが根拠もなく近年まで続けばそれは「人権意識も低い戦前戦中の時代」に限定することはできないのです。

>脅迫や暴力ありの自粛警察的な者たちが世間の多数派から軽蔑され批判されている事もコロナに完成した人が罪人扱いされる様な風潮は(そもそも罪人扱いする考え自体が超少数派)間違いだと考えるのが世間の多数派

問題はこれら「世間の超少数派」の行動、声に「世間の多数派」が圧倒されていることなのです。これは何も今始まったことではなく、「新しい歴史教科書をつくる会」による教科書普及運動が「世間の超少数派」による妨害によってほとんどのところで不採択になり、現在は検定でも不合格になりました。皇位継承問題における直系長子を中心とする男女双方への双系への皇位継承を公認とする改正への望みも「世間の超少数派」による妨害によっていまだに皇太子が不在となっている令和になった現在でも実現していません。「世間の超少数派」たる「ノイジーマイノリティ」はこれらの例から見てもわかる通り、これまで幾度にもわたって「世間の多数派」たる「サイレントマジョリティ」を圧倒し、社会に不利益をもたらし続けたけっか、ゴー宣道場では「ボーカルマジョリティ」たる新たな「世間の多数派」が立ち上がることになったのです。

>対立相手の悪魔化がすっかり体に染み付きこのような手法しかとれなくなったので

近所の店はほんの一部の例外を除いてみな、レジなどの支払所に無意味にビニールカーテンをし、マスクとアルコール消毒を半ば強要しています。近くのホームセンターでは相談カウンターで相談しようとしたところ担当の人に「マスクをつけてください!」と命令されました。鉄道などの公共交通では係員はおろか乗客もいまだに全員マスクをしています。マスクをしていない人は私一人か明らかの異様な格好をした変人だけでした。

現在通っている稽古場でも教え子たちは老若男女問わずマスクをし、「コロナの危険」を信じる一方で客観的なコロナウイルスの感染や発症例、死亡率、疾患率をデータで示しても全く聞く耳持ちません。稽古場以外でも仮にこれらデータを示して、理解している態度を示す人もいますが、その人もマスクをとろうとしません。内心思っていても「羽鳥慎一のモーニングショーが作った世論」によって誕生した「ノイジーマイノリティ」に震えてマスクをとることができないのです。

これほど意見、行動の自由を奪う行為が「悪魔」ではなくてなんなのでしょう。ぜひ、貴方の「悪魔」の定義を述べていただきたい。

>尻毛屋クンのハンセン病者が「ざしきぶた」扱いされていたという報告を読めばむしろ現代の医療観察における隔離とは
全くの別物で同一視すべきケースではない

伝統が頑迷固陋ではないものであるように、悪習を含む因習もまた頑迷固陋ではないのです。悪習を含む因習もまた継承しつつ、変化しつつ表面上の言葉を変えて嘘だらけのきれいごとを述べては今日にいたっていることは十分にあり得ます。コロナ以外の例でいえば皇位継承で男系男子を固執するために「Y染色体」を出したのがその一例ですし、戦後における従米属国を表す「憲法9条を固執する平和主義」などがまさにこの一例です。

>「ロリコンおたくを【弾圧】せよ!」(宝島おこっちゃまくん)「幼児性愛者を確認して【監禁】すべき」(2017 4/14ブログ)
とか言ったりしてますが【隔離】は恐ろしい言葉で【監禁】はOK?

新潟女児監禁事件と同じ犯行を行う犯行予備軍に「前科がないから」と世間的に野放しにしろ、と?援助交際という未成年への売春行為を行う人や海外にまで児童買春に行く日本人を野放しにしろ、と?金儲けや性欲のはけ口のために未成年者を人身売買に使用して慰み者にする保護者をはじめとする大人たちを容認しろと?サブカルにおける表現と実在の児童を含む未成年者の猟奇犯罪からの保護は全く別物です。幼児性愛者は明らかに猟奇犯罪者予備軍であることは犯罪史を少し調べればわかることです。

猟奇犯罪から社会的、身体的に弱い未成年者を含む児童を守るために共同体の成立や法の整備をすることは至極当然のことですし、一般的に身体的に弱い立場にある女性の地位向上を望み目指す行為もまた同じです。

>おぼっちゃまくん4巻の【こぼれ話その2 沙麻代の入浴】を読んで性的興奮を覚えた読者は幼児性愛者の可能性が高いので監禁対象ですね。フランス人が見れば確実に未成年の少女を描いたと認識されるむちむちプニプニ絵の少女がヌメヌメ触手に絡み付かれたり腹パンチで悶絶する姿を「良質な腹パン」と表現するanamochiクンも当然監禁対象

おぼっちゃまくんは日本国内の日本人に向けて描かれている作品でありグローバル事業ではありません。フランス人が己の価値観で糾弾しようがここは日本でありそれは現在の日本人が日本国内において日本人の常識に基づいて判断するものです。表現の限度も自治体によって判断が異なるでしょうし、自治体、個人の異なる意見も尊重しなければなりませんが最終的に判断を下すのは日本人によって日本人の常識の範囲が通用する日本国家です。日本国とは関係ないフランスの一個人の意見は関係ありません。

>医療観察における隔離の範囲内の玉川的な主張よりも小林先生の幼児性愛者を見つけ監禁しろという主張の方がハンセン病者の徹底隔離を是とした者達の考えに近い

幼児性愛者は明らかに猟奇罪者予備軍でありこれら猟奇犯罪者予備軍を含む異常者やその取り巻きが起こす猟奇犯罪の犠牲となりやすい児童の人権を守り、犯罪を未然に防止するために「青少年育成条例」に加えて「児童ポルノ法」が成立したのです。

自分たちの子孫が生きやすい社会になってほしいという誠実な願いとその願いに基づく行動をするために、何らかのお役に立てればと思います。また、この投稿は過去のライジングにおける自分の投稿への反省と戒めも含めて投稿させていただきました。それでは失礼します。
No.52
54ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第362号 2020.6.23発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…新型コロナに関してさんざん恐怖を煽り、日本の社会・経済・文化に甚大な被害を及ぼしたテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」。無制限なPCR検査の拡大を主張したこともそうだが、さらに問題なのは「医療ではなく、社会政策のために隔離」というのがとんでもなく恐ろしい主張であることに、一切気づいていないところだ。仮にもリベラルを名乗る人間が「隔離」という恐ろしい言葉を、ハンセン病者の隔離の歴史を一切連想もせずに、全国放送のテレビで毎日軽々しく連呼し続けたことが全く信じられない。今一度、ハンセン病の歴史を振り返り、隔離政策の恐ろしさを学べ! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…延々とコロナの恐怖を煽り続け、この恐怖を解決するには「自粛と検査と隔離だ!」と主張しつづけてきた『羽鳥慎一モーニングショー』だが、このところ、コロナの女王・岡田晴恵教授の出演シーンは激減している。だが、番組ではこれまでの所業について振り返ったり、反省したりする様子はまだなく、あまりに白々しい偽善と自己愛が渦巻いているのだ。マッチポンプ商法『羽鳥慎一モーニングショー』を絶対に許してはならない!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!都知事選、小池圧勝は変えられない未来なの?これを機にベーシックインカムを制度化せよ、という意見をどう思う?一部分を注意されただけなのに、自分を全否定されたと感じる人が増えたのは何故?山尾志桜里議員はグローバリズム支持では?来年予定のオリンピックは開催すべき?中止すべき?日本女子大がトランスジェンダーの学生を受け入れる方針を決めたことをどう思う?なぜ安倍政権はイージス・アショアの計画を撤回したの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第378回「ハンセン病に学ぶ【隔離】の悪法」 2. しゃべらせてクリ!・第319回「御坊家の徹底健診!今日も健康に不安なしぶぁ~い!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第172回「偽善と自己愛のマッチポンプ商法『羽鳥慎一モーニングショー』」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第378回「ハンセン病に学ぶ【隔離】の悪法」  新型コロナに関してさんざん恐怖を煽り、日本の社会・経済・文化に甚大な被害を及ぼしたテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」は、今ごろになって批判逃れ、責任逃れに向かおうとし始めているが、それは決して許されない。  特にPCR検査をできる限り全国民まで拡大して実施し、新コロ感染者は無症状者も含めて全員隔離せよと主張し続けた罪は極めて重い。  番組では玉川徹や岡田晴恵や、その他日替わりで登場した医師や研究者が 「検査して隔離」「検査して隔離」 と3週近くにわたって毎日毎日繰り返し、番組のほぼ全部をそのプロパガンダに費やしたことも何度もあった。  それはまさに「PCR真理教」とでも言うしかない有様だったが、その影響力は絶大で、本庶佑や山中伸弥といったノーベル賞学者までがこれを支持し、全国の知事たちもこれに同調し、政府もことあるごとに「PCR検査の拡充」を言わなければならない状況となっていた。  実際には、無制限なPCR検査の拡大には反対する専門家も数多くいたが、羽鳥モーニングショーはそれを全て無視した。  そもそも日本の場合、まずCTスキャン検査をして、肺炎と診断された患者に対して、肺炎の原因を確定させて有効な治療をするためにPCR検査を行うという手順が定着しており、病気の症状もない人まで全員検査などしても、何の意味もないのだ。  しかも、たとえPCR検査で陰性だったとしても、それは検査した時点で感染していなかったことを示すにすぎず、検査の帰りに感染することだってありうる。  そのうえPCR検査の精度は70%で、3割はウイルスがあっても陰性が出る(偽陰性)のだから、これは全く予防医療の役には立たないのである。  玉川徹はこのような批判には一切反論ができず、あろうことか 「PCR検査は『医療』のためではなく、『社会政策』としてやるのだ!」 と言い出した。   どこに感染者がいるか知れず、いつ自分もうつされるかわからないという状態では、安心して経済を回すことができない。だから、できる限り全国民を対象に週に1回、もしくは2週に1回PCR検査して、徹底的に感染者をあぶり出し、残らず隔離して、感染者と非感染者を完全に分離し、感染者がただのひとりも存在しない社会をつくる。そうすれば、みんな安心して外に出てきて経済活動をすることができる。  だからこれは医療ではなく、安心して経済を動かすための社会政策としてやるべきことなのだ… と言うのだ。  狂っている。1億2千万の全国民を週1回検査するなんて、現実的にできるかどうか考えなくてもわかることを、本気で言っている時点でアウトだ。  だが、さらに問題なのは 「医療ではなく、社会政策のために隔離」 というのがとんでもなく恐ろしい主張であることに、一切気づいていないところだ。   医療上の必要がない隔離を「社会政策」のために行うって、一体何の法律に従えば、それができるというのか?  現行法では、感染症患者の隔離は 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法) に定められている。   強制入院(隔離)については第19条 で、一類感染症(エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱)の蔓延防止のために必要とされる場合、都道府県知事が指定医療機関への入院を 勧告 することができ、勧告に従わない時には、 強制的に入院 させることができるとなっている。  エボラ出血熱のような毒性の強い感染症の蔓延防止という医療目的でも、まずは 「勧告」 なのだ。   それなのにたかが新コロで、しかも医療ではなく 「社会政策」 のために隔離するなんてことに法的根拠があるわけがなく、それをやったら完全に憲法違反で、 刑法220条の逮捕・監禁罪 で、違法行為である。  そもそも仮にもリベラルを名乗る人間が「隔離」という恐ろしい言葉を、ハンセン病者の隔離の歴史を一切連想もせずに、全国放送のテレビで毎日軽々しく連呼し続けたことが全く信じられない。  感染症法は、明治30年(1897)制定の伝染病予防法に代わって平成10年(1998)に制定された法律だが、これには新たな感染症の出現などと共に、 平成8年(1996)に、それまでハンセン病者の隔離を合法化していた「らい予防法」が廃止された ことが大きく影響している。  だからこそ感染症法の前文には 「我が国においては、過去にハンセン病、後天性免疫不全症候群等の感染症の患者等に対するいわれのない差別や偏見が存在したという事実を重く受け止め、これを教訓として今後に生かすことが必要である」 と特に明記して、 「感染症の患者等の人権を尊重」 すると書かれている。  たとえ一類感染症患者でも、その隔離の際はまず「勧告」ということになっているのも、そのためである。  ハンセン病者隔離についてはVol.357「隔離という人権無視」でも少し触れた。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!