• このエントリーをはてなブックマークに追加

さらうどんさん のコメント

ライジング「ゴー宣」を読みました。

昔からの「ゴー宣」の読者、或いはyoutubeやテレビが好きな読者は、よしりん先生がオウムや薬害エイズ訴訟や慰安婦問題などで、ワイドショーやTVの討論番組(朝ナマや「異議あり」や「激論!クロスファイア」など)に出ていたイメージで、
「TVに出て」「youtubeをやって」なんて言う人もいるんでしょうけれども、
やっぱり、よしりん先生は漫画家ですので、著書で世に問うてナンボです。
TVのギャラでは、よしりん企画を営業していくのにもコスパが悪過ぎるでしょうし。
よしりん先生が喋っているところを見たけりゃ「オドレら正気か」か「ゴー宣道場」を見ればいいと思います。

本(ゴー宣や辻説法など)も出版社や編集者の校閲や規制があるので、言論の自由100%にはなりません(そもそも、そんなところはどこにもありませんが)。
しかし、今までその校閲や規制についてもゴー宣などを通じて「表現」してきたパイオニアはよしりん先生だと思っているので、
漫画家としてのよしりん先生の本の力を読者として信じたいと思います。

TVやyoutubeはタレントやTVに向いてる文化人やyoutuberに任せておけばいいと思います。
しかし、新コロについてはTVもラジオもネットも殆どが「抑圧政策」を「是」とした主張ばかりで、
木村もりよ氏とか一部には真っ当な主張をしている人もいるにはいますが、物凄く少ないです。
以前、橋下徹と羽鳥慎一の番組によしりん先生が出た時にも思いましたが、
TVは編集で発言をカットして都合の良い作りに作れてしまうので、不毛だと思いました。
朝ナマなんかも出演者が多過ぎて話も大雑把にぶった切られてしまいますし、
これも司会者や出演者や番組制作者の思うように偏向した内容にナンボでも出来てしまいます。

しかし今週のライジングを読んで「そうなんだ」と驚いたのは、テレビに許される言論の自由の範囲は「GHQの命令」の範囲の中に限られているというところです。
ゴー宣などを読んで、未だに日本がアメリカの属国状態であることを痛感してきましたが、
先生が戦争論で日本を覆う自虐史観に大きな風穴を開けた後に、GHQのウォーギルトインフォメーションプログラムの弊害について言及する自称保守系の言論人の主張や、
それを支持するネトウヨの台頭などがあったとは言え、彼らの多くも「単なる反左翼」(故・西部邁氏が百田尚樹氏を称して言ったフレーズ)の域を出ていなかったということですかね。
皮肉にも新コロのインフォデミックによって、自称保守の右派と自称リベラルの左派の化けの皮が剥がれてしまったということもあります。
自称保守の右派も、自称リベラルの左派も、よしりん先生の戦争論の真意を読み解くことが出来ていませんでした。
逆に言えば、真意を読み解けていた人は両翼が均等でバランス棒もしっかりしていたということになるのかもしれません。

木村もりよ氏や宮沢孝幸氏があれだけ頑張っても、一つの番組内で短時間しか発言させてもらえない(或いは発言していても編集されてしまう)現実がある以上は、
自らの本来の場所で格闘してそこから発信していくしかないのだと思います。
自分も、漫画家としてのよしりん先生に注目していますので、漫画で先生の主張を見たいと改めて思います。


「トンデモ見聞録」を読みました。

私も店や施設などに入る時に検温されるのが無茶苦茶嫌です。
病院に通院していた時に検温されるようになってしまった時も苦痛でした。行かなければならないのでその時間を我慢していました。
今は検温は無くなりましたが、マスクを強要されるようになってしまったので、これも嫌ですね。
飲食店などに関しては、そういうお店には二度と行かないようになりました。

PCR検査が異常に持ち上げられるこの風潮は本当に何とかして欲しいと思います。
オリンピック期間中になっても同じことを続けるつもりなのでしょうか?
TVの文化人もコメンテーターも芸能人も、そういう想像が及ばないのだろうかと思います。
テレビでもラジオでもネットでも「PCR検査」を異様に普及しようとしているのでゾッとします。
科学万能・検査万能なんて思いが世を覆ってしまうこの現状って、ここは中世か何かか?と思ってしまいます。

玉川徹とか岡田晴恵とか松本人志みたいな人は喜んでPCR検査も受けるんでしょうが、
この狂った風潮の中で嫌々PCR検査を受けさせられている人も多いと思うので、本当に同情します。
内村選手も、さんざん振り回されて、本当に気の毒です。


追伸:Q&Aありがとうございます。

自分はモーニングショーは時間的に見れないので発言内容を後からネットニュースやゴー宣道場のブログなどを通じて見たりしていますが、
情報バラエティ番組なんてやってるばっかりに、自分のいろんな発言がブーメランのように自分に刺さっていってますね。玉川徹は。
本人は開き直っているのかもしれませんが、公人として多くの人に影響を与えた責任がありますので、その責任を取ってもらうしかないですね。
あと、沖縄のひとぴょんさんのように、自分も自分なりに抵抗の意思を持っていたいと改めて思いました。

ゴー宣道場はニコニコ生放送で見ました。
濃い内容で興味深かったです。
山尾志桜里議員と国民民主党にも注目して行きたいと思います。
あと、>>129のライスバーガーさんのコメントを見て、
やっぱり一人一人が自分の言葉に出来るように思想するのが大事だなと改めて思うので、
自分もそれを見て頭の体操じゃないですけど、いろいろと考えれたらいいなと思いました。
門下生の人だけに限らず、一般読者も思想の醍醐味が味わえていいんじゃないのかなと思いました。
No.132
46ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第377号 2020.11.3発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…わしは「本の力」で、何としてもコロナ騒動を終わらせる決意である。ところが「本の力」を信じられず、「テレビの影響力は大きいのだから、同時にテレビを利用する戦略も取るべきではないか」「ユーチューブの影響力はすごいのに、なぜユーチューブをもっと充実させないのか」等と言う者がいる。テレビやユーチューブに言論の自由などない!というより、本当は完全な言論の自由などどこにもないのだ!「言論の自由」があるなどと思い込む「学級民主主義」的な幼稚な感覚は今すぐ捨てよ!! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…10月29日、体操男子の内村航平選手が、合宿先の定期PCR検査で「新型コロナ陽性」と判定されたことが発表され、その翌日、再検査によって「偽陽性」だったと判明する事件が起きた。内村選手は「陽性」と判定された後、ただちに個室に隔離され、体操練習場は封鎖、日本チームの練習は中止、全選手が臨時のPCR検査を受け、さらには「国際大会中止」という話まで飛び出していたのだ。PCR検査の「偽陽性」は大問題である。もしもオリンピック期間中に同じことが起きたらどうなるのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!東京よりも大阪の方が洗脳が解けやすい?私のマスク抵抗作戦に意味はある?いじめ防止のため、あだ名で呼び合う事を禁止する小学校が増えている!?コロナ禍の様子から実はアメリカ人も個が弱い?震災等で東京に万が一の事があった場合を考えると「副都」はあった方がよい?麻生太郎の「若者が政治に関心がないことは悪いことではない」発言をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第395回「テレビと言論の自由の話」 2. しゃべらせてクリ!・第334回「愛情と飛沫のぺろぺろハリケーンぶぁい!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第189回「内村航平選手“偽陽性”事件を考える」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第395回「テレビと言論の自由の話」  泉美木蘭さんとの共著『新型コロナ 専門家を問い質す』は再来週、18日発売。予約もかなり好調で、まだ発売前にもかかわらずAmazonランキング政治カテゴリーの1位になった。  そして『コロナ論2』は先週脱稿、来月発売される。  わしは「本の力」で、何としてもコロナ騒動を終わらせる決意である。  ところが、わしがこれだけ何度も 「本の力を信じる」 と繰り返しても、その真意を全く理解できない読者がいるのだから情けない。 「本の力を否定するわけではありませんが」とか言い訳をつけながら、それでも テレビの影響力は大きいのだから、同時にテレビを利用する戦略も取るべきではないか なんて言ってくるのだが、それは要するに、本心では本の力を信じていないということに他ならない。  同様に、 「なぜテレビに出ないんですか?」 だの、 「その主張をテレビで発信すればいいじゃないですか」 だのと、いとも簡単に言ってくる者が未だに後を絶たないものだから、本当にうんざりしてしまう。  面倒くさいから、10月24日の生放送で一度詳しく話しておこうと思ったのだが、その日は東大のマスク実験の話だけで終わってしまった。そこで改めて、この場で説明しておくことにしたい。  こんな分かり切ったことから説明しなければいけないのかという気もするが、まず、 今どき一体どこのテレビ局のどの番組が、小林よしのりに出演依頼をすると思っているのだろうか?  実際、全くお呼びがかかっていないのだから、どうしようもない。   そもそもテレビというものは、「コロナは怖い」という内容しか放送できないようになっているのだ! 特に東京のテレビでは!  ユーチューブの影響力はすごいのに、なぜユーチューブをもっと充実させないのかと言い続けていた者もいたが、そのユーチューブではわしの動画が削除されてしまった。  ユーチューブは 「世界保健機関(WHO)や地域の保健当局のガイダンスに明示的に異議を唱え、人々をそのガイダンスに反して行動させる可能性があるコンテンツを許可していません」 と一方的に通告して削除したのだ。  ネットですらそんな状態なのだから、テレビはもっとひどい。WHOやら厚労省やら政府の分科会やらが言っていることに異議を唱えることなど、到底許されない。WHOがマスクに効果があると言ったなら、マスクに意味はないと言っている人はもう出さないのだ。  実際、コロナが出始めた当初はインフルエンザと大差ないという見解を話す医者もテレビに出ていたが、そういう人はたちまちテレビに呼ばれなくなり、岡田晴恵のようにひたすら恐怖を煽る人しか出なくなってしまった。   テレビのスタッフは、わしがコロナは日本ではインフルエンザ以下だと言っていることも、マスクを外せと言っていることも把握しているはずだから、間違ってもわしに出演をオファーしてくることはない。  それでは、わしが自分からテレビに出せ、しゃべらせろと言ったら、テレビ局はわしを出すだろうか? そんなこと、あるわけがない。  たったそれだけのこともわからずに、本の力を信じると先生はおっしゃいますが、テレビの方が影響力はあります、なぜテレビに出ないんですかとか言う奴、ユーチューブは何百万人も見に来ます、なぜユーチューブをもっと充実させないんですかとか言う奴、本当に幼稚すぎるのだ。   テレビに言論の自由があると思い込んでるようだが、そういう幼稚さはさっさと捨てなさい。   テレビにも、ユーチューブにも言論の自由はない! 「言論の自由」はどの場所、どのメディアにもあるわけではない。  というより、本当は完全な言論の自由など、どこにもないと言った方がいい。   雑誌だって、新聞だって、編集方針に合わないものや、商売にならないものは載せないし、ある意味それは当然のことともいえる。  誰のどんな言論であろうと等しく扱ってもらえる「言論の自由」があるなどと思い込むのは「学級民主主義」そのものの幼稚な感覚であって、現実にはそんなものはどこにもないのだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!