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希蝶さん のコメント

>>112 
 返信、どうも有り難うございます。_(._.)_
 本日もモーニングショーをたまたま見ているのですが、トランプ支持者がマスクをしないで、集会に参加したことと、コロナウイルスの感染者数や速度や経路とでは、まるで関係ない話ではないか、と思うのですが。そして、民主主義が染みついていると言いつつ、「中国は笑っている」と中共を礼賛する玉川。そちらをこそ笑うべし。

 くだらないので、今号の感想を書きます。

 ゴーマニズム宣言・第396回「マスクは憲法9条である」
 言われてみれば、その通り。しかし、上述の玉川発言のようには笑えないような気がしました。自分も結構ジンクスとか思い込みで物事を判断して、「これはこうでなければおかしい」と決めつけているような気もするし、トラウマとなったことに捕らわれているから。
 教育がそれを助長しているような気もします。しかし、教育が総て是でないとは言えないからややこしい。生きて行くことは、何かの主義に感化されてゆくことであり、それを総て洗脳と言い切るのは違うとも思う。やはり、そこには歴史と常識の縦と横の問題があり、だから私たちは歴史を学び、文学を読んで何かをつかまなければならないのかもしれない。

 以前も記した覚えがあるのですが、「スクラップド・プリンセス」というファンタジー小説があります。その話ではパシフィカという少女(王女)がこの世を滅ぼすと言われ、世界中から追われるという内容で、それを「マウゼル教」という宗教が布教し、そのマウゼル教はピースメーカーという宇宙からの侵掠者が広めており、ピースメーカーはパシフィカには直接手を触れられないので、マウゼル教で人々にパシフィカを殺させようとしているという設定なのですが、

 この話で、自分はマウゼル教とは憲法9条みたいなものであり、ピースメーカーはGHQなのではないか、ラインバーン王国の国民は憲法9条に洗脳された日本国民とダブって見えて来るのです。詳しくは小説か、アニメ版などを見てください、と言っておきます。自分も小説版を読んでみたいのだけれども、古本屋にも見つからないし(そんなに古い作品ではないのだけれども)、部屋が片づかないので、躊躇しているのです。
 小説は小説であり、あまり深く考えてはいけないのだけれども。

 思い込みほど危険なものはない、柔軟で何物にもとらわれない発想をしないといけないのだ、という当たり前のことを、もっと世の人は分かって欲しい。分かっているのなら、それを外に向けて確認・判断して欲しい、そして一般に「常識」と思っていたことが、実は一方的な「教育」によって擦り付けられたものだということを理解して欲しい、そのためにも歴史を学び、そして考えつづけて、真の教育や常識に達して欲しい、そんなことを思いました。

 蛇足ですが、北原文野という漫画家の「L6-外を夢みて-」などのPという超能力者の出てくるシリーズのことも思い出しました。こういう話ばかりになってしまってすみません。これも、全体主義の政府によって、超能力者の一部が、世界を破壊する兇惡とされてしまった、という話なので、興味のあるかたは目を通していただけたら、と願います。
No.147
49ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2020.11.10発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第396回「マスクは憲法9条である」 2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第190回「冬のスウェーデン、コロナ対策最新情報」 第396回「マスクは憲法9条である」  先週号の「テレビと言論の自由の話」は、わしとしては今さら説明する必要もない常識だと思っていたことだったが、いざ書いてみると、予想外の反響があった。  どうやら、メディアに関わっていない人の中には、説明されなければわからなかったという向きも多かったようだ。  さてそんな反響の中で、「テレビの言論は全て、今もなおGHQが許可したものしか許されない」と書いた部分について、こんな疑問を寄せた人がいるので、今回はこれに答えることにしよう。 GHQ恐るべし。すごい影響力ですね。 しかし、今でも実際に許してくれないのは誰なのでしょうか? TV側の単なる自主規制? それとも、GHQの認めたこと以外をTVで流してしまうと実際にアメリカに怒られる? (Dr_mukimukiさん)  もちろん、実際に誰か特定個人が「テレビではGHQが許可した言論以外は許さない!」と命令をしているわけではないし、ましてやテレビの発言について、いちいちアメリカに怒られるなんてこともあり得ない。  また、これは確かに「自主規制」ではあるのだが、別にテレビ業界内で誰かが申し合わせて禁じているわけでもない。  では一体、誰がGHQの許可した言論以外は「許されない」ということにしているのかといえば、それはテレビ番組を作っている人のほとんどであり、テレビを見ている人の大多数である。   要するに、「テレビでは、GHQが許可した言論以外は許されない」という暗黙の原則は、GHQの洗脳の成果であるから、日本国民の大部分が無意識のうちに刷り込まれている感覚なのである。  わしは『戦争論』の第13章 「洗脳されている自覚はない」 で、戦後の占領期に、GHQが一種の洗脳工作を行っていたことを描いた。  日本は矢折れ刀尽き、主要都市をことごとく焼き尽くされ、原爆を二発も落とされ、惨憺たる敗戦を迎えた。そしてこれから占領軍がやってくる。日本人はどんな目に遭わされるかわからんぞと怯え、恐怖と不安と緊張がピークに達していた。  そんな中でやって来た占領軍は、予想に反して表向きは和やかそうにふるまっていた。 その上で、我々は日本国民の皆さんの敵ではない、皆さんは何も悪くない、軍部に騙されていただけなのだ、これからは自由と民主主義の世の中だなどと、甘い言葉を放った。 そして子供たちには、甘いチョコレートやガムをばらまいた。  日本から自由や民主主義がなくなったのは、あくまでも経済危機と戦時体制という非常事態による一時的な現象であり、その前は大正デモクラシーの時代だったのに、大人たちはそんなこともすっかり忘れ、 自由と民主主義はアメリカにプレゼントしてもらったものだと思い込んだ。  子供たちは、米兵がばらまいたガムやチョコレートの代金は日本が支払わされていることなんか、知る由もなかった。  こうして、大人も子供も洗脳されて、アメリカへの敵対心を失った。トランプVSバイデンのアメリカ大統領選の混迷で、「アメリカは民主主義のお手本だったのに」という発言をしているテレビのコメンテーターたちが、まさにGHQの洗脳の成果である。  さらにGHQはマスコミや教育を通じて 「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」 を実行。あらゆるデマ情報を駆使して、日本軍はこんな残虐なことをしていた、軍のために日本国民はこんなにひどい目にあった、我々国民は騙されていたんだという意識を刷り込み、 今後、世界で日本だけは戦争をしてはいけない、軍隊を持ってはいけないと思い込ませた上で、戦争放棄を定めた憲法9条を制定した。   日本国民はすっかりこの徹底的な洗脳工作にやられてしまい、日本の戦争にも正義があったという主張は完全なタブーとなり、マスコミや教育においては、日本軍は極悪非道であったとする意見以外は許されないものとなった。   一旦この体制が出来上がってしまうと、時代が変わり下の世代が出て来ても、上の世代がそっくりそのままの洗脳教育を施し、洗脳の再生産を繰り返していくから、いくら世代が交代してもずっと変わらずに洗脳は引き継がれていく。   むしろその時代を実際に生きて、本当はどうだったかということを知っている人が少なくなるにつれ、洗脳はより強化されていった。  そして戦後50年を過ぎた90年代後半には「自虐史観」がピークを迎え、全ての中学歴史教科書に「従軍慰安婦」が載るまでに至ったのだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!