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さらうどんさん のコメント

ライジング「ゴー宣」を読みました。

郵便投票やネット投票には私も同意し兼ねます。
寝たきりの障碍者など、投票所に行きたくても行けず、本人は投票の意思がある、というのであれば、
そういう事情がある方の為のシステムを作ればいいですし、
身体が不自由でも、ヘルパーさんなどの助けを借りてデイサービスなどの施設に通っているような人であれば、
そういう事情がある人達の為の不在者投票のシステムがあればいいと思います。
でも、投票所に行くことが出来る人は、期日前投票でも当日投票でも、投票所に行って実際に投票することが、
有権者としての心構えだと思います。

問題は「新型コロナウイルスへの恐怖」という全体主義が、大きな「権力」になってしまっていることだと思います。

ブラジルのボルソナロ大統領は大した人物だと思います。
私個人の感覚で言えば、口汚い人物が身近にいると、その人を疎ましがったり、その人と関わらないようにしようと考えてしまいます。
しかし、今回のライジングの記事を読んで、ボルソナロの発言の真意を汲み取ることの大切さを改めて思いました。
そのキツい言葉のみに目が向いてしまうと、その人が本当に訴えたい真意が読み取れなかったりします。
「保育園落ちた、日本死ね」の発言なども同じかなと思います。
それが差別を助長する発言なのか、誹謗中傷に過ぎないのか、それは発言の全体を読んで(聞いて)汲み取らなければなりません。

単なるマッチョイズムでしかないのか、マッチョイムズだけれども科学的に正しい発言なのか、科学的にも間違っている発言なのか、
冷静で多角的な判断が大事だなと改めて思います。

「新型コロナ 専門家を問い質す」は、地元の某書店で購入致しました。
文字も老眼の自分にも読みやすくて、グラフも分かりやすくて、「コロナ論」もそうでしたが哲学や死生観にまで踏み込んだ記述は、
とても読み応えがあります。楽しくなるような記述もあって、肩の凝らない、スッと読める書物だと感じました。


「トンデモ見聞録」を読みました。

宮坂昌之氏の著書・文章に対する評価とツッコミが御見事だなと思いました。
私は不勉強で宮坂氏の著書を読んだことがなく、著書や文章を読んだ泉美先生のブログから判断していますが、
これまでの連載で泉美先生の検証眼に信頼を置いてきたので、この検証も信頼に足り得るものだと、いち読者として感じました。
宮坂氏の頭の中で、きっとグローバリズムというものが思考に深く根付いてしまっているのでしょう。
或いは、自分の専門知を過信し過ぎて、総合知のバランスを欠いてしまっているのかもしれません。
専門家に限らず、信頼のおける作家や、ファンの作家に対しても「その人物の発言」を全て「妄信」になってしまうとヤバいです。
カルトセミナーとかカルト宗教みたいになってしまいます。
読みながら、自分の頭で考えて判断することの大切さを改めて思います。
そういう思考力を鍛えることも大事だなと思います。
テレビやネットをボケーッと見ているだけだと、思考力もどんどん劣化して鈍っていくばかりでしょうね。

相変わらずテレビやラジオや、それに追従するネットでは「新型コロナの死者が2000人」とか言って脅して来ますが、
PCR陽性で死因が癌の人や熱中症の人もその数字に含まれていたり、基礎疾患があり高齢だった為に寿命が早く来てしまった人などもいることが考慮に入れられていません。
「重症化」や「後遺症」についてもこれまでの「トンデモ見聞録」や「新型コロナ 専門家を問い質す」でも冷静なツッコミと分析がされてきましたが、
こういうのはテレビやラジオじゃやらないんでしょうね。池上彰氏とかもテレビの論調を忖度してしまうでしょうね。


追伸:Q&A回答ありがとうございました。
全体主義に抵抗する人のリアル、今現在だと香港の人達がまさにそうですよね。
周庭氏は当局に逮捕・収監されてしまったようです。周氏と直接面識がある訳でもなんでもありませんが、
辻説法で彼女のことを読んだり、ツイッターなどを通じて彼女が日本のサブカルチャーを大好きであることを知ったりしているので、
とても気がかりなニュースです。
今は香港の人達や、チベット・ウイグルの人達はまさに「命懸け」で巨大な権力と戦っている訳で、
日本でも戦時中は憲兵に睨まれたり逮捕されたり、死を覚悟するしかない状況があった訳で、
そんな状況に比べたら、いくら自粛警察やマスク警察がうざったかろうと、全然レベルが違う訳です。
だから、本当になんとか、この異常な状況に終止符が打てるように、自分の身の丈の中で、日々の生活の中で、抵抗を続けたいです。
No.212
49ヶ月前
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第378号 2020.11.17発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…アメリカ大統領選挙では、「コロナを恐れるな」という態度を取り続けているトランプが勝った方がいいと思っていたのだが、どうやらバイデンで決まりのようだ。ここで注目したいのは得票数で、バイデンが約7500万票、トランプが約7100万票、バイデンのみならずトランプまで、過去史上最多だったオバマ前大統領の6945万票を上回っている。そして、なぜバイデンがここまで得票を伸ばしたのかといえば、アンチ・トランプだからである。勝敗を分けた「郵便投票」から見える、アメリカの民主主義の現状とは? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…このライジングでの連載や、まもなく発売される『新型コロナ 専門家を問い質す』の執筆にあたっては、数々の専門書を読んでウイルスや免疫の勉強をしたが、とりわけ「免疫学の権威」として、たびたびその名を見聞きするようになった宮坂昌之・大阪大学名誉教授の過去の著書からは、学ぶことがいくつもあった。ところが、その宮坂教授が、最近、首をかしげるような文章を書いていた。免疫学の権威を問い質す! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!現時点で地球上最大の権力者は誰?マルちゃん正麺の漫画が炎上した件をどう思う?理想とする男性は?トリチウム水の海洋放出は大丈夫?東日本大震災の時のように、天皇陛下はコロナ禍に対してメッセージを出すべき?歴史上で全体主義に抵抗していた人のリアルはどういうものだった?愛って何ですか?「SDGs」をどう思う?いま「最強」と思う漫画は何?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第397回「米大統領選は臆病者の民主主義」 2. しゃべらせてクリ!・第335回「愛情と飛沫のぺろぺろハリケーンぶぁい!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第191回「免疫学の権威を問い質す」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第397回「米大統領選は臆病者の民主主義」  いよいよ明日・11月18日、わしと泉美木蘭さんの共著『 新型コロナ――専門家を問い質す (略称・コロ問い)』(光文社)が発売される。  この『小林よしのりライジング』や生放送『オドレら正気か?』において二人で唱えてきた主張の、現時点での集大成であり結晶だといえる。  果たして、これに答えられる専門家はいるだろうか?  アメリカ大統領選挙では、「コロナを恐れるな」という態度を取り続けているトランプが勝った方がいいとわしは思っていたのだが、どうやらバイデンで決まりのようだ。  バイデンは新型コロナ対策を次期政権の最優先課題と位置付けているが、やろうとしていることが全米でのマスク着用の義務化と、WHO(世界保健機関)への復帰だというから、最悪だ。  これに影響されて、親米・微米・従米の日本でも、またコロナ脳・マスク脳が強化されかねないと思うとうんざりする。  そうなる前に、 『コロ問い』 が日本中に普及すればいいのだが。  さて、その米大統領選についてだが、トランプは選挙結果に不正があったなどとゴネまくっているが、もう結果が覆ることはないだろう。なにしろ世界各国との外交が始まってしまっているのだから。  ここで注目したいのは得票数で、バイデンが約7500万票、トランプが約7100万票で、バイデンのみならずトランプまで、過去史上最多だったオバマ前大統領の6945万票を上回っている。  史上最多記録を塗り替える数の票を集めながら敗れたのでは、トランプが諦めきれないのも無理はない。  しかも、 なぜバイデンがここまで得票を伸ばしたのかといえば、実はそれは、トランプのお陰だ。アンチ・トランプだから、票を掘り起こせたのだ。   今のアメリカは「トランプ絶対信奉派」と「アンチ・トランプ」に二分されている。  今回の選挙は「トランプVSバイデン」の戦いではなく、「トランプVSトランプ以外」の戦いだった。民主党の候補はアンチ・トランプでさえあれば誰でもよくて、別にバイデンでなくても、サンダースでも誰でもよかったのだ。   トランプは完全に自分のキャラクターの魅力だけで票を取っていた。  しかし、バイデンのキャラには何の魅力もないし、政策や実績が評価されて票を取ったわけでもない。ただただ、「トランプではない」というだけの理由で票が入ったのだ。   奇妙な話だが、どちらにしてもトランプが基準であり、トランプだけの影響力によって、両者ともにオバマの史上最多得票数を上回ってしまったわけで、そこがすごいところである。  しかも、勝敗を分けたのは 「郵便投票」 である。  投票所の開票ではトランプが優勢だった州でも、郵便投票の開票が加わった途端に覆されていったために、トランプはツイッターで 「私は昨夜の時点でほとんどの場合、民主党の知事が治める主要な州で確実にリードしていた。しかし、突然出てきた票が集計され始めると、それが次々と魔法のように消えていった。とても不思議だ」 と発言した。  さらにトランプは 「郵便投票の票の束を集計するたびに、なぜこんなに票差が変化し、なぜこんなに破壊力があるのだ?」 として、郵便投票に不正があったと主張した。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!