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ぴぷさん のコメント

「感染者ゼロ」とか「新型コロナ撲滅」。
そういったスローガンは、内容が分かり易く伝わり易い。
反面、そのシンプルさ故、裏側に何が潜んでいるのかを
人々に考えさせ難くさせているのかも知れません。

ラジオから「交通死亡事故ゼロ」のキャンペーンについて、
アナウンスされていました。
私の地元放送局は、放送エリアに愛知県が入っています。
愛知県は昨年、17年ぶりに交通死亡事故ワースト1の座を
返上したものの、今年は再びワースト1の座に返り咲く勢いです。
それに伴うキャンペーンなのでしょうが、しかし、
「愛知県民の皆さん、不要不急のお車の運転はお控え下さい」
とは、絶対に言いません。
何せ、愛知県はトヨタ自動車のお膝元です。
それ以前に、特に地方じゃ車の運転を止めてしまったら、
不便さで不満爆発です…。
あっ!もしかしたら、マスクを着用するだけなら、
「耐えられる程度の不便」で済ませられているので、
みんなは右へ習えでマスクが着用出来てるのか?

これが例えば感染症対策として、
「飛沫感染の恐れがある為、声を発する事は控えて下さい。
会話は全て筆談で行う様、お願い致します。」という風になったら、
「感染の恐怖」より「多大な不便さ」が勝ってしまって、
感染症対策に協力しない人が多数出るかも知れませんね。

ちなみに今年の日本全国の交通事故死亡者数は、
交通事故統計によると、2261人です(最新データは10月までの物)。
その内、20歳未満の死亡者数は125人です。
そして私は先日、車で信号待ちにより止まっていた所、
突然、後続車から追突されました。
この様に、自分が気を付けていても、事故に遭うという感覚は、
感染症に罹ってしまう事と同じ様に思います。

でも、国や自治体は「自動車の運転を控えろ」とは言いません!
No.114
49ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第381号 2020.12.8発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…「新型コロナは、インフルエンザ以下のウイルスである」…なぜテレビは、たったこれだけのとんでもなく単純な事実を隠蔽するのか?それは視聴率競争のためだ!視聴率のためと説明しても、なぜそのためにそこまでやらなければいけないのかとか、経済が打撃を受けて企業CMが入らなくなるから、かえって損じゃないかとか、今ひとつ合点が行かないという反応が返ってくることが多いのだが、それは認識が甘い。はっきり言って、真実は決してテレビには出てこない。テレビ業界の実態を徹底的に暴く! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…2020年12月4日放送のNHK『クローズアップ現代+』では、5月にコロナ専門病院として指定された大阪市の十三市民病院で、コロナ患者が亡くなった現場に密着。連日注目されているコロナ病棟では、とてつもなく恐ろしい「おくりかた」が行われていたのだ。さらに東京・聖マリアンナ医科大学病院で行われている延命治療の様子にも密着していたが、これがまた衝撃的な実態を映し出していた。生きるとは何なのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!「GoToを停止しない、継続する」とした福岡市長をどう思う?全体主義とうまく戦うためにはどうすべき?知人が、眞子さまや紀子さまに対する聞くに堪えない文句を言っている場合、どうしたら良い?炎上したナイキCMをどう思う?サンタクロースはいると思っていた時期はある?軽々とオリンピック中止を言及することは、スポーツ選手に対する思慮に欠けるのでは?京都での良い思い出とは?無電線化って必要なこと?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第400回「なぜマスコミは煽り続けるのか?」 2. しゃべらせてクリ!・第338回「黒ひげサンタしゃんのクリスマスプレゼントぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第194回「延命治療の実態を問い質す」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第400回「なぜマスコミは煽り続けるのか?」 「新型コロナは、インフルエンザ以下のウイルスである」  なぜテレビは、たったこれだけのとんでもなく単純な事実を隠蔽するのか?  それは、これを言ってしまったら、今まで自分たちのやってきたこと全てが崩壊するからである。だから隠蔽せざるをえないのだ。  11月28日放送の読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」で、 「なぜインフルエンザだと医療崩壊しないのに、新型コロナだと医療崩壊するのか?」 と司会の辛坊治郎がチラッと聞いたら、エセ専門家が 「インフルエンザではサイトカインストーム(免疫暴走)がほとんど起こらないから」 などと、信じられないことを言った。  もちろんこれは大嘘で、サイトカインストームはインフルエンザでも起こる。それどころかインフルエンザは 「サイトカイン病」 とも言われるほどなのだ。   なぜこんなデタラメなことを言うのかといえば、新コロはインフルエンザ以下だと指摘された時の答えが準備できていないからだ。  何かといえばエビデンス、エビデンスと言ってるくせに、新コロをインフル以上に恐れなければならないとするエビデンスが全く出せないものだから、口から出まかせで嘘を言うしかないのである。  わしは(泉美さんも)データによってエビデンスを出している。新コロはどんなに頑張ったって、インフルエンザ以下の感染者しか出せない。   インフルは例年、1日あたり3万人、4万人の患者が出ている。  それに対して新コロは10か月もかけて、ようやく15万人の 陽性者 だ。  あくまでもインフルは症状が出て受診した 「患者」 の数であるのに対して、新コロは無理矢理検査を拡大し、無症状の感染者や、他国の基準だったら「陰性」と判定される者までをカウントした 「陽性者」 の数なのだから、全く次元が違うのである。   インフルエンザの患者数の方が、新型コロナよりも桁外れに多い。だがそれでも、インフルで医療崩壊は起こらない。  当たり前の話で、 インフルエンザ(季節性)は「5類感染症」に分類されていて、町医者でも治療ができるのに対して、新コロは「2類相当、一部1類相当」の指定感染症になっていて、限られた医療機関でしか診療ができないようになっているからだ。  新コロはインフル以下だから、指定感染症から外すか、せめてインフルと同じ5類感染症にすればいいだけの話なのだが、テレビはこの事実を絶対に隠蔽しなければならない。   なぜかというと、それは視聴率競争のためだ!  視聴率のためと説明しても、なぜそのためにそこまでやらなければいけないのかとか、経済が打撃を受けて企業CMが入らなくなるから、かえって損じゃないかとか、今ひとつ合点が行かないという反応が返ってくることが多いのだが、はっきり言って、それは認識が甘い。  テレビ業界は、本当に熾烈な競争社会なのだ。  テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の裏番組で、落語家・立川志らくがMCをやっているTBSの「グッとラック!」は、来年3月での打ち切りが決まったと報じられている。 視聴率競争に負けたら打ち切りなのだ。 そして、志らくには「視聴率が取れない」とか「MC失格」とかいった烙印が押され、リベンジのチャンスが与えられるかどうかもわからない。  これは、相当に厳しいことなのだ。  今は同時間帯トップの視聴率を稼いでいるモーニングショーだって、視聴率が下がれば容赦なく打ち切られるし、そうなったら司会の羽鳥慎一も、コメンテーター達も、スタッフもみんなクビになってしまう。これは生き残りを賭けた過酷な戦いなのだ。   羽鳥にとってはこれが最大の看板番組であり、ここから相当な収入を得ている。 しかしフリーだから、いつ切られて無収入になってもおかしくないし、実際に橋下徹との共演で、鳴り物入りで始まった番組が低視聴率であっさり打ち切られるという憂き目に遭ったこともあるから、切実だろう。  そうなると玉川徹などは、他番組にはないキャラで視聴率が稼げるから、ものすごく大切ということになる。それで以前は週一出演だったものが、毎日のレギュラーになったわけである。  そして、ここで何が一番重要かといえば、 視聴者が老人だということだ。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!