• このエントリーをはてなブックマークに追加

M.Oさん のコメント

userPhoto
M.O
生放送、お疲れ様でした。
大変刺激的な内容で楽しめました。
「同志がこれだけいる」という画を見るだけで心強くなりますし、久しぶりに納得できる議論に接して(しばらく「ゴー宣道場」や「生放送」を視聴できていなかった)、「溜飲が下がる」とはこのことだと実感しております。

個人的に感じた「今後の不安」。
マスク着用やアルコール消毒が常態化してしまった子供たちは、ちゃんとした免疫力を獲得することができるのでしょうか。
よしりん先生が「子供は雑菌だらけ」とおっしゃってましたが、大人同様にデオドラント化されてしまうと、ひ弱な人間になってしまうのではないか、と心配です。
そもそもコロナが終息して「はい、これからもうマスク不要です。ソーシャルディスタンスも気にしなくてOKです。好きなだけ濃厚接触してください」と言い渡された時、神経質になってしまった大人や子供らは「元の環境」に適応できるのでしょうか。
潔癖症が急増するのではないでしょうか。

さらにもう一点。
今朝、録画していた過去のNHKの番組を見ていたのですが、その中で田原総一郎氏がジャーナリストを志したきっかけについて語っていました。
「小学生時代、学校の先生が1学期までは『これは正しい戦争だ』と言っていたけど、2学期になったら同じ先生が『あれは悪い戦争だった』と言い始めた。大人は大嘘つきだと思った。それが原体験だった」
いわゆる「少国民世代」の感覚ですが、今の子供たちもコロナ終息後に同じような感覚を抱くようになるかもしれません。
それが良い方に転ぶのか、悪い方に転ぶのかは分かりません。
でも、「親の世代」を批判的に見る子は増え、「世代間の分断」がさらに進展してしまいそうな気はします。
学生にしても、私たち就職氷河期世代とは全く別物の理不尽な仕打ちを受けており、その憤りや絶望感はいずれ何らかのかたちで噴出するのではないかと感じます。

年相応で人生の最期を迎える「自然の摂理」に刃向かい、子供や若者らの行動を不自然なかたちで束縛するような社会はどう考えても不健全です。
藤井聡先生が「大人しすぎる日本人」に苦言を呈するかたちで言い放ったお言葉、
「怒らないのが品位があるというわけじゃないんです。怒るべき時に怒るのが本当の品位です」
には拍手喝采です。
ありがとうございました。
No.491
48ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2020.12.29発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第403回「戦中の老人、戦後の老人」 2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第197回「“PCRを拡大すべき”の欺瞞を問い質す」 第403回「戦中の老人、戦後の老人」 『コロナ論2』は早くも2度の増刷がかかり、順調に売れている。  それと同時に、前作の時をはるかに上回るバッシングが巻き起こっている。「批判」と「バッシング」は違う。「批判」は本を読んだ上で、間違いを指摘したり、根本的な思想(ウイルスは進化の要素)(死生観)などの再考を迫るものだ。 「バッシング」は読みもしないで一コマを抽出して、曲解を拡散したり、「権威主義」で、漫画家だからダメとか、専門家じゃないからダメという「偏見」で断罪する姿勢である。  今のところ、「批判」に値するものはなく、「バッシング」しかないというのが、コロナ脳の非科学性を証明している。  しかし、そのバッシングの質が、興味深いことに、現代日本人の病理を如実に炙り出しているのだから、無視もできない。  バッシングの中でよくある言い回しに、 「小林だって、基礎疾患のある高齢者じゃないか!」 というのがある。  そう言われても、わしとしては 「ええ、その通りですが、それが何か?」 としか言いようがない。  この文句の主は「高齢者」なのだろうか?高齢者なら、 「自分は高齢者だから怖い。小林よしのりだって高齢者じゃないか!しかも喘息という基礎疾患があるくせに!」 と言ってることになる。  それなら 「おまえはお化け屋敷を恐がってる老人に過ぎない。わしは知性ある老人だから、幻想に怯えるより、この世の快楽を求める方がいいんだよ。」 と言ってやるしかない。  さらに 「恐いなら、おまえが自宅に閉じ籠っていろ!若者や子供を巻き込むな!」 とも言ってやりたい。  だが、どうやら 「高齢者なら怯えるべし」 というバッシングは、必ずしも老人が言ってるわけでもなく、わしより若い連中までが言ってるらしいのだ。  自分が怖いなら、そう言うべきであって、「敬老精神」で言ってるふりをするのは偽善であり、卑怯である。  来年1月1日午後1時に放送される、藤井聡氏の番組『東京ホンマもん教室SP』(TOKYO MXテレビ/スマホアプリ・Webサイト 「エムキャス」 でもリアルタイム配信)の収録で、わしがこの1年、喘息が収まらなくて大変だったと言うと、藤井氏は 「小林さんは基礎疾患があって高齢者じゃないですか。もろ被さっているじゃないですか。それでこういう意見を言っているわけでしょ」 と言った。  コロナに罹ったら重症化して死に至るかもしれない条件をもろに被っているにもかかわらず、それでもコロナは怖くない、コロナ恐怖は嘘だと言っていることを、恐怖感に囚われない、勇気のある態度だとして評価しているのだ。  普通はそんなふうに、好意的に捉えてくれるものと思っていたのだが、 「小林も基礎疾患のある高齢者じゃないか」 とさえ言えば、わしに最大の打撃を与えられると思い込んでいる者がいるのだ。それもかなり多数。  これは一体どういうことなのだろうか?   要するに、こんなことを言ってくる者は、 「誰だって自分の命が一番大切なはずだ」 と信じ切っていて、それを絶対的な前提として、一切疑ってもいないのである!  だから 「命よりも尊い価値がある」 ということが全く理解できないし、ましてや、世の中には 「自分の命よりも優先すべきことがある」 という価値観を持って生きている者が本当にいるということなど、想像すらできないのだ。  そんなわけで、小林よしのりだって本当は自分の命が惜しいはずで、もともとコロナが重症化する危険性が高いんだから、もしも感染したらきっと取り乱して泣き叫ぶに違いないと、勝手に決めつけているのである。  だから、 「お前だって基礎疾患持ちの高齢者じゃないか!」 とさえ言えば、ものすごい攻撃をしたような気になれるというわけだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!