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rokuさん のコメント

市の教育委員会へ、やはりこのままではいけないと思い、再び以下のようなメールをしました。

私の「学校現場における子どもたちのマスクの着用について」の意見に
早速、ご返答いただき、ありがとうございます。

しかし、いささか納得できないご返答だったので、改めて意見させていただきます。
教育委員会さまのご返答の「マスク着用の対応」の根拠は、「国や県の通知」となっております。
教育界の組織としてそのようにされるのは、ごもっともなことだと思うのですが、
○○市独自の教育委員会としての、見解が残念ながら見えてきません。
ここまで、子どもたちの行動に制限をかけ、マスクの着用を強要する影響の大きい
新型コロナウイルスについて、教育委員会はどのようなご見解をおもちでしょうか。
国が規定しているエボラ出血熱(致死率50%)と同等の扱いの指定感染症2類に値する感染症だとお考えになっているのでしょうか。ここは、非常に教育現場におけるコロナ対策を考える場合、押さえておかなければならない非常に重要な点だと思います。実際、日本において新型コロナによる子ども(20歳までの)の致死率は0、重症化もなし、また、教育長様が子どもからの高齢者への感染、等をご心配されていましたが、実際高齢者におきましても、新型コロナによる死亡率はそれほど高いものでもなく、よほどインフルエンザで寿命を終えられる方の方が多いくらいです。ご存じのことと思いますが、実際、昨年の日本の死亡者数は11年ぶりに減少といったくらいのものです。また、死亡原因につきましては、一位は癌です。その後、心筋梗塞、脳梗塞、などであったと思いますが、定かではありません。で、コロナは30位程度でした。
なぜ、これくらいの感染症に、ここまで子どもたちの健やかに育つ権利を阻害されなければならないのか、私には、全く理解できません。ましてや、マスクの長時間による着用など子どもの自由闊達な活動の大きな弊害にあるのは、自明の理です。私の送らせて頂きました資料など、ご精査いただけましたでしょうか。
国が、県が、こういうから従う という受動的な対応でよろしいのでしょうか。
一番重視しなければならないのは、○○市の子どもたちをいかに心身ともに健やかに育てていかなければならないか、そのために教育現場はどうあるべきか、ということではないでしょうか。
そのためには、国、県に対してただ従うのではなく、異論をぶつけて頂くくらいの気概をもっていただきたいです。
何度も申しますが、教育現場において、最も重要なのは、国や県の意向ではなく、子どもたちの心身の健全な発達を保障する場でなければならないということです。
今のこのような状況をみて、○○の偉大な教育者であった〇〇○○先生はどうご覧になるのでしょう。こどもの「いのち」を大切にしてこられた○○先生の目には現在の学校現場がどのように映るのでしょうか。
○○学校校長先生からは「あなたは現場を知らないのに、そのようなことを言われる筋合いはない」旨のようなことを言われました。ですが、日常の子どもたちを垣間見ることはできます。残念ながら私の村では、児童数0ですが。
異論を受け入れる寛容な姿勢、そして、それがもっともだと思う点が少しでもあれば、それを精査する姿勢を見せていただければと思います。

ただ、先日、小学校広報を見まして、子どもたちの多くが「思い出」の事項に「修学旅行」とあげていたのは嬉しく思いました。このような、空気のなかで修学旅行を行って下さったこと、深く感謝いたします。

どうぞ、子どものマスク着用につきましては、再考して頂きますこと、強く要望いたします。萩生田大臣も「無理に着用を強いるつもりはない」とご答弁されています。それならば、現場のご判断ではないでしょうか。
おそらく、マスク着用不要 とした場合、抗議をされる保護者もおられると思います。そのためにも、新型コロナの実態はどのようなものであり、子どもたちにマスクを着けさせるのはどれほどの弊害があるか をしっかりと把握していただき、
保護者の皆さまにきちんとした理解を促し、子どもの健全な育成を基本的理念とした学びの場としての責任を全うしていただきたいと思います。
子どもの期間は貴重で非常に速いものです。一刻も早い対処を望みます。
子どもたちは、決して望んでマスクをしているわけではありません。低学年になると、その判断さえ難しいものです。
だからこそ、大人たちがしっかりと考えなければならないと思っています。
今後も ○○市の子どもたちの様子を注視していきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


さて、市の教育委員会はどのように回答してくれるでしょうか。
無視されることも覚悟しています。

私の意見書の中にあります「いのち」という言葉は元来の生命を示すのではなく、私なりの解釈でいうと子どもの持つ生の輝き または、子どもの尊厳 のようなものと、とらえています。
No.164
45ヶ月前
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第393号 2021.3.23発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…東京五輪・パラリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターだった演出家・佐々木宏が内部のグループLINEでのアイディア会議で、渡辺直美にブタの格好をさせて「オリンピッグ」という案を出していたことを週刊文春にすっぱ抜かれ、「女性蔑視」だと非難を浴びて辞任に追い込まれた。そもそもこの事件で奇妙なのは、肥満体の女性芸人を「ブタ」に例えたら「女性蔑視」になるのか?ということである。人の容姿を笑いのネタにするのはいけないことなのだろうか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…前回は「二重マスク」の義務化がはじまりつつあるアメリカで、マスクを燃やしてしまう楽しいお祭り「マスク火刑式」が行われたことを紹介したが、政府のコロナ政策に反対し、自由と基本的人権の回復を求める運動は、世界各地に広がっている。その様子をレポートしておこう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!エヴァンゲリオンシリーズにどんな印象を持っている?大震災の後は1日も早く経済再開をとなったにも拘わらず、なぜコロナではそうならないの?将来、歴史からどう評価されたい?プロレスのヒールで一番怖いと感じたのは誰?ワクチンパスポートの導入をどう思う?少年Aの手記を非難していたけど、少年Aには表現の自由はないの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第414回「太ってるから人気出た芸人はダメか?」 2. しゃべらせてクリ!・第350回「の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第208回「自由を求める各国市民の闘い」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第414回「太ってるから人気出た芸人はダメか?」  東京五輪・パラリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターだった演出家・佐々木宏が内部のグループLINEでのアイディア会議で、渡辺直美にブタの格好をさせて「オリンピッグ」という案を出していたことを週刊文春にすっぱ抜かれ、「女性蔑視」だと非難を浴びて辞任に追い込まれた。  週刊文春は記事のタイトルを 『「渡辺直美をブタ=オリンピッグに」東京五輪開会式「責任者」が差別的演出プラン』 として、 「渡辺直美をブタに」 というアイディアこそが最大の問題であるかのようにポリコレ棒を振り回してスキャンダラスに煽り立てた。  どんな卑怯な手段を使っても 「女性蔑視発言」 を仕立て上げ、ポリコレの問題にして騒ぎ立てさえすれば、誰でも失脚させることができる時代になったのだ。  そもそもアイディア会議というものは、戯れにどんなものでも言ってみるのが基本であって、それを禁じられたらクリエイティブなことなんかできやしない。  しかし今やポリコレ優先、創作など二の次というのが世界的な潮流になってしまっていて、創作者であるわしにとってはそれが不愉快でならない。  週刊「SPA!」編集部も一度ヒステリック・フェミのポリコレ軍団に目をつけられて、あわや「新潮45」の二の舞かという思いをして以来、どうしようもないほど臆病になってしまった。 「よしりん少女像」の章はボツにされたし、他の雑誌に持ち込めば即掲載で、単行本にも収録した。「SPA!」だけが掲載できなかったのだ。 「ポリコレ修正」を要求されると、延々と時間をかけて説得しなければならないので、仕事が進まないし、ストレスが溜まる。 「ちょっと持ち帰って、もう一度考えてみます」なんて言われることがあり、そうなるとものすごい不愉快を溜め込んだまま寝なければならなくなって、その欲求不満が翌日にまで持ち越されてしまう。  アイディアというものは、脳の前頭葉にドーパミンという快感物質が噴出している状態でないと、面白いものが浮かばない。不愉快は創作活動にブレーキをかけることなのだが、それが創作者にとってどれだけ辛いことなのかが、誰にも分かってもらえない。   どうして誰も彼もそんなにポリコレに弱いのか? ポリコレ軍団の言ってることなんか、100万パーセント間違っているじゃないか。  ポリコレ軍団は自分が「リベラル」と思っているのだろうし、「平等主義者」なのは間違いない。特に 「男女平等主義者」 なのだろう。   差別に反対するのがリベラルで、差別に反対するリベラルは善人であり、差別に反対するためなら言葉狩りでも弾圧でも粛清でも何でも正義であるという思い込みが強いのだろうし、その思い込みにマスコミも、エセ知識人も逆らえない状態になっている。  実は「リベラル」なんて名称は定義が曖昧で、その正体は 「枯れ左翼」「うす甘いサヨク」 、自由より平等を重んじる 「極左」 と言った方が実態に近づける。しかもSNSという匿名の武器を使って、個人より集団で破壊衝動を満たす卑怯者なのだ。  極左ポリコレ軍団は、世の中に破壊しかもたらさない悪魔である。奴らが今回のようなことをやった時には、ネットを使える者は全員でこれに抗議し、叩き潰すようにしなければならない。そういう反動勢力を作らなければ、社会は破壊されるがままになってしまうだろう。  最近は極左ポリコレ軍団に怯えた企業や雑誌社が、CMを中止したり、作家に自主規制の圧力をかけてくるようになった。   先日は『ゴー宣』でわしが引用した女性読者の文章まで、修正してくれと言ってきた。他人の文章を勝手に改変させるなんて、あまりにも非常識で絶対にOKしなかったのだが。  果たして、その作品が発表されても、誰も抗議して来ない。   そもそも今回の「ブタ鼻」事件で奇妙なのは、肥満体の女性芸人を「ブタ」に例えたら「女性蔑視」になるのか?  マスコミ知識人は、「女性の容姿を笑いものにするのはいけない」とかきれいごとを言っているが、渡辺直美は、最初から自分の肥満体を利用して出てきたのだ。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!