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ゲストさん のコメント

不思議なのは、炎上は起きるのに、それが女性蔑視だという根拠が自称リベラルから出てこないんですよね。

よくジェンダーギャップ指数121位が水戸黄門の印籠のように使われていますが、ジェンダーギャップ指数の採点基準には全く関係ありません。

■ジェンダーギャップ指数レポートとの向き合い方
https://note.com/radert/n/n031da415e8d5

これだけ騒がれてるんだから、何かしら女性蔑視的なものがあるんじゃないかと思い、福島みずほ議員のyoutube番組なんかを見てみたんですが、「女子会」程度の感想しかもてませんでした。

直近の番組では報道ステーションのCMの話題になり、「女性がいい仕事をしようとすると排除される」みたいな発言がありましたが、日本の企業は終身雇用制の名残りからか、実力主義が根付いていなく、人間関係や根回しで仕事が回っていくようなところが未だにあるので、実力があっても立ち回りが下手であれば、周りからの嫉妬で排除する動きがでてくるのは、男も同様です。

そこに男性社会が先行しているので女性であればコミュニケーションがとりずらいというのはあると思いますが、「女性だから」という事で被る不利益って実はかなり少ないんじゃないでしょうか?それが「男性化」しなければやっていけないと言うのであれば、競争社会自体がなりたたないようにも思います。人間に感情がある以上、純粋に実力主義のみの社会というのも成り立たないような気がします。

この一週間では、歴史学者の呉座勇一さんがイギリス文学者の北村紗衣さんをツイッターの鍵アカウントで中傷していた事が本人の北村紗衣さんにリークされ、問題になり炎上してしまいました。日文研の常識的な判断で「注意」として処分を受けました。NHKの監修は降板になったようです。

この件に関しては、呉座勇一さんは本人は若干ミソジニーの気がありそうな気もしますが、鍵アカウント上で行われた事で、北村紗衣さん本人に伝わる事は予想していなかったでしょうし、一般社会でもありうる陰口でしかないように思います。いじめの構図と指摘されていますが、暴力や無視といった直接的な加害行為が行われていない以上、これがいじめになるのかと疑問に思っています。

この件についても自称リベラルが企画した番組を視聴してみましたが、「組織的な何か」等の曖昧な発言が多く、「ヘイトクライム」ではないかという話まで飛躍されていたので、さすがにコメントでつっこみを入れたところBANされてしまいました。

一昨日には、共産党の女性の元議員が電車の乗り降りの際に男性と肩がぶつかり、「女性差別」だとツイートした事が逆に炎上しました。「元議員に聴き取りを行った」と共産党がオフィシャルアカウントで、少し前に逮捕された「ぶつかり男」を例に挙げて「女性に故意にぶつかる男はいる」と養護する事態にまでなりました。ただ共産党はこの件の当事者の男性に聴き取り行ったわけではありません。

僕は男ですが、故意にぶつかってくる男(女でもいますが)は極たまにいます。ストレスが原因なのかミソジニー(またはミサンドリー)が原因なのかの判断は難しいかと思います。

この件をまた自称リベラルが「女性に対してのヘイトクライムと呼ぶべき」と騒ぎ始めました。
彼らはいったい何がしたいのか分かりません。意図に関わらず男性が女性にぶつかっただけで逮捕される時代を作りたいんでしょうか?

そもそもジェンダーギャップ指数と何の関係が?

くせい、くせい、疑惑の惑星!
No.203
44ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第393号 2021.3.23発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…東京五輪・パラリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターだった演出家・佐々木宏が内部のグループLINEでのアイディア会議で、渡辺直美にブタの格好をさせて「オリンピッグ」という案を出していたことを週刊文春にすっぱ抜かれ、「女性蔑視」だと非難を浴びて辞任に追い込まれた。そもそもこの事件で奇妙なのは、肥満体の女性芸人を「ブタ」に例えたら「女性蔑視」になるのか?ということである。人の容姿を笑いのネタにするのはいけないことなのだろうか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…前回は「二重マスク」の義務化がはじまりつつあるアメリカで、マスクを燃やしてしまう楽しいお祭り「マスク火刑式」が行われたことを紹介したが、政府のコロナ政策に反対し、自由と基本的人権の回復を求める運動は、世界各地に広がっている。その様子をレポートしておこう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!エヴァンゲリオンシリーズにどんな印象を持っている?大震災の後は1日も早く経済再開をとなったにも拘わらず、なぜコロナではそうならないの?将来、歴史からどう評価されたい?プロレスのヒールで一番怖いと感じたのは誰?ワクチンパスポートの導入をどう思う?少年Aの手記を非難していたけど、少年Aには表現の自由はないの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第414回「太ってるから人気出た芸人はダメか?」 2. しゃべらせてクリ!・第350回「の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第208回「自由を求める各国市民の闘い」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第414回「太ってるから人気出た芸人はダメか?」  東京五輪・パラリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターだった演出家・佐々木宏が内部のグループLINEでのアイディア会議で、渡辺直美にブタの格好をさせて「オリンピッグ」という案を出していたことを週刊文春にすっぱ抜かれ、「女性蔑視」だと非難を浴びて辞任に追い込まれた。  週刊文春は記事のタイトルを 『「渡辺直美をブタ=オリンピッグに」東京五輪開会式「責任者」が差別的演出プラン』 として、 「渡辺直美をブタに」 というアイディアこそが最大の問題であるかのようにポリコレ棒を振り回してスキャンダラスに煽り立てた。  どんな卑怯な手段を使っても 「女性蔑視発言」 を仕立て上げ、ポリコレの問題にして騒ぎ立てさえすれば、誰でも失脚させることができる時代になったのだ。  そもそもアイディア会議というものは、戯れにどんなものでも言ってみるのが基本であって、それを禁じられたらクリエイティブなことなんかできやしない。  しかし今やポリコレ優先、創作など二の次というのが世界的な潮流になってしまっていて、創作者であるわしにとってはそれが不愉快でならない。  週刊「SPA!」編集部も一度ヒステリック・フェミのポリコレ軍団に目をつけられて、あわや「新潮45」の二の舞かという思いをして以来、どうしようもないほど臆病になってしまった。 「よしりん少女像」の章はボツにされたし、他の雑誌に持ち込めば即掲載で、単行本にも収録した。「SPA!」だけが掲載できなかったのだ。 「ポリコレ修正」を要求されると、延々と時間をかけて説得しなければならないので、仕事が進まないし、ストレスが溜まる。 「ちょっと持ち帰って、もう一度考えてみます」なんて言われることがあり、そうなるとものすごい不愉快を溜め込んだまま寝なければならなくなって、その欲求不満が翌日にまで持ち越されてしまう。  アイディアというものは、脳の前頭葉にドーパミンという快感物質が噴出している状態でないと、面白いものが浮かばない。不愉快は創作活動にブレーキをかけることなのだが、それが創作者にとってどれだけ辛いことなのかが、誰にも分かってもらえない。   どうして誰も彼もそんなにポリコレに弱いのか? ポリコレ軍団の言ってることなんか、100万パーセント間違っているじゃないか。  ポリコレ軍団は自分が「リベラル」と思っているのだろうし、「平等主義者」なのは間違いない。特に 「男女平等主義者」 なのだろう。   差別に反対するのがリベラルで、差別に反対するリベラルは善人であり、差別に反対するためなら言葉狩りでも弾圧でも粛清でも何でも正義であるという思い込みが強いのだろうし、その思い込みにマスコミも、エセ知識人も逆らえない状態になっている。  実は「リベラル」なんて名称は定義が曖昧で、その正体は 「枯れ左翼」「うす甘いサヨク」 、自由より平等を重んじる 「極左」 と言った方が実態に近づける。しかもSNSという匿名の武器を使って、個人より集団で破壊衝動を満たす卑怯者なのだ。  極左ポリコレ軍団は、世の中に破壊しかもたらさない悪魔である。奴らが今回のようなことをやった時には、ネットを使える者は全員でこれに抗議し、叩き潰すようにしなければならない。そういう反動勢力を作らなければ、社会は破壊されるがままになってしまうだろう。  最近は極左ポリコレ軍団に怯えた企業や雑誌社が、CMを中止したり、作家に自主規制の圧力をかけてくるようになった。   先日は『ゴー宣』でわしが引用した女性読者の文章まで、修正してくれと言ってきた。他人の文章を勝手に改変させるなんて、あまりにも非常識で絶対にOKしなかったのだが。  果たして、その作品が発表されても、誰も抗議して来ない。   そもそも今回の「ブタ鼻」事件で奇妙なのは、肥満体の女性芸人を「ブタ」に例えたら「女性蔑視」になるのか?  マスコミ知識人は、「女性の容姿を笑いものにするのはいけない」とかきれいごとを言っているが、渡辺直美は、最初から自分の肥満体を利用して出てきたのだ。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!