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ただしさん のコメント

 今日のモーニングショー、スタジオコメンテーターに新星・吉富愛望アビガイルさんが登場。世界が選ぶ、これから世の中に影響を与えそうな30人だかに選ばれたとか。世界的な権威がありそうで若くて綺麗で女性でイスラエル出身のハーフで実業家でっていう、いかにもテレ朝が好みそうな人選でした。言う事も予想通りの、左の優等生的なものばかり。

 玉川が『バイオ技術を導入して家畜を育てると土地や餌など莫大な資源やコストが押さえられる』とかで、これから注目される分野だと大絶賛。アビガイルさんも満足そうに頷いて。
 バイオ技術で作ったものなんか気持ち悪くて絶対に食べたくないです。けど、既に日本にもあるのですよね。

 番組冒頭のニュースでは、卒業式に来賓は要らないという声が増えているとかってやっていました。来賓、要るでしょう。

 次に、『コロナ禍で不要と思うようになった事』なんてもののアンケート(?)結果を紹介。
1位、通勤・出社 2位、宴会・飲み会 3位、洋服・外出着 4位、会議・打ち合わせ 5位、外食 6位、人間関係・付き合い…だそうです。一体、どの辺の連中から聞き出した結果なのでしょう。これが普通だと思うのかな視聴者は。
 人間を知ることから始めて欲しいです。

 そして次に、コロナ禍で職を失いホームレスになった人のレポートです。この番組の制作者って人間じゃないです。テレビ業界がこんなんばっかなのでしたかね。主犯のクセして、よくやれます。

 46歳の女性は、子供3人とも会えずに路上暮らしをしているそうです。その女性が寝るところにレポーター
『寝ころがっている時、どんな事を考えているんですか?』
などと質問を。イカレ野郎です。神経狂ってます。

 そのホームレスの方々へのレポートのあと、スルーせず珍しくコメンテーターに話しを振る羽鳥。
 玉川『僕らの時代と比べるとセーフティネットが薄くなっているのかな。僕らの時は会社へ就職すれば、あとはもう大丈夫だった。今の若い人の感覚はどうなんだろう。』
とか。本当にオノレ以外全く知らない玉。バブルが弾けたのも気付いていないかも知れないタマ。

 身内に知られるのを避ける為、生活保護を受けない人も多いという話題になるとタマ
『生活保護を受けたくないって人も多いんですね。』
と。何か違うんだよなタマは。受けたいけれど、その制度があるから受けないことを選ぶ人が多いって話しなのに、なんかタマが言うと、元々受けたくないと思ってる人が多いみたいに聞こえる。穿った見方かな…。

 その後も、まだこの話題で話すタマ。『絶対的貧困と相対提的貧困ってのがあって、日本の場合は相対的貧困なんですよ。』などと貧困を解説し始めました。そして菅首相の所信表明演説『自助』発言を責めて終わり。
 どの口が言ってるんだ、おタマ。おタマにだきゃ貧困語って欲しくない人は五万と居るはずだぜい、おタマ。

 そして羽鳥が『感染拡大防止も大切な事ではありますが、』とお馴染みの断りを入れ、この話題を締めくくりました。結局、ホームレスになった人のことなんか、な~~~んも考えてなく、ど~~~とも思ってない羽鳥や玉川。

 そしてパネルコーナー、今日のスタジオ解説者は田崎、リモートで長崎のちんちくりん森内。
No.237
44ヶ月前
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第393号 2021.3.23発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…東京五輪・パラリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターだった演出家・佐々木宏が内部のグループLINEでのアイディア会議で、渡辺直美にブタの格好をさせて「オリンピッグ」という案を出していたことを週刊文春にすっぱ抜かれ、「女性蔑視」だと非難を浴びて辞任に追い込まれた。そもそもこの事件で奇妙なのは、肥満体の女性芸人を「ブタ」に例えたら「女性蔑視」になるのか?ということである。人の容姿を笑いのネタにするのはいけないことなのだろうか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…前回は「二重マスク」の義務化がはじまりつつあるアメリカで、マスクを燃やしてしまう楽しいお祭り「マスク火刑式」が行われたことを紹介したが、政府のコロナ政策に反対し、自由と基本的人権の回復を求める運動は、世界各地に広がっている。その様子をレポートしておこう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!エヴァンゲリオンシリーズにどんな印象を持っている?大震災の後は1日も早く経済再開をとなったにも拘わらず、なぜコロナではそうならないの?将来、歴史からどう評価されたい?プロレスのヒールで一番怖いと感じたのは誰?ワクチンパスポートの導入をどう思う?少年Aの手記を非難していたけど、少年Aには表現の自由はないの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第414回「太ってるから人気出た芸人はダメか?」 2. しゃべらせてクリ!・第350回「の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第208回「自由を求める各国市民の闘い」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第414回「太ってるから人気出た芸人はダメか?」  東京五輪・パラリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターだった演出家・佐々木宏が内部のグループLINEでのアイディア会議で、渡辺直美にブタの格好をさせて「オリンピッグ」という案を出していたことを週刊文春にすっぱ抜かれ、「女性蔑視」だと非難を浴びて辞任に追い込まれた。  週刊文春は記事のタイトルを 『「渡辺直美をブタ=オリンピッグに」東京五輪開会式「責任者」が差別的演出プラン』 として、 「渡辺直美をブタに」 というアイディアこそが最大の問題であるかのようにポリコレ棒を振り回してスキャンダラスに煽り立てた。  どんな卑怯な手段を使っても 「女性蔑視発言」 を仕立て上げ、ポリコレの問題にして騒ぎ立てさえすれば、誰でも失脚させることができる時代になったのだ。  そもそもアイディア会議というものは、戯れにどんなものでも言ってみるのが基本であって、それを禁じられたらクリエイティブなことなんかできやしない。  しかし今やポリコレ優先、創作など二の次というのが世界的な潮流になってしまっていて、創作者であるわしにとってはそれが不愉快でならない。  週刊「SPA!」編集部も一度ヒステリック・フェミのポリコレ軍団に目をつけられて、あわや「新潮45」の二の舞かという思いをして以来、どうしようもないほど臆病になってしまった。 「よしりん少女像」の章はボツにされたし、他の雑誌に持ち込めば即掲載で、単行本にも収録した。「SPA!」だけが掲載できなかったのだ。 「ポリコレ修正」を要求されると、延々と時間をかけて説得しなければならないので、仕事が進まないし、ストレスが溜まる。 「ちょっと持ち帰って、もう一度考えてみます」なんて言われることがあり、そうなるとものすごい不愉快を溜め込んだまま寝なければならなくなって、その欲求不満が翌日にまで持ち越されてしまう。  アイディアというものは、脳の前頭葉にドーパミンという快感物質が噴出している状態でないと、面白いものが浮かばない。不愉快は創作活動にブレーキをかけることなのだが、それが創作者にとってどれだけ辛いことなのかが、誰にも分かってもらえない。   どうして誰も彼もそんなにポリコレに弱いのか? ポリコレ軍団の言ってることなんか、100万パーセント間違っているじゃないか。  ポリコレ軍団は自分が「リベラル」と思っているのだろうし、「平等主義者」なのは間違いない。特に 「男女平等主義者」 なのだろう。   差別に反対するのがリベラルで、差別に反対するリベラルは善人であり、差別に反対するためなら言葉狩りでも弾圧でも粛清でも何でも正義であるという思い込みが強いのだろうし、その思い込みにマスコミも、エセ知識人も逆らえない状態になっている。  実は「リベラル」なんて名称は定義が曖昧で、その正体は 「枯れ左翼」「うす甘いサヨク」 、自由より平等を重んじる 「極左」 と言った方が実態に近づける。しかもSNSという匿名の武器を使って、個人より集団で破壊衝動を満たす卑怯者なのだ。  極左ポリコレ軍団は、世の中に破壊しかもたらさない悪魔である。奴らが今回のようなことをやった時には、ネットを使える者は全員でこれに抗議し、叩き潰すようにしなければならない。そういう反動勢力を作らなければ、社会は破壊されるがままになってしまうだろう。  最近は極左ポリコレ軍団に怯えた企業や雑誌社が、CMを中止したり、作家に自主規制の圧力をかけてくるようになった。   先日は『ゴー宣』でわしが引用した女性読者の文章まで、修正してくれと言ってきた。他人の文章を勝手に改変させるなんて、あまりにも非常識で絶対にOKしなかったのだが。  果たして、その作品が発表されても、誰も抗議して来ない。   そもそも今回の「ブタ鼻」事件で奇妙なのは、肥満体の女性芸人を「ブタ」に例えたら「女性蔑視」になるのか?  マスコミ知識人は、「女性の容姿を笑いものにするのはいけない」とかきれいごとを言っているが、渡辺直美は、最初から自分の肥満体を利用して出てきたのだ。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!