• このエントリーをはてなブックマークに追加

ただしさん のコメント

 今朝の羽鳥モーニングショー、パネルコーナーから見ました。
 今日のリモート出演者はバカ②もとい良純、山口真由、そして谷口清州 国立病院機構 三重病院 新型コロナ基本的対処方針分科会(いわゆる分科会)・厚労省感染症部会メンバー 国立感染症研究所やWHOでSARSなどの対策に携わる、だそうです。ご多分に漏れず長いです。
『私は清い人間なんです』ってな微笑を常に浮かべながら、まず自分の意見は言いません。これもご多分に漏れずかも知れませんが。

 そしてスタジオにもう1人、北村義浩。サッパリしています。散髪して男前になってきました。

 まずはテッパンのグラフです。過去最多をいっぱい集めてます。
 北海道、福島、広島、福岡、過去最多。あっ、感染者(ホントはPCR検査陽性者)がです。
 全国の重症者数も過去最多で1144人だそうです。これ、本当なのかな、何日間かの累計じゃないのかなと思うのですが。それか退院者の分を引いていないか。

羽鳥
『え~北村先生、この終末で全国各地新規感染者過去最多更新ってことになっていますけども、いかがでしょう?』

 羽鳥をジーーッと見ながら話しを聞いていたらしい散髪北村
、手元の資料らしき物に目線を1回落として、
『そうです、特にあの~、ここにあるように、あの地方の~、あの~~、いわゆる~、ぅ、ぅ、あの感染者の伸びが凄く、著しいですね。ただあ~、まこれはあの~、ま日曜日にしては凄く確かに多いんですけれども~、ま連休明けの終末ということで~、ま実際あの~検査がどういう具合に行われて~、まあこの~、日曜日の発表になったのかってゅうのはまだよく分からないので、まああの~、た、たまたまこ~溜まってた、こう陽性者の数~をを発表されただけなのかも知れません。ただあの~、重症者が~あの~1144人ってもう、過去最多ってゅうのは、これはあの~~今までの積み上がりですから、これはあの~~、まあ、きん、あの~~~、いわゆる、連休だ、GWだとか、そういうこと、あるいは日曜日だとかそういうの無関係でこれ実際に、あの感染がもう日本中に拡がってるっていうことの証しだと思いますね。』

重症者数もたまたまこ~溜まってたかも知れんのちゃうんか~~い

 何故だか重症者数だけは特別扱いしようとする男前北村。途中、何度も『ハイ。』とお墨付きを与えていた羽鳥もきっと同様です。最後のお墨付き『ハ~イ。』を貰えて、ジーーッと見つめていた視線を下に落とす姿もきっちりカメラに収められていた刈り上げ北村。

 濁州、もとい清州谷口は
『東京や大阪は緊急事態宣言中にも関わらず減っていない』
『実行再生産数を1以下に出来なかった』
などと言っていましたが、緊急事態宣言の意味など無かったと白状しているみたいなものですし、2にならなければ指数関数的に増えて行かないってことですよね。

『他の地域にも漏れている』
などとも言っていた濁酢、いや清州ですが、そうでなきゃ終わらないのがウイルス感染症、そしてそれが集団免疫です。
 清らかそうな顔で微笑みゆっくり喋れば通用すると思ったら大間違いです、清州は。

 ここから、管首相の『人流減少の目的は達成出来た』という発言を紹介し、それに対して反論をします。

 男前北村
『去年のGWよりは人流が増えている。だが’19年よりは減った。ここは議論が別れるところ。人流が減ったのは目的ではない。目的は感染を減らすこと。それについては、まだ2週間経っていないので分からない。』

感染を減らす目的の為に、人流を減らす目的を掲げたんですよ
誰が人流を減らせって叫んだのでしょう…アンタらやんけ!
まだ分からないのなら、まだ批判しなさんなよ

 清州
『緊急事態宣言が短期集中では弱かった。本当に短期集中というのであれば、バシッとやってバシッと逃げてくるっていう戦略が必要だったんじゃないかと思ってました。』

…どういう戦略だって?

 羽鳥
『う~ん、やっぱり足りないと、いうことですね~。』

バシッとやってバシッと逃げてくる戦略が!?

 ここでパネルに、緊急事態宣言は東京・大阪・兵庫・京都に愛知・福岡が加わり、マンボが北海道・岐阜・三重で、要請したが見送りになったのが石川・茨城・徳島だと示されました。

 そして、政府と分科会が3時間に及ぶ会議を開いて話し合ったこと、管と尾身の意見、というか政府と分科会の意見に食い違いが出てきたことなどが紹介されました。

 清州は、
『多くの分科会メンバーが他にも緊急事態宣言に入れて貰いて欲しい県を言った。政府には、感染が下がってきていることや他の色々な理由を挙げられて断られた。政府は各地域の現場を見て欲しい。』
などと。

 パネルには尾身が登場。写真ですが、どことなく自信に満ち溢れています。口の開け方がヒトラーみたいです。
 尾身の発言も、ほぼ清州と一緒です。あと、『政府には無条件のイエスではなく条件を付けた』そうです。また『議事録を残した』そうです。

 そして、またパネルで登場、どうした釜萢。北海道も緊急事態宣言に加えろと。もうダメだな釜萢。

 西村大臣の、『北海道は感染者(ホントはPCR検査陽性者)が札幌に集中してるから、札幌にマンボウ、緊急事態宣言は県単位だから』という話しが紹介され、清州は
『北海道には早期に出すべき。札幌から、横への拡大を防ぐ為に。他にもそう言ってるメンバー多い。政府は結論ありきで議論にならない。他にもそう言ってる分科会メンバー…(2回も言わなかったかも)。』

 羽鳥
『なるほど。まあ3時間議論ありましたけども、もう北海道には出さないんだという結論が最初にあったように感じたってゅう、ことですね?』

 シーーーン。

羽鳥
『う~~ん。ハイ。うなずいてらっしゃいますが。』

 ボケはじめてるのかも清州。

…つづきます。
No.226
44ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第396号 2021.5.4発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…今年の9月11日で、アメリカ・同時多発テロから丸20年になる。これを機にアフガニスタン紛争が勃発、米軍の派兵はその後19年以上に及んだが、バイデン大統領は今年9月11日までにアフガンの米兵を完全撤退させると発表。「米国史上最長の戦争」と呼ばれた紛争が終結しようとしている。当時、親米保守派は「アメリカは中東の次は北朝鮮をやっつけてくれるのだから支持しなければならない」と言った。しかし結局、中東は混乱を極め、北朝鮮は核を持ってしまった。いったい、この20年は何だったのだろうか!? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…世界各国で新型コロナのワクチン接種で始まっているが、実は副反応の報告があちこちから出ている。日本でも、5月1日時点で医療従事者や高齢者228万人が接種しているが、かなりの副反応事例が報告されており、接種後の死亡者は19人。厚生労働省は、いずれもワクチンとの因果関係は「死因に関する情報が不足していることなどから評価できない」としているが、実態はどうなっているのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第417回「アフガン撤退」 2. しゃべらせてクリ!・第352回「自然農法にチャレンジ!肥料は断固うんこ!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第211回「報道されないワクチンの話」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第417回「アフガン撤退」  あれからもう20年も経つのかと思うとかなり感慨深い思いもするのだが、 今年の9月11日で、アメリカ・同時多発テロから丸20年になる。  これを機にアフガニスタン紛争が勃発、米軍の派兵はその後19年以上に及んだが、 バイデン大統領は今年9月11日までにアフガンの米兵を完全撤退させると発表。「米国史上最長の戦争」 と呼ばれた紛争が終結しようとしている。  20年前のわしは「新しい歴史教科書をつくる会」で運動をしていたが、9・11テロをきっかけに他の理事・会員たちとの間に埋めがたい溝が生じ、翌年2月に会を辞めた。  最近、会の重鎮だった東大名誉教授・伊藤隆氏が「文春オンライン」のインタビューを受け、当時の「つくる会」の活動についても述べている。  伊藤氏は「木戸幸一日記」など戦前・戦後史の検証に欠かせない第一次史料を数多く発掘してきた近現代史の大家であり、88歳の現在も第一線で研究を続けている。また、「保守論客」の一人としても知られている。  わしは「つくる会」で伊藤氏に歴史研究の基礎を教わった。それが20数年前ということは、あの頃の伊藤氏が今のわしと同じくらいの年齢だったわけだ。  伊藤氏は、当時の歴史教科書が「日本のことを散々に悪く書いている」のを見てびっくりしたことがきっかけで、「つくる会」に参加したという。  ところが、会の中では何かというと大喧嘩が起きていたと伊藤氏は述懐している。それは実際そのとおりで、その大喧嘩の場にはわしも何度も何度も遭遇したし、その都度いつも仲裁に回ることになって、ものすごい労力を費やす破目になった。  わしはそういった実情も「SAPIO」誌で連載していた『新ゴーマニズム宣言』で情報公開したから、当時からの読者はご存じだろう。  伊藤氏は、その喧嘩の原因のほとんどが藤岡信勝氏にあったと言っている。また、わしが「つくる会」を辞めてからしばらくして伊藤氏も会を離れたが、その事情については次のように語っている。 「藤岡氏が、なんというのかな、敵を作って物事を進めるような人だったから、それをやっつけろという人たちも出て来て。僕はこういうところにはいたくないと思って、数人の人と一緒に辞めて別の組織を作ったんです」  これが「つくる会分裂騒動」などといわれる事件だが、「コップの中の嵐」みたいな出来事であり、わしはすでに会を出た後のことなので、特に関心も持たなかった。  このインタビューの中で伊藤氏は、わしについてこう述べている。 「小林さんはね、ずいぶん僕のことを好きになってくれたんだけど、彼がものすごく強い反米になっちゃったんだよね。それでだんだん離れていったのかな。彼を支えていたアシスタントの人が辞めていった影響もあったのかなあ。」  この「アシスタントの人が辞めていった影響」云々というのは、何のことだかよくわからない。ネトウヨ的になったアシスタントが辞めたことはあったが、それはわしが「つくる会」と決裂するよりもかなり前のことで、この件とは何の関係もない。  それよりも注目すべきなのは、「彼がものすごく強い反米になっちゃったんだよね。それでだんだん離れていったのかな」という発言である。  どうやら伊藤氏は、今もなお「ものすごく強い反米」というのはよくないことだと認識していて、わしが反米であることを肯定的には捉えていないようだ。   確かに伊藤氏を含め、当時の「つくる会」の理事や会員のほとんどは「親米」で、9.11テロの際には100%アメリカの側に立ち、「テロとの戦い」を主張した。   それに対してわしは、アメリカが自らの価値観を一律に世界中に押し付けようとした「グローバリズム」こそがイスラムの価値観との衝突を招き、テロリズムを生んだのだとして、アメリカの方を批判した。  この時「つくる会」の中で、唯一わしと同じ意見になったのが西部邁氏で、わしと西部氏は会の中で完全に孤立してしまった。  他の理事たちは「政治と思想は分けて考えるべきだ」だの「いまはアメリカを批判すべき時ではない」だのと言い出した。  そのためわしは、目先の政治状況次第で思想や言論の自由が奪われるような場だったら、そんなところにいる必要はないと思い、西部氏と共に会を辞めたのだった。  それから20年経つ。もう、どちらの判断が正しかったのか総括するには十分すぎる時間が経過した。  9・11テロの後、アメリカはアフガニスタン紛争、イラク戦争へと突き進み、日本は何ら主体性もないままアメリカについていき、アフガニスタン紛争では海上自衛隊がインド洋で給油活動を行い、イラク戦争では陸上自衛隊がイラク南部のサマワに復興支援として派遣された。   わしはこのアメリカ追従には断固として反対し、特にイラク戦争は大義のない侵略戦争であり、この戦争は失敗し、中東を混乱に陥れるとして徹底的に批判した。  だが「親米派」の保守論客たちは声を揃えてアメリカ支援に賛成し、ここでアメリカに協力したら、アメリカはイラクの次には北朝鮮をやっつけてくれると主張したのだった。  それでその結果、どうなった? 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!