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ただしさん のコメント

 …モーニングショー感想のつづき

 男前北村は、
『北海道にも緊急事態宣言を出した方が良かった。理由は2つあって、1つは第2波の時、“圧倒的東京問題”と言っていたのが1か月もしない内に全国に拡がって行った。最近では大阪府で拡がった時、大阪市だけを抑えたら周辺の地域に人が流れて行って拡がった。旭川にも自衛隊が入ったこともあった。だから早め早めの手当てを今の内に。』

1つじゃん。
もしくは東京問題は当てはまらないじゃん。

 デコ玉も羽鳥に話し振られてしゃしゃり出てきて、『分科会の議論が政府に届かなくなった』と懸念を表していました。自分の意見が届かなくなることを危惧しているのでしょう。
 で、清州や北村と同じように『人流は目的ではない、感染を抑えることが目的なんだ』とうそぶくデコっ玉。おんなじこと言うだけ言って、最後に『管はトップとしてはどうなのか』と肝心な所を清州に振るズルくて汚い玉っコロ。

 清州
『私が申し上げるようなことではないと思うんですが…。』
 戸惑う清州。そして、
『明確な理由があるなら良い。それを国民に納得いくような説明を。』

 まとめて欲しいのか、ようやく山口に振る羽鳥。
 山口は、
『地方と国との関係性もあるし、緊急事態宣言の構造もあり、それが、この各地域の対策に出ていると思うが、ただ、やはり先生方が言われたように、政府は説明を。』
『分科会を通すのが儀礼的になってきているのならば、国民の納得を得られない。』
みたいなことを。

 良純は、最初いいこと言うなあと思うのですが、
『経済と病気と戦うってことは反比例する。これは素人でも分かる。その中で齟齬が出てくる』
と。

分からんわ、素人だけど!

 病気の本質を見極め、経済を止めることをなるべく回避する。これは反比例などしませんよ良純。中途半端な一茂、もとい良純。勉強して欲しい一茂、いや良純。

 ニヤニヤとイヤらしく頷きながら聞くハゲ、もとい清州。

 良純は、
『グラフを見れば素人でも分かる。だんだん波の感覚が短くなってくる。そして波が大きくなる。』

サーファーか

 PCR検査数・PCR検査のサイクル数・ウイルス感染症のリバウンド・他にもいっぱい出ているグラフ、それも見てくれ良純。素人でもテレビで語るなら学んでくれ良純。

 パネルの清州
『分科会の議論で1番多かったのは…』

オノレは自分の意見は言えんのか!
そしてスタジオで言え清州!

 結局、政府批判、政府の説明不足で終わらせます、出演者全員。

 この後、パネルで紹介された表が、何だか物凄く違和感あるものでした。
 東京・大阪・北海道の感染状況だそうで、括弧して、内閣官房資料から 6日時点と書いてありました。

 横の項目に[ステージ3][ステージ4]と有り、その下に[東京][大阪][北海道]と有ります。
 そして縦の項目に、それぞれ[病床占有率][入院率][重症者用病床占有率][療養者数][PCR検査陽性率(最近1週間)][直近1週間の陽性者数(人口10万人あたり)][直近1週間感染者数][経路不明]と有ります。

[ステージ3][ステージ4]の基準値をまず示し、3都道府の数値を示してありました。

 仮に①病床占有率②入院率③重症者用病床占有率④療養者数⑤PCR検査陽性率(最近1週間)⑥直近1週間の陽性者数(人口10万人あたり)⑦直近1週間感染者数⑧経路不明とします。

 そうすると、
ステージ3①20%以上②40%以下③20%以上④15人以上⑤5%以上⑥15人以上⑦1倍以上⑧50%以上
ステージ4①50%以上②25%以下③50%以上④25人以上⑤10%以上⑥25人以上⑦1倍以上⑧50%以上
 となります。

 それを東京・大阪・北海道で見ますと。
東京①37%②32%③33%④50人⑤9.2%⑥37人⑦0.94倍⑧57人

大阪①91%②10%③99%④234人⑤7.3%⑥74人⑦0.82倍⑧53%

北海道①41%②31%③15%④46人⑤7.8%⑥29人⑦1.35倍⑧41%
 となるそうです。

 数字の羅列は、真実を伝えたい為ではなく、真実を分かり辛くする為、考えさせない為だと思います。
 この表の分析は、控えます。

 管と尾身では、緊急事態宣言の解除基準で、意見が割れているそうですね。管はステージ4脱却、尾身はステージ2へ行く流れに、だそうです。
 数字が大切、数字を示せと言いながら、自らは曖昧な分科会、そしてそれを指示するモーニングショー出演者全員。

 清州は、
『大きく減少傾向に、というのが皆の意見だった』
と。

オドレの意見を聞いとんじゃ!

 さらに汚濁酢、いや清州は、
『3度目の正直。今度リバウンドしたらワクチンにも大きく影響してくる。』
と。

リバウンドさせとんちゃうんかい!
オドレ専門家ちゃうんかい!
ワクチンにどう影響するゆーねん!

 男前北村は、
『科学・サイエンスとどう向き合っていくか、究極の問題』
だとか。さらに、
『世界を見ると上手くいってる民主主義国家は、専門家のやること以上のことを政治家がやっている』
のだそうです。
 ゾンビ…、少し知恵を付けたバブでしょうか。

 この後も、清州をライバル視して蹴落としたいんじゃないかバブ?って場面や、前半最後スタジオをドン引きさせる清州などの場面がありましたが、今日はここまでです。
 パネルコーナー前半までの監視報告でした。
No.231
35ヶ月前
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第396号 2021.5.4発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…今年の9月11日で、アメリカ・同時多発テロから丸20年になる。これを機にアフガニスタン紛争が勃発、米軍の派兵はその後19年以上に及んだが、バイデン大統領は今年9月11日までにアフガンの米兵を完全撤退させると発表。「米国史上最長の戦争」と呼ばれた紛争が終結しようとしている。当時、親米保守派は「アメリカは中東の次は北朝鮮をやっつけてくれるのだから支持しなければならない」と言った。しかし結局、中東は混乱を極め、北朝鮮は核を持ってしまった。いったい、この20年は何だったのだろうか!? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…世界各国で新型コロナのワクチン接種で始まっているが、実は副反応の報告があちこちから出ている。日本でも、5月1日時点で医療従事者や高齢者228万人が接種しているが、かなりの副反応事例が報告されており、接種後の死亡者は19人。厚生労働省は、いずれもワクチンとの因果関係は「死因に関する情報が不足していることなどから評価できない」としているが、実態はどうなっているのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第417回「アフガン撤退」 2. しゃべらせてクリ!・第352回「自然農法にチャレンジ!肥料は断固うんこ!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第211回「報道されないワクチンの話」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第417回「アフガン撤退」  あれからもう20年も経つのかと思うとかなり感慨深い思いもするのだが、 今年の9月11日で、アメリカ・同時多発テロから丸20年になる。  これを機にアフガニスタン紛争が勃発、米軍の派兵はその後19年以上に及んだが、 バイデン大統領は今年9月11日までにアフガンの米兵を完全撤退させると発表。「米国史上最長の戦争」 と呼ばれた紛争が終結しようとしている。  20年前のわしは「新しい歴史教科書をつくる会」で運動をしていたが、9・11テロをきっかけに他の理事・会員たちとの間に埋めがたい溝が生じ、翌年2月に会を辞めた。  最近、会の重鎮だった東大名誉教授・伊藤隆氏が「文春オンライン」のインタビューを受け、当時の「つくる会」の活動についても述べている。  伊藤氏は「木戸幸一日記」など戦前・戦後史の検証に欠かせない第一次史料を数多く発掘してきた近現代史の大家であり、88歳の現在も第一線で研究を続けている。また、「保守論客」の一人としても知られている。  わしは「つくる会」で伊藤氏に歴史研究の基礎を教わった。それが20数年前ということは、あの頃の伊藤氏が今のわしと同じくらいの年齢だったわけだ。  伊藤氏は、当時の歴史教科書が「日本のことを散々に悪く書いている」のを見てびっくりしたことがきっかけで、「つくる会」に参加したという。  ところが、会の中では何かというと大喧嘩が起きていたと伊藤氏は述懐している。それは実際そのとおりで、その大喧嘩の場にはわしも何度も何度も遭遇したし、その都度いつも仲裁に回ることになって、ものすごい労力を費やす破目になった。  わしはそういった実情も「SAPIO」誌で連載していた『新ゴーマニズム宣言』で情報公開したから、当時からの読者はご存じだろう。  伊藤氏は、その喧嘩の原因のほとんどが藤岡信勝氏にあったと言っている。また、わしが「つくる会」を辞めてからしばらくして伊藤氏も会を離れたが、その事情については次のように語っている。 「藤岡氏が、なんというのかな、敵を作って物事を進めるような人だったから、それをやっつけろという人たちも出て来て。僕はこういうところにはいたくないと思って、数人の人と一緒に辞めて別の組織を作ったんです」  これが「つくる会分裂騒動」などといわれる事件だが、「コップの中の嵐」みたいな出来事であり、わしはすでに会を出た後のことなので、特に関心も持たなかった。  このインタビューの中で伊藤氏は、わしについてこう述べている。 「小林さんはね、ずいぶん僕のことを好きになってくれたんだけど、彼がものすごく強い反米になっちゃったんだよね。それでだんだん離れていったのかな。彼を支えていたアシスタントの人が辞めていった影響もあったのかなあ。」  この「アシスタントの人が辞めていった影響」云々というのは、何のことだかよくわからない。ネトウヨ的になったアシスタントが辞めたことはあったが、それはわしが「つくる会」と決裂するよりもかなり前のことで、この件とは何の関係もない。  それよりも注目すべきなのは、「彼がものすごく強い反米になっちゃったんだよね。それでだんだん離れていったのかな」という発言である。  どうやら伊藤氏は、今もなお「ものすごく強い反米」というのはよくないことだと認識していて、わしが反米であることを肯定的には捉えていないようだ。   確かに伊藤氏を含め、当時の「つくる会」の理事や会員のほとんどは「親米」で、9.11テロの際には100%アメリカの側に立ち、「テロとの戦い」を主張した。   それに対してわしは、アメリカが自らの価値観を一律に世界中に押し付けようとした「グローバリズム」こそがイスラムの価値観との衝突を招き、テロリズムを生んだのだとして、アメリカの方を批判した。  この時「つくる会」の中で、唯一わしと同じ意見になったのが西部邁氏で、わしと西部氏は会の中で完全に孤立してしまった。  他の理事たちは「政治と思想は分けて考えるべきだ」だの「いまはアメリカを批判すべき時ではない」だのと言い出した。  そのためわしは、目先の政治状況次第で思想や言論の自由が奪われるような場だったら、そんなところにいる必要はないと思い、西部氏と共に会を辞めたのだった。  それから20年経つ。もう、どちらの判断が正しかったのか総括するには十分すぎる時間が経過した。  9・11テロの後、アメリカはアフガニスタン紛争、イラク戦争へと突き進み、日本は何ら主体性もないままアメリカについていき、アフガニスタン紛争では海上自衛隊がインド洋で給油活動を行い、イラク戦争では陸上自衛隊がイラク南部のサマワに復興支援として派遣された。   わしはこのアメリカ追従には断固として反対し、特にイラク戦争は大義のない侵略戦争であり、この戦争は失敗し、中東を混乱に陥れるとして徹底的に批判した。  だが「親米派」の保守論客たちは声を揃えてアメリカ支援に賛成し、ここでアメリカに協力したら、アメリカはイラクの次には北朝鮮をやっつけてくれると主張したのだった。  それでその結果、どうなった? 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!