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希蝶さん のコメント

 遅ればせながら、今号の感想ですが、正直言うと、凄く疲れています。個人的なこともあるのだけれども、いつまでこんな自粛だの、ワクチンだの、日本中で、世界中で騒いでいないといけないのか、と。今日の「イット」で河野大臣がワクチンを自身が接種された話や、陰謀論、デマの話をされているのを聞いていて、この人は本当に、日本中が水俣病やサリドマイドのようになったら、責任を取れるのか、と。「あの時はそうするのが最善だと思っていたから、そうするしかなかったんだ」では、続けてやっていた2年前の自動車事故で母子を轢き殺してしまった老人のいいわけとさほどかわりはないのでは、と危懼したします。

 そうは言っても、自分が何かを発言しても、相対化されるんですよね、「そういう意見もあるよね」。
 ワクチンを打ちたい人は接種すればいいし、それを強制的に止めたいとは思いませんが、あとあとのことを考えると、どうしても強く言っておかないと、後悔が残るような気がする。『鬼滅の刃』の炭治郎が、もしも弟たちと町へ行っていたら、もしも老人の家で一泊していなかったら、被害を最小限に留められたかも知れない。という後悔のように。だから、たっだ一人残った妹を助けたいと思っているのだから。
 その論理は接種する側にもあるわけなんでしょうが。自分がワクチンを打たないと、家族が「感染」する、というふうに。その「感染」という考えが間違っているわけなんだけれども。「陽性」とごたまぜになっているわけで。
 かりに「感染」したとしても「運命」とか「寿命」とか思えないのでしょうか。努力するだけやって駄目だったら、そういうものだと思えばいいのではないか、と。勿論、無意味な努力、やっている気分だけでは駄目ですけれども。
 前置きはさておいて、それでも感想を記してみます。

1. ゴーマニズム宣言・第423回「YouTubeの秘密」
 こういう話も、ほかの人から見ると「陰謀論」にされてしまうのではないか、とも思うのですが、さもありなむ、だと思います。フジテレビや産經新聞や扶桑社がフジサンケイグループであり、テレビ朝日や朝日新聞などが同一資本系統であるのと同様に、インターネットの世界も、ただユーチューブだけで存在するのはかなり難しいのかな、と。しかし、新聞・ラジオ・TVのマスコミの連携・コングロマリット化も悪しき影響しか与えていないのと同様、決してユーチューブに良い働きかけをしていないように思えます。
 現代資本主義社会では、こういう企業複合体はしかたのないことだとも思うのですが、何とか独立して、中立に近い立場でただ映像だけを流す媒体は存在し得ないのでしょうか。新聞にしても、雑誌にしても。そんなことを思いました。いづれにしても、「自由」は求めなければ得られない、ただ待っているだけでは駄目、どれだけ通じない意見だとしても、発信することが大事だと思いました。自分も本の力を信じます。

2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第217回「コロナ以外のウイルスに要注意・RSウイルス流行中」
 世の中にはコロナウイルス以外にもウイルスは存在する。かつては天然痘ウイルスも存在した。それらを生物のように根絶するのは不可能、ならば慣れてゆくのが一番なのでは、ということを思いました。
 ワクチンがどうの、ゼロコロナがどうのと言っているよりも、風邪も年中行事の一つだ、位に思えなくなっているのでしょうか、デオドラント化した私たちにとっては。

 すみません。ちょっと疲れているので、こんな程度です。私自身ははやく歴史の研究とか、文学とかアニメとか漫画とか、そういうことを落ち着いてやりたいです。 
No.237
41ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2021.6.15発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第423回「YouTubeの秘密」 2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第217回「コロナ以外のウイルスに要注意・RSウイルス流行中」 第423回「YouTubeの秘密」  やっぱりYouTubeには「言論・表現の自由」はなかった。  YouTubeもテレビと同様に、「コロナは怖い」とする誤情報以外は許されない言論統制が敷かれていることが今回、明らかになった。  YouTubeは6月8日、 「不適切なコンテンツ」 であるとして、「小林よしのりチャンネル」の2本の動画を削除した。  1本は『ワクチンなんか打ってたまるか!』と題する動画で、5月15日の生放送番組から、わしがワクチン接種券を破り捨てるシーンを抜粋したもの。 (ニコニコ動画にアップし直した。  https://www.nicovideo.jp/watch/so38869788 )  もう1本は『医学生がクズばかりの理由』というタイトルで、6月5日の番組から、ゲストの精神科医・和田秀樹氏が、日本の大学医学部の入試面接の問題点などを語っている場面を抜粋したものである。 (同  https://www.nicovideo.jp/watch/so38869823 )  YouTubeは動画を削除すると共に、小林よしのりチャンネルには1週間、新規動画やライブ配信など一切の投稿ができないようにした。  そして90日以内に同様の違反警告があると2週間投稿不可となり、さらに3回目の警告が出るとチャンネル自体が停止されるという。  小林よしのりチャンネルの動画がYouTubeに削除されたのは、これが初めてではない。  最初に削除されたのは昨年9月29日で、90日以上経っているので今回は改めて「1回目の警告」となったようだ。  この時のことは、泉美木蘭さんが詳細に解説している。 (泉美木蘭のトンデモ見聞録・第185回「正気でないYouTubeに動画を削除された件」   https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1952385 )  YouTubeCEOのスーザン・ウォジスキーは2020年4月、 「WHOの見解と対立する動画については、どのようなものでもすべて削除する」 と宣言した。  そしてYouTubeはガイドラインに、配信を禁止する 「暴力的または危険なコンテンツ」 のひとつとして 「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の医学的に誤った情報」 という項目を追加し、このように書いている。 「COVID-19 の医学的に誤った情報に関するポリシー」より  深刻な危害を及ぼす可能性のある COVID-19 に関するコンテンツは YouTube で許可されていません。YouTube では、世界保健機関(WHO)や地域の保健当局が提供する COVID-19 に関する医学情報と矛盾する、医学的に誤った情報を拡散するコンテンツを許可していません。  WHOや地域の保健当局(日本では厚労省)が提供する医学情報といっても、それは刻々と変化するものであり、一時正しいと思われていた情報が覆ることなどいくらでもある。  それなのに、その時点でWHOや厚労省が発表している情報と違うものは問答無用で「医学的に誤った情報」と決めつけ、一切発信することは許さないというのだから、ムチャクチャである。  そしてこの「ポリシー」に続いて、YouTubeが許可しないコンテンツの例がズラッと挙げられている。  そこには「COVID-19 はウイルス感染症ではないと主張するコンテンツ」や「非承認または自作の COVID-19 ワクチンの使用をすすめるコンテンツ」といった、そりゃ確かにダメだろという例も挙がっている。  だがその一方で、 「社会的距離を保つことや自己隔離措置を取ることに、ウイルスの拡散を防ぐ効果はないと断言する動画」 や、 「マスクの着用は危険である、または身体の健康に悪影響があると主張する」「自然感染によって集団免疫を獲得するほうが、集団でワクチンを接種するよりも安全だと主張する」 といったコンテンツも許可しないと明記している。  つまり『コロナ論』シリーズの主張は、YouTubeが許可していないのだ。  昨年9月、最初に削除された動画は2020年6月20日放送の『勝利・第一弾!「抗体保有率0.1%」の衝撃』 https://www.nicovideo.jp/watch/1594447863 の冒頭30分部分である。  その動画では、厚労省が抗体検査の結果 「東京都の抗体陽性率は0.1%だった」 と発表したことを受け、なぜこんなめっちゃ少ないのかということで、わしはこんな発言をした。 「日本人はどうしてこんなにかからないのかと。日本人は自然免疫が強化されていて片づけたか、旧コロナの交差免疫がはたらいて退けたかということだろうな」「集団免疫すら必要なかったわけか、日本人は!」  前述の「YouTubeが許可しないコンテンツ」には、 「COVID-19 は特定の気候や地域では拡大しないと主張するコンテンツ」「特定の集団や個人は COVID-19 ウイルスに対する免疫がある、あるいはウイルスを他人に感染させないと主張するコンテンツ」 という例が挙げられている。   日本という特定の地域では新型コロナが大して拡大していないというのは、国が公表したデータに基づく事実であり、日本人という特定の国民には、新型コロナに対する自然免疫や交差免疫がはたらいているのではないかというのは、複数の医師や研究者が論じている見解である。  ところが事実だろうと、可能性が十分考えられる説だろうと、YouTubeが許可しないと決めた基準に触れているから、一発削除だというのである! 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!