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rokuさん のコメント

今日、「オドレら」を拝見した後、やっとライジングを読むことができました。遅ればせながら、ライジング配信ありがとうございます。昨日は、素晴らしい開会式を観ることができました。午前中に卓球の天才女子、伊藤美誠さんのドキュメンタリーを観ており、彼女は、2020年に行われるはずだった五輪延期に精神的に非情に苦しみ、何とかその状態を打破しようと、中国のワールドカップに出かけるというものでした。コロナ封じ込め体制の中国は、それは厳しい管理と制限で、ホテルも殺風景、食事も3食冷たくて見るからに食欲のなくなるものでした。こもりきりの隔離生活を何日か終えた後、長い長いバスの旅を終えて、ようやく大会会場に到着するわけですが、そこで、中国の選手と卓球をする彼女は、練習不足で不調にも関わらず、それは幸せそうでした。最も強いとされる孫選手と練習をし、それは、中国側の情報収集だったわけですが、それでも彼女はそれは、自分にとっても情報収集になると考え、前向きに懸命に孫選手と卓球をしていました。そんな中国のやり方をなんだかなあと思って観ていたのですが、なんと、終盤では、孫選手とライバル兼友情のようなものが芽生え始めているのを観て、ああ、これだ!と思いました。人と人が実際触れ合って付き合うと「国と国」とかを超えた信頼関係のようなものが生まれてくるのですね。そういえば、韓国で冬季五輪があった時も、名前を忘れましたが、パシュートという競技で、韓国の優勝候補の選手をおさえて勝った日本選手が彼女が泣き崩れるのを支えてトラックを周り感動をよんでいましたよね。あれも美しい光景でした。どちらも、国家間はあまり関係よろしくないのですが、こうやって、人として思いやって密に付き合っていけると何とかなるのでは、と希望を感じる光景でした。今回の五輪もそのような心理的な「密」が(物理的にはなかなか難しいでしょうが)いろいろな関係の中で、観られるとよいなあと思っています。それらは、きっと日本の国際関係を良いものとしていくでしょうし、昨日の開会式におけるバッハ会長のご挨拶も長すぎたとか、批判はあるようですが、私は、あそこまで多くのことに配慮して言わずにはおれなかったIOCの態度の変化にも一定の評価をしたいと思っています。ただ、伊藤選手のドキュメンタリーで観た中国のそれは酷いコロナ対策のための扱いは、伊藤選手が可哀そうで、日本は、せっかく来て下さった諸外国の皆さまに決してあのような想いをさせてはならないと思いました。まあ、日本人の性分では、目の前にお客様がいたらそのようなことは、出来ないと思うのですが。

木蘭さん、こびナビの正体をここまで詳しく教えて下さってありがとうございます。こびナビが実は厚労省の「意志」そのものだったというのは、ショックでした。見事な論証です。半分が「アメリカ脳」でデマを吹聴するよう、つまり、ワクチンが売れるように仕向けてくれるメンバーで構成されていたとは、しかし、解せないのは、アメリカでさえ、大したことないと結論付けているにも関わらず、デマを言う医師の不思議さです。本気のアメリカ製コロナ脳なのか、はたまた…よく分かりません。日本政府は、何に忖度しているのでしょうね。こんなことを言いますと余計よしりん先生のお立場が悪くなるかもしれません、すみません、このような読者でいつも。でも、先生ご自身がさらに、身も蓋もない事実を述べてらっしゃるので、良いですよね。なんといっても「WHOの見解と対立する動画については、すべて削除する」とグーグルの傘下のyou tubeがの高らかに宣言しているのを堂々とここにあげてらっしゃるのですから、もう、いいですよね。どこもかしこも「お金」ばかりで嫌になります。日本はそんなことはなかった、いや、今でもそんなことは、無い、ただ、腰抜けなだけと思いたいです。だから、その根性を叩き直せればよいのです。五輪で素晴らしいアスリートたちが、良いお手本となって下さると思います。

長くなりますが、今日の「オドレら」で印象に残ったこと数点
・「ファクトチェック」という言葉は、「公共の福祉」というレベルで、難しい言葉ですね。使う人の知性と良心が試されます。
・欧米が、GAFAに厳しい対応をし始めてきたことは、私も以前から思っていました。良いことです。表現の自由を確保するために。
・いくら、データを示したところで、TVが沈黙していると、「無い」となってしまうということですね。実在しても「ない」です。
・もう現代のようなグローバル化が進んだ日本となっては、日本の常識を貫くためには「法の支配」は絶対必要ですね。頑張って頂きたい、倉持さん、法曹界の皆様方(若き方々)
・最後によしりん先生はこのような社会で子どもたちは恨むだろう と仰っていましたが、私は、「恨む」くらいの感情を子ども達が感じられたなら、まだ幸せな方だと思っています。子どもは幼ければ幼いほど、親というのは絶対的存在ですから、その親に向かって恨みを抱くことを意識するのはまりにも辛すぎるので、胸の奥に深くしまいこんで、自分も意識できないことが多く、その弊害がある程度成長して、徐々に心に無理をした代償となって深刻な状態となって現れることがあると思います。この、コロナ世代独特の小学生時代、ずっとマスクを着けさせられた とか、給食の時、黙食を強いられたとか、こうした無常な経験がどのようなしこりとなって、成長段階において現れてくるかは、わかりません。

今日もライジングも含め、沢山、知的興奮を与えてくださりありがとうございました。
最期に伊藤美誠選手の言葉から
  「楽しくないと、強くなれない」
No.182
40ヶ月前
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第403号 2021.7.20発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…河野太郎ワクチン大臣は、ワクチンに関する正しい情報を伝えるために、『こびナビ』の監修を受けているという。『こびナビ』は、「新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの正確な知識をお伝えすることを目的として集まったプロジェクト・チーム」らしい。メンバーを見たところ、千葉大学病院の関係者を中心に結成されたようで、さらに、ネット上で積極的にワクチンを推進する“医療系インフルエンサー”と言える医師たちが集まっている。『こびナビ』の活動を追うと、若者にワクチンを打たせることが重要な目的であることがよく伝わってくる。ワクチン解禁、そして厚労省と『こびナビ』始動の関係など、詳しく見ていこう。 ※「ゴーマニズム宣言」…薬害エイズの戦い、オウム真理教との戦い、イラク戦争での戦いなど、極限状況での戦いはこれまで何度も経験してきた。歴史認識を巡る戦いでは、当時の言論の全体主義的な状況とも戦った。だが、今回のコロナ禍全体主義との戦い、ワクチンファシズムとの戦いは、今までで最も困難なものかもしれない。もはや公共の言論空間ではネットからNHKに至るまで、全てにわたってコロナワクチンに関する言論の自由は許されないという状態が完成してしまっているのだ。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!ジョニー・デップ主演の映画「MINAMATA」は見る?RADWINPSの野田氏がまん防中に朝まで飲み会をしていたということで批判されていることをどう思う?今の政権の中で期待できる人はいる?映画「ゴジラvsコング」の感想は?他のワクチンは大丈夫なのか、正しい情報の調べ方とは?あと1歩で口説けそうな女性から「ワクチン打って」と頼まれた場合、どうすべき?表現の不自由展、大阪府と主催者の主張についてどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第221回「ここがヘンだよ“こびナビ” その1」 2. ゴーマニズム宣言・第427回「SNSの言論統制」 3. しゃべらせてクリ!・第359回「沙麻代ちゃん!スマホばっか見らんで、ぽっくんを見てクリ~!の巻【前編】」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第221回「ここがヘンだよ“こびナビ” その1」  河野太郎ワクチン大臣は、ワクチンに関する正しい情報を伝えるために、『こびナビ』の監修を受けているという。 『こびナビ』は、 「新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの正確な知識をお伝えすることを目的として集まったプロジェクト・チーム」 らしい。  メンバーを見たところ、千葉大学病院の関係者を中心に結成されたようだ。さらに、ネット上で積極的にワクチンを推進する発言や、「感染拡大」「外食は危険」「密に注意」などの分科会の提言を広めながら、コロナ・ブームにのって陽の目を浴び、一般人のフォロワーを数万~10万人単位で増やしてきた “医療系インフルエンサー”と言える医師たちが集まっている。 ★小林先生のためのワンポイント解説★ 「インフルエンサー」とは…  マスメディアで活躍している有名人ではないが、ブログやSNSなど、ネット上に数万~数百万人単位のファンを抱えており、その発信に注目する大勢の人々に影響を与える人物のこと。  インフルエンサーが写真や動画などで紹介したスイーツや美容用品、服、ゲーム、レジャー施設などは、急激に売り上げを伸ばし、店には客が殺到して行列ができるなど、局地的な経済効果を生んでいる。  広告やマーケティングの世界は、現在インフルエンサーの争奪状態。専門のプロダクションも芸能事務所なみに乱立しており、もはや珍しくない。 『こびナビ』は、医療系のWEBプロモーション会社と組んで、ネット上の人々を取り込むことにかなり力を入れているようだ。今年3月には、クラウドファウンディングで資金集めを行っており、ひと月足らずで3000万円以上のカネをかき集めることに成功している。    資金集めの名目は 「コロナワクチンの正確な情報で元の世界を取り戻したい」 。  いわく、「無関心な層」にもワクチンの情報を提供するために、大規模な広告展開を検討しており、そのためには多額のカネが必要だとのことだ。  公表されている3000万円の資金の用途を見ると、ウェブサイト設置やデザイナーによる資材制作などに200万円、プロに依頼しての動画作成 に250万円、ポスターや新聞折り込みチラシなどの制作や各施設への発送などに500万円と豪快だ。  さらに、 「広告業界と連携し、たとえばYoutuberと接種体験を共有するような仕組み」に2000万円 などとされている。著名なYoutuberにカネを積んでワクチンを打たせ、実況でもさせるつもりなのだろうか?  どうしても若者にワクチンを打たせたい、それが『こびナビ』の目的であることがよく伝わってくる。 ■ワクチン解禁、厚労省と『こびナビ』始動の関係 『こびナビ』メンバーに注目してみると、気になることがいくつかある。  まず、代表の吉村健佑医師は、千葉大学病院次世代医療構想センターのセンター長で、精神科専門医、公衆衛生修士などの肩書を持つ人物なのだが、経歴を調べると、2015 年に厚生労働省に入省、保険局・医政局で医療情報分野の政策立案と制度設計に関わった元医系技官であった。  もともと厚労省と強力なコネがあったのか?  さらに、『こびナビ』発足前後の出来事を時系列で調べてみると、こうだ。  まず、日本でファイザーのワクチンが正式承認されたのは、2021年2月14日。  そして、 厚労省の報道向け資料 によれば、翌2月15日の午前9時に、厚労省がコロナワクチンに関する電話相談窓口を開設している。  またこの日は、衆院予算委員会で菅首相が、「17日には医療関係者への接種を開始したい」などと発言。  そして、さらに、この日の午後3時から行われたのが、 『こびナビ』プロジェクトを始動するという記者会見 なのである。  この記者会見は、NHKほか民放各局から報道されている。    ここで疑問が浮かぶ。なぜいきなりテレビで注目されたのだろう?  いくら医師が集結したと言っても、発足したばかりの『こびナビ』などという、まだ得体の知れない集団が、ここまでマスコミに信用された理由は?  非常に不可解に思い、この会見について調べてみると、なんと会見の行われた場所は、 厚生労働省内の会見室 だったことがわかった。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!