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サトルさん のコメント

今日のコロナショー。

まずオリンピックから始まる番組。
各選手のコメント。

卓球 伊藤 美誠
「開催をまずしていただいたことで、たくさん試合ができる喜びとチームメイトと楽しく試合ができる喜びを、すごく噛み締めて試合をしていました」

卓球 平野 美宇
「すごく小さいころから目指してきた舞台なので、この舞台に立てるだけでもすごい感謝の気持ちをもって臨めたので、すごく良かったです」

番組は、「つぶそうとしたくせに」、オリンピックで大はしゃぎ。各競技を紹介。

長嶋は池江の涙を
「クオリティの高い涙」と評し、良純は、
「陸上は面白いねぇ。」
山口も大はしゃぎ。

良純
「オリンピックは楽しまなきゃ♪」

玉川
「田中選手(まーくん)は戦国時代なら、すごい武将だったんじゃないかなぁ……。アメリカ戦はやってくれるんじゃないかなぁ♪」

羽鳥
「3段跳びの選手は、勝った瞬間、凄い声出してましたね。無観客だから、凄い競技場に響いて♪」

選手との、コメントの違い……。

15分はしゃいだあと、コロナショー幕開け。

週末の行楽地をインタビューと、パトロール映像で紹介。
かなりの人混み!と騒いでるが、そうか?

実感として「減って」たぞ。原宿も、渋谷も銀座も、六本木も新大久保も。オリンピックと猛暑で。

画像だって「スカスカ」じゃないか!
ボカシ入れて、日傘で歩いてる人撮せば、そりゃ「人混みっぽい」

街頭インタビューも、今日は記録したい。

「貴重な高校生活」「犠牲」のテロップとナレーション入れる、番組。

新大久保 18歳高校生
「(修学旅行は)沖縄行く予定だったんですけど、それが学校の体育館でドッジボールみたいな……。全然比にならないくらい変わっちゃって……」

同じく 新大久保 18歳 高校生
「修学旅行もなくなったりとか 思うように行事も出来なかったりして、高校生活ならではの青春っていうか、そういうのもなくなっちゃったし、何も出来ないまま高校3年間がおわりそうなので、悔しいじゃないけど悲しいですね……」

その直後の番組は……。
神奈川県鎌倉を撮し、
「ここでも目立つのは、若者の姿」とナレーション。

東京から来た 10代高校生
「気持ち遠くへ行きたかった。プチ旅行」
「最近感染者が増えているから怖いなってのはある。自分の周りにいるわけじゃないから、はっきりした自覚はあまりない」

鎌倉 由比ヶ浜を撮す番組。

レポーターのパトロールコメント。
「多くの人達が海岸で集まってますね~」
「ビーチは多くの人で溢れていました」

いや、画像は「スカスカ」やんか!

レポーター
「あ!お酒呑んでる人がいますね~」
「お酒持ち込んでますね~」

受験を控える 地元の高校生
「勉強の息抜きで行く場所なくなって海行こうかとなって来ました」

番組はアクアラインの大渋滞を撮す。
木更津から東京方面。

馬鹿馬鹿しい。
先週から、首都圏の「都心へ向かう高速道路」は、オリンピックもあり、「入口」の封鎖を増やし、料金所の数も減らし車線も絞ったから、大渋滞引き起こしたんだろうが。

ETCつけてない車も、感染予防?なのかETCのみ入れる入口も増やしてる。

さて、この「市井の、若者」とオリンピックの選手のコメントを紹介した上で、番組は「突撃」を始めます。

吐き気がします。自分達が苦しめた相手のコメントを取り上げ、これを政府の無策に責任転嫁。

妄言を撒き散らします。

続く


No.249
41ヶ月前
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第404号 2021.7.27発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…東京オリ・パラの開会式で作曲を担当していたミュージシャンの小山田圭吾が、過去に障害のある同級生に対して筆舌に尽くしがたい残虐行為を行っていたことを、雑誌のインタビューで自慢げに語っていたことが問題視され、開会式の4日前に辞任した。ポリコレ棒で人材を抹殺していく最近の風潮は間違っているが、この件はそれとは明らかに異なり、辞任はやむを得なかっただろう。ここで問題なのは、なぜこんな吐き気がしそうなほど非常識な「いじめ自慢話」が複数の雑誌に平然と掲載されたのかということだ。これは、90年代のサブカル界隈で流行っていた「鬼畜系」というものを知らなければ理解できないのである。「鬼畜系」とは何なのか?何故こんなものがブームになっていたのだろうか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…アメリカ在住の日本人医師が半数を占め、厚労省によるファイザーワクチン解禁と連動して活動している『こびナビ』。運営メンバーで副代表の峰宗太郎医師(米国メリーランド州在住)は、ワクチンに対して警戒心を持っている少数派の人間を、徹底的に「非国民」扱いしたいようだ。今回は、『こびナビ』が広く宣伝している「ワクチンの有効性」について、事実はどうなのか、ファクトチェックしてみたい。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!人気YouTuberが河野大臣と一緒に動画を出しているのをどう思う?コンビニスイーツと従来の洋菓子店和菓子店、どっちが美味しい?「表現の自由」において、ムハンマドの風刺画とユダヤ人虐殺を揶揄はどう違う?トランスジェンダーの選手の競技参加(公平、不公平)についてどう考える?東京五輪の開会式の演出をどう思った?ニコニコ動画がYouTubeに勝つために必要なことは何?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第428回「常識の逆襲にあった鬼畜系」 2. しゃべらせてクリ!・第360回「沙麻代ちゃん!スマホばっか見らんで、ぽっくんを見てクリ~!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第222回「ここがヘンだよ“こびナビ”~『ワクチン95%効く』は本当?」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第428回「常識の逆襲にあった鬼畜系」  開催前日まで「中止にしろ」だの「選手入場だけにしろ」だのと叩かれまくった東京オリンピックの開会式だが、フタを開けてみれば実に素晴らしいものだった。  そして柔道の阿部兄妹など日本人選手のメダルラッシュが始まると、世の中はつい最近まで世論の8割が「中止」または「延期」を求めていたことなどケロっと忘れて、歓喜の嵐である。そんなもんだ、民意なんてものは。  オリンピック・パラリンピックは大いに盛り上がってほしいが、そうなるとたちまち忘れ去られそうな話題もあるので、今回はそれについて書いておく。  東京オリ・パラの開会式で作曲を担当していたミュージシャンの小山田圭吾が、過去に凄惨ないじめをした経験を雑誌のインタビューで自慢げに語っていたことが問題視され、開会式の4日前に辞任した。  問題とされた記事は主に「ロッキン・オン・ジャパン」1994年1月号と「クイック・ジャパン」1995年8月号のもので、小・中・高一貫校の和光学園の学生時代、障害のある同級生に対して 「全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ、ウンコを喰わしたりさ。ウンコ喰わした上にバックドロップしたりさ」 等々、筆舌に尽くしがたいいじめ、というより「残虐行為」を行っていたことを、笑いながら「武勇伝」のように語っていた。  小山田は長文の謝罪文を発表したが、その謝罪を本気で受け止めた者はいなかった。なぜなら問題の記事は26~27年も前のもので、この件はその後もネットで何度となく蒸し返され、炎上していたのに、小山田はそれを一切無視していたからだ。  本当に過去の自分の言動を反省し、謝罪する気持ちがあったなら、その機会はいくらでもあったにもかかわらず、小山田はその全てをスルーし続けていた。それを今になって謝罪文を出したところで、オリ・パラの作曲から降ろされたくないという「保身」にしか見えなかったのは当然である。  これは決して「過去」の問題ではなく、小山田は現在に至るまでこれを悪いことだとは思っていなかったと解釈されても仕方がない。  ポリコレ棒で人材を抹殺していく最近の風潮は間違っていると思っているが、この件はそれとは明らかに異なり、辞任はやむを得なかったとわしは思う。  むしろ、小山田の身障者いじめ自慢の件は、音楽業界では知らない者がいないほど有名な話だったのに、それをオリンピックのみならずパラリンピックの音楽担当にまで起用した人間が、どうかしていたとしか言いようがない。  さてここで問題なのは、なぜこんな吐き気がしそうなほど非常識な「いじめ自慢話」が複数の雑誌に平然と掲載されたのかということだ。   これは、90年代のサブカル界隈で流行っていた「鬼畜系」というものを知らなければ理解できない。 「鬼畜系」とは、わざと世の良識に背き、欲望のまま徹底的に下品で残酷なものを楽しみ、悪趣味な行動や発言をしようという、今となっては理解のし難いムーブメントである。  当時の状況を、「週刊SPA!」1996年12月11日号はこう書いている。   若者のファッションや音楽において「渋谷系」というジャンルが席巻したように、若者カルチャー界で今、急速にその足場を固めつつあるのが「鬼畜系」だ。死体写真やフリークス写真に軽~いノリの文章を添え、ハードなスカトロなどの変態の世界を嬉々として笑い飛ばす。さらにドラッグやレイプ、幼児買春といった犯罪行為の情報も満載。このタブーなき欲望追求カルチャーは一体どこへ向かうのか?  現在では考えられない話だが、昔だったら「変態」と蔑まれ、マニア向けの専門店にひっそりと置かれていたはずの情報が、当時は「鬼畜系」という言葉で「危なく下品」だけど「明るく楽しくオシャレ」なものに化け、一般書店で堂々と平積みされていたのだ。  そして「鬼畜系ブーム」は若者カルチャー界をも越え、凶悪殺人犯を1冊に1人特集し、犯行現場の死体写真なども満載した「マーダーケースブック」という週刊誌がデアゴスティーニから発行され、テレビCMまで打たれて結構売れるという現象まで起こった。  その背景には90年代の世相がある。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!