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希蝶さん のコメント

 このところ、コメント欄から離れていましたが、今号の感想です。

〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第227回「若者、子どもにワクチンを打ってはいけない

 アメリカや韓国の例を読んでいると、やはりコロナワクチンは毒だ、としか言いようがないです。シンガポールの補償金、当たり前だと思う。なぜワクチン接種をして、みんなで我慢比べをして楽しんでいるのか、不思議でなりません。そう言っても、こういう声は消されるか、あるいは「心の中で言え」で終わってしまうのでしょう。
 心筋梗塞と心筋炎の違いがよくは分からないのですが、心筋梗塞だったら成人病で、心筋炎もそのようなものなのだろうと想像します。それを子供が発症するのだから餘程の事態なのだろうと想像します。普通の親だったら、子供がかわいければ、世間がどうであろうと接種をとめさせるのが正常な反応だろうと思うのですが、そこまでの知識がなく、ただコロナ病は怖い、世間がどうこう言うから、でレベルが止まってしまっているのでしょうか。だとしたら、「毒親」と言って然るべきだろうと思います。
 正直言うと、私も疲れてきたので、自分の身を守ることで精一杯で、ほかの人は接種したければすれば、としか思っていません。かりに何かを言っても、周囲の反応もブレイクスルーではなく、スルー状態か、あるいは自分のいるところではその話題も出ないような状況です。しかし、こんなことをいつまでも続けていていいのか、と思うのですけれども、何か良い手段はないものか、と危懼いたします。民主制で衆愚になるのだから、一時的にまともな足利義教でも現れないと駄目なのでしょうか。それだって、イソップ寓話では王様を求める蛙たちの話のように、水蛇に食われてしまう結果になりかねないし。「八宝菜」、ではなく、「八方」塞がりとはこういうことを言うのでしょうか。そのことを、今日の道場に期待したいです。
 スーパーで、ワクチン接種をしても感染が収まるまでマスクをするように、という放送は矛盾以外の何物でもない、と思う昨今です。

〇 ゴーマニズム宣言・第433回「菅首相、退陣後の構想」

 正直言って、私は菅義偉首相にあまり高い好感度をいだいてはいません。結局のところ、世間やマスコミに流されて、経済再生政策をやめ、緊急事態宣言をしたり、ワクチン接種という姑息な手段しか取れなかったのだから。先にあげた蛙の王様の教訓では「掻き乱したり悪いことをしたりする支配者たちよりも、馬鹿でも悪くない支配者達を戴く方が勝っている」となっているのだけれども、衆愚である場合は、政治家が賢くなければならないわけで、仁徳天皇が3年間税を取らなかったというような伝説のようでなければならないと思います。
 私は政治家はグスコーブドリのようでなければならない、即ち自己犠牲の精神と行動力がないとできないと思います。権勢欲だけではなく、いざとなったら身を挺して、大衆の不満があったとしても大局的に見て「新しい」、ではない「正しい」判断をいけない、それだけの責任感が求められるでしょう。だから、一般の人に政治家になりたいと思う人が現れず、権力が欲しい人だけが集まってしまうわけですが、それこそ、脳波改造をして、そういう聖人政治家だけにすることはできないのでしょうか。
 アイザック・アシモフのSFに、愚昧な大統領を暗殺し、そっくりさんの文字通りの「ロボット」政治家にして善政を行わせた秘書官の話があるのですが、それでも、人間を治めるのは人間でなければいけないのでしょうか。かりにすべてが聖人の政治家が現れたら、それはそれで気持ちが悪い、とも感じるし(それこそ、今発売のSPA!の話と同じで、人間は時折、病気にかかって、免疫を作っておかないと、この世は善人だらけで、自分のためにアドヴァイスをしてくれる人ばかりだと勘違いしてしまう、「ただの悪口」ですら「良薬は口に苦し、忠言は耳に逆らう」でそのように感じてしまうのだろうと)。
 「悪」であっても、それをうまく演出し、自分の評判など気にせずに、過程としても結果としても人のためになる指導者は存在しないのでしょうか。そういう意味で、お神籤将軍であったくだんの人物を、私は求めるのですが、そういう人間は総裁X…ではない、自民党の総裁にはなれぬものか、総理大臣には就任できないのか、と思います。
 少なくとも河野太郎ではないだろうな。石破茂だったら、少しはましかな、というところです。とりあえずはこのコロナ騒動が虚報だったとみんなに気づかせてくれる人、が欲しいです。ロボットでもいいから(笑)。コンピュータでは駄目だな。

 申しおくれましたが、しゃべクリ、毎回自分のくだらないネタをとりあげて下さり、有り難うございます。ほかの人のネタでは、青ネギさんの亀が中にはいった、というアイデアが気に入りました。
 それでは今日の道場、楽しみにしております。自分もパソコンから応援します。
No.244
36ヶ月前
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第409号 2021.9.7発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…「こびナビ」の木下喬弘医師が、9月3日の読売新聞朝刊で、「日本で接種が進む新型コロナワクチンは、有効性や安全性が証明されている」という書き出しで、ワクチンの接種率を高めるべきだと主張している。木下いわく「16歳以上のワクチン接種ではデータの蓄積が十分あり、有効性や安全性が証明されている。12~15歳も問題なく、接種をためらう必要はない」そうだ。しかし8月24日、厚労省は、ワクチン接種後の心筋炎や心膜炎が疑われる症状が出たとの報告が、8月8日までに72件あったと公表。ワクチンを接種していない人よりも、発生頻度が高い可能性があるという。すでに10代に接種を進めている米英からは、若者ほど心筋炎・心膜炎が起きやすいことが報告されており、日本はまだこれからが本番だということになる。若者、子どもにワクチンを打ってはいけない!! ※「ゴーマニズム宣言」…菅義偉首相は、今月に予定されている党総裁選に立候補せず、首相も退任することを表明した。菅義偉という人は本当に気の毒な人だ。首相になったタイミングがあまりにも悪く、コロナ禍という公共が完全に狂った渦中で、世論から叩きまくられた挙句、わずか1年で退陣に追い込まれてしまった。菅政権を冷静に評価するとともに、総裁選への立候補者として挙がっている政治家を取り上げながら、今後の構想を考えよう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!マスク警察の老人に絡まれた!どう対応するのが正解?森喜朗、張本勲などのような「頑固親父」「かみなり親父」は今後“キャンセル”されていくの?コロナやワクチンの話題が出るたびに周りとの人間関係が悪化していく…どうしたら良い?80年代ならどのアイドルの曲が好き?パラリンピック開催中止を主張していた人間は障害者差別では?ワクチンより新型コロナウイルスの方が危険?厚生労働省新型コロナワクチンコールセンターから得た回答をどう見る?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第227回「若者、子どもにワクチンを打ってはいけない~心筋炎・心膜炎について」 2. ゴーマニズム宣言・第433回「菅首相、退陣後の構想」 3. しゃべらせてクリ!・第365回「たわわわわん♡ 沙麻代ちゃんのお胸が急成長ぶぁ~い!の巻【前編】」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第227回「若者、子どもにワクチンを打ってはいけない~心筋炎・心膜炎について」 「こびナビ」の木下喬弘医師が、9月3日の読売新聞朝刊で、 「日本で接種が進む新型コロナワクチンは、有効性や安全性が証明されている」 という書き出しで、ワクチンの接種率を高めるべきだと主張している。  木下いわく 「16歳以上のワクチン接種ではデータの蓄積が十分あり、有効性や安全性が証明されている。12~15歳も問題なく、接種をためらう必要はない」 そうだ。    また木下は 「デルタ株では、元気な若者でも重症化し、時に死に至る」 とも発言。だが、若者の重症化はまれだ。10代となると滅多ない出来事で、現在にいたるまで死者もいない。  ワクチンを2回接種しても感染するというのは、もはや常識だ。重症化して死亡する人が増えていることも知られはじめ、「有効性」は崩壊の一途をたどっている。ましてや、「安全性」などどこの誰が「証明」したというのか?   これらの発言は完全なデマだが、それを全国紙がノーチェックで堂々と掲載するのだからまた恐ろしい。  ただでさえ、ほとんどの大人が高熱で倒れるような薬剤を、10代の子どもに対して 「接種をためらう必要はない」 とは、私はとても思えない。木下は、「ワクチン接種させたい」という狂った欲望に燃えているだけで、人々の体のことなど思いやってはいない。医者ではなく、活動家だ。  8月24日、厚労省は、ワクチン接種後の心筋炎や心膜炎が疑われる症状が出たとの報告が、8月8日までに72件あったと公表。 ワクチンを接種していない人よりも、発生頻度が高い可能性がある という。報告されただけで72件だから、実際にはもっと多いだろう。  厚労省によれば、40歳未満の男性に多い傾向があり、接種から数日以内に、胸の痛みや呼吸困難などの症状が表れるという。実際、ワクチン接種後に胸の痛みを訴える患者が、心臓医のもとに連日押し寄せているという話が聞かれる。  すでに10代に接種を進めている米英からは、若者ほど心筋炎・心膜炎が起きやすいことが報告されており、日本はまだこれからが本番だということになる。 ●英諮問委員会、「12~15歳への接種推奨しない」  9月3日、 イギリスのワクチンと予防接種に関する独立した諮問委員会が、「12~15歳の健康な子どもに対するコロナワクチンの接種を推奨しない」という声明 を発表した。( 声明内容 )    理由は、この年代の子どもたちは感染してもほとんど重症化しないことがわかっていること、そして、接種後に若者を中心として、心筋炎の発症が報告されていることが挙げられている。  委員会は、イギリス、アメリカ、カナダなどの接種後の心筋炎に関連する安全性データを検討し、 「mRNA COVID-19 ワクチンの接種と心筋炎との関連性を示す確実な証拠が増えている」 と述べている。アメリカとカナダのデータでは、1回目よりも2回目の接種のほうが心筋炎の報告率が高くなっているという。  また、ワクチン接種後の心筋炎の報告は非常にまれとしながらも、 「重篤な可能性があり、まだ報告されていない段階である」 とし、 「これらの事象の稀少性と、ワクチン接種後の心筋炎を発症した子どもや若者のフォローアップ期間が限られていることを考えると、これらの有害事象に関連する健康リスクについては、かなりの不確実性が残っている」 と述べている。  つまり、「ほとんど報告されていないから無視してよい」ではなく、「まだ報告も観察期間も極めて限られており、かなり不確実だからこそ注意するべきだ」と言っているのだ。   デイリーメール紙の報道によれば 、イギリスでは、すでに8月10日の段階で、接種後の10代の若者1,200人に、心筋炎の症例が確認されていた。 ●米CDC、「青少年の副反応の1割が重篤」  アメリカからはこんな報告もある。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!