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チコリさん のコメント

トンデモ見聞録、ありがとうございます。
子供の頃ニュースでサリドマイド児の映像が流れたのを観ました。薬害エイズやC型肝炎、などは耳にした程度でした。
日常に追われ政治や社会問題には無関心でした。
当時はまだゴー宣も読んでいませんでした。(サリドマイドが催眠鎮静剤と言うことも初めて知りました)

改めて占領下の「強力な強制接種」ジフテリアから始まり、(占領下、属国とはこういう事なんだなと思う)
スモン病、サリドマイド、と読み進めれば、絶句、あいた口が塞がらない状態です。
無関心と無知ゆえ、薬害の圧倒的に酷い情報に強い衝撃を受けました。
それぞれの薬害を、わかりやすく書いて下さり心から感謝致します。
今すぐ家々のポストに投函したいし、号外で目下進行中のワクチン摂取にレッドカードを突きつけたいです。

命に関わる事なのに、何も知らなかった事がショックです。
己の情けなさと共に、薬害で失われた命と、薬害による病や障害を抱えて、今も生きている人々を思いました。
知らないといけない、無知ではいけない、と切実に思うけど、日々の生活に追われる身では限界がある。
人々はかつての私のように無知で無邪気に、企業がリスクのあるものを販売するわけないと疑おうともしない。
ましてやそんな事があれば国が黙っているわけない、と、無邪気に信じている。
自分は絶対しないから、想像すら出来ない。

製薬会社は、基本は「薬の商人」とか、
「人々の不安や恐怖をチャンス」に金儲け、などとは想像できない。思いたくないのかもしれない。性善説もいいとこだ。
かく言う私だから、「おめでたいねー何にも知らないんだねー」(つまりバカっていう事)と若い頃よく言われた。バカすぎてヘラヘラ笑ってたんだろうな。情けない。
私のように愚かに無邪気で無知な人は、まさか、
「『儲けたい製薬会社とグルになっている国』という構図 」や、「国は、ワケあって推し進めたいことは、根拠がなくとも無理やり推し進めていくもの」などとは想像も出来ないのだと思う。

絶望的に悲しくなる。
国民として知ろうとする努力を怠ってはならないとは思うものの、日常に忙殺されてどうしたって限界はある。
そのためにこそマスコミがあるんですよね!?
国民が理解できるように、自分の頭で考えられるように、正しい報道や、両論併記をしなければならないはずだ。
マスコミが真偽関係なく売れる記事ばかりばら撒いているが、国民の命と生活に関わる事こそ、報道しなければいけないじゃないか!
勉強する暇のない国民が、わかりやすく正しい真実の情報を得られるようにするのがマスコミの役目だろう!「ライジング」の爪の垢を煎じて飲みやがれ!

そして国が、厚労省が、このザマでは!あまりに酷すぎて言葉が出ない。残酷すぎる。
こんなにもたくさんの犠牲が出ているのに、国民が当たり前に知っていなければおかしいし、
厚労省もジフテリアの強行接種後には、二度と同じ過ちを繰り返さない仕組みを作らないといけなかったはずだ。
そう思った人が薬害の教本を作成したのだろうが、結局その後もそれぞれの現場の生身の人間が行う事だから、繰り返されているのだろうか?
私が無知すぎて、製薬会社とともに国がグルになる構造がわかりません。

杜撰な検査や、海外で劇薬扱いなどリスクがわかっていて何故、認可してしまうんですか?
本文にある「京都からの『接種見合わせ』の電報を受けて中止。ところが、『死ぬ心配はない』という楽観コメントがあったことや、厚生省から、被害が起きたロットナンバー以外のものを使えという指示があったことから再開されてしまった。」
って、「死ぬ心配はない」って何ですか!?死ななきゃいいのか!
厚労省ってなんなんだろう。いつも勉強不足で恥ずかしいんだけど、人の命を預かる仕事ではないのだろうか?

慎重に慎重を期さないといけないし、「とりあえず使って様子をみよう」とか絶対にやっちゃいけないですよね?!
なんでですか?製薬会社とグルになって厚労省に利益があるんですか?
接待とか賄賂とかそういう事ですか?それとも製薬会社の嘘を信じてしまうんですか?
厚労省は、国民の命を自分の大切な家族の命と同じに考えないといけないんじゃないんですか?
薬の商人、今更しみじみ噛み締めています。
だからこそ国が最後の砦として、しっかりしないでどうする!? という怒りが止まらない。今回のワクチンのように政治との関わりもあり、厚労省も踏ん張れないという事なのだろうか?踏ん張らないでどうする!?
結局国民が激しく抗議、突き上げない限り、何も変わらないのだろうか?

読めば読むほど興奮して引用が多く、めちゃくちゃ長くなってしまい、すみません。
無知すぎて、青臭いことばかり書いてすみません。
改めて、ー素晴らしいお仕事です。感謝してもしきれません。
No.100
37ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2021.11.2発行 【目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第235回「厚労省が忘れた『薬害を学ぼう』」 2. ゴーマニズム宣言・第441回「SNSに【割れ窓理論】を」 第235回「厚労省が忘れた『薬害を学ぼう』」  厚生労働省のサイトには『 薬害を学ぼう どうすれば防げるのか? なぜ起こったのか? 』という薬害教育のサイトがある。  一般国民向けに制作された、日本の薬害の歴史や被害者の声などを掲載した教本が掲載されているほか、中学生向けの薬害教育教材や、指導の手引きまで配布されている。     薬害教育副教本「薬害を学ぼう」より  私の記憶にあった薬害事件は、「薬害エイズ」「薬害肝炎(C型肝炎)」「薬害イレッサ(抗がん剤)」「サリドマイド」ぐらいだった。だが、厚労省の教本を見ると、1950年頃からのたかだか50年間で、国が認めた薬害事件だけでもこんなにあったのかと驚く。  掲載されていたものから一部をさらに掘り下げて、当時の記録や論文などを調べてみた。その内容も盛り込みながら紹介したい。 ●1948年/ジフテリア予防接種による健康被害 被害者:924人(死亡83人) 製薬企業のミスが原因で、ジフテリアの毒素が残っていたために、乳児83人が死亡。  この薬害は、GHQが占領中の日本の衛生状態を嫌い、日本政府にジフテリアの予防接種対応を求めたことに始まる。  表向きは、日本国民の健康のための伝染病政策とされていたが、のちに発見されたGHQの文書では、 上陸米軍の中でのジフテリア発生率が予測を超えていることに驚愕し、米軍兵力維持のために、日本人に対して無差別予防接種を提起していた ことがわかっているという。  GHQは性急な実施を要求したが、日本では薬の製造が整わず、厚生省は夏のチフスの流行などを理由に、約2年間、何度も実施の延期を説明。1948年になってやっと接種する体制が整ったが、この時すでに日本では、終戦後の栄養状態の回復とともにジフテリアは急激に減少しており、流行は沈静化していた。  だが、厚生省は、GHQの指令に従ってジフテリアを含む12疾病の予防接種を義務化。接種を行わないと罰金3000円(現在の貨幣価値で30万円)を科すという強力な強制接種法を施行し、子どもたちに対して強制的に接種がすすめられることになった。  先駆けとなった京都府では、1948年10月21・22日に第1回、11月4・5日に第2回の接種が行われた。第2回の接種を受けた15,561人の中で、接種箇所が腫れあがり、発熱する子どもが出はじめ、その後、腕全体が腫れあがり、紫色になった注射局所を中心に、やけどのような水疱ができるという患者が600人以上にまで急増。乳幼児68人が死亡した。  11月5日からは、島根県で接種が開始されたが、京都からの「接種見合わせ」の電報を受けて中止。ところが、「死ぬ心配はない」という楽観コメントがあったことや、厚生省から、被害が起きたロットナンバー以外のものを使えという指示があったことから再開されてしまった。  実際には、厚生省が示した以外のロットにも毒性があり、島根県内で300人以上の被害者が出て、16人の乳幼児が死亡した。    製薬会社の製造過程や厚生省の検査がずさんであったこと、被害発生後の現状把握や指示があまりに雑であったこと、そこには、アメリカの要求に従って、子どもたちに強制接種していくと決めていた、つまり 「接種ありき」で推し進めていた という背景がある。  しかも、日本ではすでに下火になっていた感染症なのだから、健康であれば不要だった注射を、わざわざ乳幼児に打って殺したわけだ。  予防接種をめぐるアメリカとの力関係が、GHQの時代にスタートしていたことに、暗澹とした気持ちになる。 ※国が認めた被害者数は冒頭の通りだが、複数の記録を突き合わせると、死者84人、被害者1000人以上、後遺症など不明となる ●1953年~1970年/キノホルム製剤によるスモン薬害 被害者:1万人以上 整腸剤キノホルムを服用することで、スモンと呼ばれる神経障害を発症する人が多数。企業が製造を停止するまで大勢が被害に遭った。  1955年頃から、下痢などが続いたあと、足の感覚がなくなる、しびれる、重症の場合は麻痺して歩けなくなる、目が見えにくくなるなどの症状をきたすスモン患者の集団発生が見られるようになった。  なかでも埼玉県戸田での集団発生は、東京オリンピックのボート競技の予定地であったこともあり、「戸田の奇病」と報道され、世間の関心が高まった。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!