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希蝶さん のコメント

 次々と「コロナ論4」の感想が来ていますが、SPA!の方に関連した話を記します。
 実は先日、仕事場の面談があって、上司と話をし、糞口感染の話などをしました。そして、(いつもトイレ掃除で消毒液を使って、大の取っ手や、水を流すボタンを消毒しているのですが)、取っ手消毒はOKだけれども、便座こそ消毒しなければいけないのではないか、という話をしてみました。
 すると、上司からは、輸入向け製品を売っているスーパーで、エスカレータで人が昇るたびに手すりを消毒しているという話が出てきて、今、仕事場でしているソファの消毒や、前述のトイレの消毒は市からしなさいと命じられているので(加えて職場内の売店からの要請もあって)形だけしているようなものだ、という興味深い話が聞けました。

 そんなようなものだろうとは思いましたが、この前の東京オリンピックの際に、換算者数が増えたという話も出たりしたので、それは2週間前から潜伏していたものだ、陽性者と感染者は違う、長野オリンピックの時にはインフルエンザがはやったんだ、というような話もしてきました。いちおう、その上司のかたは耳を傾けては下さいましたが、最初の緊急事態宣言は必要だったのではないか、とか、この冬、インフルエンザがはやるけれども、それが過ぎればマスクを外せるのではないか、というような結論になってしまいました。
 いますぐではないとしても、「そのうち」外せる、というのですが、「そのうち」とはいったいいつの「そのうち」なんでしょうか?

 前にも語ったような気はするのですが、職場では「コロナワクチンの話」は厳禁になっており、「みんな感情的になるから」というのですが、そのことも念を押されたので、「確約はできない。情況が変わってきているから」と答えました。実際、「ワクチンの星」の歌を職場で歌ってやりたいような気分でもあるのですが、確実に誰かに殴られるか何かするのでしょう。「サドマゾごっこをしているようだ」・「みんなで我慢比べをしているようだ」とも言ったら、さすがに眉を顰めていたようでした。

 以上、身近な出来事を報告しておきます。実は今は職場は工事中で通常業務が休みであり、普段出来ないところの掃除をしたりしているのですが、来月になり、繁忙期になったら、私も何を口にするか分からないうような気がします。お客さんがいるから、そんなに大声でああだこうだ言うことはできないのですが、つくづくマスクをして平気な顔をしている日本人が情けないです。私も「コロナ君マスク」はしてはいますが、鞄に「コロナ君キーホルダー」をつけてもいます。ハンカチの方は使うのがもったいないので、しまってありますが、それもしてみようかな。過ぎたるは猶及ばざるが如し、かな。

 もう少しつまらぬ話を記しますが、私が小学生の頃、赤痢がはやったことがあり、便所の前にはクレゾール液(だったと思う)がおかれていたことがありました。その時はひと月位で騒ぎは収まったのですが、この話も上司にしたら、「赤痢って、何?」でした。赤痢の恐ろしさは、今となってしまうと分からなくなるものでしょうか?そんなことも思いました。

 ちなみに、「コロナ論4」、横大道先生との対談を残して殆ど読了しました。本当に、多くの人に読んで欲しい本だと思いました。「コロナ論」は立ち読みですませているという人にも。でも、私が勧めても、彼は絶対に読まないのでしょう。「宗教」だとか言って。私もコロナのこと以外にもいろいろなことに興味を持ち、同時並行しておこなっているという話もしているのですが、何とかならないものでしょうか。
No.76
29ヶ月前
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第416号 2021.11.16発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…わしが出演したYouTube松田政策研究所チャンネルの動画「特番『男系維持はできないのか?皇位継承問題を小林よしのり氏に問う』」が5日に配信され、4万1千回以上再生されている。動画の前半は小室眞子さん・圭さんバッシングの批判で、17分30秒あたりから25分ほど皇位継承問題を話しているが、わしはここで徹底して「リアリティ」にこだわっている。この動画に対して寄せられたコメントを抜粋して、ひとこと付け加えていこう。さて男系派から「リアリティ」ある反論は来るだろうか? ※特別寄稿・笹幸恵…小室眞子さん、圭さんが結婚された後、週刊誌はもうこのネタで書くことがないだろうと思っていたけれど、さにあらず。圭さんはニューヨーク州の司法試験不合格、また11月4日には紀子さまの父・川嶋辰彦氏が亡くなり、引き続き小室夫妻の動向にメディアの注目が集まった。11月18日号の「週刊新潮」「週刊文春」は、いずれも大きな見出しで小室夫妻について取り上げている。それぞれ細かく見ていこう。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…新薬を簡単に信じてしまう日本人は、製薬会社はクリーンで、知的で、信用第一の企業だという性善説的なイメージを抱いているか、「世界的な大企業様のおクスリなのだから」と権威主義的に盲信している人が多いのかもしれない。だが、実態は、かなりえげつない。話題の製薬会社について、深掘りをしてみたい。ファイザーの臨床試験下請け会社の実態、そして2000年に起こしたとんでもない薬事犯罪とは!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第443回「いるいる詐欺を殲滅せよ」 2. 特別寄稿・笹幸恵「〈週刊新潮・文春比較〉眞子さんの「結婚騒動」が明らかにしたものとは何か?」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第237回「製薬会社と論文とカネの話~ファイザー、“史上最大”の薬事犯罪」 4. しゃべらせてクリ!・第372回「おじいちゃま・おばあちゃまと久々の対面ぶぁ~い!の巻【後編】」 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 編集後記 第443回「いるいる詐欺を殲滅せよ」  わしが出演したYouTube松田政策研究所チャンネルの動画「特番『男系維持はできないのか?皇位継承問題を小林よしのり氏に問う』」が5日に配信され、4万1千回以上再生されている。   https://www.youtube.com/watch?v=--PB81TIPj8  もともと松田政策研究所代表・松田学氏の持論は「男系維持」であり、動画の説明欄でも 「男系継承を守っていくためには、女系天皇容認論者の主張をよく把握した上で、十分な理論武装をしておく必要があると考えられます。今回、女系天皇容認論者として知られる小林よしのり氏との対談番組を配信するのは、そのような趣旨も踏まえてのものであり、当チャンネルとして女系天皇論を推進することを意味するものではありません」 と断り書きをしている。支持者が男系論者ばかりだから、わしを出すにはあらかじめそう釈明しておかなければいけないのだろう。  だがそれでも、議論のためには反対意見もよく聞かなければならないと、反発も承知でわしを呼び、あえて自分の主張はせずに聞き役に徹した松田氏の姿勢を評価しておこう。  動画の前半は小室眞子さん・圭さんバッシングの批判で、17分30秒あたりから25分ほど皇位継承問題を話しているが、わしはここで徹底して「リアリティ」にこだわっている。  今の皇室には、次世代の皇位継承資格者は悠仁さまだけで、このまま女性皇族が結婚して民間人になっていけば、将来の皇室は悠仁さまたったおひとりになってしまう。  悠仁さまが結婚され、男の子が何人も出来るという「神風」が吹かない限り皇室は存続できないが、 「神風頼み」など絶対にできない!大東亜戦争も最後は「神風頼み」で負けたのだから。  そもそも、男子が産まれなかったがために適応障害になってしまわれた雅子さまのケースを知りながら、それでも自分が男子を産まなければ皇室が消滅するというとんでもない重圧を負うことを覚悟して、悠仁さまと結婚する女性が現れるだろうか?   もともと「男系継承」は「側室」とセットで、これが両翼となって維持されていた。側室が欠けて片翼になったら墜落するしかないのだ。  男系が伝統というなら側室も伝統であり、大正天皇が事実上側室をやめ、昭和天皇が制度上も側室を廃止した時点で、男系の伝統も終わったのである。   男系派は、旧宮家系の男系男子国民を皇族にするよう主張しているが、そうするには皇室典範改正が必要で、それには対象となる当事者が必要だ。  いない人のために法律を変えることなどできないのだから、 まずは新たに皇族となるべき旧宮家系の男系男子とはどういう人か、国民に紹介して典範改正を訴えなければならない。  それをせずに、ただ「当事者はいる」と言うだけでは 「いるいる詐欺」 である。ネッシーやビッグフットや宇宙人が「いるいる」と言っているのと同じだ。  しかも、男系男子は1人では足りない。確率的には4つの宮家が必要だというから、それなら4人必要となる。   今までの国民としての身分、職業、家族、人間関係の全てを捨てて、皇族になる人が4人もいるだろうか?  さすがにそんな人はいないとわかってくると、櫻井よしこらは旧宮家系の「子供」を宮家の養子にするという案を言い出した。  だが、自分の子供を養子に差し出す親がいるわけがないし、子供も親から離れて自由も人権もない所に行きたくもなかろうし、もし強制などしたら完全な人権侵害で、憲法違反になる。   しかも養子を受け入れる宮家もなくて、養子になる側、養子をとる側、両側からいないのだ。  すると今度は、櫻井らは廃絶した宮家に「家族ごと」入ってもらうという案を言い出したが、これはかつて竹田恒泰が言っていた説である。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!