• このエントリーをはてなブックマークに追加

ただしさん のコメント

 玉川モーニングデマの録画を見ました。その前の番組のエンディングが映っていて、また画面右上の方に、文字が。
「速報 独・オミクロン株“初の死者(ピンク色で)” ロンドン“9割が変異株”」
だそうです。煽ったのでしょうね。

 そして、玉川モーニングデマ。8時半まで、とりとめの無い話題が続いたので、『これは8時半から気合入れて始めるパターンだな』と思ったら案の定。

 まず吉村知事の映像が映り、そしてスタジオのパネルのタイトル文字が映し出されます。読めよと視聴者に言いたそうです。羽鳥が解説しながら読んでいきます。
 そのタイトルは「オミクロン株 京都でも市中感染 3回目接種 国の在庫なぜ配らない?」でした。“3回目接種”の所だけ、カメラが更に寄ってドアップになりした。
 今日の内容は、
『ワクチン3回目打てよ!』
で決定です☆

 羽鳥によると、国が抱えているワクチンの在庫が自治体に配られていないそうです。

 VTRで、吉村知事と京都の知事の昨日の会見の様子が立て続けに流され、
『オミクロン株の陽性者が1名判明致しました。』
と2人とも言ってます。

1名て! その人の症状言わんかい!

『大阪に続いて、京都でも市中感染が確認されたオミクロン株』
なんてナレーションが、緊迫感溢れる音楽と共に流れます。

1名ちゃうんかい! その人の症状ハヨ言わんかい!

 岸田首相のVTRが今度は流れ、
『こうしたオミクロン株の封じ込め対策が、ま必要な地域なついては、不安のある方すべての方を対象に、“無料検査を実施(赤色)”できるように致します』
だそうです。

無料検査しちゃアカンの! するから不安になるの! 『ま』なんて言葉挟んでホントは封じ込め対策なんか必要ないって知ってんでしょ岸田氏!

 続いて出てきたのは尾身としのり、じゃなかった尾身茂会長。「内閣府 Cabinet Office」という文字が所々に書かれたパネルを背に、8本ものマイクに向かって喋る会長。顔のツヤや肌のハリが良いです。
『年末年始のまぁ行事ゅぅ、こういうもので、を契機に感染が、拡大してきたということは、もう我々、ずっと学んできたいたら、訳です』

は? 何? テキトーなこと言うのに口の方がついてきていませんが、会長。

『帰省や、旅行は、ま慎重に、検討していただければっと思います』

まだまだ楽しみ足りねえか、会長。また『影響力あるなあ俺』って自分に酔いしれてえか、会長。顔しかめ芸に、なんだか手抜きを感じられたんだけど、それで大丈夫か会長。

 まだ何か喋ってたけどカットされてた会長の映像の後に、センセーショナルな音楽と共に挟まれるナレーション。
『3回目の接種、前倒しが呼びかけられる中、日本国内の、ワクチンの“在庫”と、“供給量”の実態とは?』
 画面には文字も出てくるのですが、何故か下の方が見切れて読めなくなっています。何でしょう。何かあるのかテレ朝。何かにアワアワしているのでしょうか。

 カメラがスタジオに戻ると、すぐさま今日のゲストを紹介する羽鳥。
『さ、ああ、こっからは感染症学ごせんもんです。日本医科大学特任教授の北村義浩先生お話をお伺いします、お願いします。』

 背筋を伸ばして椅子に座る北村。紹介を受けると
『おはようございます。宜しくお願いします。』
と、前にペコ、羽鳥にペコと。改めてじっくり見ていると、以外に俊敏な動きしますね、北村。

 ここから本格的に始まったパネルコーナー、今日は2面の、大きさが中くらいのパネルでしたが、最初の大阪の市中感染を挙げていた所で、もう見えた気が致しました。海外渡航歴の無い家族がいて、小学校の先生をやっている夫と、その妻、そして未就学女児の娘さんが発症。周りの何人かがオミクロン疑い。夫の勤務先の学校が休校になり、全員検査、3クラス100人全員陰性、娘さんの友達が通っていた児童福祉施設も休業で全員検査、とか相関関係をご丁寧にパネルにしてやり始めてましたが、肝心の、
『オミクロンはどんだけ恐ろしいのか』
という部分はすっかり無視したまま、ただコワイぞ〜コワイぞ〜と煽り、恐くなくなるにはワクチンだぞ〜ワクチンだぞ~と煽る。そんな内容なのでしょうね、今日は。

 あっ! 国内のワクチン在庫がどうとか言ってたんだった!
Σ(゚Д゚)!

 ま、いいかな。今日はこの辺で勘弁してやらあ。
( ̄ー ̄)ドキドキドキドキ

 3分しか見れませんでした。
 来週、また、頑張りたいと思っています!
( ̄ー ̄)ドキドキドキドキ

 失礼。
「○ボトッ
No.101
35ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第420号 2021.12.21発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…東京都内の街の人々は、マスクだけはビッシリと着用しながらも、百貨店やショッピングセンター、家電量販店などに「密」を形成して買い物に没頭している。一方マスコミはと言うと、相変わらず「オミクロン株キター!」の連呼である。そして「オミクロン空騒ぎ」に乗じてはじまったのが「ワクチン、ブースター接種急げー!」の煽りだ。製薬会社のグダグダさ加減、そしてワクチンを打った国々が現状どうなっているのか、最新のデータを見ておこう。 ※「ゴーマニズム宣言」…まさに「歴史は繰り返す」ものなのだ。先週号を読んで、新型コロナワクチンの被害が闇に葬られようとしている現在の様子は、昭和30年(1955)に発生した森永ヒ素ミルク事件にそっくりだと思った人も多いのではないか。事件はその後どういう経緯をたどったのかを見てみよう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!同じ「反自粛派」でも組織人か否かで言動は違ってくる?コロナの軽症者は入院までして何の治療を受けているの?21世紀型とは生物の本能を毀損していく過程の世代では?応援している女優さんのイベントに参加し『コロナとワクチンの全貌』を手紙と共に贈った自分は愚かでしょうか?クリスマスはどんな気持ちで過ごす?先生の考える「理想の正月の過ごし方」とは?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第241回「オミクロン空騒ぎとワクチン接種のその後」 2. ゴーマニズム宣言・第447回「森永ヒ素ミルク事件 中編」 3. しゃべらせてクリ!・第376回「あたくしゅ茶魔美! 沙麻代ちゃんとのガールズトークでしゅ!の巻【後編】」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第241回「オミクロン空騒ぎとワクチン接種のその後」  東京都内の街の人々は、マスクだけはビッシリと着用しながらも、百貨店やショッピングセンター、家電量販店などに「密」を形成して、買い物に没頭している。めぼしい飲食店は、予約満席のケースが多く、大衆居酒屋などでも、老若男女がゲラゲラ笑いながら酔っぱらっている様子があちこちで見られる。  ただ、マスコミはと言うと、相変わらず 「オミクロン株キター!」 の連呼である。  12月17日(金曜)の東京新聞には、度肝を抜かれた。  なにしろ、朝刊1面トップ記事が、これだ。 「オミクロン株『水際』すりぬけ」 「自宅待機 都内の女性陽性」 「接触し感染か 知人男性がサッカー観戦」    記事によれば、米国から帰国した20代女性が、空港検疫では陰性だったものの、自宅待機中に発熱し、オミクロン株に感染していることが発覚したというもの。  素直に自己申告しすぎだよと言いたくなるが、帰国当日には、女性の自宅に彼氏がお泊まりして濃厚接触しており(それもしゃべりすぎだよ)、彼氏は、発熱と咳の症状が出たが、薬を飲んで会社に出勤しており、家族や同僚らと一緒にサッカー天皇杯を観戦したという。  その後、彼女のオミクロン株をもらっていたことが発覚し、サッカー場で男性の周囲にいた人々に対して検査が呼びかけられ、女性と同じ飛行機に搭乗していた人は、濃厚接触者扱いになっている。  どんだけ恐ろしい変異株なのかという話だが、 肝心の女性は「ほぼ症状がなく、入院中」、彼氏も「症状がない」 と真面目に書かれているのでズッコケる。  症状がないなら、いつぞやの「新宿ホスト大量入院」と同じことになって、防護服で対応しなければならない看護師たちにストレスを与えるだけだから、すぐさま解放したほうがいい。  この日は、森友学園問題で自殺に追い込まれた財務省職員・赤木俊夫さんの妻が起こした訴訟が、冷酷無比に幕引きされた翌朝だった。東京新聞ならば、国家を糾弾する姿勢をトップで見せてくれよと思う。  だが、新聞社として、国家権力の疑獄よりも重要なのは、 風邪をひいた若いカップルのお泊まり話!  記者は、一体どんな顔でこの記事を書いたのか。  このくだらなさは、東京新聞だけではない。テレビでは、次々と速報が打たれ、報道番組は、カップルの様子について、ほぼ犯罪者扱いで解説。     https://youtu.be/UU_FJaxIaCE     https://www.youtube.com/watch?v=rJNK-zi3IZ8     https://www.youtube.com/watch?v=0XIa74BTWa8  どこもかしこも頭がおかしい。  ちょろっと熱が出て、すぐ治ったなら、 「風邪ですね」 で終わりでいい!  広まりやすいのならば、たまたま人生の終末を迎えつつある人や、ひどく免疫機能の衰えた人の口内に入った所をキャッチされて、「オミクロン死者」と騒がれることになるのだろう。  しかし、そもそもバカの一つ覚えの「PCR検査」にさえ固執しなければ、注目すらされない話なのだ。  サッカーの試合は、入場上限が撤廃されて18,000人の観客が入っていたそうだが、同じ競技場にいたという若い男性が、 「密になっていた」「不安」 などとインタビューに答えているのでため息が出た。  みずから上限撤廃の試合に出かけておいて、何を言い出しているのか、「自分の免疫に自信を持て~!」と肩をつかんで前後左右に強く揺さぶりたい。それに、この時期、ノロウイルスなど、軽い発熱などでは済まない強烈な感染症はいくらでもあるではないか。  しかし、インタビューされている人の様子を見ていると、いま街に繰り出して楽しんでいる普通の人々も、テレビカメラを向けられて、オミクロン株について聞かれると、途端に 「みんな出てきているから怖いですね」「密は不安です」 と答えるのではと思えてくる。世間に対して見せる自分と、欲望に忠実に行動する自分とが分裂している。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!