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masaさん のコメント

今日のモーニングショーは前半はオミクロン祭り。

デルタが終息した時は姿を見せなかった尾身が亡霊のように現れて会見をした映像を流した後、大阪や京都で市中感染が!という話に入っていきました。重症化しないのであれば子どもが感染しているから心配だという方向に持っていきたい様子。北村は「子どもも症状が出るのが今までと違う」などと番組のディレクションに沿ったコメント。あのなあ、冬に子どもが風邪を引くなんて珍しくもなんともないのだが。氷山の一角だ、重症化しないかどうかまだわからない、後遺症もあるなどとひたすら不安を煽るばかり。2年弱ずっと同じことを言っているな。いつまでわからないわからない言い続けるのやら。それにしてもまだわからないコロナになぜワクチンが効くとか言えるのか。矛盾を感じないのか。

一茂は「オミクロン、オミクロンと言うが医療体制の話が置き去りにされている」「お医者様の間ではインフルエンザ以下だと言う人も増えてきている」とコメント。ちゃらんぽらんだけど言うことは言いますね。その時の北村は明らかに困った表情を浮かべて、「公衆衛生の専門家は危機感を持っている」と言っていましたが、要は西浦のようなその手の専門家は机上の空論でものを言っているだけどいうことね。

玉川は「無症状の感染者が広げるから検査をして見つけろ」とコメント。まだ言っているよ、コイツ。検査をして隔離しろということだが、それが公共の福祉によって許容される人権の制約とは言えないから問題にしているんだろ。また、「煽り過ぎと言われるが煽って結果的に大したことがなかったらそれでいいじゃないですか」とコメント。まだ言っているよ、コイツ。反対意見に耳を貸さないどころかトンデモ説のように扱っているから煽っているって言われるんだよ。自殺者や生活に困窮する人が増えて結果的に大したことがなかったらそれでいいなどととはとてもじゃないけど言えないわ。岸田総理のことを「こういう政治家がやっと出てきてくれた」と評価していましたが身の毛がよだちました。

後半はワクチン打て打て団のどんちゃん騒ぎ。またしても亡霊のように現れた河野の発言を祭り上げてアメリカやイギリスでは1月後半にピークを迎えるから日本も今すぐ打てと玉川が吠える。南アフリカでは終息しつつあるとの報道もあったけど無視。だから煽っていると批判されるんだよ。全然わかっていない。南アフリカの件はLINEでも質問が寄せられていて北村が答えていましたが、「南アフリカもこれからクリスマスや年末がある。増えたことによって怖いから外出しないでおこうという人が増えたから収まったように見えるけどまだわからない」と思い込みで語っていました。これが「感染症学がご専門」の方なのか…。

また玉川は厚労省が前倒し接種しないことについて「またできない理由を探している。これは不作為ですよ」と憤慨。これはあくまで私の想像ですが、厚労省はワクチンの副作用を懸念しているのかもしれませんね。これでワクチンが危険だということになればこいつらは居丈高に厚労省を批判するんでしょうね。

No.98
36ヶ月前
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第420号 2021.12.21発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…東京都内の街の人々は、マスクだけはビッシリと着用しながらも、百貨店やショッピングセンター、家電量販店などに「密」を形成して買い物に没頭している。一方マスコミはと言うと、相変わらず「オミクロン株キター!」の連呼である。そして「オミクロン空騒ぎ」に乗じてはじまったのが「ワクチン、ブースター接種急げー!」の煽りだ。製薬会社のグダグダさ加減、そしてワクチンを打った国々が現状どうなっているのか、最新のデータを見ておこう。 ※「ゴーマニズム宣言」…まさに「歴史は繰り返す」ものなのだ。先週号を読んで、新型コロナワクチンの被害が闇に葬られようとしている現在の様子は、昭和30年(1955)に発生した森永ヒ素ミルク事件にそっくりだと思った人も多いのではないか。事件はその後どういう経緯をたどったのかを見てみよう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!同じ「反自粛派」でも組織人か否かで言動は違ってくる?コロナの軽症者は入院までして何の治療を受けているの?21世紀型とは生物の本能を毀損していく過程の世代では?応援している女優さんのイベントに参加し『コロナとワクチンの全貌』を手紙と共に贈った自分は愚かでしょうか?クリスマスはどんな気持ちで過ごす?先生の考える「理想の正月の過ごし方」とは?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第241回「オミクロン空騒ぎとワクチン接種のその後」 2. ゴーマニズム宣言・第447回「森永ヒ素ミルク事件 中編」 3. しゃべらせてクリ!・第376回「あたくしゅ茶魔美! 沙麻代ちゃんとのガールズトークでしゅ!の巻【後編】」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第241回「オミクロン空騒ぎとワクチン接種のその後」  東京都内の街の人々は、マスクだけはビッシリと着用しながらも、百貨店やショッピングセンター、家電量販店などに「密」を形成して、買い物に没頭している。めぼしい飲食店は、予約満席のケースが多く、大衆居酒屋などでも、老若男女がゲラゲラ笑いながら酔っぱらっている様子があちこちで見られる。  ただ、マスコミはと言うと、相変わらず 「オミクロン株キター!」 の連呼である。  12月17日(金曜)の東京新聞には、度肝を抜かれた。  なにしろ、朝刊1面トップ記事が、これだ。 「オミクロン株『水際』すりぬけ」 「自宅待機 都内の女性陽性」 「接触し感染か 知人男性がサッカー観戦」    記事によれば、米国から帰国した20代女性が、空港検疫では陰性だったものの、自宅待機中に発熱し、オミクロン株に感染していることが発覚したというもの。  素直に自己申告しすぎだよと言いたくなるが、帰国当日には、女性の自宅に彼氏がお泊まりして濃厚接触しており(それもしゃべりすぎだよ)、彼氏は、発熱と咳の症状が出たが、薬を飲んで会社に出勤しており、家族や同僚らと一緒にサッカー天皇杯を観戦したという。  その後、彼女のオミクロン株をもらっていたことが発覚し、サッカー場で男性の周囲にいた人々に対して検査が呼びかけられ、女性と同じ飛行機に搭乗していた人は、濃厚接触者扱いになっている。  どんだけ恐ろしい変異株なのかという話だが、 肝心の女性は「ほぼ症状がなく、入院中」、彼氏も「症状がない」 と真面目に書かれているのでズッコケる。  症状がないなら、いつぞやの「新宿ホスト大量入院」と同じことになって、防護服で対応しなければならない看護師たちにストレスを与えるだけだから、すぐさま解放したほうがいい。  この日は、森友学園問題で自殺に追い込まれた財務省職員・赤木俊夫さんの妻が起こした訴訟が、冷酷無比に幕引きされた翌朝だった。東京新聞ならば、国家を糾弾する姿勢をトップで見せてくれよと思う。  だが、新聞社として、国家権力の疑獄よりも重要なのは、 風邪をひいた若いカップルのお泊まり話!  記者は、一体どんな顔でこの記事を書いたのか。  このくだらなさは、東京新聞だけではない。テレビでは、次々と速報が打たれ、報道番組は、カップルの様子について、ほぼ犯罪者扱いで解説。     https://youtu.be/UU_FJaxIaCE     https://www.youtube.com/watch?v=rJNK-zi3IZ8     https://www.youtube.com/watch?v=0XIa74BTWa8  どこもかしこも頭がおかしい。  ちょろっと熱が出て、すぐ治ったなら、 「風邪ですね」 で終わりでいい!  広まりやすいのならば、たまたま人生の終末を迎えつつある人や、ひどく免疫機能の衰えた人の口内に入った所をキャッチされて、「オミクロン死者」と騒がれることになるのだろう。  しかし、そもそもバカの一つ覚えの「PCR検査」にさえ固執しなければ、注目すらされない話なのだ。  サッカーの試合は、入場上限が撤廃されて18,000人の観客が入っていたそうだが、同じ競技場にいたという若い男性が、 「密になっていた」「不安」 などとインタビューに答えているのでため息が出た。  みずから上限撤廃の試合に出かけておいて、何を言い出しているのか、「自分の免疫に自信を持て~!」と肩をつかんで前後左右に強く揺さぶりたい。それに、この時期、ノロウイルスなど、軽い発熱などでは済まない強烈な感染症はいくらでもあるではないか。  しかし、インタビューされている人の様子を見ていると、いま街に繰り出して楽しんでいる普通の人々も、テレビカメラを向けられて、オミクロン株について聞かれると、途端に 「みんな出てきているから怖いですね」「密は不安です」 と答えるのではと思えてくる。世間に対して見せる自分と、欲望に忠実に行動する自分とが分裂している。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!